香水 (仏教)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2017年8月11日 (金) 23:47; Urania (会話 | 投稿記録) による版 (十一面千手観音->十一面観音)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

香水(こうずい)は、寺院仏壇において、に捧げられるものの一つであり、多くは金銅製のに入れて、もっとも仏の近くにまつられる。

しばしば閼伽と混同されるが、単なる水ではなく、という照葉樹の一枝を刺すことによって水が香水となることを、鑑真によって伝えられた。

平安時代以降の仏画制作時に、高僧などが香水で仏を描いて本を清める「御衣絹(みそぎぬ)加持」という儀式が行われていた[1]

脚注[編集]

関連項目[編集]