広野駅 (兵庫県)
広野駅 | |
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駅舎 | |
ひろの Hirono | |
◄*新三田 (2.8 km) (4.3 km) 相野► | |
所在地 | 兵庫県三田市広野字下野間5-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■福知山線(JR宝塚線) |
キロ程 |
39.7km(尼崎起点) 大阪から47.4 km |
電報略号 | ロノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,179人/日(降車客含まず) -2010年- |
開業年月日 | 1899年(明治32年)3月25日 |
備考 |
業務委託駅 みどりの窓口 有 |
広野駅(ひろのえき)は、兵庫県三田市広野字下野間にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)福知山線の駅である。「JR宝塚線」の愛称区間に含まれている。
駅構造
原則として下り列車が1番のりば、上り列車が2番のりばを使用する。ただし2番のりばに停車する下り列車と3番のりばに停車する上り列車が午前9時台にそれぞれ1本ずつある。待避が可能な構造になっているが、当駅で待避する列車は土休日ダイヤの上り1本を除き設定されていない。ただし、ダイヤに乱れが生じた場合、臨時に待避を行うことがある。折り返しも可能で、以前当駅で折り返す定期普通列車が設定されていた。2010年3月13日改正ダイヤでは事故・大雨などの非常時を除き定期列車が当駅で折り返しを行うことはない。当駅の待避・折り返し設備は、篠山口駅・新三田駅の予備的なものとなっており、団体列車などの臨時・回送列車が使用している。
このほか非電化の側線も敷設されており、保線機器の留置に使用されている。
新三田駅の上り第1場内信号機から先は大阪支社管内となるため、福知山支社が管轄する福知山線内の駅としては当駅が最南端である。これは当駅が国鉄時代の福知山鉄道管理局管内の南端の駅であったことからきている。
当駅以北ではJR宝塚・JR東西・学研都市線運行管理システム (SUNTRAS)が導入されておらず、新三田駅以南とは異なる駅自動放送が流れる。2011年2月頃に接近メロディが導入された。
単線非電化時代は列車交換だけでなく追い越し待避も可能としていた。
トイレは、改札内にある。
ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。かつては無人駅だった名残で、自動改札機は磁気乗車券の入場記録およびICカードの入出場記録のみを行い、出場の際に乗車券類を回収する機能がない簡易型が設置されている。
2002年11月20日にみどりの窓口が設置された[1]。2004年10月16日のダイヤ改正時に直営から業務委託となり、ジェイアール西日本福知山メンテックが駅業務を受託している。また7時以前の早朝および19時50分以降の夜間は駅員無配置となっている。なお、管理は篠山口駅が行う。
ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | ■JR宝塚線 | 下り | 篠山口・福知山方面 | ただし1日1本のみ2番のりば |
2・3 | ■JR宝塚線 | 上り | 三田・宝塚方面 | 3番のりばは1日1本のみ使用 |
- 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。
- 平成24年2月27日から、下り本線が3番のりば、上り副本線が1番のりばに呼称が変わる。
ダイヤ
日中時間帯は1時間あたり2本が停車する。朝晩は本数が多くなる。
利用状況
1日平均の乗車人員は1,179人である(2010年度)。
近年の1日平均乗車人員は以下の通りである。
- 1,445人(2000年度)
- 1,421人(2001年度)
- 1,342人(2002年度)
- 1,289人(2003年度)
- 1,239人(2004年度)
- 1,193人(2005年度)
- 1,190人(2006年度)
- 1,215人(2007年度)
- 1,228人(2008年度)
- 1,188人(2009年度)
- 1,179人(2010年度)
駅周辺
交通
駅前には駐輪場と、1 - 2台程度のタクシーが客待ちする小規模な乗り場が設置されている(常駐はしていない)。駅から5分ほど歩くと、神姫バスのバス停がある。
その他
常磐線にも福島県双葉郡広野町に同名の「広野駅」があることから、乗車券類の券面には「(福)広野」と表記される。
歴史
- 1899年(明治32年)3月25日 - 阪鶴鉄道の三田駅 - 篠山駅(現・篠山口駅)間延伸により開業。旅客・貨物取扱開始。
- 1907年(明治40年)8月1日 - 鉄道国有法により阪鶴鉄道国有化。国有鉄道の駅になる。
- 1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。阪鶴線の所属となる。
- 1912年(明治45年)3月1日 - 線路名称改定。阪鶴線の福知山駅以南が福知山線に改称し、当駅もその所属となる。
- 1962年(昭和37年)3月1日 - 貨物取扱廃止。
- 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
- 1992年(平成4年)4月1日 - 篠山口鉄道部発足により、その管轄となる。
- 2003年(平成15年)11月1日 - ICカードICOCA供用開始。
- 2009年(平成21年)6月1日 - 篠山口鉄道部廃止に伴い福知山支社直轄に戻され、篠山口駅の被管理駅となる。
隣の駅
- かつてほくせつライナーが停車していた。
脚注
関連項目
外部リンク
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