北見治一

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きたみ はるかず
北見 治一
本名 北見 治一
生年月日 (1920-07-30) 1920年7月30日
没年月日 1995年
出生地 日本の旗 日本神奈川県横須賀市
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ演劇
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北見 治一(きたみ はるかず[1]1920年7月30日[1] - 1995年)は、日本俳優、日本演劇史研究家。本名同じ[1]

神奈川県横須賀市出身[1]早稲田大学国文科卒業[1]

人物・来歴[編集]

大学在学中に劇団「若い仲間」を結成して演劇活動を行う一方、同人誌「演技研究」を発刊する[1]

1943年より兵役のためフィリピンレイテ沖海戦に加わる[1]

1949年女優杉村春子の紹介で文学座に参加し、1950年の舞台『わが心の高原』(ユージン・オニール)ので、杉村の相手役を演じる[1]

岩田豊雄を師と仰ぎ、中村伸郎らと親しかった。1963年三島由紀夫の『喜びの琴』事件で脱退し、1964年劇団NLT結成に参加する。ほか多くの舞台、映画、テレビに硬軟(悪役と好人物)を使い分ける人間味溢れる名脇役として出演した。

1969年のテレビドラマ『守ルモ攻メルモ』(TBS)では、アパートの住民の一人で、アパート内の家事全般を引き受けていることからオカアサンの愛称で呼ばれる男性役でレギュラー出演。当時の紹介記事の中で「はじめは料理を作ったりする役なので戸惑いましたが、一風変わったホームドラマなので楽しいです」と述べている[1]

1988年、著書『回想の文学座』で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

出演[編集]

映画[編集]

テレビ[編集]

舞台[編集]

  • 商船テナシチー
  • 天一坊七十番
  • マカロニ金融
  • ものみな歌でおわ - 花田清輝
  • わが心高原に

著書[編集]

  • 『鉄笛と春曙 近代演技のはじまり』(1978年、晶文社
    近代日本演劇史に名を残しライバル関係だった名優東儀鉄笛土肥春曙の事跡を緻密な資料と証言を基に執筆した論考。
  • 『回想の文学座』(1988年、中公新書。実体験に基づく半生記)。

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d e f g h i 『福島民報』1969年2月26日付朝刊、8面。

参考[編集]

  • 回想の文学座

外部リンク[編集]