ほっともっと

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ほっともっと川俣町店(福島県伊達郡
ほっともっと上牟田店(福岡市博多区
プレナス本社の近くにある。2013年2月14日14時~2013年3月11日まで改装のため休業

ほっともっとローマ字Hotto Motto)は、株式会社プレナス九州・山口地方及び東日本地区を中心に、日本全国、中国、および韓国に店舗を展開している持ち帰り弁当チェーン店2011年(平成23年)現在、日本の持ち帰り弁当業界で最大の店舗数を誇る[1]

概要[編集]

キャッチフレーズは「幸福は、ごはんが炊かれる場所にある。[2](2013年3月まで)、「fresh,friendly,fun」(2013年4月から)[3]

ロゴは円形であり、赤色と黄色が使われている。シンボルは「ツヤツヤと輝くおいしいお米」となっており、中央にそれが描かれている。それに重なる形で「HM」の文字が書かれており、外側の上部に「Hotto Motto」、下部に「ほっともっと」の文字が書かれている[2]。『お弁当を食べながら』(作詞: 岩崎俊一、作曲: 菅野よう子、歌:清浦夏実)というテーマソングが設定されており、CMではこのテーマソングのサビの部分が流された[2]。なお、プレナス提供の全国放送番組も一部地域ではまだ出店していないので、ACジャパンのCMに差し替えたことがある。

「ほも弁」の愛称で親しまれている。

ほっかほっか亭との分裂までの経過[編集]

プレナスは元々山口県を含む九州および東日本地区のほっかほっか亭を運営していたが、フランチャイザーのほっかほっか亭総本部と商標権を巡り対立したことをきっかけに両社の関係が悪化し(詳細はプレナスを参照)、2008年(平成20年)2月6日に、同年5月14日をもってほっかほっか亭から離脱することを発表し、続く2月12日に、新たなブランド名を「ほっともっと」にすることを発表した。5月15日よりほっともっととしての店舗運営を開始。5月20日には近畿地区1号店として兵庫県神戸市に磯上公園前店をオープンさせた[4]

ほっかほっか亭時代は2,294店(直営店1,113店、加盟店1,181店)を運営していたが、鹿児島食品サービスなどプレナス系から離脱しほっかほっか亭総本部と契約した266店舗を除く、2,028店(直営店1,113店、加盟店915店)と、これまで総本部傘下だったサンコーと契約していた茨城地区の加盟店50店の、合わせて2,078店でスタートした[5][6]。サンコーは2008年(平成20年)10月まで「ほっかほっか亭」以外の弁当事業が営めないため[7]、茨城地区の加盟店50店は暫定的にプレナスと加盟店契約を結びほっともっととして営業、サンコー直営店舗はほっかほっか亭として営業していたが、2008年(平成20年)11月よりサンコーがほっともっと茨城地区本部としての営業を開始したため、それに伴いサンコー直営のほっかほっか亭はほっともっとへ移行し、同時に茨城地区の加盟店契約はプレナスからサンコーに承継され、茨城地区のほっともっとは58店となった[8](報道によってはほっともっと開始当初より茨城地区59店が加わり、2,087店でスタートしたとされている[9]。なお、サンコー直営店舗は合流するまでの間に1店舗閉鎖している)。

出店済みの地区も含めて相次いで出店しており、2008年(平成20年)7月末の店舗数は2,152店(直営店1,181店、加盟店971店)となっていた[6]。これは全国に約2,300店を展開している本家かまどやに次ぐ2位の規模であった[10]。プレナスは未出店地域にも店舗を展開し、3年後を目途に3,000店に増やす計画を立てている[11]。 その後の出店により2009年(平成21年)7月末の時点でほっともっと2,332店、本家かまどや2,265店、ほっかほっか亭1,390店となり逆転した[1]2012年(平成24年)2月末時点でのほっともっとの店舗数は2,758店舗(直営店1,809店舗、加盟店949店舗)である。

店舗[編集]

店舗の外観は、木とレンガを基調にした茶色のものとなっており、あたたかく、都会的な外観をイメージしている[12]。ほっかほっか亭時代からこのような店舗への置き換えが進んでおり、ほっともっと移行後はロゴと文字の部分を変更したのみとなった。

また、従来からのカウンターでの注文に加え、昼間など混雑する時間帯に作りたての弁当を待たずにあたたかい弁当が購入できるようにした、「ホットショーケース」というサービスも一部店舗を除き行われている[13]。これもほっかほっか亭(旧・株式会社ほっかほっか亭がダイエー傘下時代)の頃から行われていた。

営業地域[編集]

以下の44都道府県中国および韓国で営業している。2014年(平成26年)1月現在の店舗数は合計2,693店舗。

運営会社 地区
株式会社プレナス
(直営)
移行前から展開 合併前から直営 山口県福岡県佐賀県長崎県
熊本県大分県宮崎県鹿児島県
旧・株式会社ほっかほっか亭 北海道山形県宮城県福島県
群馬県栃木県埼玉県東京都
新潟県山梨県長野県静岡県
旧・株式会社ライズ 千葉県神奈川県
移行後に展開 青森県秋田県岩手県富山県
石川県岐阜県愛知県三重県
滋賀県京都府大阪府兵庫県
奈良県和歌山県岡山県徳島県
香川県愛媛県高知県
加盟会社 サンコー株式会社 茨城県
株式会社ブレンズ 沖縄県広島県(移行後に展開)
株式会社YK Food Service 大韓民国ソウル特別市
北京好麦道餐飲管理有限公司 中華人民共和国北京市

2014年4月現在の未出店地域は福井県山陰2県(島根県鳥取県)。そのためCMによっては最後に「一部未出店エリアがあります」の文言が入っている。

韓国で事業展開する、YK Food Serviceは、韓国の水産物加工業者、東源水産(Dong Won Fisheries)と、プレナスが共同出資して設立した会社である。

中国で事業展開する、北京好麦道餐飲管理有限公司は、中国の食品会社、河北滦平華都食品有限公司と鵬達株式会社、およびプレナスが共同出資して設立した会社である。

CMキャラクター[編集]

  • 山口智充DonDokoDon)(2010年(平成22年)3月16日 - 12月31日)
  • AKB482011年(平成23年)1月1日 - 3月、GO!カツフェア、2012年(平成24年)1月6日 -)
    AKB48×HottoMottoとしてキャンペーンを展開。
  • 新生かな子2011年(平成23年)5月 - 焼肉弁当・ねぎ塩焼肉弁当)
  • 天田優奈2011年(平成23年)6月 - めんたい高菜弁当・同CMのナレーションは中尾彬が担当)
  • キマグレン2011年(平成23年)7月 - 9月、「キマグレン×ほっともっと『夏弁』」BGMは「蛍灯」)
  • ヨンア2011年(平成23年)8月 - 野菜ビビンバ・韓流デラックス弁当)
  • 桂三枝 → 六代桂文枝スリムクラブ2011年(平成23年)11月- 新・幕の内弁当)
    • 花・幕の内弁当編ではハリセンボンも出演。
    • きのこご飯(2012年(平成24年)9月 - 10月)とカキフライ御膳・カキフライ弁当(同年10月 - 11月)、鶏めし(2013年3月 - )では文枝の弟子4人(鶏めし編は桂三度以外3人、その鶏飯後半には桂三輝)も出演。
    • 2013年(平成25年)3月には、厚切りとんかつ弁当のCMにも文枝が出演。
    • 2014年(平成26年)の新・幕の内では、文枝と石井一久が出演。
  • 雨宮亜衣(2012年(平成24年)9月 - 新コンビ弁当シリーズ、平日昼割)
  • 村上信五関ジャニ∞)(2013年(平成25年)1月 - ロースかつ丼、2月 - チキン南蛮、5月 - 焼肉ビビンバ)
  • 加藤慶祐(2013年(平成25年)7月 - から揚げ)
  • 有村架純(2013年(平成25年)10月 - 金芽ごはん、2014年(平成26年)2月 - 新ロースカツ丼。CM冒頭のほっともっとコールも担当)

不祥事[編集]

2013年8月3日、豊川八幡店(愛知県)の従業員が店舗内で業務用冷蔵庫内で寝そべった画像をインターネット上に公開している事が判明した[14]。当該画像は同6月28日ツイッター上で公開されたものであり、同一庫内に食材が入っていた事もあり、閲覧者からの苦情が多数寄せられていた。当該店舗は衛生状態の確認等のため同8月3日は休業した。 プレナスは同8月5日、公式ページ上において当該従業員を既に解雇していると発表した[15]

脚注・出典[編集]

  1. ^ a b ほっともっと、店舗数で業界首位に「ほか弁」離脱で始まった熾烈な陣取り合戦 moneyzine 2009年(平成21年)8月5日
  2. ^ a b c 新ブランド「ほっともっと」について
  3. ^ ブランドステートメント | ほっともっと
  4. ^ ほっともっと 店舗検索 磯上公園前店
  5. ^ 新ブランド「ほっともっと」創設後の状況に関するお知らせ プレナス 2008年(平成20年)6月6日
  6. ^ a b 「ほっともっと」の出店状況等に関するお知らせ プレナス 2008年(平成20年)8月6日
  7. ^ サンコーに対する仮処分申立の決定について ほっかほっか亭総本部 2008年(平成20年)5月21日
  8. ^ 「ほっともっと」茨城地区本部の営業開始に関するお知らせ プレナス 2008年(平成20年)11月1日
  9. ^ ほっかほっか亭:2028店舗「ほっともっと」に--プレナス発表 毎日新聞 2008年(平成20年)5月14日
  10. ^ 離脱2000店が15日新チェーン ほっかほっか亭分裂 asahi.com 2008年(平成20年)5月14日
  11. ^ 「ほっともっと」本格始動 西日本新聞 2008年(平成20年)5月15日
  12. ^ 新しい ほっともっと 増えています! - 00
  13. ^ 新しい ほっともっと 増えています! - s2
  14. ^ ほっともっとでも、店員が冷蔵庫で寝そべり撮影 愛知・豊川(2013年8月4日 MSN産経ニュース 同8月19日閲覧)
  15. ^ 「ほっともっと」従業員による不適切な行為に関するお詫び(2013年8月5日 公式ページ内新着ニュース 同8月19日閲覧)

関連項目[編集]

主な提供テレビ番組[編集]

外部リンク[編集]