スタートメニュー
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スタートメニュー(Start menu)は、マイクロソフトが開発するオペレーティングシステムであるWindows 95からWindows 7まで、そしてWindows 10に搭載されているメニューである。
初期状態では、タスクバーの左側に表示されるスタートボタンを押すことで表示される。なお、Windows Vista以降は、ボタンは実際には「スタート」とは記述されずに、Windowsのロゴマークのみとなった。
Windows 8 以降[編集]
Windows 8[編集]
2012年に発売されたWindows 8では、「使用頻度の減少」を理由にスタート画面に置き換えられた。ちなみに、右下にある「デスクトップの表示」ボタンと同じ幅の余白が空いており、そこを押すとスタート画面が表示されるようになっていた。
翌年に発表されたWindows 8.1では、スタートボタンのみが復活した(スタート画面を呼び出すためのボタンとしてのみ機能する)。
Windows 10[編集]
2015年に発表されたWindows 10では、スタートメニューが復活した。Windows 95から7までのものに、8系のスタート画面の要素であるライブタイルを統合した形となっている。
Windows 7までのようなスタートメニューのタイプと、Windows 8.xのようなスタート画面のタイプを設定から選べる。前者の場合は、右にピン留めしたタイル、左にアプリ一覧という構成になり、後者の場合は、ピン留めしたタイルのページと、アプリ一覧のページに分かれるような構成になる。
スタートメニューのタイプでは、ウィンドウの時と同じような感覚で、四辺あるいは四隅をドラッグ・アンド・ドロップするとサイズ変更が可能になった[注 1]。
ピン留めしたタイルを集合させたグループを作ることができ、グループ名を付けることができる。
さらに細かく、ピン留めしたタイルを重ねると、グループ化された1つのタイルに終結させることのできる機能もある[注 2][注 3]。バージョン1809では、それにグループ名を付けられるようになった。
上記以外のWindows[編集]
Windows Server 2008および2008 R2では、Server Coreとしてインストールした場合にはタスクバー自体が表示されないため、スタートメニューも使用できない。
Windows CEにおいては、場合によってスタートメニューが搭載されていることもあるが、OSの性質上使用されない場合もある。
Windows 以外の事例[編集]
Windowsに似た操作体系を作るためなどの理由で、一部のウィンドウマネージャ(IceWMやJWM)にも搭載されている事がある。
注釈[編集]
関連項目[編集]
電源[編集]
- シャットダウン
- 再起動
- スリープ
- 休止状態
- サインアウト(ログオフ)
- ロック
- ユーザーの切り替え
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