パーリアク (衛星)

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パーリアク
Paaliaq
Paaliaq.jpg
軌道上を移動していくパーリアク。発見時の画像より。
仮符号・別名 Saturn XX
S/2000 S 2
分類 土星の衛星
軌道の種類 イヌイット群
発見
発見日 2000年8月7日[1]
発見者 B. グラドマン[1]
軌道要素と性質
軌道長半径 (a) 15,204,000 km[2]
離心率 (e) 0.3325[2]
公転周期 (P) 686.95 日 (1.881 年)[2]
軌道傾斜角 (i) 46.228°[2]
近点引数 (ω) 237.522°[2]
昇交点黄経 (Ω) 330.022°[2]
平均近点角 (M) 321.654°[2]
土星の衛星
物理的性質
半径 11.0 km[3][4]
アルベドを0.06と仮定した場合)
質量 8.2×1015 kg[3]
平均密度 2.3 g/cm3[3] (仮定値)
アルベド(反射能) 0.06[3] (仮定値)
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パーリアク[5]またはパーリアック[6] (Saturn XX Paaliaq) は、土星の第20衛星である。イヌイット群に属する。2000年8月7日にブレット・J・グラドマンが率いる観測チームによって発見された。観測が行われたのはチリにあるヨーロッパ南天天文台ラ・シヤ天文台である[1]。発見は同年10月25日に国際天文学連合のサーキュラーで公表され、S/2000 S 2 という仮符号が与えられた[7][8]

名称は、Michael Arvaarluk Kusugak と Vladyana Langer Krykorka が著した『The Curse of the Shaman』に登場するイヌイットシャーマンの名前に因んでいる[1]2003年8月8日にこの名称が承認され、Saturn XX という確定番号が与えられた[9]

パーリアクは直径がおよそ 22 km と推定されており、土星からおよそ1520万kmの距離を687日で公転している。表面はわずかに赤い色を示し、赤外線スペクトルは他のイヌイット群の衛星シャルナクキビウクに非常に類似している。そのため、これらイヌイット群の衛星は共通の起源を持ち、大きな天体が破壊されることで形成された可能性がある[10][11]

出典[編集]

  1. ^ a b c d NASA (2017年12月5日). “In Depth | Paaliaq – Solar System Exploration: NASA Science”. アメリカ航空宇宙局. 2018年12月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g Jet Propulsion Laboratory (2013年8月23日). “Planetary Satellite Mean Orbital Parameters”. Jet Propulsion Laboratory Solar System Dynamics. ジェット推進研究所. 2018年12月17日閲覧。
  3. ^ a b c d Jet Propulsion Laboratory (2015年2月19日). “Planetary Satellite Physical Parameters”. Jet Propulsion Laboratory Solar System Dynamics. ジェット推進研究所. 2018年12月17日閲覧。
  4. ^ Scott S. Sheppard. “Saturn Satellite and Moon Data”. Carnegie Science. 2018年12月17日閲覧。
  5. ^ 衛星日本語表記索引”. 日本惑星協会. 2019年3月9日閲覧。
  6. ^ 太陽系内の衛星表”. 国立科学博物館. 2019年3月9日閲覧。
  7. ^ Brian G. Marsden (2000年10月25日). “IAUC 7512: S/2000 S 1, S/2000 S 2”. Central Bureau for Astronomical Telegrams. 国際天文学連合. 2018年12月17日閲覧。
  8. ^ Brian G. Marsden (2000年12月19日). “MPEC 2000-Y15 : S/2000 S 1, S/2000 S 2, S/2000 S 7, S/2000 S 8, S/2000 S 9”. 小惑星センター. 2018年12月17日閲覧。
  9. ^ Daniel W. E. Green (2003年8月8日). “IAUC 8177: Sats OF (22); Sats OF JUPITER, SATURN, URANUS”. Central Bureau for Astronomical Telegrams. 国際天文学連合. 2018年12月17日閲覧。
  10. ^ Grav, T; Bauer, J (2007). “A deeper look at the colors of the saturnian irregular satellites”. Icarus 191 (1): 267–285. arXiv:astro-ph/0611590. doi:10.1016/j.icarus.2007.04.020. ISSN 00191035. 
  11. ^ Gladman, Brett; Kavelaars, J. J.; Holman, Matthew; Nicholson, Philip D.; Burns, Joseph A.; Hergenrother, Carl W.; Petit, Jean-Marc; Marsden, Brian G. et al. (2001). “Discovery of 12 satellites of Saturn exhibiting orbital clustering”. Nature 412 (6843): 163–166. doi:10.1038/35084032. ISSN 0028-0836.