小野田駅
小野田駅 | |
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駅舎(2015年7月) | |
おのだ Onoda | |
所在地 | 山口県山陽小野田市大字東高泊1723-1 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
電報略号 | オノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,123人/日(降車客含まず) -2020年- |
開業年月日 | 1900年(明治33年)12月3日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■山陽本線 |
キロ程 | 488.0 km(神戸起点) |
◄宇部 (3.5 km) (6.3 km) 厚狭► | |
所属路線 | ■小野田線 |
キロ程 |
11.6km(居能起点) 宇部新川から13.4 km |
◄目出 (1.9 km) | |
備考 | 業務委託駅 |
小野田駅(おのだえき)は、山口県山陽小野田市大字東高泊にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅である。
山陽本線を所属線としており[1]、当駅が終点となる小野田線を加えた2路線が乗り入れる。
歴史
- 1900年(明治33年)12月3日:山陽鉄道 三田尻駅(現・防府駅) - 厚狭駅間の開通と同時に開業。旅客・貨物の取扱を開始。
- 1906年(明治39年)12月1日:山陽鉄道の国有化により官設鉄道の駅となる。
- 1909年(明治42年)10月12日:線路名称制定。山陽本線の所属となる。
- 1915年(大正4年)11月25日:小野田軽便鉄道がセメント町駅(現・小野田港駅)まで開業。国有鉄道との共同使用駅となる。
- 1923年(大正12年)6月25日:小野田軽便鉄道が小野田鉄道に社名変更。
- 1938年(昭和13年)4月1日:高千帆村が町制施行して高千帆町となり、所在地表示が山口県厚狭郡高千帆町大字東高泊になる。
- 1940年(昭和15年)11月3日:小野田市成立に伴い、所在地表示が山口県小野田市大字東高泊になる。
- 1943年(昭和18年)4月1日:小野田鉄道が国有化し小野田線となり、国有鉄道単独駅に戻る。
- 1947年(昭和22年)10月1日:線路名称改定。小野田線が宇部西線に編入される。
- 1948年(昭和23年)2月1日:線路名称改定。宇部西線が小野田線に改称される。
- 1951年(昭和26年)6月:駅舎改築。
- 1984年(昭和59年)1月21日:車扱貨物の取扱を廃止。駅南側に有蓋車用の貨物ホームが設置されていた。
- 1986年(昭和61年):みどりの窓口営業開始。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道の駅となる。
- 2005年(平成17年)
- 3月22日:山陽小野田市成立に伴い、所在地表示が現行のものになる。
- 4月1日:ジェイアール西日本広島メンテック(現:JR西日本広島メンテック)による業務委託駅となる。
- 2021年(令和3年)
- 2023年(令和5年)春:山陽本線でICカード「ICOCA」の利用が可能となる(予定)[2]。
駅構造
島式ホーム2面4線の構造を持つ地上駅。3・4番ホーム、5・6番ホームがそれぞれ同一平面上にあり、各ホームは跨線橋で連絡している。
JR西日本中国交通サービスによる業務委託駅でみどりの券売機が設置されている。かつてみどりの窓口が設置されていた[3]が現在は営業を終了している。
自由通路の設置および駅舎の橋上駅化を実施する構想があり、山陽町と小野田市の合併時に策定された新市建設計画にも掲載されている[4]が、その整備計画は具体化していない。
のりば
のりば | 路線 | 方向 | 行先 |
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3 | ■小野田線 | - | 雀田・長門本山方面 |
4 | ■山陽本線 | 下り | 下関・九州方面 |
5 | (臨時用) | ||
6 | ■山陽本線 | 上り | 新山口・防府方面 |
- 使用停止となった1番線はもともと小野田線の本線(現在小野田線の全列車が使用する3番線はあくまで副本線の扱いであった)で、2003年(平成15年)のダイヤ改正以前は小野田線の電車が1本のみ使用していたが、以降使われなくなった。2008年(平成20年)12月までには架線が撤去され電車の進入ができなくなり、2009年(平成21年)4月までには分岐器・信号機等も撤去された。これに伴い、3番線が小野田線の本線として整備され、山陽本線への渡り線も切断された。そのため現在は当駅を介して山陽本線と小野田線を直通運転することはできない。なお、以前は小野田線車両の夜間留置が行われていた。
- 5番線は山陽本線の中線であるが、定期旅客列車の発着はなく、試運転列車の折り返し用として使用されることが多い。
- かつては1・3番線の間にホームのない中線として2番線が存在し、厚狭 - 宇部間の貨物専用線とも接続していたが、既に撤去され現存しない。
- かつて当駅西側、県道71号線と山陽本線との交差部南東に隣接して箒型の貨物ヤードがあった。引き上げ線は本線のように北西にカーブすることなくまっすぐ西方向に川を渡って伸びていた。
- かつて6番線北側に仕分線群が広がっていたが、現在は行き止まりの側線1線のみを残して撤去されている。
利用状況
1日の平均乗車人員は以下の通りである[5]。
乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
1999 | 1,679 |
2000 | 1,602 |
2001 | 1,507 |
2002 | 1,417 |
2003 | 1,391 |
2004 | 1,335 |
2005 | 1,301 |
2006 | 1,272 |
2007 | 1,275 |
2008 | 1,332 |
2009 | 1,253 |
2010 | 1,268 |
2011 | 1,247 |
2012 | 1,289 |
2013 | 1,347 |
2014 | 1,284 |
2015 | 1,315 |
2016 | 1,329 |
2017 | 1,371 |
2018 | 1,382 |
2019 | 1,311 |
2020 | 1,123 |
駅周辺
- 山陽小野田市役所
- 山口県立小野田高等学校
- サビエル高等学校
- 山陽小野田市立高千帆中学校
- 山陽小野田市立高千帆小学校
- 高千帆郵便局
- 山口銀行小野田駅前支店
- 西京銀行日の出支店
- 山陽小野田警察署
- 国道190号
- 山口県道30号小野田美東線
- 山口県道71号小野田山陽線
- 山口県道223号小野田港線
- つねまつ菓子舗
バス路線
隣の駅
脚注
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ "2023年春 山口県内のICOCAエリアを拡大します! 〜ICOCAが山陽線徳山〜下関駅間で利用可能になります〜" (PDF) (Press release). 西日本旅客鉄道. 9 February 2022. 2022年2月9日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2022年2月12日閲覧。
- ^ “小野田駅 | 駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2020年10月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月29日閲覧。
- ^ 小野田市・山陽町合併協議会 新市建設計画(資料編) (PDF)
- ^ 山口県統計年鑑 - 山口県
関連項目
外部リンク
- 小野田駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道