ペッパー警部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
ペッパー警部
ピンク・レディーシングル
初出アルバム『ペッパー警部』
B面 乾杯!お嬢さん
リリース
ジャンル アイドル歌謡曲
レーベル ビクターレコード
作詞・作曲 阿久悠都倉俊一
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間4位(オリコン
  • 1977年度年間14位(オリコン)
  • ピンク・レディー シングル 年表
    ペッパー警部
    (1976年)
    S・O・S
    (1976年)
    テンプレートを表示

    ペッパー警部」(ペッパーけいぶ)は、1976年8月にリリースされた日本アイドルグループピンク・レディーデビューシングルである。

    解説[編集]

    作詞した阿久悠は、ピンク・レディーは8月25日にデビューするようなあまり期待されていない新人であったために、作曲の都倉俊一と共に自由に創作できて幸運だったと述べている[1]

    当初はレコード会社側の意向でB面に収録されている「乾杯お嬢さん」の方がA面になる予定だった。だが阿久と都倉は「これではキャンディーズと何ら変わりがない」と批判し、本曲がA面として採用された。

    レコードでの歌唱にはなかったが、実演の際には曲の最後に「ペッパー警部よ」というセリフをつけるのが定番であった[2]。ミニスカートで股を開く土居甫の振り付けに対して、下品であるなどの批判の声も上がった[1]

    この曲が発売された頃、ロッキード事件が世間を賑わしていたため、政治家の逮捕劇を想定して書いたのかと阿久はよく聞かれたが、実際は突然ひらめいたのであり、その根拠には『ピンクパンサー』のクルーゾ警部、1950年代曽根史朗のヒット曲「若いお巡りさん」、落語の『くしゃみ講釈』、当時売れていた清涼飲料水(恐らく「ドクターペッパー」)、ビートルズの大ヒットアルバムサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』などが含まれていると自己分析している[1]

    累計売上は105万枚[3](公称)。

    「Sergeant Pepper」の曲名で奈良橋陽子の訳詞による英語歌詞で吹き込んだものが、1978年西ドイツイタリアスイスポルトガルなどヨーロッパでシングルレコードとして発売されている(B面は「Wanted(ウォンテッド (指名手配))」)。英語版は1987年発売のリミックス・アルバム『BLOOD NEW』にも収録された。

    収録曲[編集]

    1. ペッパー警部
    2. 乾杯!お嬢さん
      • 作詞:阿久悠/作曲・編曲:都倉俊一

    カバー[編集]

    ペッパー警部

    替え歌での『ペッパー警部』使用例[編集]

    関連項目[編集]

    脚注[編集]

    [ヘルプ]
    1. ^ a b c 阿久悠愛すべき名歌たち -私的歌謡曲史-』(岩波書店 1999年7月19日) ISBN 978-4004306252
    2. ^ ちなみに最初期は「ペッパー警部だよ」というセリフだった。
    3. ^ 塩澤実信『昭和の流行歌物語 佐藤千夜子から笠置シズ子、美空ひばりへ』展望社、2011年、315頁。ISBN 978-4-88546-231-3
    4. ^ “ピンク・レディーを歌い継ぐピンク・ベイビーズ、1stシングルはあの名曲”. 音楽ナタリー. (2016年8月31日). http://natalie.mu/music/news/200193 2016年9月1日閲覧。 
    5. ^ 同月は『ショッヘー警部』という替え歌の歌詞を募集。喜多による歌い出し(事前収録)に続く「私たちこれから」にあたる投稿を小川、「いいところ」にあたる投稿を桑原が歌って、出来上がった歌詞の面白さを競うというもの。