ブルースカイ ブルー
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「ブルースカイ ブルー」 | ||||
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西城秀樹 の シングル | ||||
初出アルバム『永遠の愛7章/西城秀樹』 | ||||
B面 | アイムチャンピオン | |||
リリース | ||||
ジャンル | アイドル歌謡曲 | |||
時間 | ||||
レーベル | RCA / RVC | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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西城秀樹 シングル 年表 | ||||
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「ブルースカイ ブルー」は、1978年8月25日にリリースされた西城秀樹の26枚目のシングル。
概要
- 前作の「炎」に続き、作詞は阿久悠、作曲は馬飼野康二。
- 人妻との許されない禁断の愛と別れを描いたバラード曲。西城は当時23歳で、2007年に阿久悠が死去した際、「20代という最も多感な時期に一緒に仕事をさせてもらいました。『今は分からないだろうけど、大人になったとき、きっとこの詞の意味がわかるよ』といって書いてくださったのが『ブルースカイ ブルー』でした」とコメントしている[1]。
- 『ザ・ベストテン』では14週登場し、1978年の年間総合9位。
- 『NHK紅白歌合戦』では、1978年の第29回と、2000年の第51回で歌唱された。
- 西城の死去後、オリコン週間デジタルシングルランキングで西城の楽曲が急上昇したが、最上位は「ブルースカイ ブルー」の8位だった。他に「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」が21位、「ターンAターン」が47位など計5曲がTOP100入りした。また、音楽配信サイトiTunesのシングルランキングでもTOP100中、西城の楽曲が6曲ランクイン。オリコン同様「ブルースカイ ブルー」が最上位で16位を記録した[2]。
- 西城の葬儀・告別式では、出棺の際に「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」などともに流された[3]。
- 死去から約3か月後の2018年8月18日に放送されたNHK『思い出のメロディー』では西城秀樹の特集が組まれ、西城が使用していた白いマイクスタンドがステージに置かれ、その隣で野口五郎が西城の音源と共演するという演出で「ブルースカイ ブルー」を披露した[4]。野口はブログで、「僕が歌っている時、隣に秀樹を感じていました」と語っている[5]。
- スピッツの草野マサムネは自身のラジオ番組で、「ブルースカイ ブルー」のコードがスピッツの全てのカノン進行のルーツであると語ったことがある。
収録曲
- 全曲作詞:阿久悠
この頃のできごと
- 1978年11月3日 - 西城秀樹は第5回となる日本武道館でのリサイタル「永遠の愛7章/西城秀樹」を開催。
- 1978年12月31日 - 同楽曲で、TBSテレビ系列『第20回日本レコード大賞』で金賞(大賞ノミネート)を獲得。さらに同日『第29回NHK紅白歌合戦』へ5年連続5回目の出場を果たした。『紅白』では、同年8月に日中平和友好条約が結ばれたことに因んで、白が基調の男性版チャイナドレスを着用して歌唱した。
カバー
ブルースカイ ブルー
- ロマン・タム - (香港の歌手)広東語の歌詞でタイトルを「好歌獻給你」として『好歌獻給你』に収録(1979年)。「好歌獻給你」はこの年の香港の大ヒット曲のひとつとなった。
- ダイアモンド☆ユカイ、難波弘之 - 『西城秀樹ROCKトリビュート KIDS WANNA ROCK!』(1997年)
- 河村隆一 - カヴァーアルバム『evergreen 〜あなたの忘れ物〜』(2006年)
- 中澤卓也 - アルバム『繋ぐ Vol.2 ~カバー・ソングス NO BORDER~』(2019年)
- はやぶさ - シングル「酔わせて朝まで」(2019年)
- 谷龍介 - アルバム『カバー・オブ・リクエスト』(2020年)