スレイヤーズのアニメオリジナルキャラクター

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スレイヤーズのアニメオリジナルキャラクターでは、神坂一の『スレイヤーズ』を原作としたアニメ(テレビアニメ、劇場版)のオリジナルキャラクターについて記述する。

テレビアニメ[編集]

スレイヤーズ[編集]

ザングルス
声 - 島田敏
深草色の山高帽子とマントに身を包む長身の剣士。自分より強い相手を求めて傭兵をしており、雇い主のコピー・レゾに従ってヴルムグンと共にリナ一行を始末するために行動していたが、その中でガウリイに敗北を喫して以来、打倒ガウリイを最優先事項として追い続けるようになる。剣の唸りを強力な衝撃波へと変える魔剣『ハウリング・ソード』を自在に操り、剣術の腕前はガウリイとほぼ同格。
後に放送されたラジオドラマでは、オリジナルのヴルムグンやディルギアと共に登場してリナ一行との再戦に臨み、またNEXTでは新造された『ハウリング・ソード パートII』を携えて登場し、対フィブリゾ戦でリナ側に加勢した。最終回ではマルチナと結婚してゾアナ王国の国王となるが、王国復興の資金集めの一環として傭兵稼業を続けている。
ヴルムグン
声 - 家中宏
黒いローブに身を包み、額に巨大なルビーを埋め込んだ魔道士。ザングルスと共にコピー・レゾに従い、リナ一行を追っていた。感情が乏しく、よほどの事が無い限り表情を崩さないほどの鉄仮面である一方、修道士のように頭頂部を剃髪しており、本人はその髪型を非常に気に入っているという変わった一面を持つ。
何度倒されても、何事も無かったかのようにリナ一行の道中に現れ続けたが、その正体はエリスが影で操るコピー・ホムンクルス。オリジナルは別に存在し、オリジナルのヴルムグンとしてザングルスと共に登場したラジオドラマでは『台本がカタカナではない』事に喜び、NEXTの最終話ではザングルスの結婚式に参列していた。

スレイヤーズNEXT[編集]

マルチナ=ゾアナ=メル=ナブラチロワ
声 - 柊美冬(※現在の芸名は石村知子
ゾアナ王国の王女。露出度は高いがセンスは破綻しているという、ナーガを髣髴とさせる衣装を誇らしげに纏っている。自らの想像の産物である魔神『ゾアメルグスター』を崇拝しており、世界征服の野望を抱いていたがリナに阻止された挙句、居城を含めて王国に壊滅的な打撃を受けたために無一文となってしまい、以降はリナへの復讐とゾアナ王国の復興を目指して奔走する。魔法の類は一切使えないが、恐るべき執念だけで呪いを完成させ、ゼルガディスをして『たいしたものだ』と言わしめた。
高飛車ではあるが、面倒見の良い優しい一面も持つ。また、非常に恋愛に多感な女性で、ゼルガディス、ガウリイ、ゼロス、ザングルスに次々と恋心を寄せていたが、最終回でザングルスを新しいゾアナ王として迎えて結婚し、自身はゾアナ王妃となった。名前の由来は女子テニスプレイヤーマルチナ・ナブラチロワより。
アシュフォード
声 - 塩屋浩三
幻の珍味であるドラゴン料理の全てを修めた世界唯一の料理人。帽子の頭頂部だけがコック帽という以外はカウボーイのような格好をしており、腰のホルスターに出刃包丁を差している。自身が料理長を務めるレストランで起こった非礼を詫びる意味も込めて、リナ一行にドラゴン料理を提供すると約束し、苦難の末に材料となるレイクドラゴン(湖に住む首長竜のような水龍の一種)を仕留めたが、フルコースが完成するまでには実に半年を要するという事から、結局リナ一行はドラゴン料理を諦めざるを得なかった。
首に下げたロケットペンダントには、すでに亡くなった自分以外の家族の肖像画が入っており、娘、娘婿、若い頃の妻、病弱な孫娘はそれぞれリナ、ガウリイ、ゼルガディス、アメリアに瓜二つである。
キラ
声 - 大谷育江
セイルーン王国の近郊にあるルーン山に隠居した魔法医ルナンの孫娘。ルナン自身はすでに他界しており、今は彼女が幼いながらにルナンの名前と技術を受け継いでいる。魔族によって奪われたリナの魔力を取り戻すため、祖父ルナンが遺したメモなどを参考にしつつ薬を作り上げたが、その薬はマルチナのせいで大爆発してしまった。

スレイヤーズTRY[編集]

フィリア=ウル=コプト
声 - 桑島法子
火竜王ヴラバザードの神殿に仕える聖位一位の巫女で、大神官バザード=ウル=コプトの娘。火竜王がもたらした滅びの神託に従い、滅びを回避する為の鍵を握る人物としてリナに協力を依頼(本来はリナの姉に依頼したのだが却下された)し、以降ともに行動する。一見金髪の美しい女性だが、正体は黄金竜(ゴールド・ドラゴン)(ミルガズィア達ゴールデン・ドラゴンとは別種族で体型も違う)であり、武器としてスカートの中に隠し持つ巨大なメイスを軽々と振り回す怪力の持ち主。変身解除前でもレーザーブレスを吐いたりできるが、元々変身魔法が未熟なのか、油断しているとスカートから尻尾が出ていたりする。また物腰は穏やかで口調も丁寧だが、短気で怒りやすく、頭に血が上ると正体を現し、所構わず暴れる事もしばしば。リナ達の大食漢ぶりにはお財布をカラにされそうになり悲鳴を上げていた事も。神殿の教えを心から信じ魔族を嫌っている為、ゼロスとの仲は最悪だが、なぜか息がぴったり合う。変身解除時に人間の姿で裸の状態になるのを恥しがったり、尻尾にピンクのリボンを結んでいるなど人間のような一面も持つ。人間の姿時は服装で分かりにくいが意外と胸があるらしい。鈍器や壺や皿などの陶器等の骨董に目がなく、スカートの中から取り出した紅茶セットで作った紅茶を嗜んだりする事も。後に黄金竜一族が過去に犯した大罪を知り、巫女役を返上した。生まれ変わり、タマゴになってしまったヴァルガーヴを引き取り、ジラスらと共にとある町で武器と骨董のお店を開店させている。
余談だが、フィリア役の桑島法子に『鈴木真仁 観察日記』を書かせていたらしい。
ヴァルガーヴ
声 - 高木渉
古代竜(エンシェント・ドラゴン)族の唯一の生き残り。フィブリゾによって滅ぼされた魔竜王ガーヴの腹心であり、黄金竜(ゴールド・ドラゴン)の一族に重傷を負わされたところをガーヴの力を移植されることで救われた過去がある。そのため、生来の竜族としての力の他、魔族と人間の力も使うことができるが、フルパワー時の安定性に難がある。ガーヴが滅ぶきっかけを作ったリナに復讐すべく、ひそかに活動していた。一族を滅ぼした黄金竜の最長老を殺害するが、当時のことを何も知らず、また真実を知った後はどうすればその罪を償えるか真摯に思い悩んだフィリアには真実を伝えた程度で済ませている。異界の魔王に飲み込まれて死んだと思われていたが、魔王デュグラディグドゥと同化し復活。リナとフィリア達に倒されるが、女性のシルエットのオーラからタマゴが現れ、生まれ変わる(この女性らしきシルエットはロード・オブ・ナイトメアであるとかヴォルフィードであるとか言われている、がはっきりとは不明)。タマゴはフィリアやジラス達の下で育てられる事に。作者神坂一いわく、細腰とヘソ出しが人気の秘訣。設定画にはタマゴから孵化した後にフィリアについて歩く仔竜形態のヴァルガーヴの姿が観られるが、本編には未登場。KinKi Kids堂本光一がモデルとされる。
スレイヤーズDVD特典ドラマCDでは、転生ヴァルガーヴが登場している。フィリアの趣味が多数入り女装させられてしまっていた。
アルメイス
声 - 茶風林
ヴォルフィードに仕える異界の神族。ダーク・スターこと魔王デュグラディグドゥを召喚し、その打倒を果たそうとリナ達の世界に降臨。その過程でリナ達の前に現れた。三人の眷属の中で最も穏健な考えの持ち主で、神族としての誇りも持ち合わせており、この世界に必要以上に混乱を起こすことを避けようとしていたが、そのために同じ神族のエルロゴスとは意見が対立する。
異界に散ったダークスターの5つの武器を探し出す為に、ヴァルガーヴと手を組むものの、ヴァルガーヴが暴走を始めた為リナ達と共闘する。その後悪化しだした情勢の中でリナ達とは再度対立することになってしまい、その戦いの最中、エルロゴスの裏切りにより殺害されてしまった。
彼ら異界の神族はリナ達とは異なる精神界に精神を置いているため、通常の魔法の大半は通用しない。しかし、依り代が意外と脆弱であり、力学的な攻撃にはやや弱い。
エルロゴス
声 - 堀之紀
ヴォルフィードに仕える異界の神族。ヴォルフィードの眷属中最も過激な意見の持ち主であり、自らの世界を救う事のみを考え、ダークスターをリナ達の世界に押し付けようとする。またその為には強硬手段も辞さず、達成の障害となりそうなアルメイスさえも殺害した。リナ曰く「神族のクズ」。だが単なる狂信者ではなく、己の行為を自問し懊悩する一面も持っていた。
あくまでダークスターを倒そうとするリナ達の姿勢を見るうちに、あきらめていたダークスター打倒の意思を再度蘇らせ立ち向かうものの、ダークスターの力を取り込んだヴァルガーヴに消滅させられた。
ゼロス級のパワーの持ち主であり、黄金竜(ゴールド・ドラゴン)の一族を壊滅させたほどの火力を有する。
シーリウス
声 - 家中宏
ヴォルフィードに仕える異界の神族。他の二人に比べ無口で無表情。エルロゴスと行動を共にすることが多いが、彼とは違い無益な殺戮や破壊は嫌い、本質は穏やかな性格かと思われるが、その反面エルロゴスのアルメイス殺害を傍観していたりと、その真意はやや測りがたい。
心の内ではアルメイス同様、打倒ダークスターを目的としており、リナ達がダークスターに立ち向かう意思を見せたとき、いち早く共闘の意思を見せた。ヴォルフィードの眷属の中で唯一生き残り、最終決戦後、自分たち神族のあり方を再度思い直し、ダークスターの5つの武器とともに、元の世界に帰還した。
グラボス=マウントトップ
声 - 江川央生
ヴァルガーヴに仕える蜥蜴人間。人間の獣人狩りで右目を失い、死にかけていたところを、ヴァルガーヴに救われた。そのため彼に忠誠を誓い、彼のためなら命も投げ出す覚悟。細かいことを考えるのが苦手で単純な力押ししか能がないが、強い精神を持たないと使えない「瞬撃槍(ラグド・メゼギス)」をやや制御に難を残しながらも扱うなど意外な底力の持ち主。リナ達との戦いで宇宙に飛ばされるが、最終話ではフィリア、ジラスと共に骨董屋をやっている。
ジラス=ジロス=ジレス
声 - 山崎たくみ
ヴァルガーヴに仕える赤い狐族の獣人。地位はグラボスより下で彼のことを兄貴と呼ぶ。人間の獣人狩りで負傷していたところをヴァルガーヴに救われ、彼の部下となった。非力で間の抜けた行動も多いが、火薬や爆薬のスペシャリストでもあり、爆弾や銃を発明し、戦いではそれらを使用する。受けた恩は必ず返し、受けた恨みも必ず返すという性格ゆえ、命の恩人であるヴァルガーヴに忠誠を尽くしており、彼が死んだと思われたあともリナ一行への復讐を誓い行動。最後にはオリハルコンを大量に貼り付けた自作の戦車でリナ達の前に立ちふさがりリナ達諸共自爆を計るが、自爆用に積んでいた火薬の調合を間違えて花火にしてしまっており、未遂に終わっている。その際フィリアに庇われて以降は恩を返すためフィリアと共に行動、なんとはなしにリナとも和解している。ちなみに非力とはいってもリナ達から見たらの話で、その気になれば街一つ破壊出来る程の実力者であり、最終的には竜破斬級の破壊力を持つ爆弾を開発した。
最長老
声 - 沢木郁也
火竜王ヴラバザードに仕える黄金竜(ゴールド・ドラゴン)族の最長老。性格は厳格にして老獪。目的達成の為には手段を選ばず、如何なる犠牲を払うことも厭わない非情の人物だが、リナ達人間に感化される描写も極僅かだが存在する。
かつて「(ヴァル達)古代竜(エンシェント・ドラゴン)の一族が未来において黄金竜一族を滅ぼすだろう」という火竜王の神託を受け、それを阻止する為にヴァルの一族を急襲しヴァル以外を全滅させた張本人。だが、その神託が不完全なものであり、自分達の行いが原因でそうなるとまでは考えもしなかった。最終的に黄金竜の一族はエルロゴス達の攻撃で全滅し、自らはダークスターと同化したヴァルガーヴの手で滅ぼされた。
全ては「世界の平穏のため」と信じての行いであったが、自分達の正しさを妄信した結果、ある意味TRYにおける元凶とも言える存在となる。その考え方をリナ達は「気に入らない」と幾度も切り捨てるが、「悪」と断じることまでは出来なかった。
なお「フィリアの祖父にあたる」「フィリアの父、バザード=ウル=コプト本人」など設定には諸説あるが、公式の上では不明。
闇を撒くもの(ダーク・スター)デュグラディグドゥ
異世界の魔王。漆黒の竜神(ナイトドラゴン)ヴォルフィードを倒したがその力を吸収した結果、破壊神と化して暴走してしまった。
本来、魔族は自分の世界を滅ぼし、混沌の海に還る事を目的としていたが、アルメイスたちによりリナたちのいるスィーフィードの世界に召喚されてしまう。
1度目は召喚半ばで失敗し、その際、ヴァルガーヴを取り込んでしまい、2度目で完全に召喚されたが、取り込んだヴァルガーヴとも意識を同化し、全ての世界を最初の段階に戻すという目的をリナたちに話した。
全ての世界を滅ぼし、新たに再生することがダークスターとヴォルフィードの元々の願いらしい。
漆黒の竜神(ナイト・ドラゴン)ヴォルフィード
異世界の神。闇を撒くもの(ダーク・スター)デュグラディグドゥとの長く激しい戦いの末に敗北し、力を吸収される。
しかし終盤にて、ダーク・スターに自ら取り込まれ、世界の浄化と再生を決意したことが語られた。

スレイヤーズREVOLUTION[編集]

クッピー
声 - 加藤夏希
海賊船に囚われていた女の魚人。ミス・マーメイドに選ばれていたらしい。ヌンサ、ラハニムと同じ外見をしており、手足を除く肌の色はピンク色。リナ達によって海賊から解放(?)後、リナ達によってルヴィナガルド王国の港町にあるレストランに1kgあたり銀貨3枚で売り払われた。が、その後起きた騒動に巻き込まれ何とか逃亡に成功。ちなみ彼女の村では「嵐に遭ったら神に祈れ。リナ=インバースに会ったら神を呪え。もはやそこに希望はない」という言い伝えがあるそうである。
EVOLUTION-Rにも登場。ビッグウェーブの影響で行動がおかしくなり、ガウリイを夫と思い込んでいた。二児の母親。
ポコタ
声 - 小林由美子
リナたちが出会った、小柄な体格の謎の獣人[1]。耳らしきものの先端が緑色の人間の手のような形状になっているが、普通の位置にも別に小さい手が存在している。さらに、体のお腹から胸の位置にファスナーが存在する(自作の「光の剣のレプリカ」を収納)。頭の真ん中からは紫の毛が突起状に生えており、頭から体にかけての大半は薄緑色の体色をしている。赤いマントを羽織っており、魔法は、耳の位置から出ている大きな手で発生させる。リナクラスの高位魔法を使いこなし、すばしっこく闘い慣れしている。性格は素直とは言えず、口が悪く態度もでかい。食事や金への執着はリナと同レベル。しかしリナの肩に乗ったり、ガウリイの髪に隠れたりとカワイイしぐさも見せることも。浮遊(レビテーション)で移動することが多い。
リナ一行と出会ったときには、世間を騒がせている魔道戦車を破壊している最中であった。リナとはお互いによく「小動物」「凹胸(ヘコムネ)」と罵り合い、衝突しっぱなしである。
その正体は、過去に滅んだとされるタフォーラシア国の王子である。本名はポセル=コルバ=タフォーラシア(それぞれの頭文字を取ってポコタ)。タフォーラシアに疫病が蔓延し国が滅ぶ危機に直面した時、病気の進行を止めるため人々はレゾの力により眠りにつき、タフォーラシアは伝説の霧に隠される。ポコタも疫病にかかるが、病気の進行を止めるためにレゾの力によって動物の姿に変えられ、疫病の治療法を探し当てる為に諸国を流離う。昔は人間の少年でその時の姿は、腰まで伸びる紫色の長い髪を持ち、現在の小動物状態と同じく髪の真ん中は突起状になっていた。 左耳には大きなピアス型のイヤリングをしており、服装も王子らしからぬ簡素で動きやすいものだった。
EVOLUTION-Rではタフォーラシアの人々を救うためリナ達と行動を共にする。自国を救ったレゾを善人と信じて止まず、ゼルガディスらにした仕打ちや魔王が眠っていた事実を受け入れることができないでいる。タフォーラシアの人々を救う為、レゾが復活する際に自分の体を提供する。その後復活した魔王の亡霊との戦いで、自分の冥王の壺を壊し魔王の動きを封じ、魔王を滅ぼす手助けをした。魔王と共に滅びる覚悟であったが、レゾの助けにより生還し、以後も小動物の姿でタフォーラシアの復興に尽力する。
コミック版EVOLUTION-Rでは魔王の亡霊の動きを封じる為、壺を壊して内側からレゾと共に押さえていた最中に魔王と闘ったデュクリスを死なせてしまう。魔王を倒しレゾから様々な知識を授けられた後、デュクリスの体に宿り、彼を死なせてしまった負い目から、デュクリスとして生きていく決意を固める。
ジョコンダ
声 - 高島雅羅
ルヴィナガルド王国で公爵領を管理している公爵。
リナいわく「なんか、きつそうなおばちゃん」。赤毛をポニーテールにし、扇子を愛用しいかにも貴族ぜんとした格好をしている。言葉遣いは貴族そのものだが、いやみな言い回しをする自信家。
魔道戦車(現在は、できそこない)をデュクリスから、購入して各国に売却している。今後は、世界中を相手に兵器として売りさばこうと考えており、邪魔をする行為を徹底して排除する、冷血非情な人物である。刀身に飾りの着いた剣を操り、自分の腕に自信を持っている。自らが所有する広大な城の一角にコロシアムを創り、そこで自分が敵を倒すのを楽しむといった歪んだ趣味を持っている。ちなみに以前は剣士の夫がいたが、4人共ジョコンダの所有するコロシアムでジョコンダ自身が相手をして殺害した。
デュクリスに原因不明の疫病が蔓延するタフォーラシアへ各国から届けられた救援物資を隠匿、横領していたことが、ワイザーの証言より明らかになったが、観念せずに開き直り怒りに震えるデュクリスに剣の一閃を受ける。暴走し獣の姿になったザナッファーにジョコンダ自身が飲み込まれてしまった。
オゼル
声 - 木村はるか
ジョコンダに仕える妙齢の女性。エプロンにカチューシャという典型的なメイドの姿をしており、カールのかかった栗色の髪の持ち主で、何者にも丁寧な言葉遣いをする。外見とは裏腹に運動神経が優れており、身軽。
正体はレゾに作られた球体関節人形のような体をした人形。首を傾げすぎるとネジのように留めてある首が外れてしまう。額からは何故か正午になると鳩時計に使われている小鳥のようなものが飛び出す。腕の部分は伸縮しけん玉や刃、布団叩き、木槌などに変化可能。
冥王の壷の傍にいつもいるが、リナ達にそれを壊すよう依頼する。EVOLUTION-Rでは壷を持ってラドック邸へと姿を現し、そこでのメイドとしてリナ達と再会する。レゾとの再会を望んでいたが、魔王の魂が一緒に封印されていたこともあり躊躇していた。最終的にはレゾの復活と同時に元の人形に戻った。
フラン
声 - 竹若拓磨
犬顔の魔道士。ズーマを雇うまでの間の繋ぎとしてソランと共にジョコンダに雇われ、ポコタの持つ「光の剣のレプリカ」を奪い取ろうと画策するが、その企みは常に失敗に終わる。
ゾラン
声 - 谷古美玲
猫顔の魔道士。フランを「兄貴」と呼び、常に一緒に行動する。

スレイヤーズEVOLUTION-R[編集]

ナーマ
声 - 川村万梨阿
ジョコンダ城の地下に居た謎のリビングアーマー(何らかの手段で命を吹き込まれた鎧)。名前以外の記憶がはっきりしていない[2]。元々は人間だったが、宝探しの際に「冥王の壺」に触れて、その魂を鎧に封印された模様。主に氷結系や召喚系の魔法を使用し、展開した体の各所から攻撃呪文を放ち、その上、その鎧にはマジックコーティングが施されている為に生半可な攻撃魔法では破壊できず、たとえ強力な攻撃が当たっても体を分解して衝撃を分散させ、瞬時に体を結合することができるなどリナ達をかなり苦戦させた。「冥王の壺」の在り処を僅かに記憶していたのでリナ達を様々な場所に案内するが、肝心の記憶がいい加減なのでリナ達を散々振り回す。暗殺者に強い憎悪を持っているらしく、ズーマが暗殺者だと判ると見境無しに攻撃呪文を撃ちまくった。最後は自分の魂が詰め込まれた「冥王の壺」をゼロスに壊されたことにより、みかん箱に入れられた元の肉体へと戻った。
その言動がある人物に酷似しており、リナ曰く「条件反射的に手が出る」。

劇場版[編集]

劇場版スレイヤーズ[編集]

ラウディ=ガブリエフ
声 - 阪脩、少年時代 - 高山みなみ
リナの夢の中で助けを求める大賢者。かつて、エルフ族である少女メリルーンと恋人であったが、ジョイロックに殺されてしまう。以後死ぬことも無くメリルーンの魂と共に生活していた。老人となった今でもメリルーンのことを思っている。ミプロス島の歴史を変える為、夢枕に立つことにより島へとリナを誘った。少年時代、「光の剣」をもっておりレッサーデーモンぐらいは倒すことができた。
なお、名字と「光の剣」が代々伝わってきたものだという言葉と、ドラマCDにおいてガウリイが彼らしき名前を言っていること、劇場版のTVCMにおいてガウリイの「俺のじいさん」的な発言があったことなどから、ガウリイの祖先ではないかと思われる。また、ラウディ老人は劇中において、渋るリナに対して「あんたにも関係のあることだ」と意味深長な発言をして協力を促している。
メリルーン
声 - 白鳥由里
ミプロス島に住んでいるエルフの少女。ラウディとは恋人で将来を誓い合っていた仲だったが、村祭りの日にジョイロックに殺される。
ジュリアーノ=デュビビエ
声 - 佐藤正治
温泉マスター。ホテル「ジュエリィ・フィッシュ」の支配人で、偽の温泉で観光客を騙していた。シルクハットにビキニパンツ、胸とへそに星をつけゴム靴をはいている。
見た目とは裏腹に実力があり、温泉で攻撃呪文を呑み込み、水の竜を作り出しリナ達に挑む。が、結局捕まりリナ達によってミプロス島の王の許に連行された。
ラゴス
声 - 若本規夫
イリュージョンマスター。ぐるぐる眼鏡をかけた怪しい男。出身地を聞き出し相手に暗示をかけて故郷の幻影を見せることができる。
ジョイロック
声 - 玄田哲章
ミプロス島を支配している魔族。ミプロス島の王が何度も兵士を派遣しているが、全部返り討ちにする力を持っている。普段はカエルのような姿をしている。
ミプロス島の人間を支配し、人間の自堕落な感情を食べて生きている。人間達をおもちゃのような扱いをし、そのことでリナの逆鱗に触れている。
はるか昔にメリルーンをはじめとしたミプロス島のエルフたちを皆殺しにし、抵抗してきたラウディも返り討ちにしている。しばらくミプロス島から離れていたようだが、1年前に戻ってきていた。
享楽主義的な性格のために道化めいた印象もあるが、島の村1つを遊びでゾンビの村に変える、悔恨と憎悪に苦しむラウディをわざと生かす等、行動は極めて悪質。
この後のスレイヤーズシリーズの劇場版に登場した悪役たちが財政破綻している悪の組織だったり実は幼生だったりとオチがつくものばかりであるのに対し、ジョイロックは最初にして最後の正統派な敵であるといえる。

スレイヤーズRETURN[編集]

サリーナ
声 - 平松晶子
ビアズの村の村長の娘。監視の目をかいくぐり、リナとナーガに助けを求める。多少は剣が使える。
サリーナの父
声 - 大塚明夫
ビアズの村の村長。代々エルフ族から渡された腕輪を守ってきた。筋骨隆々で剣も使え、ガレフの元部下と互角に戦えるほどの腕前。
容姿は原作小説に登場するキャラクター「ワイザー=フレイオン」に類似しており、担当声優の大塚は後年のアニメ『REVOLUTION』でワイザーを演じている。
ガレフ
声 - 内海賢二
秘密結社ツァインのボス。ビアズの村に眠るエルフが創った兵器を掘り起こすため村人に強制労働をさせていた。世界制覇を目的としているが掘っ立て小屋を本部にしたり、給料が払えずに部下から逃げてメンバーは2人、女房子供には逃げられ、明日食う飯にも困っている。リナ、ナーガ曰く「道楽で組織作って破綻しているおっさん」。魔獣やレッサー・デーモンの召喚など召喚系列の魔法を得意としている。なおEDにて、ビアズ村で強制労働している際に奥さんと娘さんと再会している。
漫画『超爆魔道伝』によると、元はタイレル・シティ魔道士協会副評議長で石竜を破壊しようとして暴れまわるリナとナーガを見てツァインを作った。ゲーム『スレイヤーズろいやる』にも登場。
ザッハード
声 - 矢尾一樹
秘密結社ツァインの幹部。ガレフの世界制覇に感銘を受けて給料の払えないツァインに一人残る。リナを圧倒するほどの剣術の使い手。

スレイヤーズぐれえと[編集]

ガリア=アインバーグ
声 - 加藤精三
伝説と謳われた現役のゴーレム職人。創作意欲が湧かないとして数年間ゴーレム作りを止めていたが、理想的なモデルであるリナを見て再びゴーレム作りに取り掛かる。ファンシーなゴーレムにこだわっており、創作の方向性の違いからヒューイと対立している。
ヒューイ=アインバーグ
声 - 子安武人
ガリアの息子。若くしてガリアに匹敵する腕を持つ優秀なゴーレム職人だが、ボディラインを強調したゴーレムにこだわっているため、創作の方向性の違いからガリアと対立している。
ライア=アインバーグ
声 - 井上喜久子
ガリアの娘、ヒューイの妹。仲違いしている父と兄に苦労している。「私ってやっぱり不幸」が口癖。
ハイゼン
声 - :川久保潔
ストーナーの街の領有権をめぐってグラニオンと対立している領主。歯は全て金歯。ゴーレムを軍事兵器として量産しようと画策しており、ガリアをだまして味方につける。領有権についての決着として国王が提案したゴーレム対決に際してガリアが作り上げたゴーレム『ぴこぴこリナちゃん』は、自分が予想していたものと全く違うものだったため相当なショックを受けた。
グラニオン
声 - 若本規夫
ストーナーの街の領有権をめぐってハイゼンと対立している領主。ゴーレムを軍事兵器として量産しようと画策している。ハイゼンがガリアを味方につけたため、対抗してヒューイをだまして味方につける。領有権についての決着として国王が提案したゴーレム対決に際してヒューイが作り上げたゴーレム『グラン・ゴッデス』は、自分が予想していたものと全く違うものだったため相当なショックを受けた。

スレイヤーズごぅじゃす[編集]

カルバート
声 - 神谷明
コルドロン・シティを治める領主。居城で飼っていたドラゴンたちを引き連れて反乱を起こした愛娘、マレーネを連れ戻してくれるようリナに依頼する。ドラゴンと心を通わせる力がある。
マレーネ
声 - 氷上恭子
カルバートの娘。ドラゴンと心を通わせる力があり、新設予定だった竜騎士団のドラゴンたちとソーンフォート、ガイズノーを引き連れて小遣い値上げのため反乱を起こし、勝手に改造したカルバート家の別荘「要塞城」を拠点にして城に攻め込んでくる。
ソーンフォート
声 - 塩沢兼人
マレーネ四天王の1人。元は近衛隊長の職務に就いていたが、『給料が同じなら、むさいおっさんより綺麗なねーちゃんに仕えるのが人として、男としての当然の義務』という持論からマレーネに従う。仮にも近衛隊長を務めていただけに剣術の腕は相当なものらしいが、その実力を見せる前にリナに呪文で一蹴された。
ガイズノー
声 - 滝口順平
マレーネ四天王の1人。元は大臣の職務に就いていたが、その正体は蛇のような子どもの竜。カルバートやマレーネを利用して竜が支配する世界を作ろうとする。「竜破斬(ドラグ・スレイブ)」をも弾き飛ばす魔法の障壁を使い、蛇のような巨竜に化けていたが元々の体が小さいため、攻撃力はたいしたことはない。

スレイヤーズぷれみあむ[編集]

ルーマ
声 - 白鳥由里
白魔術士。魔病を治す呪文を研究しているが、未熟なため治せない。タコ好きでえぴろーぐぷれみあむでは知恵タコと付き合っている。
知恵タコ
声 - 櫻井孝宏
タコ族の天才。守護神の魔力で人の言葉を話す。タコ料理にされた仲間の復讐をするべく、魔病でパニックを起こした人間たちの不安と混乱をエネルギーにして、守護神を蘇らせようとする。
守護神
声 - 納谷悟朗
タコ族から崇められている魔族。言い伝えによるとタコにあたってタコ壺に封印されたが、知恵タコたちによって復活する。

脚注[編集]

  1. ^ 負傷した際には綿のようなものが見えていた事から、縫い包みの可能性もある
  2. ^ 名前自体の記憶もあいまいである