ブラバム・BT48

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ブラバム・BT48
カテゴリー F1
コンストラクター イギリスの旗 ブラバム
デザイナー 南アフリカ共和国の旗 ゴードン・マレー
イギリスの旗 デヴィッド・ノース
先代 ブラバム・BT46B
後継 ブラバム・BT49
主要諸元
シャシー アルミニウム製モノコック
サスペンション(前) プルロッド ダブルウィッシュボーン
サスペンション(後) プルロッド ダブルウィッシュボーン
エンジン アルファロメオ 1260 3.0リッター, 535馬力, 60度 V12 NA ,
トランスミッション ヒューランド / アルファロメオ製 5/6速,
重量 595kg
燃料 アジップ
タイヤ グッドイヤー
主要成績
チーム パルマラット・レーシングチーム
ドライバー オーストリアの旗 ニキ・ラウダ
ブラジルの旗 ネルソン・ピケ
初戦 アルゼンチンの旗 1979年アルゼンチングランプリ
出走優勝ポールFラップ
13000
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ブラバム・BT48 (Brabham BT48) は、ブラバム1979年のF1世界選手権に投入したフォーミュラ1カー。設計者はゴードン・マレー

概要[編集]

ニキ・ラウダが搭乗したBT48

BT48は、ブラバム初のグラウンド・エフェクト・カー。ドライバーはニキ・ラウダとネルソン・ピケ。 ベンチュリ構造を実現するために、アルファロメオは前年まで使用した水平対向12気筒エンジンから、新開発のV型12気筒エンジンに変更した。予選では速さを見せたが、2人のドライバー合わせて6回の完走しかできず信頼性の低さが目立った。イモラで開催された、ノンタイトルレースでは、ニキ・ラウダが優勝している。

スペック[編集]

シャーシ[編集]

エンジン[編集]

  • エンジン アルファ・ロメオ 1260
  • 気筒数・角度 V型12気筒・60度
  • 排気量 2,991cc

記録[編集]

  • ドライバーズランキング14位:ニキ・ラウダ(予選最高位4位 決勝最高位4位)
  • ドライバーズランキング16位:ネルソン・ピケ(予選最高位3位 決勝最高位4位)
No. ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 ポイント ランキング
ARG
アルゼンチンの旗
BRA
ブラジルの旗
RSA
南アフリカ連邦の旗
USW
アメリカ合衆国の旗
ESP
スペインの旗
BEL
ベルギーの旗
MON
モナコの旗
FRA
フランスの旗
GBR
イギリスの旗
GER
ドイツの旗
AUT
オーストリアの旗
NED
オランダの旗
ITA
イタリアの旗
CAN
カナダの旗
USE
アメリカ合衆国の旗
1979 5 オーストリアの旗 ニキ・ラウダ Ret Ret 6 Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret Ret 4 7 8位
6 ブラジルの旗 ネルソン・ピケ Ret 7 8 Ret Ret Ret Ret Ret 12 Ret 4 Ret
  • 第1戦はピケのみBT46を使用。14戦以降はBT49を使用。

脚注[編集]