メモ帳

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メモ帳
Microsoft Windows コンポーネント
詳細
標準提供 すべてのMicrosoft Windows
関連コンポーネント
ワードパッド

メモ帳(メモちょう)とは、Microsoft Windowsに付属するテキストエディタである。ファイル名はnotepad.exeWindows 1.0から付属する。

概要[編集]

Windowsならどのバージョンにも付属しているので、誰でもテキストファイルを読み書きできる(ちなみにMS-DOSでは、Ver.5以降に同様の機能を持つ外部コマンドのスクリーンエディタが存在していた。名称はPC/AT互換機用ではEDITだが、他社の移植版では異なっていた)。デフォルトでWindows版のInternet ExplorerInternet Explorer 7までソースビューアとしても利用されていた[1]

Windowsのバージョンによってメモ帳のバージョンも異なる。Windows 95などのWindows 9x系統に付属した初期のバージョンでは、64 KiB以上のテキストファイルを扱えない。このようなファイルを開こうとしたときは、デフォルトでは、Windowsに標準で搭載されているワープロソフトであるワードパッドを起動するか訊ねられる[2]

最近[いつ?]のバージョンではASCII以外の文字コードにもある程度対応し、日本語に関して言えばMicrosoftコードページ932(いわゆるShift_JIS)に、さらにWindows NT系ではUnicodeUTF-16のリトルエンディアン・ビッグエンディアン、BOM付きのUTF-8)に対応している。EUC-JPISO-2022-JPには対応していない。そのため、対応していない文字コードで書かれた、HTMLなどのファイルをメモ帳で表示させた場合には、文字化けが起きる。これを正しく表示するためには、それらの文字コードに対応したテキストエディタビューアを用意し、それで開くように設定を変更する必要がある。

実行ファイルは、Windows NT系では%SystemRoot%\System32、Windows 9x系では%WinDir%にある。ここで、%SystemRoot%と%WinDir%は、Windowsをインストールしたフォルダであり、大抵はC:\WINDOWSないしC:\WINNTである。

機能[編集]

テキストファイルの読み書き、検索・置換など基本的な機能のほかは、後述するタイムスタンプ挿入機能と行の折返し表示程度しか備えて居らず、エディタとしては低機能な部類に属する。この機能のシンプルさから最低限の機能を持ったエディタとして捉えられる向きもあり[誰によって?]、習作としてメモ帳を摸倣したエディタが開発されることがある[3]

近年はパソコンの高性能化が著しく、それに見合うだけの高機能化を図った重量級エディタが増加の傾向にある[要出典]。しかしただ単に「文章を残す」という目的ならメモ帳で充分であり[独自研究?]、前述のように必要最低限の機能しか備えていないためどんな局面でも軽量な動作ができる[要出典]。また、Windowsに標準付属しているのでWindowsユーザーなら誰でも取り扱いができるという互換性の高さもあり、愛用者も少なくない[要出典]

メモ帳独自の機能としては簡易的な日誌機能が存在する。先頭の行に大文字で.LOGと入力してから終了すると、以後そのファイルを開くたびにファイルの末尾にそのときのタイムスタンプ(年月日時分)が追加されるのである。追加されたタイムスタンプの後に文章を入力すると日誌として使うことができる。また、単にF5キーを押すと、その時点でのタイムスタンプが挿入される。

脚註[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ Internet Explorer 8以降ではInternet Explorer内蔵の開発者ツールの一部であるソースビューアが既定で使用される。既定のソースビューアは、開発者ツールから変更できる。
  2. ^ "File Is Too Large to Open" Message in Notepad” (英語). サポート技術情報. マイクロソフト (2007年1月24日). 2008年3月26日閲覧。
  3. ^ メモ帳++メモ帳2Kなど。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

マイクロソフト社のサイト
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