ネルソン・フィゲロア

獲得メダル
プエルトリコ
ワールド・ベースボール・クラシック

ネルソン・フィゲロア
*Nelson Figueroa*
	統一セブンイレブン・ライオンズ時代; (2014年7月17日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	ニューヨーク州ニューヨーク市ブルックリン区
生年月日	1974年5月18日（49歳）
身長; 体重	6' 1" ＝約185.4 cm; 185 lb ＝約83.9 kg
選手情報
投球・打席	右投両打
ポジション	投手
プロ入り	1995年 MLBドラフト30巡目
初出場	MLB / 2000年6月3日; CPBL / 2007年9月15日
最終出場	MLB / 2011年5月9日; CPBL / 2014年8月28日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	選手歴
	エイブラハム・リンカーン高校; ブランダイス大学; アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2000); フィラデルフィア・フィリーズ (2001); ミルウォーキー・ブルワーズ (2002); ピッツバーグ・パイレーツ (2003 - 2004); ロングアイランド・ダックス (2006); チワワ・ゴールデンズ (2007); 統一ライオンズ (2007); ニューヨーク・メッツ (2008 - 2009); フィラデルフィア・フィリーズ (2010); ヒューストン・アストロズ (2010 - 2011); 統一セブンイレブン・ライオンズ (2013 - 2014); スタテンアイランド・フェリーホークス (2022);
	コーチ歴
	統一セブンイレブン・ライオンズ (2013);
国際大会
代表チーム	プエルトリコ
WBC	2009年、2013年
	この表について

ネルソン・ウォルター・フィゲロア・ジュニア（Nelson Walter Figueroa Jr. , 1974年 5月18日 - ）は、アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の元プロ野球選手（投手）。

台湾での登録名は費古洛。

経歴[編集]

現役時代[編集]

1995年のMLBドラフトで、ニューヨーク・メッツから30巡目（全体833位）で指名を受け、入団。

1998年のシーズン途中にアリゾナ・ダイヤモンドバックスに移籍した。

2000年6月3日にメジャーデビューを果たした。

2005年は全休した。

2006年はマイナーリーグと独立リーグでプレーした。

2007年はメキシカンリーグで開幕を迎えた^[1]。9月に台湾・中華職業棒球大聯盟の統一ライオンズでプレーした。

2008年は古巣ニューヨーク・メッツと契約すると、4年ぶりとなるメジャー登板を果たした。

2009年は開幕前の3月に開催された第2回WBCのプエルトリコ代表に選出された。

2010年4月7日にウェーバーでフィラデルフィア・フィリーズへ移籍。5月31日にDFAとなり6月24日に再昇格したが、7月に再降格。7月21日にウェーバーでヒューストン・アストロズへ移籍した。

2011年5月9日にDFAとなり、8月18日に解雇された。8月23日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ。

2012年1月19日にトロント・ブルージェイズとマイナー契約を結び、3月31日に解雇。4月17日にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、7月19日に解雇。7月24日にボストン・レッドソックスとマイナー契約を結ぶ。12月21日に古巣のダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。

2013年は開幕前の3月に開催された第3回WBCのプエルトリコ代表に2大会連続で選出。シーズンでは4月26日に解雇され、6月17日に統一セブンイレブン・ライオンズにコーチ兼任選手として入団し、6年ぶりに台湾球界に復帰。同年は、チームのリーグ優勝に貢献し、アジアシリーズでは準決勝で東北楽天ゴールデンイーグルスを相手に4安打1失点で完投勝利を収めた^[2]。

2014年8月31日に退団し現役を引退した。

現役引退後[編集]

2015年よりニューヨークのスポーツ専門局であるSNY（英語版）のニューヨーク・メッツ専属解説者に就任した。

2019年5月31日、「仕事に適さない状態」でスタジオに現れたとしてSNYを解雇された^[3]。

2022年より、アメリカ独立リーグ・アトランティックリーグのスタテンアイランド・フェリーホークスの投手コーチに就任した^[4]。8月9日、この日の試合が急遽ダブルヘッダーとなりチームが投手不足に陥ったため、48歳にして選手登録され現役復帰。先発して119球を投げ完投（7イニング制）したが、10被安打10失点8自責点4奪三振という内容で敗戦投手となった^[5]^[6]。

詳細情報[編集]

年度別投手成績[編集]

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率	W H I P
2000	ARI	3	3	0	0	0	1	0	--	.000	68	15.2	17	4	5	0	0	7	2	13	13	7.47	1.40
2001	PHI	19	13	0	0	4	5	0	--	.444	393	89.0	95	8	37	3	7	61	2	40	39	3.94	1.48
2002	MIL	30	11	0	0	1	7	0	1	.125	412	93.0	96	18	37	6	4	51	5	59	52	5.03	1.43
2003	PIT	12	3	0	0	2	1	0	0	.667	146	35.1	28	8	13	2	2	23	2	13	13	3.31	1.16
2004	PIT	10	3	0	0	0	3	0	0	.000	121	28.1	32	4	11	1	0	10	3	18	18	5.72	1.52
2007	統一	4	4	1	0	4	0	0	0	1.000	125	30.0	34	1	5	0	3	21	1	13	10	3.00	1.30
2008	NYM	16	6	0	0	3	3	0	0	.500	211	45.1	48	3	26	1	2	36	0	26	23	4.57	1.63
2009	NYM	16	10	1	1	3	8	0	0	.273	320	70.1	80	8	24	4	9	59	1	33	32	4.09	1.48
2010	PHI	13	1	0	0	2	1	1	0	.667	104	26.0	20	1	9	2	0	15	2	10	10	3.46	1.12
2010	HOU	18	10	0	0	5	3	0	0	.625	286	67.0	64	9	25	2	2	58	4	28	24	3.22	1.33
'10計		31	11	0	0	7	4	1	0	.636	390	93.0	84	10	34	4	2	73	6	38	34	3.29	1.27
2011		8	5	0	0	0	3	0	0	.000	146	29.0	45	3	16	0	0	17	1	33	28	8.69	2.10
2013	統一	17	17	1	0	10	4	0	0	.714	467	109.1	114	3	21	0	4	72	3	45	33	2.72	1.23
2014	統一	22	21	1	0	8	7	0	0	.533	606	138.0	172	9	27	0	7	94	10	64	52	3.39	1.44
MLB：9年		145	65	1	1	20	35	1	1	.364	2207	499.0	525	66	203	21	26	337	22	273	252	4.55	1.46
CPBL：3年		43	42	3	0	22	11	0	0	.667	1198	277.1	320	13	53	0	14	187	14	122	95	3.08	1.34

表彰[編集]

台湾シリーズMVP：1回（2007年）

背番号[編集]

56 （2000年）
57 （2001年、2007年、2013年 - 2014年）
52 （2002年）
37 （2003年）
35 （2004年）
27 （2008年 - 2009年）
44 （2010年）
28 （2010年 - 2011年）

代表歴[編集]

脚注[編集]

^ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=figuer001nel
^ “プエルトリコ代表の39歳コーチ兼任右腕が楽天封じた”. スポニチ Sponichi Annex (2013年11月20日). 2013年11月23日閲覧。
^ Andrew Marchand (2019年5月31日). “Mets analyst Nelson Figueroa fired from SNY”. New York Post. 2022年4月15日閲覧。
^ “FerryHawks Land Nelson Figueroa as New Pitching Coach”. Staten Island FerryHawks (2022年3月12日). 2022年3月15日閲覧。
^ Scott Chiusano (2022年8月10日). “48-year-old former big leaguer steps out of retirement & onto hill”. MLB.com. 2022年9月23日閲覧。
^ “Atlantic League Stats | Boxscore”. Atlantic League. 2022年9月23日閲覧。

外部リンク[編集]

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
選手の各国通算成績 CPBL

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[1] ttps://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=figuer001nel

[2] “プエルトリコ代表の39歳コーチ兼任右腕が楽天封じた”. スポニチ Sponichi Annex (2013年11月20日). 2013年11月23日閲覧。

[3] Andrew Marchand (2019年5月31日). “Mets analyst Nelson Figueroa fired from SNY”. New York Post. 2022年4月15日閲覧。

[4] “FerryHawks Land Nelson Figueroa as New Pitching Coach”. Staten Island FerryHawks (2022年3月12日). 2022年3月15日閲覧。

[5] Scott Chiusano (2022年8月10日). “48-year-old former big leaguer steps out of retirement & onto hill”. MLB.com. 2022年9月23日閲覧。

[6] “Atlantic League Stats | Boxscore”. Atlantic League. 2022年9月23日閲覧。

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表話編歴 2013 ワールド・ベースボール・クラシック表彰選手
MVP	ロビンソン・カノ
優秀選手	投手：前田健太, ネルソン・フィゲロア, フェルナンド・ロドニー捕手：ヤディアー・モリーナ一塁手：エドウィン・エンカーナシオン二塁手：ロビンソン・カノ三塁手：デビッド・ライト遊撃手：ホセ・レイエス外野手：アンヘル・パガン, ネルソン・クルーズ, マイケル・ソーンダース指名打者：井端弘和
2次R	東京：井端弘和マイアミ : ロビンソン・カノ
1次R	福岡 : アルフレド・デスパイネ台中 : 陽岱鋼サンファン : ロビンソン・カノフェニックス : マイケル・ソーンダース