善き人のためのソナタ
善き人のためのソナタ | |
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Das Leben der Anderen | |
監督 | フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク |
脚本 | フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク |
製作 |
クヴィリン・ベルク マックス・ヴィーデマン |
音楽 |
ガブリエル・ヤレド ステファン・ムーシャ |
撮影 | ハーゲン・ボグダンスキー |
編集 | パトリシア・ロンメル |
配給 | アルバトロス・フィルム |
公開 |
2006年3月23日 2007年2月10日 |
上映時間 | 137分 |
製作国 | ドイツ |
言語 | ドイツ語 |
製作費 | $2,000,000[1] |
興行収入 | $77,356,942[1] |
『善き人のためのソナタ』(独題: Das Leben der Anderen, 英題: The Lives of Others)は、2006年のドイツ映画。
東ドイツのシュタージのエージェントを主人公にしたドラマで、当時の東ドイツが置かれていた監視社会の実像を克明に描いている。第79回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した。
ストーリー
1984年の東ベルリン。国家保安省(シュタージ)の局員ヴィースラー大尉は国家に忠誠を誓っていた。ある日彼は、反体制の疑いのある劇作家ドライマンとその同棲相手の舞台女優クリスタを監視するよう命じられる。さっそくドライマンのアパートには盗聴器が仕掛けられ、ヴィースラーは徹底した監視を開始する。しかし、聴こえてくる彼らの世界にヴィースラーは次第に共鳴していく。そして、ドライマンが弾いたピアノソナタを耳にした時、ヴィースラーの心は激しく揺さぶられる。
キャスト
※()は日本語吹き替え
- ゲルト・ヴィースラー大尉 - ウルリッヒ・ミューエ(石塚運昇)
- クリスタ=マリア・ジーラント - マルティナ・ゲデック(萩尾みどり)
- ゲオルク・ドライマン - セバスチャン・コッホ(萩原流行)
- アントン・グルビッツ部長 - ウルリッヒ・トゥクル(北川勝博)
- ブルーノ・ハムプフ大臣 - トーマス・ティーメ(麦人)
- パウル・ハウザー - ハンス=ウーヴェ・バウアー(大橋吾郎)
- アルベルト・イェルスカ - フォルクマー・クライネルト(小形満)
- カール・ヴァルナー - マティアス・ブレンナー(遠藤純一)
主な受賞
- アカデミー賞:外国語映画賞
- ニューヨーク映画批評家協会賞:外国語映画賞
- ロサンゼルス映画批評家協会賞:外国語映画賞
- ヨーロッパ映画賞:作品賞、脚本賞、男優賞
- ドイツ映画賞:作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演男優賞、美術賞、撮影賞
- バイエルン映画賞:監督賞、脚本賞、男優賞
- ミュンヘン映画祭:ベルンハルト・ヴィッキ映画賞
- ロカルノ国際映画祭:観客賞
- インディペンデント・スピリット賞:外国語映画賞
- 英国インディペンデント映画賞:外国語映画賞
- 英国アカデミー賞:外国語映画賞
- セザール賞:外国語映画賞
出典
- ^ a b “The Lives of Others (2006)” (英語). Box Office Mojo. 2011年6月1日閲覧。