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[[Image:Statue-of-Ryotsu-Kankichi.jpg|thumb|right|亀有駅北口にある両津勘吉像(警官姿)]] |
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[[Image:Statue of Happi Coat of Ryotsu Kankichi.jpg|thumb|right|亀有駅南口にある両津勘吉像(法被姿)]] |
[[Image:Statue of Happi Coat of Ryotsu Kankichi.jpg|thumb|right|亀有駅南口にある両津勘吉像(法被姿)]] |
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階級は'''警視庁[[巡査長]]'''(但し一時期、不祥事で[[巡査]]や[[警察学校]]1年生に降格になった事もある<ref>39巻『旅立ちの日の巻』、59巻『激突!!成績くらべの巻』など</ref>)。[[一人称]]は「わし」(大原 |
階級は'''警視庁[[巡査長]]'''(但し一時期、不祥事で[[巡査]]や[[警察学校]]1年生に降格になった事もある<ref>39巻『旅立ちの日の巻』、59巻『激突!!成績くらべの巻』など</ref>)。[[一人称]]は「わし」(大原や署長など上司には「私(わたくし)」であるが、アニメではほとんど「わし」である。たまに「おれ」と言うこともある。稀少だが「僕」とか「僕ちゃん」と言うこともある。連載当初は「本官」と言っていたこともあった)。自他共に認める[[大食い]][[チャンピオン]]。 |
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警視庁新葛飾警察署地域課に所属し、[[亀有公園前派出所]]に勤めている(話の都合で稀に別の署・派出所へ異動となる事もある<ref>1巻『始末書の両さんの巻』ではノサップ岬派出所、10巻『適材適署!?の巻』『山奥村大戦争!!の巻』では島流し署、39巻『旅立ちの日の巻』『銀座の春の巻』では銀座派出所、39巻『桃太郎ポリスの巻』ではさいはて署、64巻『下町交番日記の巻』から『そして亀有へ!?の巻』では下谷第五派出所、など</ref>)。生まれは[[東京都]][[台東区]]の[[浅草]](千束)。誕生日は[[3月3日]](連載当初は[[1943年]]生まれとされており<ref>文化創作出版の『「こち亀派出所」ハミだし両さんの謎』の分析による。4巻収録エピソード(1977年)中に、勤続15年と発言している</ref>、しばらくはリアルタイムで加齢し39歳に達したが、以降は年齢の言及がなくなり、後に[[1952年]]生まれに変更される<ref>『Kamedas』</ref>。現在の設定では35歳である<ref name="tyoukochikame">『[[超こち亀]]』</ref>)。また、最近では学生時代のエピソードで[[ビックリマンシール]]や[[ファミコン]]などのキーワードが出てくるため時代と共に70年代初頭生まれの設定になっている時もある。 |
警視庁新葛飾警察署地域課に所属し、[[亀有公園前派出所]]に勤めている(話の都合で稀に別の署・派出所へ異動となる事もある<ref>1巻『始末書の両さんの巻』ではノサップ岬派出所、10巻『適材適署!?の巻』『山奥村大戦争!!の巻』では島流し署、39巻『旅立ちの日の巻』『銀座の春の巻』では銀座派出所、39巻『桃太郎ポリスの巻』ではさいはて署、64巻『下町交番日記の巻』から『そして亀有へ!?の巻』では下谷第五派出所、など</ref>)。生まれは[[東京都]][[台東区]]の[[浅草]](千束)。誕生日は[[3月3日]](連載当初は[[1943年]]生まれとされており<ref>文化創作出版の『「こち亀派出所」ハミだし両さんの謎』の分析による。4巻収録エピソード(1977年)中に、勤続15年と発言している</ref>、しばらくはリアルタイムで加齢し39歳に達したが、以降は年齢の言及がなくなり、後に[[1952年]]生まれに変更される<ref>『Kamedas』</ref>。現在の設定では35歳である<ref name="tyoukochikame">『[[超こち亀]]』</ref>)。また、最近では学生時代のエピソードで[[ビックリマンシール]]や[[ファミコン]]などのキーワードが出てくるため時代と共に70年代初頭生まれの設定になっている時もある。 |
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特徴のある顔で[[ゴリラ]]に似ている。髪型は剛毛の角刈り(少年時代は丸坊主)で眉毛は[[マクドナルド]]の商標のように(あるいは[[フリーダ・カーロ]]の自画像のように)繋がって(第1巻の時は別の形をしている)おり、[[髭|無精髭]]を生やしている。[[靴]]・靴下を履かず、[[サンダル]]履き。制帽はまず被らない。夏は当然半袖、冬でも長袖を捲り上げた姿で生活をしている。因みに、連載当初は裾捲りもしていた([[1980年]]頃まで)。入浴をするのが面倒(又は嫌い)で数ヶ月入浴しない事もあり、また洗濯も数ヶ月に一度しかしない。64巻で生え変わるまで[[歯]]は全て[[乳歯]]だった<ref>64巻『歯無しにならない話の巻』</ref>。指紋は四角い<ref name="78neo">78巻『ネオ・ボーナス争奪戦!!の巻』</ref>。その骨格は、[[人間ドック]]により55万年以前の[[ホモ・エレクトス|原人]]の骨に酷似している事が判明している<ref>54巻『両さん人間ドックへいくの巻』</ref>。外見は胴長短足の典型的(?)な「[[日本人]]体型」である。ちなみに花山理香によれば150歳まで生きるという<ref>57巻『両さん天国へ行くの巻』</ref>([[天国]]に来ると迷惑なので、さらに追加する予定。なお、[[地獄]]側・[[冥界]]ですら受け入れを拒否する姿勢をとっている。なお、神様(?)は、両津が死んだ場合、受け入れ先がないため、現世に留まる可能性を示唆。)。 |
特徴のある顔で[[ゴリラ]]に似ている。髪型は剛毛の角刈り(少年時代は丸坊主)で眉毛は[[マクドナルド]]の商標のように(あるいは[[フリーダ・カーロ]]の自画像のように)繋がって(第1巻の時は別の形をしている)おり、[[髭|無精髭]]を生やしている。[[靴]]・靴下を履かず、[[サンダル]]履き。制帽はまず被らない。夏は当然半袖、冬でも長袖を捲り上げた姿で生活をしている。因みに、連載当初は裾捲りもしていた([[1980年]]頃まで)。入浴をするのが面倒(又は嫌い)で数ヶ月入浴しない事もあり、また洗濯も数ヶ月に一度しかしない。64巻で生え変わるまで[[歯]]は全て[[乳歯]]だった<ref>64巻『歯無しにならない話の巻』</ref>。指紋は四角い<ref name="78neo">78巻『ネオ・ボーナス争奪戦!!の巻』</ref>。その骨格は、[[人間ドック]]により55万年以前の[[ホモ・エレクトス|原人]]の骨に酷似している事が判明している<ref>54巻『両さん人間ドックへいくの巻』</ref>。外見は胴長短足の典型的(?)な「[[日本人]]体型」である。ちなみに花山理香によれば150歳まで生きるという<ref>57巻『両さん天国へ行くの巻』</ref>([[天国]]に来ると迷惑なので、さらに追加する予定。なお、[[地獄]]側・[[冥界]]ですら受け入れを拒否する姿勢をとっている。なお、神様(?)は、両津が死んだ場合、受け入れ先がないため、現世に留まる可能性を示唆。)。 |
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両津の体は普通の人間と異なり[[ターミネーター]]や[[ゴキブリ]]並みの生命力を兼ね備えており、大爆発など幾度となく痛い目にあっても無傷で、万が一にケガをしたとしても、必ず復活している。(この為、 |
両津の体は普通の人間と異なり[[ターミネーター]]や[[ゴキブリ]]並みの生命力を兼ね備えており、大爆発など幾度となく痛い目にあっても無傷で、万が一にケガをしたとしても、必ず復活している。(この為、大原は過剰すぎるほどのおしおきを下すときも、)[[濃硫酸]]を[[ブランデー]]で割って飲んでも大丈夫(中川談)。また、[[石鹸]](手作り)を食べたこともある<ref>128巻『KAMEARI-SOAP RHAPSODY』</ref>(出来立ての石鹸には[[苛性ソーダ]]等の劇薬が含まれている)。体内には見た目がマンガのばい菌のようでどんな[[病原体]]もやっつける最強の[[抗体]]「リョーツGPXワクチン」を持っているが<ref>70巻『秘薬リョーツGPXの巻』</ref>、これは最悪な環境でしか生きられず、環境が良くなると弱ってしまう<ref>80巻『野性へ帰れ!』</ref>。また、これを常人に接種することは、子供が[[ウォッカ]]を一気飲みすることと同じくらいに危険らしい。 |
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1994年に警察官の[[制服]]デザインが変更された当初は、両津もこれに合わせて現行の冬服上衣や活動服を着用していたが、[[宴会]]でビールの掛け合いをした後にストーブのそばで乾かしていたら燃えて灰になってしまったり、ゲロを吐いて廃棄処分にしたり、自転車で店に突っ込んでボロボロになったりしてしまい<ref>101巻『目覚ましパニック!?の巻』で判明。但し、旧型制服に戻ったのはジャンプでの連載順から言うと101巻『両さん亀現る!?の巻』が最初</ref>、以後10年以上が経った現在でも、それまでの旧型制服を着て(装備品まで旧型を着けて)勤務している。上着の下に着る制服用のワイシャツと夏服は、燃やさなかったため現行デザインのものを着用(なお、アニメ版ではデザイン変更から2年がたってから放映されたにもかかわらず両津以外の人物も全員旧式の制服である)。 |
1994年に警察官の[[制服]]デザインが変更された当初は、両津もこれに合わせて現行の冬服上衣や活動服を着用していたが、[[宴会]]でビールの掛け合いをした後にストーブのそばで乾かしていたら燃えて灰になってしまったり、ゲロを吐いて廃棄処分にしたり、自転車で店に突っ込んでボロボロになったりしてしまい<ref>101巻『目覚ましパニック!?の巻』で判明。但し、旧型制服に戻ったのはジャンプでの連載順から言うと101巻『両さん亀現る!?の巻』が最初</ref>、以後10年以上が経った現在でも、それまでの旧型制服を着て(装備品まで旧型を着けて)勤務している。上着の下に着る制服用のワイシャツと夏服は、燃やさなかったため現行デザインのものを着用(なお、アニメ版ではデザイン変更から2年がたってから放映されたにもかかわらず両津以外の人物も全員旧式の制服である)。 |
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=== 趣味・特技など === |
=== 趣味・特技など === |
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==== 趣味 ==== |
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[[趣味]]は、[[ギャンブル]]全般(特に[[競馬]]、他にも[[競輪]]・[[競艇]]・[[パチンコ]]・賭け[[麻雀]]・[[スポーツ振興くじ|toto]]くじ等)や飲酒([[バケツ|ポリバケツ]]一杯分を[[アルコールハラスメント|一気飲み]]出出来るほどである)、[[サバイバルゲーム]]や[[テレビゲーム]]、[[模型]]製作やスポーツ全般(特に[[野球]]・[[剣道]]。しかし初期の頃に「わしは野球を全く知らない」とのセリフもあった<ref>4巻『ガッツマン両津の巻』</ref>)と非常に多趣味である(新し物好きな性格がその原因と考えられる)。また、俗に言う女遊びも好むようで、[[キャバレー]]等に通っているシーンもかなり見られる。また、タバコに関しては昔は、かなりのヘビースモーカー(銘柄は、[[ハイライト]]・[[セブンスター]]・[[マイルドセブン]]の3種がほとんど)だったが、34巻『煙はEなもの!?の巻』で、 |
[[趣味]]は、[[ギャンブル]]全般(特に[[競馬]]、他にも[[競輪]]・[[競艇]]・[[パチンコ]]・賭け[[麻雀]]・[[スポーツ振興くじ|toto]]くじ等)や飲酒([[バケツ|ポリバケツ]]一杯分を[[アルコールハラスメント|一気飲み]]出出来るほどである)、[[サバイバルゲーム]]や[[テレビゲーム]]、[[模型]]製作やスポーツ全般(特に[[野球]]・[[剣道]]。しかし初期の頃に「わしは野球を全く知らない」とのセリフもあった<ref>4巻『ガッツマン両津の巻』</ref>)と非常に多趣味である(新し物好きな性格がその原因と考えられる)。また、俗に言う女遊びも好むようで、[[キャバレー]]等に通っているシーンもかなり見られる。また、タバコに関しては昔は、かなりのヘビースモーカー(銘柄は、[[ハイライト]]・[[セブンスター]]・[[マイルドセブン]]の3種がほとんど)だったが、34巻『煙はEなもの!?の巻』で、大原からの強い薦め(というよりほぼ強制)により完全に禁煙した([[少年誌]]で喫煙を肯定するのは好ましくないから、という事情もある){{要出典}}。 |
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尚、それぞれの趣味の腕前については「自分は[[パチプロ]]である」、「ゲームをプログラムの段階([[デバッグ]]作業と思われる)で遊ぶ」などの発言があり、「プロ」となりうる物であるようである。 |
尚、それぞれの趣味の腕前については「自分は[[パチプロ]]である」、「ゲームをプログラムの段階([[デバッグ]]作業と思われる)で遊ぶ」などの発言があり、「プロ」となりうる物であるようである。 |
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実家の[[家紋]]は長い間いい加減につけられてきた(親戚によってバラバラで、桐紋・武田菱・下がり藤・丸に揚羽蝶などが混在)が、親戚一同で会議を開き、何故か「[[ティーガーI|タイガー戦車]]」の家紋になった。実は親戚たちは家紋なんかどうでも良かったらしく、300種ぐらいの候補の中から最もまともそうな物を選んだら、あっさり戦車を図案化した物に決定したそうである<ref>112巻『家紋ベイビー!! の巻』</ref>。 |
実家の[[家紋]]は長い間いい加減につけられてきた(親戚によってバラバラで、桐紋・武田菱・下がり藤・丸に揚羽蝶などが混在)が、親戚一同で会議を開き、何故か「[[ティーガーI|タイガー戦車]]」の家紋になった。実は親戚たちは家紋なんかどうでも良かったらしく、300種ぐらいの候補の中から最もまともそうな物を選んだら、あっさり戦車を図案化した物に決定したそうである<ref>112巻『家紋ベイビー!! の巻』</ref>。 |
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作中の設定の中では、「[[男はつらいよ]]」にエキストラに混じって出たこともある(但し本編ではカット)。また初期の頃は両津が寅さんの名台詞をもじって言い、大原 |
作中の設定の中では、「[[男はつらいよ]]」にエキストラに混じって出たこともある(但し本編ではカット)。また初期の頃は両津が寅さんの名台詞をもじって言い、大原に出て行けと返され、本当に中川を連れて出て行き喫茶店でインベーダーゲームをしている。この辺りのくだりは寅さんがとらやから出て行くシュチュエーションと酷似している。カメダス2では「勘吉はつらいよ」というポスターを付録に付けるなど書いている。また、145巻では両津が葛飾柴又へ行き「男はつらいよ」の解説をしている話もある。 |
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同じく作中の設定の中では、「[[タイム (雑誌)|TIME]]」の表紙になったこともある<ref>117巻『カリスマヘアモデル両さん!!の巻』</ref>。 |
同じく作中の設定の中では、「[[タイム (雑誌)|TIME]]」の表紙になったこともある<ref>117巻『カリスマヘアモデル両さん!!の巻』</ref>。 |
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!呼称!!用いる主な人物 |
!呼称!!用いる主な人物 |
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|両津||大原、署長、ボルボ||、日暮(原作の当初とアニメ)、左近寺、戸塚、爆竜大佐、<br/>麻里晩(警察の同僚または目上の人物または特殊刑事の人々も)、[[田村正和]]、御堂春、など |
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|勘吉||豚ぺい珍吉ぎんじよね |
|勘吉||豚ぺい珍吉ぎんじよね |
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|両津勘吉||小野小町(アニメ)、早乙女などの婦警 |
|両津勘吉||小野小町(アニメ)、早乙女などの婦警 |
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|両さん||寺井、本田(当初)、寺井の息子二人、商店街の店主、ひろみ(大原 |
|両さん||寺井、本田(当初)、寺井の息子二人、商店街の店主、ひろみ(大原の娘)、大介(大原の孫)、<br/>ジョディー、日暮(原作)、両津勘吉の友人、超神田寿司の同僚、(アニメ)、その他大勢(一部の警察署員も含まれる。) |
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|両ちゃん||麗子、本口リカ、村瀬賢治(原作) |
|両ちゃん||麗子、本口リカ、村瀬賢治(原作) |
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|両津さん||乙姫、麻里今日子、早矢、ボルボ(初期)など |
|両津さん||乙姫、麻里今日子、早矢、ボルボ(初期)など |
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|両津くん||絵崎教授(原作)、部長と署長(稀に) |
|両津くん||絵崎教授(原作)、部長と署長(稀に) |
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: [[ベニス]]でゴンドラのイタリア人船頭を称した時に名乗った名前。しかし2度目に名前を言った時には「アンジリコ・ロドリゲス」に変わった。<ref>46巻『ゴンドラのうたの巻』</ref> |
: [[ベニス]]でゴンドラのイタリア人船頭を称した時に名乗った名前。しかし2度目に名前を言った時には「アンジリコ・ロドリゲス」に変わった。<ref>46巻『ゴンドラのうたの巻』</ref> |
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; ピエール西浦和 |
; ピエール西浦和 |
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: 外国からの著名人も来る為、大原 |
: 外国からの著名人も来る為、大原が「あいつが来るととんでもない事になる」と中川家のクリスマスパーティがある事を隠して両津を幼稚園に寿司作りに行かせた時、両津がどうも中川家のクリスマスパーティがあるらしい事に気づき、途中からパーティ会場に行った際に名乗った名前で、招待状やIDカードも[[スパイ]]並みの技術で偽造していた。眼鏡・かつらなどの変装もしていたが、大原にあっさりと見破られる。<br> |
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: その後、怒った両津は巨大太巻きを作り、パーティー会場の裏手から転がし、会場を破壊した。また、作る際に使用した大量の米と海苔の購入代金は、超神田寿司の給料から差し引かれた。 |
: その後、怒った両津は巨大太巻きを作り、パーティー会場の裏手から転がし、会場を破壊した。また、作る際に使用した大量の米と海苔の購入代金は、超神田寿司の給料から差し引かれた。 |
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<ref>129巻『怒れ!寿司神様!!の巻』</ref> |
<ref>129巻『怒れ!寿司神様!!の巻』</ref> |
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フィギュア・超合金などの話題になった時、唐突に現れてマニアックな解説をする人。全て両津の変装と思われる。 |
フィギュア・超合金などの話題になった時、唐突に現れてマニアックな解説をする人。全て両津の変装と思われる。 |
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; 絵路井・フィギュア・ゲットシュタイン(えろい・ふぃぎゅあ・げっとしゅたいん) |
; 絵路井・フィギュア・ゲットシュタイン(えろい・ふぃぎゅあ・げっとしゅたいん) |
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: 模型やフィギュア全般の解説を行う。顔に傷跡があり、[[五円硬貨]](118巻では五十円硬貨)でできた眼帯をしている。<ref>102巻『美少女フィギュアに超夢中 |
: 模型やフィギュア全般の解説を行う。顔に傷跡があり、[[五円硬貨]](118巻では五十円硬貨)でできた眼帯をしている。<ref>102巻『美少女フィギュアに超夢中?の巻』ほか</ref> |
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; サイクル丸金 |
; サイクル丸金 |
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: 両津の自転車ラジコンが実際に発売された事を紹介する際の解説者。自転車型のメガネをしている。<ref>133巻『疾走!両さん自転車!!の巻』</ref> |
: 両津の自転車ラジコンが実際に発売された事を紹介する際の解説者。自転車型のメガネをしている。<ref>133巻『疾走!両さん自転車!!の巻』</ref> |
2007年9月6日 (木) 00:12時点における版
両津 勘吉(りょうつ かんきち、男性 1943年3月3日(初期設定。連載の長期化に伴い、常時スライドしている) - )は、秋本治原作の漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の主人公である架空の警察官。愛称は「両さん」。
注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
人物
階級は警視庁巡査長(但し一時期、不祥事で巡査や警察学校1年生に降格になった事もある[1])。一人称は「わし」(大原や署長など上司には「私(わたくし)」であるが、アニメではほとんど「わし」である。たまに「おれ」と言うこともある。稀少だが「僕」とか「僕ちゃん」と言うこともある。連載当初は「本官」と言っていたこともあった)。自他共に認める大食いチャンピオン。
警視庁新葛飾警察署地域課に所属し、亀有公園前派出所に勤めている(話の都合で稀に別の署・派出所へ異動となる事もある[2])。生まれは東京都台東区の浅草(千束)。誕生日は3月3日(連載当初は1943年生まれとされており[3]、しばらくはリアルタイムで加齢し39歳に達したが、以降は年齢の言及がなくなり、後に1952年生まれに変更される[4]。現在の設定では35歳である[5])。また、最近では学生時代のエピソードでビックリマンシールやファミコンなどのキーワードが出てくるため時代と共に70年代初頭生まれの設定になっている時もある。
なお、少年時代(主に小学校4年前後の設定が多い)に、東京都足立区の北千住にあった千住火力発電所の煙突であったおばけ煙突[6]や開業直後の東京タワー[7]などのエピソードがあるが、作者(1952年生まれ)の原体験に因るところが大きい。
桃の節句に生まれ(産まれたと言うよりも、常胎児よりあまりに大きいために飛び出たと言う方が正しい)、実家は佃煮屋「よろづや」を営む。最終学歴は大門高校卒(浅草野高校中退とされていた事もある[8]が現在の警察官採用試験受験資格が高校卒業以上のため修正)だが、アルバイト先などでは「東京大学プラモデル学部卒(又は図画工作部8年生)」と偽ることがある[9]。両津の由来はデビュー前の作者が入院した際に出会った看護師の出身地・両津市(現在の新潟県佐渡市両津地区)より。下の名前は、イメージで付けられた。
ちなみに、両津は毎年誕生日になるとかなりの確率(確実に)で嫌な出来事が起こる上、桃の節句=女の子の祭りのため、誕生日はあまり好きではない様子。
2006年42号で、こち亀30周年企画で42号掲載の全漫画に両津勘吉が登場した。本人曰く「パトロール」らしいが話を止めてしまうなど無茶苦茶なパトロールであった。
身長・体重
身長は当初五尺五寸(約166.7cm)の設定[10]だったが、165cm[11]に変化し、その後167cmで固定された[12]。しかし読者により周囲の人物との身長の比率がおかしい事を指摘され、133巻『おしえて両津先生 派出所七ふしぎの巻』にて152cmへと大幅に設定が変更された(この話によると、「167cm」は作者・秋本治本人の身長であり、その身長をそのまま適当に両津に割り当ててしまったとのこと)。現在は161cmになっている(『超こち亀』より[5]。152cmだと警察官の採用時下限である160cmを突破できないからと思われる)。
体重は71kg(55巻『両さんの減量作戦の巻』では75kg→38kg、61巻『I am スーパー仮面!!の巻』では40kgに変化)。スリーサイズは95・85・90(20巻『鋼鉄の人!の巻』の時のみチェスト100cm(バスト90cm(当時)の麗子の健康診断票を見て「わしと10cmしか違わない」から推定。ただし80cmとも取れる)、7巻『マシンガンの男!?の巻』の時のみウエスト93cm)。血液型はB型(40巻『人生最悪の日…!?の巻』の時と90巻『警察手帳進化論の巻』の時のみO型)。
容姿・体質
特徴のある顔でゴリラに似ている。髪型は剛毛の角刈り(少年時代は丸坊主)で眉毛はマクドナルドの商標のように(あるいはフリーダ・カーロの自画像のように)繋がって(第1巻の時は別の形をしている)おり、無精髭を生やしている。靴・靴下を履かず、サンダル履き。制帽はまず被らない。夏は当然半袖、冬でも長袖を捲り上げた姿で生活をしている。因みに、連載当初は裾捲りもしていた(1980年頃まで)。入浴をするのが面倒(又は嫌い)で数ヶ月入浴しない事もあり、また洗濯も数ヶ月に一度しかしない。64巻で生え変わるまで歯は全て乳歯だった[13]。指紋は四角い[14]。その骨格は、人間ドックにより55万年以前の原人の骨に酷似している事が判明している[15]。外見は胴長短足の典型的(?)な「日本人体型」である。ちなみに花山理香によれば150歳まで生きるという[16](天国に来ると迷惑なので、さらに追加する予定。なお、地獄側・冥界ですら受け入れを拒否する姿勢をとっている。なお、神様(?)は、両津が死んだ場合、受け入れ先がないため、現世に留まる可能性を示唆。)。
両津の体は普通の人間と異なりターミネーターやゴキブリ並みの生命力を兼ね備えており、大爆発など幾度となく痛い目にあっても無傷で、万が一にケガをしたとしても、必ず復活している。(この為、大原は過剰すぎるほどのおしおきを下すときも、)濃硫酸をブランデーで割って飲んでも大丈夫(中川談)。また、石鹸(手作り)を食べたこともある[17](出来立ての石鹸には苛性ソーダ等の劇薬が含まれている)。体内には見た目がマンガのばい菌のようでどんな病原体もやっつける最強の抗体「リョーツGPXワクチン」を持っているが[18]、これは最悪な環境でしか生きられず、環境が良くなると弱ってしまう[19]。また、これを常人に接種することは、子供がウォッカを一気飲みすることと同じくらいに危険らしい。
1994年に警察官の制服デザインが変更された当初は、両津もこれに合わせて現行の冬服上衣や活動服を着用していたが、宴会でビールの掛け合いをした後にストーブのそばで乾かしていたら燃えて灰になってしまったり、ゲロを吐いて廃棄処分にしたり、自転車で店に突っ込んでボロボロになったりしてしまい[20]、以後10年以上が経った現在でも、それまでの旧型制服を着て(装備品まで旧型を着けて)勤務している。上着の下に着る制服用のワイシャツと夏服は、燃やさなかったため現行デザインのものを着用(なお、アニメ版ではデザイン変更から2年がたってから放映されたにもかかわらず両津以外の人物も全員旧式の制服である)。
婦警たちからの評判はやや悪く(麗子、纏、早矢、マリアなど一部を除く)、「結婚したくない男性No.1」という不名誉に何回も選ばれていて、かなり酷く罵られており、色々と酷い目に遭わされている。しかし、両津自身も様々な手を使って邪知暴虐に復讐の手を下す。最も、酷い復讐は、自分の裸を撮影し、その映像を婦警寮全て流した事である。
くじ運がかなり強く、福引で特等のヨーロッパ旅行を当てたり[21]、両国国技館での大相撲の升席を獲得している[22]。
性格・知能
破天荒かつ型破りな性格で、いつも上司の巡査部長・大原大次郎に怒鳴られている新葛飾署の「問題児」。喧嘩はやたら強く、超人と言うに相応しい体力を持つ。問題児ではあるが、新人当時から犯人の検挙率は高い(大物の窃盗犯を逮捕したこともある。本人曰く、掲載と次の掲載の間に犯人を捕まえていたり、真面目に仕事をしたりしているという)。この検挙率の高さを買われ、一時期だが刑事になった事もある(刑事講習も当然修了したのだろう)。しかし諸事情により自ら希望して地域課勤務に戻っている。また、喧嘩の仲裁、酔っ払いの保護、お年寄りの世話、近所の悩み相談等「交番のおまわりさん」としての能力は決して低くはない。一時的にまじめになった時など、非常に頼りになるお巡りさんと化する。その為、上野や大阪に出向した際には現地で頼りにされている程である。また警視庁の代表として柔道や剣道の大会等にも強制的に参加させられたりしており、それらの大会では基本的に好成績をおさめる。これらの理由により、何をしても懲戒免職にならずに済んでいる(もう一つの理由として、もし免職して一般人になった時に、何をしでかすか分からないので、警察官として監視しているというのもある)。
また、真面目に仕事をするケースもいくつかある。代表的な例として、一つは大原が別の派出所に臨時で行っていた時[23]、大原の代わりに来た部長が優柔不断、無能で業務遂行ができなかった。そのため、両津が奔走する。その際「大原部長は仕事のチェックが完璧」という趣旨の発言をしていることから大原を信頼していることがうかがえる。この回ラストでは職務に精励した結果大原を彷彿とさせる人格に変貌を遂げており、管理職についた場合その行動力もあいまって大原と同等か、それ以上の優秀な人材となる可能性がある。事実、巡査部長試験を受験することになった折には大原が恐れて妨害を試み、コンピュータの入力ミスで交通課の課長(警部)になったときは交通課の成績を上げている[24]。但しこの時は、経費2万円をパチンコに使い込みしてしまったため降格となった。
他にも派出所のメンバーでゲームをやった際[25]、ゲームの勝者、大原から「仕事をする」という罰ゲームを申し渡された。その後、両津は真面目に仕事に取り組んだ。「ゲームの一環であれば、ルールを絶対守る」という両津の性格が出たためであり、この性格を利用して、派出所メンバーでしばらく、両津を騙すことになる。
短所として、何事にも飽きっぽい性格がある。しかし情に厚く社交性も非常に高い為、皆に慕われている(早乙女等の一部の婦警は毛嫌いしている)。その為、交友関係も老若男女問わず、爆竜大佐から芸人のスチャラカ鼻子(山田花子がモデルだと思われる)までとかなり広い。また、短気ですぐ怒ることがあるため人に迷惑をかけることもある。
また、警察官でありながら悪徳商法などを何度も実行し、何度も逮捕された事もある。話によってはつかの間の大金持ちになったこともあるが、不正がばれてしまうか、些細な凡ミスで毎回破産してしまう。[26]。逆に、悪徳商法や詐欺の被害者になった事もある[27]。
(話によって設定が異なることもあるが、)プログラミング技術に優れており、他人のコンピュータからハッキングをしたりもする、理科を除いてかなり悪い(しかし、理科の授業でアルコールランプを使用した時、スルメを炙っていたり、挙句の果てに爆発させたり[28]で、結局は一緒である。
漢字は小学二年生レベルの字までしか書けず[29]、その上自分の名前すら漢字で書けなかったり、極度の悪筆で本人すら読めないこともある[30](しかし57巻では小学校時代に国語が好きだった事を述べている)。
歴史に関しては知識がまだらで、例としてペリーの家庭環境や軍人としての経歴、日本に来航した時の船名や船のデータまで記憶していたが、肝心の来航目的については覚えていなかった[31]。
計算能力や記憶力も芳しくない。但し、金に関する(自分の借金以外)計算能力は子供の頃から異常である。また、趣味に関する記憶(要するに雑学)は常人を遥かに凌駕している。これは普段、言語・理性等を司る左脳が冬眠状態にあって右脳のみで思考・行動している為である。但し、普段眠っている左脳が活動しだすと、東京大学入試問題で100点を取れる程の天才になる[32]。もっとも、その期間は短く、突然左脳は休み始めてしまう。また、左脳が働いている時に自動車全種の免許や気象予報士、危険物取扱者丙種&乙種全類取っている[33]。それと、巡査部長に昇進する試験を受けることになっていたのだが、寝坊で失敗したことがある。
些細な事ですぐに発砲し、警察手帳をよく無くす、パトロール中にサボってパチンコへいったりする為、始末書をよく書かされる(63巻『夜勤パニックの巻』の時点で5000枚、116巻『祝い隊・出勤!の巻』の時点で1万枚、その後2万枚に増え、現在は3万枚を超えている(警察手帳の紛失は人事記録にも残る懲戒処分となる)。そのため「始末書の両さん」と呼ばれている。さすがに何枚も始末書を書くのが嫌になっているのか始末書を書かないようにする為に証拠を隠滅している(薬莢に銀紙を詰めて弾丸を使ってないように見せる[34]、他人から弾丸を貰う、他人の拳銃を借り、シリアルナンバーが打ってある部品以外を全取替えして、自分の拳銃を新品同様にする、おもちゃの警察手帳をポケットに入れる、新式の制服が破損したため、制服を偽造、のちに旧式の制服を着て勤務等)。また、派出所が火事になったとき、これに乗じて始末書を燃やそうとしたが運悪く大原にばれて[35]、後日署長室で両津本人が発見して極秘処分をする形で始末書を減らしたことがあった[36]。始末書以外に、不祥事に対する処罰として大原から直接お仕置きを受けることがある。詳細は大原大次郎#おしおきフルコースを参照。
生活
いつも無計画にお金を使うため、非常に多額の借金を抱えている模様。特に中川と麗子は「人間キャッシュカード」と両津に考えられており、この2人からの借金の額はかなりのものである(ちなみに忘田巡査にも同様に「人間キャッシュカード」と言って相当な額の借金をしている[37])。
中川には「親戚」であるという立場を悪用して数千億円(145巻『スーパー幹事!? 中川!!の巻』現在で3852億5415万9998円)という途方も無い額の借金を負わせている。また、中川圭一の恩師江崎コロ助には肉体的に酷い目に遭わされている。金がない時の買い物の代金はつけさせる上によく踏み倒す。また、借金のため、商店街のブラックリストに載せられた事もある。
住居は、長らく葛飾署の男子独身寮「ニコニコ寮」で暮らした後、親戚である擬宝珠家が経営している超神田寿司に居候として勤務。板前としての立場は、店を持てるほど上達している。また、公務員の副業は認められていないため、「浅草一郎」名義の戸籍を手にいれている。よって、戸籍を2つ持っている(本人は戸籍を買ったから合法、と釈明している[38])。現在は再びニコニコ寮に戻って暮らしている。
警察官としての月給は約32万円、ボーナスは約82万円ほどで[14]、年収は約600万円[39]。ただし遅刻・無断欠勤・勤務中のサボり・問題行為の数々により、本来の額の約10分の1にまで減給されている(話によっては月給1500円になったり、マイナスになることも多々ある)。もっとも、「超神田寿司」での給料が高い(ボーナスで300万円)のに加え、ネット配信している情報誌の収入(月100万円)もある為、最近は生活に苦慮している姿はあまり見られない[40]。
なお、新葛飾署までは電車やバス、その後派出所までは自転車で通勤している(本人曰く愛車で、警察純正の千鳥)。
趣味・特技など
趣味
趣味は、ギャンブル全般(特に競馬、他にも競輪・競艇・パチンコ・賭け麻雀・totoくじ等)や飲酒(ポリバケツ一杯分を一気飲み出出来るほどである)、サバイバルゲームやテレビゲーム、模型製作やスポーツ全般(特に野球・剣道。しかし初期の頃に「わしは野球を全く知らない」とのセリフもあった[41])と非常に多趣味である(新し物好きな性格がその原因と考えられる)。また、俗に言う女遊びも好むようで、キャバレー等に通っているシーンもかなり見られる。また、タバコに関しては昔は、かなりのヘビースモーカー(銘柄は、ハイライト・セブンスター・マイルドセブンの3種がほとんど)だったが、34巻『煙はEなもの!?の巻』で、大原からの強い薦め(というよりほぼ強制)により完全に禁煙した(少年誌で喫煙を肯定するのは好ましくないから、という事情もある)[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。。
尚、それぞれの趣味の腕前については「自分はパチプロである」、「ゲームをプログラムの段階(デバッグ作業と思われる)で遊ぶ」などの発言があり、「プロ」となりうる物であるようである。
ゲームに関してはテレビテニスの頃からやっており[42]、ゲームとともに歩んできたと言っても過言ではないだろう。人間代表としてコンピュータ「ジーザス」と戦ったこともある[43]。
また、マイコンのゲーム等がマニアの間で流行っていた時(1970年代後期~1980年代初期)には、マイコンの名人などと謳っていた。
また、意外にも手先が器用であり、編み物やビーズのような女性がやるような事も得意である。春日八郎のファンでもあった(新宿コマスタジアムのコンサートに足を運んでいる[44]。サインも貰っている[45]。103巻『壮絶カラオケバトル!!の巻』では「春日の曲はすべて歌える」と言っている)。
シドニーオリンピックでは「缶蹴り」の種目に出場し、金メダルを獲得した[46]。また、警視庁の代表として「各官庁対抗体力選手権」「全国警察キャラクター選手権」などでトップに近い成績を残している。
またプラモおたくでもあり、本人曰く初期ガンダムからΖガンダムまで知っているらしく[47]、他にもガンプラを全種類作り上げている。また、恐竜や魚の骨の一つ一つまで丁寧に組み立てており、戦艦大和の46センチ砲や戦車のスコップまで一から丁寧に組み立てている(本人曰く「几帳面だから」)。
資格
資格は多数取得している。その種類は、運転免許(第一種運転免許・第二種運転免許全て。但し単行本第96巻で一度全て失効し[48]再び全種取得[33])、自家用操縦士免許、小型船舶操縦士免許、漁業免許、危険物取扱者(丙種・乙種全て)、気象予報士、中小企業診断士、秘書技能検定、宅地建物取引主任者、衛生管理者、ボイラー整備士、電気工事士、自動車整備士、潜水士、鉄骨製作管理技術者など多岐に渡っている。当初の設定では多数の資格どころか運転免許すら持っていないはずだったが、ストーリーの都合からか上記のようになった。本人は、雛のオス・メスを見分ける「初生雛鑑別士」の資格も取る予定らしい[33]。
しかし、これらの資格を持っているものの、1.もともと警察官である 2.超神田寿司で働いている 3.こまごまとしたバイトをしている など、他の仕事で十分生活が成り立っている為、資格関係で仕事をすることはあまりない。と言うよりも、そもそも資格の知識をきちんと覚えているか疑問が持たれ(ガソリンに火を点けると「激しく燃える」と発言)、仮に資格を生かした仕事をしてもすぐに解雇されると思われる(それに加え、クレーン等の資格を使う仕事は、肉体労働系であり、バイト自体が短期間・日雇いに近い形なので、ひとつのバイトを長期間続けることは最初から頭にないと思われる)。また、儲かるバイトがあると知ると、たとえ自分の知らない仕事だろうと、頭脳系の仕事だろうと始めてしまう事がよくある(バイトが決まってからその内容を尋ねた事もある)。
なお、パチンコでも、パチプロとしても生活できるほどの実力がある(所持金3円で玉を1個だけ買い、最終的に52万7235個まで増やした事も[49])。
なお、両津はフルビッターでもある。
起業、ビジネスコンサルタント
作品の中では独力もしくは多少の中川の援助で多数の事業を起こしている。具体的にはポケベル、日本酒、石鹸、鯉、テレビ番組、ラジオ番組、ケーキ、動物プロダクション、老人音楽プロダクション、アイドルファンクラブ、占い、プラモデル、OS、パソコン、地域通貨、ガードマン、都市型リゾート、気球やはしご車によるデリバリーサービスなど多種多様である。
事業成功の要因として、まず、経営コンサルタントとして類い稀な才能を持っていて、客の入らない店や潰れかけた店を大繁盛店に導いていたり、自らイベントを開催し大成功させたりしている。また、誰とでも仲良くなれる性格から、営業マンとしても類稀な才能を持っていて、(本来は禁止されているが)アルバイトでトップセールスマンになった事も度々ある。又、知人の露天商がやる気を見せなかったので、手本で露天販売をした所、わずか数分で黒山の人だかりになった事もある[50]。さらに上記のように理系知識を多く持っていることから技術者として高い才能を持っていたためと見られる。
そのため、一時的に億単位の莫大な利益を発生させることもしばしばだが、自信の欲深さから調子に乗りすぎて大損害を発生させて、中川やその他の事業パートナーにも金銭的悪影響を与えることも多くあるうえ、稼いだ金で中川達からの借金を返そうという選択すら思いつく様子がない。
なお、このような場合、大原によるおしおきも行われる。また、開発した商品のすべてが当たりだったわけではなく、失敗例もある(知り合いの印刷工場を救うべく創刊した「週刊まんが野郎」[51]や Gショックをモデルにお年寄りをターゲットにした「G(じじい)ショック」[52]など)。
さらに技術者としての才能もあり、友人の電極スパークが経営するスーパー電子工機でアルバイトとして、「世界最小の電池」を開発して、「ノーベノレ賞」(ノーベル賞のパロディ)を受賞している。この賞の受賞は世界的な大イベントで、両津は特許収入・賞金で大金持ちになることをもくろむが、大原、電極、中川の陰謀で名声だけの無一文になってしまう[53]。
漫画家・アニメクリエーター
初期の頃は絵自体が下手である設定だったが、後に小学生の頃から授業中、教科書にリアルな落書きするぐらい絵が上手い設定に変更されている[31]。それが転じて、ついにプロ漫画家になる。
乙姫菜々、菜々の編集者、竜千士氷と知り合った直後、鋭光社の少女漫画誌「月刊サファイア」で差し替えが生じ、それに両津が立候補して、両津・パトリシア・勘子名義で『ロボ刑事番長』を連載することになる[54]。作風自体はギャグマンガで画のタッチが荒かったが、第1話に関しては、何が受けたのか不明だが、読者からの評判は良かった。しかし、次第にサファイアの読者からは批判の声が上がっていった。
そして、念願のテレビアニメ化が決定したが、視聴率があまりにも低く過ぎて測定不能で、たった3話で打ち切り最短記録を更新してしまった[55](ただし、40巻『アニメ戦国時代!?の巻』に登場したアニメ製作スタッフの発言によると、2話で終了した作品『天ノ川14機甲師団サイトウ』があるため、こちらの方が正式な最短記録だと思われる。しかし、テレビアニメ177話の『アニメで儲けろ!』では、1週間で打ち切りとなってしまい最短記録を更新した)。また、ロボ刑事番長は関連商品売り上げゼロ、アニメ誌人気アンケートゼロなど全ての最低記録を更新した。結局、立石玩具やスポンサーたちは激怒し、両津を訴え、赤字分の50%を回収しに来た、という逸話が残る。漫画の連載は約4年間続いた(掲載誌の分裂騒動の中で終了させられた[56])。その後、鋭光社には出入り禁止にされているらしい[57]。
赤塚不二夫の絵が描くのが得意で、おそ松くんの6つ子の顔を描き分ける事が出来き、中川の友人の金持ち、与野中金太の依頼で1台の自動車(24金のロールスロイス)に3333のおそ松を描いた事がある。
その他
- 愛用のニューナンブM60による抜き撃ちは神業とよばれており、最初は抜くのにかかった時間が0.9秒[58]だったのが0.08秒[59]になり、ついには0.009秒[60]というゴルゴ13を上回る物凄い早さになった。しかし最近は現実の発砲事件の多発に考慮してか、発砲することが少なくなった(以前は通行人や猫に対しても発砲していた)。初期においては射撃が下手という描写もあったが、作品が進むにつれ腕が上がり射撃大会で優勝するほどにまでなった。
- 今まで私情などで約10000発くらい発砲し続けた結果、全体的に金属疲労(バレルはライフリングマークがほぼ無くなっている)しているので、今まで一度も使用した事のない寺井の拳銃を「部品取り」として、一度中身だけ丸ごと交換している(外装の製造Noさえ変わらなければ分かりはしないと本人の談)。
- 作品の最初期にはニューナンブM60を使用していたが、途中からS&Wの「ハンドエジェクター」に変わることがあった。しかし「ハンドエジェクター」は32口径6連発の銃であるため、「チーフスペシャル」の間違いである可能性が高い。現在は再びニューナンブM60の3インチ(77mm)モデルを使用(カメダス2では6インチと誤記された)。
- 女性のスリーサイズを瞬時に見抜くこともできる[61]。
家族・親戚
2007年7月現在、両津は独身であり、作中の描写では結婚歴もない。
- 主な家族
※以上のメンバーの詳細や両津家、擬宝珠家のほかのメンバーについてはこちら葛飾区亀有公園前派出所の登場人物参照
その他
実家の家紋は長い間いい加減につけられてきた(親戚によってバラバラで、桐紋・武田菱・下がり藤・丸に揚羽蝶などが混在)が、親戚一同で会議を開き、何故か「タイガー戦車」の家紋になった。実は親戚たちは家紋なんかどうでも良かったらしく、300種ぐらいの候補の中から最もまともそうな物を選んだら、あっさり戦車を図案化した物に決定したそうである[62]。
作中の設定の中では、「男はつらいよ」にエキストラに混じって出たこともある(但し本編ではカット)。また初期の頃は両津が寅さんの名台詞をもじって言い、大原に出て行けと返され、本当に中川を連れて出て行き喫茶店でインベーダーゲームをしている。この辺りのくだりは寅さんがとらやから出て行くシュチュエーションと酷似している。カメダス2では「勘吉はつらいよ」というポスターを付録に付けるなど書いている。また、145巻では両津が葛飾柴又へ行き「男はつらいよ」の解説をしている話もある。
同じく作中の設定の中では、「TIME」の表紙になったこともある[63]。
両津勘吉に対する呼称の一覧
呼称 | 用いる主な人物 | |
---|---|---|
両津 | 大原、署長、ボルボ | 、日暮(原作の当初とアニメ)、左近寺、戸塚、爆竜大佐、 麻里晩(警察の同僚または目上の人物または特殊刑事の人々も)、田村正和、御堂春、など |
勘吉 | 豚ぺい珍吉ぎんじよね | |
先輩 | 中川、本田、法条を始めとする後輩 | |
両津勘吉 | 小野小町(アニメ)、早乙女などの婦警 | |
両さん | 寺井、本田(当初)、寺井の息子二人、商店街の店主、ひろみ(大原の娘)、大介(大原の孫)、 ジョディー、日暮(原作)、両津勘吉の友人、超神田寿司の同僚、(アニメ)、その他大勢(一部の警察署員も含まれる。) | |
両ちゃん | 麗子、本口リカ、村瀬賢治(原作) | |
両様 | 麻里愛 | |
両津さん | 乙姫、麻里今日子、早矢、ボルボ(初期)など | |
両津くん | 絵崎教授(原作)、部長と署長(稀に) | |
両津先輩 | ボルボ(初期)、一部の署員 | |
勘吉 | 銀次、よね、纏、夏春都、檸檬など(親族関係)、 珍吉、豚平(幼馴染)、小野小町(アニメ) | |
勘吉くん | 橘琴音、姫野由紀子など(幼馴染) | |
勘ちゃん | 村瀬賢治(アニメ)藪英次(新宿鮫)(小説) | |
兄さん | 金次郎(現在) | |
(海)ゴリラ君 | 絵崎教授(アニメ) | |
浅草一郎 | 夏春都、超神田寿司の従業員(「浅草一郎」の名は戸籍を取得しているので、本名の一つである。) | |
越前屋兵介(越前屋) | 磯鷲家の人々 | |
バカ吉 | 夏春都 | |
(両津の)旦那 | 本田(バイク乗車時) | |
トーキョーモン | 御堂春、通天閣署署長など(大阪府警所属) | |
神様 | ダメ太郎 | |
ポール両津 | アイスホッケーチーム | |
バカ津短吉、岩鉄もどき | 麻里晩 | |
短足、 単細胞の腐れ原始人、 猿、 原始人、 野蛮人ほか |
早乙女リカ、小野小町(アニメ)ほか | |
お兄ちゃん | 金次郎(少年時代) | |
聖羅太郎 | 月光刑事、美茄子刑事(原作のみ) | |
チュウ太 | 革命刑事、〆宮庵水刑事 | |
小僧 | 真田弦一郎(『テニスの王子様』の登場人物。15歳)(超こち亀で発言) |
異名
以下は五十音順に表記する。
- 浅草一郎(あさくさ いちろう)
- 両津が超神田寿司に勤めているときの名前。纏が両津の名前を忘れてしまったが、浅草出身であることだけは覚えており、そこから適当につけられた名前である。(初めのころは、浅草の男といっている)後に、超神田寿司と警察官を兼業するためにこの名前の戸籍が作られた。作中で両津は「戸籍を買った」と述べている(当然犯罪)。[64]
- アジャパー両津
- お笑い事務所のアルバイトをした時に名乗った芸名。途中で中川のバイトと入れ替わってしまったため、テレビ放送の時にこの名前になっていたのは中川。[65]
- 頭の悪いゴルゴ13
- 中川が両津の運動神経と頭脳を足して2で割ったときの結論。[33]
- インディー両津
- ウェイブ・両津
- 木製の筐体を殴る動作をユーザーインターフェイス(PUI(パンチユーザーインターフェイス)と命名した)とし、OSにはインドーズ95億を搭載したパソコン「山田28号」を駄菓子屋で発売し、テレビ局からインタビューを受けた際に名乗った名前。[66]
- 越前屋兵介(えちぜんや ひょうすけ)
- 嘘が大嫌いな磯鷲剣之介に対し、実家を「10代続く呉服屋」と嘘をついてしまった為、中川が呉服に詳しい人物を両親として手配したが、彼が自分の名前を「越前屋右衛門」と言ってしまって疑われたため、とっさに考えた名前。「両津勘吉」は悪魔を追い払うための偽名という事にされた。[67]
- 亀有のワンちゃん
- 「警ら係で野球チームを作る」と部長が言った時に、自らこう言っている。[68]
- ガラガラヘビの両津
- 刑事時代、その執念深さからつけられた異名。[69]
- 逆粉舎矢太郎(ぎゃくふんしゃ やたろう)
- ハワイ(実際は三浦海岸)旅行への飛行機(実際は解体した飛行機を上に付けたバス)の機長として名乗った名前。[70]
- 壊し屋両(クラッシャーリョー)
- ゲームセンターで、遊んだ機械をその超人的なパワーで何度も破壊したことからつけられた。[71]
- ぐれいとりょうつ
- 車を褒めたお礼として、火星人に巨大化・顔の整形をされた後、中川たちに不審者だと思われて派出所を追われ、プロレスラーに転身した時のリングネーム。[72]
- ゴンザレス・楽太郎
- 1億円の収入に課せられる、莫大な所得税(税率50%超)を取られたくがないために立ち上げた宗教法人「楽楽教」の教祖としての名前(宗教法人の布施は非課税となるため)。[73]
- ジェームス両津
- ジェネラル両津
- 著書『思いのままにペンでスラスラ』を書いた時のペンネーム。[77]
- 始末書の両さん『題名がコミック第1巻1話に出る』
- 始末書を何枚も書くためこう呼ばれている。一日に五枚以上書くらしい。総計では3万枚以上に達する。
- 杉山清貴(すぎやま きよたか)
- 派出所に夏休みの宿題でやってきた小学生に、ハワイ人と称して名乗った名前(本人曰く「別名」)。名前の由来は実在する人物(リンク先参照)。[78]
- 聖羅太郎(せいら たろう)
- 月光刑事の捜査に協力した時、月光刑事から第三の戦士として勝手につけられた名前。これは、原作のみ。[79]
- チュウ太
- 革命刑事の捜査に協力した時、革命刑事にネズミ(刑事はサルと主張)の着ぐるみを着せられた上でつけられた名前。ちなみにその時、中川は「隅田川喜竜」、麗子は「高円寺今日市」という名をつけられた。[80]
- 珍念
- 寺に10日間の修行に行かされた時、付けられた名前。本人は「てなもんや三度笠の白木みのるみたいな名前」と評した。[81]
- 両津勘吉(トウキョウトッキョキョカキョクキョクチョウ)
- シドニーオリンピック「缶蹴り」の際、相手国のメンバーの名前が長すぎたため、読みやすい自分の名前を変えたいと訴えるも、許可されなかったために読み方を変えたときの名前。早口言葉の「東京特許許可局」が元ネタ。相手国の選手はまともに名前を発音できなかった。[46]
- 人間ポリバケツ
- 腐った食べ物や、通常人間が口にしない物(犬の糞、ゴキブリ、フグの剥製など)を平気で食べる事ができることからつけられた。[82]
- ノストラ・両津
- 自分の予言が次々に的中した後、葛飾書大予言課の予言者となって名乗った名前。元ネタはノストラダムス。[83]
- バカ津短吉
- 温泉旅館にて麻里晩と喧嘩をした際、大原に止められ「バカで短気なんだから・・・」と怒られそれを聞いた麻里晩が揶揄して着けた名前。当然、両津は激怒し大喧嘩に。旅館の建物は全壊し50億円以上の損害をこうむった。[84]
- バッカス両津
- ローマ神話の酒の神バッカスから由来。上野での花見の際、宴会の余興として1ヶ月間酒を飲み続け、最終的には25mプール1杯分の酒を飲んだのではないかと噂された。[85]
- バッキー両津
- ハワイ(実際は三浦海岸)旅行の添乗員をした時の名前。正確には何故か「バッキー両津とアロハ・ハワイアンズ」というグループ・サウンズ風の名前を名乗った。[70]
- パンチョ・ガブリエル
- ベニスでゴンドラのイタリア人船頭を称した時に名乗った名前。しかし2度目に名前を言った時には「アンジリコ・ロドリゲス」に変わった。[86]
- ピエール西浦和
- 外国からの著名人も来る為、大原が「あいつが来るととんでもない事になる」と中川家のクリスマスパーティがある事を隠して両津を幼稚園に寿司作りに行かせた時、両津がどうも中川家のクリスマスパーティがあるらしい事に気づき、途中からパーティ会場に行った際に名乗った名前で、招待状やIDカードもスパイ並みの技術で偽造していた。眼鏡・かつらなどの変装もしていたが、大原にあっさりと見破られる。
- その後、怒った両津は巨大太巻きを作り、パーティー会場の裏手から転がし、会場を破壊した。また、作る際に使用した大量の米と海苔の購入代金は、超神田寿司の給料から差し引かれた。
- ひかる一平
- 麗子の見合いの席で、寝ぼけて「麗子の父」と自己紹介した時、何故か名乗った名前。元ネタは実在する人物(リンク先参照)。[88]
- ふんころがし
- 小学校時代のあだ名。浅草の遊園地「花やしき」の「人工衛星」を、馬鹿力で転がしていたことからつけられた。[89]
- ミスター加藤
- 大原の荷物(和菓子)と両津の荷物(エロ写真)が入れ替わってしまった際、荷物を取り戻すために変装し、新幹線に乗っていた大原の隣に座った時に名乗った名前。自称日系10世で、言葉遣いから中国系を装ったとみられる。(なお、この話が載った単行本では、他の話でも両津が駄菓子屋で発掘されたG.I.ジョーを安物の品だとごまかすために、「これはリカちゃんのボーイフレンドの『ミスター加藤』だ」と発言している)。[90]
- モガンボ両津
- マジシャンのピエール西川口と組んでマジックのアルバイトをした際、「ブラジルから来た怪力男」という名目で名乗った名前。[91]
- 山田山田男
- 中川の電子手帳に記録されたスケジュールデータを悪用し、中川の代理人を装った時に出した名刺に書かれていた名前。ちなみに肩書きは「中川グループ総支配人 ウルトラプロデューサー」。正確な読みは不明。[92]
- ラシャ破りの勘吉
- 地元のビリヤード場で、何度もラシャを破いたことからつけられた。[93]
- 両津カイマラヒラ
- JAI(日本アロハシャツ普及委員会)会長の時の名前。
- 尚、テーマソングを両津本人が「日本一アロハシャツの似合う男」と評した所ジョージに制作を依頼し、歌を加山雄三に歌ってもらう予定だと言っていた。[94]
- 両津じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょのすいぎょうまつ うんぎょうまつ ふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじぶらこうじ ぱいぽぱいぽ ぱいぽのしゅーりんがん しゅーりんがんのぐーりんだい ぐーりんだいのぽんぽこなー ぽんぽこなーのぽんぽこぴー ちょうきゅうめいのちょうすけ 勘吉
- シドニーオリンピック「缶蹴り」の際、相手国のメンバーの名前が長すぎたため、読みやすい自分の名前を変えたいと申し出たが、係員に許可されなかった。その後、名前の読み方を変えて上記の「両津勘吉(トウキョウトッキョキョカキョク)」を名乗った。元ネタは落語の「寿限無」(微妙に語句が異なる部分があるが、これは著作権上の問題を回避するための策と思われる)。[46]
- 両津ジョー
- 出版社でアルバイトした時、履歴書に書いた偽名。ちなみに職業は「東京大学プラモデル学部学生」、年齢は「22歳」と偽っていた。[95]
- 両津蝉麻呂ピカチュー野輔(りょうつ せみまろぴかちゅーのすけ)
- 自分の心境を表した妙な和歌を詠んだ時の筆名。元ネタは蝉麻呂とポケットモンスターのピカチュウ。[96]
- 両津一(りょうつ はじめ)
- 大原に「自分の名前を書いてみろ」と言われた時、「勘」の字が思い出せなかったため、「今改名した」という理由で名乗った名前。[29]
- 両津・パトリシア・勘子(りょうつ・パトリシア・かんこ)
- 少女漫画雑誌での連載時における両津のペンネーム。作品には「ロボ刑事番長」がある。単行本化・東京13チャンネル(東京12チャンネル(現・テレビ東京)が元ネタ)にてアニメ化もされたが、強引に出版したため単行本3000部は全部返品、アニメ(脚本・監督・声優・主題歌だけでなく、効果音までもを事情により全て一人でやった)は3話で打ち切り。さらに、アニメ版の作中では、僅か1週間で打ち切られた。
- リョー・チャン
- 中川財閥に約1兆円の損害を与え、10億円を持って香港に高飛びした後に名乗った名前。10億円を運用して買ったビルが5倍に値上がりし、香港では有名人となった。元ネタはチョウ・チャンの可能性がある。[97]
解説役
フィギュア・超合金などの話題になった時、唐突に現れてマニアックな解説をする人。全て両津の変装と思われる。
- 絵路井・フィギュア・ゲットシュタイン(えろい・ふぃぎゅあ・げっとしゅたいん)
- 模型やフィギュア全般の解説を行う。顔に傷跡があり、五円硬貨(118巻では五十円硬貨)でできた眼帯をしている。[98]
- サイクル丸金
- 両津の自転車ラジコンが実際に発売された事を紹介する際の解説者。自転車型のメガネをしている。[99]
- ジョー山中
- GIジョーの研究家。メガネをかけ、髪と髭が白髪。[100]
- ジョン・F・両津
- 謎の学者。入浴剤・石鹸の解説をするが、モニターとなった麗子やマリアなどにセクハラ行動を行なった。[101]
- 超電磁・スピン・ハゲスター(ちょうでんじ・すぴん・はげすたー)
- 超合金ロボットの解説を行う。髪と髭が尖った感じで、眼帯をしている。[102]
- パトリシア両津
- コレクター研究家。リカちゃん人形について詳しい解説をした。メガネをかけ、髪形と口髭は特徴的な形をしている。[103]
- 馬美人魚 熊三郎(ばびにんぎょ くまさぶろう)
- バービー人形研究家。顔はほとんどジョー山中と同じ。[104]
- 両津イナバウア教授
- 151巻から始まった企画「両津教授の独断と偏見による何でもベスト5」の司会を務める教授。眼鏡・眼帯はしておらず、白い髪・眉毛・鬚が特徴。153巻まで3回連続麗子特集をやったために、毎回怒られる。
- 両津宇宙名人 五十六段
声優
テレビアニメにおける担当声優はラサール石井。単行本120巻の本人の巻末コメントによれば、初期は読者からの苦情も多かったという。少年時代の両津は、当初『天空の城ラピュタ』パズー役など少年役として有名な田中真弓が担当していたが、後にラサール石井が少年時代も含めて声を当てるようになった。
代役として山寺宏一が起用されたこともある。ジャンプフェスタ向けに制作されたアニメでは内海賢二が担当。
脚注
- ^ 39巻『旅立ちの日の巻』、59巻『激突!!成績くらべの巻』など
- ^ 1巻『始末書の両さんの巻』ではノサップ岬派出所、10巻『適材適署!?の巻』『山奥村大戦争!!の巻』では島流し署、39巻『旅立ちの日の巻』『銀座の春の巻』では銀座派出所、39巻『桃太郎ポリスの巻』ではさいはて署、64巻『下町交番日記の巻』から『そして亀有へ!?の巻』では下谷第五派出所、など
- ^ 文化創作出版の『「こち亀派出所」ハミだし両さんの謎』の分析による。4巻収録エピソード(1977年)中に、勤続15年と発言している
- ^ 『Kamedas』
- ^ a b 『超こち亀』
- ^ 59巻『おばけ煙突が消えた日の巻』、141巻『希望の煙突の巻』
- ^ 136巻『ぼくたちの東京タワーの巻』
- ^ 51巻『道楽党起つ!!の巻』
- ^ 33巻『世の中大変だ!の巻』、82巻『スーパーエディター両津!の巻』など
- ^ 10巻『適材適署!?の巻』
- ^ 20巻『鋼鉄の人!の巻』
- ^ 『Kamedas』など
- ^ 64巻『歯無しにならない話の巻』
- ^ a b 78巻『ネオ・ボーナス争奪戦!!の巻』
- ^ 54巻『両さん人間ドックへいくの巻』
- ^ 57巻『両さん天国へ行くの巻』
- ^ 128巻『KAMEARI-SOAP RHAPSODY』
- ^ 70巻『秘薬リョーツGPXの巻』
- ^ 80巻『野性へ帰れ!』
- ^ 101巻『目覚ましパニック!?の巻』で判明。但し、旧型制服に戻ったのはジャンプでの連載順から言うと101巻『両さん亀現る!?の巻』が最初
- ^ 63巻『執念の特等!の巻』
- ^ 83巻『はっけよいは待ったナシ!?の巻』
- ^ 49巻『部長、変身!?の巻』
- ^ 134巻『課長・両津勘吉!の巻』
- ^ 108巻『新年会で王様気分!?の巻』
- ^ 55巻『セールスじゅうたん爆撃の巻』、60巻『北海 毛ガニ旅の巻』など
- ^ 42巻『人生は夢のごとく…の巻』、49巻『命の恩人…の巻』、93巻『騙し騙され!?悪質商法の巻』など
- ^ 108巻『遠い放課後の巻』
- ^ a b 26巻『書は人なりの巻』
- ^ 73巻『とっても便利な達筆くんの巻』
- ^ a b 88巻『両さんの受験指南!?の巻』
- ^ 49巻『両さんの受験勉強の巻』
- ^ a b c d 98巻『左脳よ働け!!の巻』
- ^ 1巻『祭りとフータローの巻』
- ^ 63巻『夜勤パニックの巻』
- ^ 77巻『本日より「食べだおれ」店勤務に処す!の巻』
- ^ 45巻『しっかり忘田くんの巻』
- ^ 125巻『人生リセット!の巻』
- ^ 73巻『白鳥麗次再登場!の巻』
- ^ 145巻『ボーナス争奪戦'04の巻』
- ^ 4巻『ガッツマン両津の巻』
- ^ 9巻『マルチ時代!?の巻』
- ^ 95巻『最強ゲーマー両津!!の巻』
- ^ 14巻『わがよき友よ!?の巻』
- ^ 78巻『空飛ぶ絨毯!?の巻』
- ^ a b c 120巻『"超記憶術"でメダリスト!?の巻』
- ^ 147巻『おとしの両津!!の巻』
- ^ 96巻『両さんの免許証の巻』
- ^ 67巻『芸人!?ワニ公!の巻』
- ^ 63巻『わが町・上野の巻』
- ^ 74巻『人気漫画家を目指せ!の巻』
- ^ 107巻『G-SHOCKパニック!!の巻』
- ^ 135巻『家出中年両津君の巻』
- ^ 94巻『彼女は少女漫画家の巻』
- ^ 97巻『アフレコ見学会の巻』
- ^ 116巻『編集者・竜千士の苦悩の巻』
- ^ 141巻『ゴーストドライバーの巻』
- ^ 1巻『早うち両さん!?の巻』。しかも撃鉄を起こしていた
- ^ 4巻『ガンマン両津!?の巻』
- ^ 7巻『ふるさとは遠かったの巻』
- ^ 7巻『ラジコン決戦!の巻』
- ^ 112巻『家紋ベイビー!! の巻』
- ^ 117巻『カリスマヘアモデル両さん!!の巻』
- ^ 119巻『両さん板前になる!?の巻』~
- ^ 110巻『体を張ったアルバイト!!の巻』
- ^ 98巻『インターネット駄菓子屋の巻』
- ^ 134巻『磯鷲一族東京進出の巻』~
- ^ 12巻『野球必勝法!?の巻』
- ^ 41巻『両津刑事!の巻』
- ^ a b 45巻『シルバー・ツアーの巻』
- ^ 126巻『和ゲーで拓け! 悟りの世界!?の巻』
- ^ 31巻『ホップ!ステップ!ジャンプ!!の巻 よいこむき「たこくんのまき」』
- ^ 62巻『夢の手どり一億円の巻』
- ^ 33巻『漫画家残酷物語の巻』
- ^ 59巻『両さんの漫画修行の巻』
- ^ 102巻『派出所バンド結成!!の巻』
- ^ 57巻『文豪・両津勘吉先生の巻』
- ^ 96巻『それぞれの夏…の巻』
- ^ 87巻『月光刑事はもう結構!?の巻』~
- ^ 109巻『革命刑事登場!!の巻』
- ^ 44巻『両津和尚!の巻』
- ^ 45巻『ハラ八分の巻』~
- ^ 78巻『占い師!ノストラ・両津の巻』
- ^ 82巻『最後の熱海旅行!?』の巻
- ^ 74巻『バッカス両津!の巻』
- ^ 46巻『ゴンドラのうたの巻』
- ^ 129巻『怒れ!寿司神様!!の巻』
- ^ 45巻『固い絆!?の巻』
- ^ 76巻『浅草七ッ星物語』、83巻『この人は誰でしょう!の巻』
- ^ 66巻『追跡200キロ!の巻』
- ^ 80巻『肉体派マジシャン!?の巻』
- ^ 86巻『電子手帳ハッカー!の巻』
- ^ 121巻『亀有撞球倶楽部?の巻』
- ^ 100巻『アロハ天国の巻』
- ^ 82巻『スーパーエディター両津!の巻』
- ^ 108巻『百人一首名人 両津!の巻』
- ^ 57巻『両津代表取締役』
- ^ 102巻『美少女フィギュアに超夢中?の巻』ほか
- ^ 133巻『疾走!両さん自転車!!の巻』
- ^ 38巻『人形道入門の巻』
- ^ 別冊「コミックカメダス」2001年春号・夏号、128巻『おしえて両津先生』
- ^ 105巻『両さんの超合金講座の巻』
- ^ 52巻『ときめき変態クラブの巻』
- ^ 49巻『なんてったって愛ドールの巻』