備前西市駅
備前西市駅 | |
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駅外観(2006年4月) | |
びぜんにしいち Bizen-Nishiichi | |
◄JR-L02/M02 大元 (2.0 km) (3.8 km) 妹尾 JR-L04/M04► | |
所在地 | 岡山市南区西市457番地4 |
駅番号 |
JR-L03(宇野みなと線) JR-M03(瀬戸大橋線) |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 |
■宇野線(宇野みなと線) (■瀬戸大橋線含む) |
キロ程 | 4.5 km(岡山起点) |
電報略号 | ニシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
1,605人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | 1939年(昭和14年)1月1日 |
備考 | 無人駅(自動券売機 有) |
備前西市駅(びぜんにしいちえき)は、岡山県岡山市南区西市にある西日本旅客鉄道(JR西日本)宇野線の駅である。宇野方面に向かう「宇野みなと線」と、本四備讃線に直通する「瀬戸大橋線」の、双方の愛称区間に含まれている。駅番号は宇野みなと線がJR-L03、瀬戸大橋線がJR-M03。
歴史
[編集]- 1939年(昭和14年)1月1日:宇野線の大元駅 - 妹尾駅間に新設開業[1]。
- 1940年(昭和15年)11月1日:営業休止[1]。
- 1950年(昭和25年)11月14日:営業再開[2]。
- 1968年(昭和43年)
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
- 2007年(平成19年)
- 2009年(平成21年)10月16日:1番のりばにスロープ設置。
- 2014年(平成26年)12月18日:ホームかさ上げを実施。同時に2番のりばにスロープ設置。
- 2018年(平成30年)3月17日:1番のりばのホーム延長が完成し、7両編成に対応。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地上駅。上下ホームは陸橋で結ばれているが、一旦改札口を出て、踏切を渡っても反対方面行きホームに行くことができる。一線スルー型配線になっており、通過列車は直線側の1番のりば(上下本線)を通過するが、ダイヤによっては当駅に停車しない快速「マリンライナー」やその他の本四連絡特急などが対向列車の待ち合わせのため、分岐側の2番のりば(上下副本線)に進入して運転停車する。2014年(平成26年)12月時点では、停車列車については方向別にホームを使い分けている。(ダイヤ乱れ時の臨時停車などは除く)。岡山駅 - 当駅間の区間列車は、2番のりばで折り返す。
岡山駅管理の無人駅だが、両ホーム岡山寄りに簡易駅舎が設けられ、そこに簡易式の自動改札機と、近距離切符の自動券売機(ICOCAを挿入するホルダーあり)がある。トイレはない。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。
「マリンライナー」は2019年3月時点で初発の2号と朝ラッシュ時の8号、10号の計3本のみが停車する。これまで当駅のホームが6両分しかなく、7両編成で運転される8号は通過していたが、上りホームの7両編成対応化工事が行われ、2018年3月ダイヤ改正より8号も停車するようになった[4]。またこれを機に5両で運転されていたために平日の混雑が著しかった10号が7両編成で運転されるようになった。
長年ホームのかさ上げは実施されておらず、列車とホーム間に段差があったが2014年11月からホームのかさ上げ工事が実施された。また、これと同時に2番のりばにもスロープが設置された。
のりば
[編集]のりば | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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1 | 瀬戸大橋線 宇野みなと線 |
上り | 岡山方面[5] | 折り返し列車は2番のりば |
2 | 下り | 児島・宇野・四国方面[5] |
※岡山駅 - 茶屋町駅間では、当駅折り返し・茶屋町・児島方面発着系統が「瀬戸大橋線」、宇野発着系統が「宇野みなと線」と案内される。
利用状況
[編集]1日の平均乗車人員は以下の通りである[6]。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 726 |
2000 | 722 |
2001 | 752 |
2002 | 770 |
2003 | 793 |
2004 | 802 |
2005 | 821 |
2006 | 855 |
2007 | 932 |
2008 | 981 |
2009 | 967 |
2010 | 973 |
2011 | 1,040 |
2012 | 1,169 |
2013 | 1,267 |
2014 | 1,334 |
2015 | 1,506 |
2016 | 1,581 |
2017 | 1,639 |
2018 | 1,703 |
2019 | 1,813 |
2020 | 1,580 |
2021 | 1,605 |
駅周辺
[編集]かつて周辺は田園地帯であったが、現在は岡山市のベッドタウンとして宅地化が進み、国道2号を超えた駅の南側を中心に高層マンションが林立している。近年は下中野交差点を中心に家電量販店やパソコンのパーツショップが多く出店している。
その他
[編集]- ICOCAの使用履歴について、当駅は「備西市」と表記されている。
隣の駅
[編集]- 西日本旅客鉄道(JR西日本)
- 宇野みなと線(宇野線)・ 瀬戸大橋線(本四備讃線直通)
- ■快速「マリンライナー」停車駅(朝の上り2本のみ停車)
脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、258頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第268号」『官報』1950年11月6日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 「行違い線設備が完成 宇野線備前西市駅 28日には備前片岡駅も」『交通新聞』交通協力会、1968年9月26日、4面。
- ^ 『2018年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道岡山支社、2017年12月15日、6頁。オリジナルの2020年10月28日時点におけるアーカイブ 。2021年2月17日閲覧。
- ^ a b “備前西市駅|時刻表:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年7月30日閲覧。
- ^ “岡山県統計年報”. 岡山県. 2023年3月29日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 備前西市駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道