境川部屋
境川部屋(さかいがわべや)は、日本相撲協会に所属し、かつ出羽海一門に属する相撲部屋。
歴史
出羽海部屋所属の元小結・両国は引退後年寄・中立を襲名して出羽海部屋の部屋付き親方として後進の指導にあたっていたが、1998年に2人の内弟子と同郷の先輩である大鳴戸親方(元幕内・吉の谷)を連れて出羽海部屋から分家独立して「中立部屋」を創設した。2003年、師匠(9代出羽海→12代境川、横綱・佐田の山)が停年(定年)を迎えるにあたり年寄名跡の中立と境川を交換し、部屋の名称も中立部屋から境川部屋へと変更した。
2006年頃には伸び盛りの若手力士が相次いで関取となり、俄然注目を集めた。2008年は停滞したものの、翌2009年は豪栄道が歴代9位の早さで新関脇となり、師匠の最高位より上の番付となった。[1]
なお、年寄名跡・中立が出羽海一門に入った時期は、中立部屋を継承した7代中立(大関・伊勢ノ濱)が1928年に死去した後、十両に昇進していた後の幕内・灘ノ花が中立部屋から二子山部屋を経て出羽海部屋に移籍し、現役引退後に8代中立を襲名したことによるものである。その後、横綱・栃ノ海が9代中立を襲名した。
所在地
師匠
力士
現役の幕内経験力士
幕内
関脇
- 豪栄道豪太郎(大阪)
前頭
十両
所属年寄
- 関ノ戸竜太(せきのと りゅうた、元小結・岩木山竜太、青森)