パレネ (衛星)

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パレネ
Pallene
S2004s2 040601.jpg
仮符号・別名 仮符号 S/2004 S 2
S/1981 S 14
別名 Saturn XXXIII
発見
発見日 2004年6月1日
発見者 カッシーニ画像班
軌道要素と性質
元期:2004年6月20日
軌道長半径 (a) 212,280 ± 5 km
離心率 (e) 0.0040
公転周期 (P) 1.153745829 日
軌道傾斜角 (i) 0.1810 ± 0.0014°
(土星赤道より)
土星の衛星
物理的性質
表面重力 未知
脱出速度 未知
自転周期 同期回転
アルベド(反射能) 未知
赤道傾斜角 未知
大気圧 0Pa
Template (ノート 解説) ■Project

パレネは、土星衛星ミマスエンケラドゥスの間の軌道公転している。2004年カロリン・C・ポルコカッシーニ画像班によって発見された[1][2]ギリシア神話巨人ギガース」の一人、アルキオネウス英語版の7人の娘の一人パレネ英語版が名前の由来である。仮符号はS/2004 S 2。別名Saturn XXXIIIとも言われる。メトネとパレネは太陽系の専門語のための、IAUデヴィジョン3グループでは仮の認定であった。これらの衛星が公式に認められたのは2006年AIU総会である。

最初の発見は、1981年8月23日ボイジャー2号が撮影した1枚の写真で、仮符号S/1981 S 14と名づけられ、土星から200,000km離れていると考えられていた[3]。しかしながら、これは他のイメージに比べはっきりしていなかったため、この軌道は当時は解読できなかった。最近[いつ?]の比較ではこの衛星はパレネの軌道と一致するとしている。

パレネは、エンケラドゥスとの共鳴によって、メトネがミマスによって引き起こされる摂動ほどではないが、はっきりとした摂動を引き起こされている。摂動はパレネの軌道の要素を修正する。たとえば、離心率は0.002から0.006までの間で常に変動しており、角度も0.178から0.184の間で変動している[4]

パレネの軌道の周りで廻る拡散リングのを形作る小さな岩塊がパレネに衝突し、パレネから粒子が表面を離れる映像があることから、があると想像される。これはパレネ環と呼ばれる。

2006年カッシーニが前方に光を投射して撮影したイメージから、パレネは薄い環と軌道を共有して見える。この環の範囲は2,500kmくらいである。

脚注[編集]

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  1. ^ C.C. Porco, et al., IAUC 8389: S/2004 S 1 and S/2004 S 2 August 16, 2004 (discovery)
  2. ^ Porco, C. C.; et al.; (2005); Cassini Imaging Science: Initial Results on Saturn's Rings and Small Satellites, Science, Vol. 307, No. 5713, pp. 1226-1236
  3. ^ IAUC 6162: Possible Satellites of Saturn April 14, 1995
  4. ^ Spitale, J. N.; et al. (2006). [Methone The orbits of Saturn's small satellites derived from combined historic and Cassini imaging observations]. 132. 692–710. doi:10.1086/505206. Methone. 

参考文献[編集]

外部リンク[編集]