蓮華寺 (岡崎市)

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蓮華寺
所在地 愛知県岡崎市西本郷町和志山93
位置 北緯34度57分59.2秒 東経137度07分11.9秒 / 北緯34.966444度 東経137.119972度 / 34.966444; 137.119972座標: 北緯34度57分59.2秒 東経137度07分11.9秒 / 北緯34.966444度 東経137.119972度 / 34.966444; 137.119972
山号 芙蓉山
宗派 曹洞宗
本尊 薬師如来
創建年 728年(伝承)
1529年(再建)
開山 光国舜玉
札所等 愛知梅花三十三箇所観音霊場 第3番
文化財 瀬戸染付香炉
法人番号 4180305001044 ウィキデータを編集
蓮華寺の位置(愛知県内)
蓮華寺
蓮華寺
蓮華寺 (愛知県)
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蓮華寺山門

蓮華寺(れんげじ)は、愛知県岡崎市西本郷町にある曹洞宗寺院

概要[編集]

寺伝によれば、728年神亀5年)、僧行基が諸国を巡る途中この地に和志王山薬王寺を建て、自ら薬師像を彫り施薬したのが始まりとされる。

1335年建武2年)、北畠氏が西上した折に兵火に遭い焼失。1529年享禄2年)、僧巧安順智により寺跡南に堂宇が建立され曹洞宗に改宗し、光国舜玉を勧請開山として再建された。1589年天正17年)に「三州本郷蓮花寺」宛てに徳川家の7か条定書が出されていることが記録に残っている。1614年慶長19年)、火災で焼失。1694年元禄7年)、5世厳誉の代に本堂を再建。近世は信濃松本全久院末であった。大正時代まで霊薬五香湯(5種類の薬)が発売されていた。

1961年昭和36年)3月30日、本寺所蔵の瀬戸染付香炉が岡崎市指定文化財目録に指定された[1]。この香炉は天保年間に瀬戸の加藤吉右衛門晴生が、寺のために焼き上げたものである。

西隣に五十狭城入彦皇子の墓である和志山古墳がある。

札所[編集]

交通手段[編集]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 『新編 岡崎市史 総集編 20』新編岡崎市史編さん委員会、1993年3月15日、417頁。 
  • 『岡崎 史跡と文化財めぐり』岡崎市役所、2003年1月1日、127頁。