北小金駅

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北小金駅
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南口(2018年11月)
きたこがね
Kita-Kogane
所在地 千葉県松戸市小金8-3
北緯35度50分0.3秒 東経139度55分52.7秒 / 北緯35.833417度 東経139.931306度 / 35.833417; 139.931306座標: 北緯35度50分0.3秒 東経139度55分52.7秒 / 北緯35.833417度 東経139.931306度 / 35.833417; 139.931306
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 コネ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
19,690人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1911年明治44年)5月1日[2]
乗入路線 2 路線
所属路線 常磐線(各駅停車)
(正式には常磐線
駅番号 JL26
キロ程 22.0km(日暮里起点)
綾瀬から14.3 km
JL 25 新松戸 (1.3 km)
(2.5 km) 南柏 JL 27
所属路線 武蔵野線(貨物支線・北小金支線)
キロ程 2.9* km(JR貨物・南流山起点)
南流山 (2.9 km)
備考 業務委託駅
* 貨物支線はJR東日本が第一種鉄道事業者であるが、同社では営業キロを設定していない。第二種鉄道事業者であるJR貨物のみ営業キロを設定している。
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北口(2018年11月)

北小金駅(きたこがねえき)は、千葉県松戸市小金にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線である[1]

概要[編集]

当駅は江戸時代頃から水戸街道宿場町として栄えた「小金宿」に位置し、旧水戸街道(旧・八坂神社前)より本土寺に至る参道の途中に建設された歴史的経緯を持つ[3]

東日本旅客鉄道(JR東日本)の常磐線を走行する常磐緩行線武蔵野線(馬橋支線)の1社2路線が乗り入れている。

当駅周辺は歴史が古く、多くの神社寺院の数がある。その中でも「名刹」とされる本土寺東漸寺は、それぞれアジサイ[4]しだれ桜の名所であり[5]、見頃の時期には観光客で賑わう。また、駅南方の旧水戸街道沿いは、宿場町として栄えた名残が残る旧市街地である[4]地方自治の面でも、松戸市と合併するまでは東葛飾郡小金町の中心であった[注 1]

南口側に各主要施設を結ぶ歩行者デッキ(ペデストリアンデッキ)が整備されており、北口側もエレベーター付きの跨線橋が設けられている。

当駅にはJR東日本都市開発運営のミニ駅ビルであるスキップ北小金(skip)、近傍にはUR都市機構再開発ビルであるピコティ北小金東館(イオン北小金店など)、ピコティ北小金西館(名店街、松戸市役所小金支所など)のほか、雑居ビル集合住宅寺院など多種多様な用途の建造物が混在している。

マツモトキヨシは駅南側で創業した「松本薬舗」がルーツであり[6]、かつては本社が置かれていた。

乗り入れ路線[編集]

当駅に乗り入れている路線は線路名称上の常磐線であり、運行系統としては緩行線を走る常磐緩行線が停車する。このほかに貨物列車専用の武蔵野線(北小金支線)が分岐している。この支線は常磐線の快速線から分岐しており、分岐箇所は馬橋駅構内の扱いである。武蔵野線支線を走行するのはその大部分が貨物列車である。臨時で旅客列車が走行する場合もあるが、その場合の運賃計算は新松戸駅経由の扱いになる。なお、当駅の所属線は常磐線である。当駅の事務管理コードは▲441110である。

旅客輸送[編集]

  • JL 常磐緩行線:緩行線を走行する常磐線の近距離電車。 - 駅番号「JL 26

貨物線[編集]

歴史[編集]

駅構造[編集]

島式ホーム1面2線を有する[1]地上駅で、橋上駅舎を有している。南側2線の緩行線上にホームがある。北側2線は快速線であり、ホームは設置されていない。当駅から上野駅方面を利用する場合は松戸駅土浦駅方面を利用する場合は柏駅での乗り換えが必要となる。

業務委託駅JR東日本ステーションサービス委託)で新松戸駅が当駅を管理している。かつてはみどりの窓口が設置されていたが、2009年8月19日をもって営業を終了した。指定席券売機Suica対応自動改札機設置駅。

バリアフリー設備として、ホームと改札階を連絡するエスカレーターが上り・下りで各1台ずつおよびエレベーターが1基、駅南側地上と改札階を連絡するエレベーターが1基設置されている。また、ホーム中央に待合室が設置されている。

のりば[編集]

番線 路線 方向 行先
1 JL 常磐線(各駅停車) 下り 我孫子方面
2 上り 松戸北千住代々木上原方面

(出典:JR東日本:駅構内図

駅舎内の施設(駅ナカ・駅ビル)[編集]

駅ナカ商業施設としてJR東日本都市開発運営のミニ駅ビル「スキップ北小金(skip)」がある。

利用状況[編集]

2021年(令和3年)度の1日平均乗車人員19,690人である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。

年度別1日平均乗車人員[統計 1]
年度 1日平均
乗車人員
出典
1990年(平成02年) 27,959 [* 1]
1991年(平成03年) 28,202 [* 2]
1992年(平成04年) 28,665 [* 3]
1993年(平成05年) 28,763 [* 4]
1994年(平成06年) 28,959 [* 5]
1995年(平成07年) 28,727 [* 6]
1996年(平成08年) 28,704 [* 7]
1997年(平成09年) 27,976 [* 8]
1998年(平成10年) 27,453 [* 9]
1999年(平成11年) 27,433 [* 10]
2000年(平成12年) [JR 1]27,385 [* 11]
2001年(平成13年) [JR 2]27,057 [* 12]
2002年(平成14年) [JR 3]26,677 [* 13]
2003年(平成15年) [JR 4]25,852 [* 14]
2004年(平成16年) [JR 5]25,997 [* 15]
2005年(平成17年) [JR 6]25,573 [* 16]
2006年(平成18年) [JR 7]26,069 [* 17]
2007年(平成19年) [JR 8]26,287 [* 18]
2008年(平成20年) [JR 9]26,206 [* 19]
2009年(平成21年) [JR 10]25,624 [* 20]
2010年(平成22年) [JR 11]25,141 [* 21]
2011年(平成23年) [JR 12]24,625 [* 22]
2012年(平成24年) [JR 13]24,321 [* 23]
2013年(平成25年) [JR 14]24,386 [* 24]
2014年(平成26年) [JR 15]24,112 [* 25]
2015年(平成27年) [JR 16]24,257 [* 26]
2016年(平成28年) [JR 17]24,323 [* 27]
2017年(平成29年) [JR 18]24,552 [* 28]
2018年(平成30年) [JR 19]24,588 [* 29]
2019年(令和元年) [JR 20]24,335 [* 30]
2020年(令和02年) [JR 21]19,078
2021年(令和03年) [JR 22]19,690

駅周辺[編集]

再開発ビル・雑居ビル・寺院・集合住宅など様々な用途の建造物が混在しており、駅より徒歩10分圏内には古くからの住宅地と新興住宅地が混同している。坂川周辺には一部などがある。北・南方面は台地、東・西方面は低地である。東方面は流山両市境にも近い。低地には谷津田、台地には畑や山林を宅地化したところがいくつか存在する。

南口(東漸寺方面)[編集]

駅舎は元々小金市街の方に向いた南側にあり、橋上駅となってからも駅前広場は南側にしかない。故に「南口」の名称は、地元住民の日常生活においてほとんど聞かれることはない。「駅前」と言えば、南側を指す場合が多い。

商業施設

公共施設

  • 小金市民センター
    • 松戸市立図書館 小金分館

金融機関・郵便局

教育

  • ニホン国際ITカレッジ

名所

北口(本土寺方面)[編集]

駅前にのみ雑居ビルと小さな商店街がある。目立たないが、駅前に寺院もある。

公共施設

  • 小金北市民センター
    • 松戸市立図書館 小金北分館

金融機関・郵便局

商業施設

  • 小金北商店会(商店街) - 駅前

名所

その他

  • 大倉記念病院
  • 紫陽花テニスクラブ

バス路線[編集]

駅前再開発後は、駅舎前にある「北小金駅停留所から小金原団地線が発着している。それ以前の小金原団地線は、北小金駅入口(現在のみずほ銀行北小金支店付近、その後現在のピコティ東館 南付近に臨時移設)バス停が起・終点であった。また、2006年3月16日の小金原団地線馬橋駅入口系統廃止に伴い新設された「貝の花小循環」が乗り入れ、常磐線の駅と小金原地区を結ぶバス路線は当駅に集約・一本化された。同時に西新田経由(旧・五香北線)でも小金原に乗り入れている。その他、この地域有数のコンサートホール森のホール21」へ直通する路線もかつて存在していた(2015年3月に新松戸駅に行先が変更された)。また新京成バスでは、バス案内所行の深夜バスが運行されている。

かつて、新京成電鉄(当時)の路線においては西新田・光ヶ丘経由で五香駅、東武は南柏駅入口経由で柏車庫(その後柏駅東口・駅入口)までの路線系統があったが、のちに短縮されている。また、1980年代前半までは馬橋駅へ行く新京成電鉄(当時)の系統があった。

1番のりば(東武バスセントラル
2番のりば(松戸新京成バス
  • R1:北小金駅行
  • R2:バス案内所行
3番のりば(松戸新京成バス)
  • L3:北小金駅行
  • L4:バス案内所行
4番のりば(松戸新京成バス)
  • 23:バス案内所行
  • 10:幸田循環
5番のりば(松戸新京成バス)
  • 13:貝の花小循環、貝の花行

隣の駅[編集]

東日本旅客鉄道(JR東日本)
JL 常磐線(各駅停車)
新松戸駅 (JL 25) - 北小金駅 (JL 26) - 南柏駅 (JL 27)
武蔵野線貨物支線(北小金支線)
南流山駅 - 北小金駅

脚注[編集]

[脚注の使い方]

記事本文[編集]

注釈[編集]

  1. ^ なお「北小金」と称する地名は歴史的に存在しない。

出典[編集]

  1. ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 05号 上野駅・日光駅・下館駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年9月9日、26頁。 
  2. ^ a b c d e f 石野哲(編) 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、426頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 『わがまちブック松戸1』特定非営利活動法人まちづくりNPOセレガ、2006年7月31日、22頁。 
  4. ^ a b “房総の駅百景 常磐線北小金駅(松戸市小金) アジサイの本土寺と水戸街道”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 8. (1998年9月11日) 
  5. ^ “シダレザクラ満開 松戸市の東漸寺”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 19. (2006年3月29日) 
  6. ^ 歩みと歴史”. マツモトキヨシ. 2021年8月26日閲覧。
  7. ^ 大蔵省印刷局編、『官報 1911年4月17日(第八千三百四十二號) 鐵道院告示第二十八號』、1911年、431頁
  8. ^ “駅前にそびえる3つのビル 松戸のJR北小金駅 南口再開発事業が着工”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 13. (1991年7月7日) 
  9. ^ “JR北小金駅南口地区 「ピコティ西館」3日オープン 専門店や市小金支所 松戸”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 16. (1993年12月1日) 
  10. ^ “北小金駅前にピコティ西館オープン”. 毎日新聞 (毎日新聞社): pp. 26. (1993年11月30日) 
  11. ^ “路線バス、北小金駅前に乗り入れ きょうから”. 読売新聞 (読売新聞社): pp. 26. (1994年3月1日) 
  12. ^ “北小金サティ 来月1日オープンへ 都市生活者ニーズに合わせ 松戸”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 16. (1994年2月15日) 
  13. ^ “常磐(各駅停車)線に初めてホームドアを導入します 〜2021年度にホームドアを使用開始する常磐(各駅停車)線の駅について〜” (日本語) (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道東京支社, (2020年11月17日), オリジナルの2020年11月17日時点におけるアーカイブ。, https://web.archive.org/web/20201117063610/https://www.jreast.co.jp/press/2020/tokyo/20201117_to03.pdf 2020年11月17日閲覧。 

広報資料など一次資料[編集]

  1. ^ Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初) (PDF)” (日本語). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月24日閲覧。

利用状況[編集]

  1. ^ 千葉県統計年鑑 - 千葉県
JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目[編集]

外部リンク[編集]