EmEditor

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EmEditor
開発元 Emurasoft
最新版 16.0.0 / 2016年5月25日(3か月前) (2016-05-25[1]
対応OS Microsoft Windows Vista / 2008 / 7 / 8 / 2012 / 8.1 / 10
種別 テキストエディタ
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト https://jp.emeditor.com/
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EmEditor(エムエディタ)は、Microsoft Windows向けのテキストエディタである。

オンラインソフト作者の江村豊が、自身の開発した通信ソフトEmTermのテキスト編集エンジンを元に作成した[要出典][2][3]のが始まり。バージョン1はフリーウェアで、バージョン2よりシェアウェア化された。バージョン5から、シェアウェア版の一部機能を省略したフリーウェア版が復活している。

かつて[いつ?][4][5]は、学生やソフト開発者が無料で利用できるアカデミック/テクニカルライセンスが配布されていたが、個人情報保護の観点から、フリーウェア版の登場に伴って廃止された[6]

特徴[ソースを編集]

Unicode表示の対応、正規表現を用いた検索、置換等多くの機能を有する[独自研究?]。一方で、複数のファイルを開いても単一プロセスで動作する[要出典][7]等、軽快に使用することができる[独自研究?]。バージョン7からは、最大 248 GB(または21億行)の巨大ファイルを、少ないメモリで開けるようになった[8]

色分け表示[ソースを編集]

ファイルの種類に応じて、予約語、タグ等の強調色分け表示ができる。標準では以下の言語に対応している。

ユーザが、構文を設定することも、新たな構文設定ファイルを読み込むこともできる。

タブ機能[ソースを編集]

タブ機能を利用することにより、複数のファイルをタブで切り替えることができる。

マクロ[ソースを編集]

VBScript、JavaScriptによるマクロ作成が可能。v6.00からは、対応するスクリプトエンジンをインストールする事でPerlPHPPythonRubyといった言語も使用可能となる[要出典][9]。また、キー操作を記録させる簡易マクロ機能もある[要出典][10]

プラグイン[ソースを編集]

プラグインを利用することにより、機能を拡張できる。エムソフトや、ユーザのウェブサイト上で数多くのプラグインが公開されている[要出典][11]。バージョン6からはプラグインでカスタムバー機能が実現可能となり、アウトライン表示・ファイル差分表示等のプラグインがバージョン6と同時に公開された[要出典][12]

公式で提供されているものは、

  • アウトライン表示(OutlineText)
  • エクスプローラ(Explorer)
  • プロジェクト(Projects)
  • ウィンドウ一覧(OpenDocuments)
  • 差分表示(Diff)
  • HTMLのプレビュー(WebPreview)

[要出典]

その他の機能[ソースを編集]

  • ファイルから検索・置換
  • 箱型選択
  • ワークスペースの利用
  • ウィンドウの分割
  • 外部ツールの呼び出しとアウトプットバーへの出力

ラインナップ[ソースを編集]

機能、価格の違いにより、以下のエディションが存在する。但し、2012年12月27日現在、バージョン7以降ではProfessionalエディションのみ公開されている。

EmEditor Professional
全ての機能[要追加記述]を利用できる。64bit対応版も在る。価格はライセンス数や決済方法によっても異なる[要出典]が、1ライセンスの場合でエムソフトへ直接送金またはベクターの場合、4,000円(税別)。
EmEditor Standard
Scriptを使用した高機能マクロ、Unicode文字の検索等いくつかの機能[要追加記述]が制限されている。税込3150円。
EmEditor Free
フリーウェア。プラグインの使用や、ファイルからの検索等の機能[要追加記述]が制限されている。又起動速度は比較的遅い[独自研究?]。メールによるサポートも受けられない。
EmEditor(パッケージ版)
  • EmEditor Professional 2010(EmEditor Professional v9.06と同等)
  • EmEditor Professional 2006(EmEditor Professional v6.00.2と同等)
  • EmEditor Professional 2004(EmEditor Professional v4.04と同等)

パッケージ版を除く全てのエディションで、日本語版と英語版が存在する。

v4以降v10までは、同じエディションでバージョンアップしても、追加料金は必要とされない。

v10とv11は、同じ登録キーで使用することができる。

当初[いつ?][13]、v9以降へのバージョンアップは追加料金を設定する方針であったが撤回された[いつ?][14]。但し、ユーザー情報の再登録・登録キーの再発行が必要となる。

将来のメジャーバージョンアップ(例:v11.x.x→v12.x.x)は有料としている[要出典][15]。但し、プレミアム サポートを購入している場合はメジャーなアップグレードも無料になる[要出典][16]

パッケージ版では、以下のような特徴が有る[要出典]

  • インストールメディア、製本マニュアルが付属する。
  • v9用の登録キーの他、v8 で利用できる登録キーが付属する。
  • v9 の登録キーに、メールアドレスが含まれない。
  • ユーザ登録を行う事で、最新の EmEditor Professional をダウンロード可能。

履歴[ソースを編集]

  • 1997年4月28日:EmEditor Free v1.00公開。文字列の折り返し方法をツールバーアイコンで簡易に切り替えられる点が重宝された[独自研究?]起動が高速で、Windows標準のメモ帳の代替としてよく使用された[独自研究?]
  • 1998年6月30日:EmEditor v2.00公開。JISコードEUC-JPに対応。
  • 2000年8月1日:EmEditor v3.00公開。Unicode、プラグインに対応。
  • 2003年12月18日:EmEditor Professional v4.00公開。マクロ機能を実装。ウィンドウ結合機能により、実際はマルチプロセスだがMDI風のインターフェースを選択できるようになる。
  • 2003年12月24日:EmEditor Standard v4.00公開。
  • 2004年4月26日:EmEditor Professional 2004発売。
  • 2005年12月21日:EmEditor Professional/Standard v5.00公開。シングルプロセス・マルチスレッドとなり、タブ機能も強化。64bit版が追加される。
  • 2006年1月25日:EmEditor Free v5.00公開。1998年1月24日公開のv1.27以来となるフリーウェア版。
  • 2006年4月24日:EmEditor Professional v6.00ベータ公開。カスタムバー機能搭載(アウトライン等)、複数言語によるマクロに対応。
  • 2006年6月13日:EmEditor Professional/Standard/Free v6.00公開。Windows Vistaに対応。
  • 2006年10月20日:EmEditor Professional 2006発売。
  • 2007年8月8日:EmEditor Professional v7.00ベータ公開。USBメモリへのインストール、カスタムツールバー機能搭載(検索バー、HTMLバー)、単語補完機能、巨大ファイルの編集への最適化、フリーカーソル対応等。
  • 2007年12月20日:EmEditor Professional v7.00公開。
  • 2008年11月20日:EmEditor Professional v8.00公開。
  • 2009年10月13日:EmEditor Professional v9.00公開。
  • 2009年12月25日:EmEditor Professional 2010発売。
  • 2010年7月1日:EmEditor Professional v10.0.0公開。比較機能の強化、スペルチェック機能の搭載等。
  • 2011年9月22日:EmEditor Professional v11.0.0公開。異字体シーケンス(IVS)に対応等。
  • 2012年9月27日:EmEditor Professional v12.0.0公開。対応するタグの強調、改善されたブックマーク、メッセージ送信機能、改善されたマーカー、Windows 8 対応等。
  • 2013年6月11日:EmEditor Professional v13.0.0公開。複数選択編集、巨大ファイルに関するさらに多くのサポート[要追加記述]、複数ファイルのエンコードの変換、クイック起動等。
  • 2013年12月10日:EmEditor Professional v14.0.0公開。高度になった複数選択機能、パーセント エンコーディング、1行上/下へ移動等。
  • 2015年4月7日:EmEditor Professional v15.0.0公開。複数のワークスペースを扱う機能を追加、フィルター機能の強化等。
  • 2016年5月25日:EmEditor Professional v16.0.0公開。

註釈[ソースを編集]

  1. ^ EmEditor v16.0.0 を公開しました。”. Emurasoft (2016年5月25日). 2016年5月28日閲覧。
  2. ^ 社長経歴
  3. ^ とほほの厳選ツール集(テキストエディタ編) - sound.jp
  4. ^ 「EmEditor」、フリーソフト作者やテクニカルライターに無料ライセンスを提供
  5. ^ 学生や教職員が無料で使用できるアカデミックライセンスの供給も開始
  6. ^ アカデミック/テクニカル ライセンス登録についての重要なお知らせ
  7. ^ Version 5 での新機能
  8. ^ Version 7 の新機能
  9. ^ スクリプト言語で記述可能なマクロ
  10. ^ マクロの記録
  11. ^ Library Download
  12. ^ アウトラインなどを追加可能なサイドバーを搭載した“EmEditor”v6正式版が公開
  13. ^ 2009年9月5日、6日と EmEditor の説明会を開催いたしました
  14. ^ Version 9 への無料アップグレードのお知らせ
  15. ^ 「EmEditor」を2011年11月1日以降に購入したユーザーはバージョンアップが有償に
  16. ^ プレミアム サポートを始めました

外部リンク[ソースを編集]