ゼルダの伝説 風のタクト

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ゼルダの伝説シリーズ > ゼルダの伝説 風のタクト
ゼルダの伝説 風のタクト
The Legend of Zelda: The Wind Waker
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
開発元 任天堂
発売元 任天堂
プロデューサー 宮本茂
手塚卓志
ディレクター 青沼英二
音楽 永田権太
若井淑
峰岸透
近藤浩治
シリーズ ゼルダの伝説シリーズ
人数 1人
2人(GBA接続による協力プレイ)
メディア 8cm光ディスク
発売日 日本の旗 2002年12月13日
アメリカ合衆国の旗 2003年3月24日
欧州連合の旗 2003年5月3日
オーストラリアの旗 2003年5月7日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
デバイス ゲームボーイアドバンス
ゲームボーイアドバンスSP
GBAケーブル対応
アスペクト比 4:3
売上本数 日本の旗 約74万本
世界 約435万本
その他 ドルビーサラウンドプロロジックII対応
プログレッシブ対応
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ゼルダの伝説 風のタクト』(ゼルダのでんせつ かぜのタクト、: The Legend of Zelda: The Wind Waker)は、2002年12月13日任天堂より発売されたニンテンドーゲームキューブアクションアドベンチャーゲームである。

概要

ゼルダの伝説シリーズの1つ。さらわれたを助けるため、そして世界を守るために主人公リンクが大海原へと旅に出る冒険物語。

直接の続編に『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』がある。

2013年9月26日にグラフィックをHDにリニューアルし、ゲーム内容もチューニングした『ゼルダの伝説 風のタクト HD』がWii U専用ソフトとして発売された[1]。以後断りがない場合はオリジナルのニンテンドーゲームキューブ版について述べる。

受け継がれた基本システム

本作はゲームの基本的な要素という点においては、それまでのシリーズから大きな変化が加えられていない。つまり世界中を冒険するゲームスタイル、ダンジョンと謎解き、それらに付随して発生する副次的な冒険といった要素はシリーズに共通したものである。他にも、崖など飛び越えるべき場所に差し掛かると自動でジャンプするオートジャンプシステムや、対象物をロックオンする注目システムはNINTENDO64版のシリーズで採用されたものである。何種類かの主要アイテムも定番のものが受け継がれている。

注目システム
L注目システムは『ゼルダの伝説 時のオカリナ』や『ムジュラの仮面』の「Z注目システム」に当たる、本作のアクションの根幹をなす仕組みである。プレイヤーはLトリガーボタンを押すことで、対象物をロックオンすることができる。これによって主人公が動き回っても任意の対象物に照準を合わせ続けることができる。

新たに追加された要素

上記に示した従来の要素に加えて、いくつかの新しい要素が盛り込まれている。例えば、敵の攻撃を読み、隙をついてカウンター攻撃を仕掛けることができるようになる、敵が持っている武器を奪える(ただし、盾は奪えない)ようになったなど。風の流れを操って謎を解く方法も新しい要素である。カギづめロープなどの新しいアイテムの導入もこれに当たる。

風のタクト
本作ではタイトル通り、風を操る指揮棒(タクト)を使って物語を進める。主人公は秘宝「風のタクト」と呼ばれる指揮棒を使うことで風向きを操ることができる。他にも風のタクトは決められたパターンに従って振ることで様々な効果を発揮する。この効果をうまく利用して謎を解いてゆく。『時のオカリナ』でいう「時の(妖精の)オカリナ」に近い存在。
ゲームボーイアドバンスとの連動
ゲームボーイアドバンス、あるいはゲームボーイアドバンスSPを、GBAケーブルを使ってニンテンドーゲームキューブに接続することで、主人公をサポートする協力プレイが可能になる。ニンテンドーゲームキューブとゲームボーイアドバンスの内容はリアルタイムで相互に作用しあう。
協力プレイヤーはゲームボーイアドバンスをモニターかつコントローラとして操作してメインプレイヤーを補助することができる。例えばゲーム上で様々なアイテムを販売したり、冒険のヒントを出したり、ゲームキューブに表示されるものより詳細な地図を見ることができたり、爆弾を落としたりといったことができる。
この連動はゲームを進める上で必ずしも必要なものではない。しかし、連動をすることで遊びの幅をより広げることができる。また、ゲーム進行に関係のないあるアイテムを収集するには連動が必要となる。プレイヤーが実際にゲームボーイアドバンスを持っていなかったり、接続できない場合にはこの機能を使用することができない。
Wii U版ではゲームボーイアドバンスとは連動できないため、チンクルボトルに変更された。

特徴と世界観

グラフィック

本作では「触れるアニメ」というコンセプトが根底に置かれている。本作は3DCGで作成されているが、トゥーンレンダリングと呼ばれる技法を用いており、その見た目はまるでアニメ映画のようである。例えば、「風」は空中を白線が流れてゆくことで表現され、「煙」は渦を巻くように、「炎」はなめるように動く。また、その他にも全体にわたってこのような独特の表現方法が多用され、強力にデフォルメされたエフェクトの数々が「触れるアニメ」をさらに演出している。

ゲームのアニメーションシステムは細部まで開発されている。キャラクター達は大幅にデフォルメされているため、その外見が非現実的なものであるにもかかわらず、まるで生きているかのように違和感のない動作をする。主人公のリンクはセリフをしゃべることはないが、豊かな表情を使い分けることで感情を表現することに成功している。また、彼の目は様々な物や人に反応する。例えば、リンクが走っている時などに彼の目が何かを追ったならば、それに対して何らかの働きかけを行うことができるかもしれないということを示している。

ゲーム内の印象的な視覚効果に、独特の遠近法がある。ゲーム内では遠方に存在するものすべてが見えているわけではなく、島が遠くにあるうちはシルエットで島影が映し出される。被写界深度は浅く設定されており、離れた場所にあるものはぼやけて見える。これらの誇張された遠近法はゲームに調和しながら、空間を実際よりも広く見せている。

音楽

作曲は永田権太若井淑峰岸透と、シリーズ1作目から担当している近藤浩治の4人が担当。民族音楽風のBGMが多く採用されている。

また、主人公の置かれている状況に併せて曲が変化したり、BGMと効果音の境界を曖昧にするような工夫が随所になされており、これはゲーム音楽ならではの画期的な試みであった。たとえば、主人公の攻撃が敵に当たるのに合わせて、BGMのコード進行と連動したトゥッティによるヒット音が鳴る。ファントムガノン戦にもゲーム状況と連動的な音楽の典型的な例を見ることができる。

大乱闘スマッシュブラザーズX』には、『竜の島』・『大海原』・『モルド・ゲイラ戦』の3曲が原曲のまま採用された。

冒険の舞台

大海原とそこに点在する島々が冒険の舞台である。これは、過去のシリーズの多くが平原を舞台とするものであったことに対比される。主人公は帆船に乗り、風を自在に操って冒険を進めてゆく。航海することになる大海原は非常に広大である。海は縦横7マスずつの格子状に区切られた海域に分けられ、その中に島が点在している。それぞれの島と海あるいは各海域どうしは、途切れることなく連続的な空間として表現されている。

人の住む島には町や村がある。その造りは東南アジア西洋が混じった独特のもので、オリエンタルな雰囲気を醸し出している。この部分も過去のシリーズが中世ヨーロッパ風の世界観で統一されていたこととの相違点だと言える。

また、島によってはダンジョンが存在する。ダンジョンはその多くが地下迷宮になっており、それも自然物であったり人工の建造物であったりと、種類は様々である。本作の迷宮の構造の特徴として、高低差が大きく起伏に富んだ設計となっており、また迷宮の一部が屋外まで連続して存在することがある。ダンジョンでは怪物と戦いながら用意された仕掛けや謎を解き、迷宮を攻略することが主人公の目的となる。

あらすじ

プロロ島の少年リンクはある日、妹のアリルから自分の誕生日であることを知る。自宅で待っていたおばあちゃんから緑の衣を渡されたリンクはプロロ島の風習に従ってその緑の衣に着替えた。
再び外に出たリンクはアリルから誕生日プレゼントとして望遠鏡を貸してもらいそれで外を覗いてみた。その時巨大な怪鳥に捕まった少女を目撃する。怪鳥は海賊船からの砲撃を受け少女を放し、彼女は島にある森へ落下。リンクは心配になり少女を探しに行くが、幸い彼女は無事であった。
彼女は海賊の長テトラで「耳の長い娘」を狙う大怪島ジーロックによって、どこかへ連れ去られそうになったのだという。その後リンクはテトラと迎えの部下達と共に森を出るとアリルが迎えに来ていた。ところがそこへジーロックが再び襲い掛かってきた。
ジーロックはテトラではなく今度はアリルを攫って行ってしまう。リンクはテトラに頼んで海賊船に乗せて貰い、アリルが連れ去られた先である魔獣島へ侵入する。
神話
以下は、本作品のオープニングで流れる神話のハイラル文字を訳したものである。
 その昔、神々の力が宿るといわれた王国があった。大地の恵み豊かなこの土地に暮らす民は、ハイリア人と呼ばれ、神々の声を聴くと伝えられる。彼ら平原の民に加えて、山の民、ゴロン、水の民、ゾーラ、砂漠の民、ゲルド、森の民、コキリがそれぞれ独自の営みを送っていた。豊かなるこの土地にも、破滅の足音が忍び寄りつつあった。
 神の力を手に入れた悪しき者によって、邪悪がこの土地を包み込み、美しかった大地も滅びかけていったその時であった。
 緑の衣をまといし者、何処(いずこ)ともなく現れ、神の力授かりて、死闘の末、悪しき力を打ち破りて、彼の地に平穏を取り戻す。
 時を超え現れしこの者は時の勇者と呼ばれ、王国においての伝説となりて伝わる。それからしばらくののち、平穏の戻ったかに思われた王国に、再び暗雲が立ち込めた。勇者の働きにより、永遠に封じられたと思われていた悪しき力を持つ者が、なにゆえか再び復活を遂げた。
 民どもは伝説の勇者が再び現れることを待ち望んだが、時の流れを旅して国を後にした勇者はついに現れなかった。守る者のいない王国で邪悪が王宮にまで迫ったとき、民どもは祈りをささげ、彼の地の運命を神の手に委ねることとした。
 長い時を経た今、この物語を伝え聞く者たちは伝説の勇者になぞらえて、男の子が成長した時、その祝いとして緑の衣を着せるようになったという。「緑の衣まといし者、光放つ剣を持ちて、邪気を消し去る」伝説の勇者にも負けない、立派な人に育ってほしいと、願いを託して。

登場キャラクター

主要人物

リンク (Link)(声:松本さち
今作の主人公である「時の勇者」の生まれ変わりで、プロロ島に住む12歳の少年。妹と祖母の三人暮らしで、妹と祖母を大切に思っている。プロロ島では男の子の成長を祝って勇者の衣である緑の服を着せるという風習があるためにそれに習って12歳の誕生日に緑の服を着ていた。しかし、その日に妹アリルが怪鳥ジークロックにさらわれてしまい、海賊のお頭であるテトラに頼んで妹を助けるために魔獣島に向かって旅立ったが、妹を助けるための旅がいつしか世界の命運に関わる旅へとなっていく。その後、時の勇者が所持していた「勇気のトライフォース」の持ち主として時を越えて世界を救った「時の勇者」とは違い、風と共に大海原を駆け巡った事から「風の勇者」となってガノンドロフとの最終決戦に挑み、見事にガノンドロフを倒す。その後のエンディングでは新天地を目指すためにテトラ達と共に旅に出る。
テトラ (Tetra) / ゼルダ姫 (Princess Zelda)(声:橘ひかり
本作のヒロインである海賊団の頭で、強気且つ男勝りな少女だが、実はテトラというのは仮の姿で、正体は今はもう滅びた伝説の王国ハイラルの王家の子孫でもあるゼルダ姫である。気が強いが、心優しい性格である。また、伝説の王国に関心があり、伝説の剣マスターソードを持つ者を探している。耳の長い娘をさらっていた怪鳥ジークロックにさらわれてプロロ島の森に落ちたことがきっかけでリンクと出会い、アリルが自分と間違われてさらわれてしまったことに負目を感じ、リンクを船に乗せることを許可した。その後もリンクに何かと協力したりするが、前述の事に関して本人はガノンやハイラル王に告げられるまでその事実を知らず、後に亡き母から受け継いだ「知恵のトライフォース」の欠片やハイラル王が持っていた欠片が合わさったことで出来た「知恵のトライフォース」が自身に宿り、ゼルダ姫として覚醒した。その後はガノンドロフから身を隠す為にハイラル城の地下に身を潜めていたが、後にガノンドロフに見つかってさらわれてしまう。その後、最終戦ではリンクが持っていた弓と光の矢を使い、リンクをサポートして共にガノンドロフを倒す。その後のエンディングではリンクと共に海の上に帰ると同時にテトラの姿に戻り、最後には新天地を目指すために彼や子分達と共に旅に出る。
ガノンドロフ (Ganondorf)(声:長嶝高士
かつて時の勇者と七賢者の手によって封印された魔王。長い時を経たためか、『時のオカリナ』の時に比べて威厳に満ちた落ち着いた雰囲気があり、またハイラルを手に入れようとした理由や時を越えてなお断ち切れることのない「リンク」や「ゼルダ姫」との縁に対して複雑な思いを語っている。「力のトライフォース」を所持したまま封印されたため、長い時を経て復活を果たし、時の勇者が現れなかったハイラルを今度こそ手中に収めようとしたが、民の願いを聞き入れた神によってハイラルごと封印される。しかし、長い時を経て封印が弱まったことで復活を果たすと、魔獣島の主として君臨し、「知恵のトライフォース」を受け継いでいるはずのゼルダ姫を探していた。その後は全てのトライフォースを手に入れるが、ハイラル王が先にトライフォースに触れたことで自身の願いが叶う事はなく失敗に終わる。その後、リンクやゼルダ姫との戦いでマスターソードの力によって石となり、最後はハイラルと共に眠りにつく。
赤獅子の王 (King of Red Lions)(声:丸山詠二
リンクと共に旅をする喋る船だが、正体はハイラル王である。魔獣島でリンクがジークロックに放り出された時に彼を助け、アリルを救うために必要な物を手に入れるために彼の旅を導く。
ハイラル王 (King Hyrule)(声:丸山詠二)
本名ダフネス・ノハンセン・ハイラル。伝説の王国ハイラルの最後の王で、テトラ(ゼルダ姫)の先祖。神の命によって赤獅子の王として新たな勇者となるに相応しい人物を探し続けていたが、後にリンクを助けると共に彼の旅を導く。その後、トライフォースが完成した時にはガノンドロフよりも先にトライフォースに触れ、滅びてもなお海の底に眠り続けるハイラルを完全に消し去るよう願うと共にガノンドロフを倒した後はリンクやゼルダ姫に希望に向って生きてほしいと語り、最後は海の上に戻っていく二人を見つめながらハイラルと共に永遠の眠りについた。
チンクル (Tingle)(声優:宮田浩徳
自分を妖精だと信じている中年の男(フィギュアの説明より35歳らしい)。トライフォースの地図を解読してくれるが、マップ1つの解読料は398ルピーと高価である。また、妖精探しの旅の資金集めをしているらしく、金には少々汚い部分もある。ゲームボーイアドバンスとの連動時はボムやチンケルでリンクをサポートする。また、トライフォースの地図を解読する時は「チンクル チンクル クルリンパ!!」と言う。
時の勇者 (Hero of Time)
かつて王国を危機に陥れた「悪しき者」を封印したと言われている緑衣を纏った伝説の勇者で、いわば『時のオカリナ』の主人公であるリンク。マスターソードと「勇気のトライフォース」を用いてガノンドロフと戦い、当時のゼルダ姫らと共にガノンドロフを封印したが、時を越えてハイラルに現れたために戦いを終えて本来の時代に戻った後はその戦いのことを全てその時代のゼルダ姫に話したことで歴史に分岐が発生した為、二度と現れることはなかった。

海賊テトラ一家

ゴンゾ (Gonzo)
テトラ一家のリーダー的存在で、大きな体つきにワル知恵がよく働く短気な男。先祖はゼルダ姫を守護する親衛隊の一員らしく、ハイラル城に飾られている写真にそっくりな人物がいる。
セネカ (Senza)
髭が特徴的な巨漢。海賊船の整備を担当しており、また趣味はトークである。先祖はゼルダ姫を守護する親衛隊の一員らしく、ハイラル城に飾られている写真にそっくりな人物がいる。
ナッジ (Nudge)
オカマ口調の男。主にテトラの身の回りを世話しており、また特技は裁縫であるが、実はゴンゾより力持ちである。先祖はゼルダ姫を守護する親衛隊の一員らしく、ハイラル城に飾られている写真にそっくりな人物がいる。
ズコ (Zuko)
テトラ一家の無口な見張り番。1キロ先の看板の字も読めるぐらい視力がズバ抜けている。先祖はゼルダ姫を守護する親衛隊の一員らしく、ハイラル城に飾られている写真にそっくりな人物がいる。
モッコ (Mako)
眼鏡をかけているテトラ一家の知恵者。普段は大人しいが、眼鏡を取ろうとすると凄まじい勢いで怒る。また、分厚い本の中にはナイフが隠されているという噂がある。先祖はゼルダ姫を守護する親衛隊の一員らしく、ハイラル城に飾られている写真にそっくりな人物がいる。
ニコ (Niko)
テトラ一家の下っ端。陽気な性格である。リンクが魔獣島に行くために海賊船に乗った時には自らアニキを名乗って課題を出してくる。先祖はゼルダ姫を守護する親衛隊の一員らしく、ハイラル城に飾られている写真にそっくりな人物がいる。

プロロ島

アリル (Aryll)(声:松本さち)
リンクの妹。心優しい性格で、家族想いである。また、カモメの絵がついた望遠鏡が宝物で、兄のリンクの誕生日に一日だけ貸してくれる。長い耳をもつため海賊テトラと間違えられてジークロックにさらわれてしまい、魔獣島に幽閉されてしまう。
おばあちゃん
リンクとアリルの祖母。家族想いの優しい性格である。アリルを救うためにリンクが旅立った後は具合が悪くなってしまうが、帰郷したリンクが連れてきた妖精によって回復する。その後はリンクの大好物である特製スープを作ってくれる。
青ジイ (Sturgeon)
非常に物知りな老人。真面目で、神経質だが、若い頃は弟の赤シャチと共に剣士の道を志していた。リンクがプロロ島に戻って来た時にはリンクのおばあちゃんの病を治す方法を教える。
赤シャチ (Orca)
プロロ島で唯一剣術の心得がある漁師。若い頃は剣士を志していたが、怪我で断念して漁師となった。テトラを助けに向かおうとしたリンクに剣術を教え、勇者の剣を渡す。
チャツボ (Sue-Belle)
青ジイの孫娘。頭の上にいつも大切なツボを乗せて水汲みをしている。タウラ島で育ったが、祖父が心配で今はプロロ島に暮らしている。
ロースおばさん
夫婦でブタを飼育している女性。嘘をつくと笑ってごまかす癖がある。
アブリおじさん
ロースおばさんの夫。ロースおばさんとは若い頃に出会って一目惚れし、口説き続けた末に恋に落ちた。
ジョエル&ヂル
ロースおばさんとアブリおじさんの息子。兄のジョエルはリンクに憧れており、弟のヂルは好奇心旺盛で思った事をすぐ口に出してしまう癖がある。
マサオ
プロロ島に住む青年。のんびり屋で、マイペースな性格であるため、雑草だらけの畑をいつも草刈りをしている。
ジャブー (Jabun)
水の精霊。巨大なナマズアンコウを合わせたような姿をしているが、ハイリア語しか話す事が出来ない。以前は魚の島に住んでいたが、ガノンの侵攻を察知して魚の島の襲撃前に逃げ出し、プロロ島に避難してきた。

タウラ島

ムール
タウラ島に住む金持ちのお嬢様。長い耳を持つ為にジークロックにさらわれ、魔獣島に監禁されていたが、後にリンクと海賊達に救出される。
ムールの父
ムールの父親。趣味はクタニ焼きの壺集めである。元々は金持ちであったが、娘が帰って来てからは生活が一気に貧しくなってしまう。
マギー
ムールと共に魔獣島に囚われていた貧しい少女。恋とロマンスが好きで、好きな男性のタイプは野獣のような人である。リンク達に救出されてタウラ島に戻って来た後は持っていたドクロの首飾りのおかげで一気に金持ちになった。
マギーの父
マギーの父親。タウラ島で一番の貧乏だったが、娘が持ち帰ったドクロの首飾りのおかげで金持ちになる。
ミセス・マリー
タウラ島で20年間教師をしているという女性。幸せのペンダントが好きである。
キラービー
イワンやチン、ジャンやジュン・ロベルトの4人で結成された少年グループ。リンクにかくれんぼを持ちかけて来る。
スズナリ
露店を営んでいる防寒着を着た男性。防寒着は母の形見のようでどの季節でも肌身離さず着ている。
ドク・ヴァンダム
チュチュの研究と薬の開発に明け暮れているクスリ屋。
ゲンゾー
写し絵師。リンクに写し絵の箱をくれる。

竜の島

オドリー (Quill)
プロロ島を担当するリト族のポストマン。義理固い性格で、仲間達からも信頼されている。仕事でプロロ島に来ていた時にアリルがジークロックにさらわれた事件に遭遇し、テトラにリンクに協力するよう進言した。その後も旅の先々でリンクを助ける。
メドリ (Medli)
竜の島に住むリト族の娘で、空の精霊ヴァルーのお付きだが、実はゾーラ族の賢者ラルトの子孫である。今の竜の島の住民の中では唯一ヴァルーの言葉がわかるが、羽があるのに飛ぶのが苦手である。大地の賢者として目覚めたことがきっかけでリンクの持つマスターソードの退魔の力を蘇らせることに尽力する。その後、マスターソードへの祈りを捧げるために大地の神殿に残るが、エンディング前にはマコレと共に姿を見せている。
コモリ (Komali)
リト族の長である親方様の息子。祖母は先代のヴァルーのお付きであるため、彼女がかつてヴァルーから授かったディンの真珠を宝物として大事に持っている。羽を授かる年になったのだが、気が弱い故に暴れているヴァルーを見て悲観的になってしまう。しかし、ヴァルーの怒りを填めたリンクの勇敢さを見て自ら閉じこもっていた殻を脱するためにディンの真珠をリンクに託すと共に羽を授かるためにヴァルーの元へと向かう決意をし、更にストーリー後半では成長した姿が見受けられる。
親方様
リト族の現在のリーダーで、コモリの父親。厳しい所もあるが、内心では息子の事で悩む事もある。
ヴァルー (Valoo)
空の精霊で、竜の島の頂上に居座っている巨大な竜。リト族の守り神のような存在であるためにリト族は鱗を貰うことによって翼が生えて空を飛ぶことができるようになる。リンクが竜の島に上陸した時は何者かによって尻尾にいたずらをされており、正気を失っていた。
ラルト (Laruto)
先代の大地の賢者であるゾーラ族の女性で、メドリの先祖。演奏ではハープを奏でる。大地の神殿でマスターソードへの祈りを捧げていたが、その時にジャイ・ハーラの手によって殺されてしまう。

森の島

マコレ (Makar)
森の島に住むコログ族の子で、年に一度の儀式の伴奏者だが、実はコキリ族の賢者フォドの子孫である。風の賢者として目覚めたことがきっかけでリンクの持つマスターソードの退魔の力を蘇らせることに尽力する。その後、マスターソードへの祈りを捧げるために風の神殿に残るが、エンディング前にはメドリと共に姿を見せていた。
ニヤト
森の島でクスリ屋を開いているコログ族。
ウォルナ、ラブラ、オーク、バーチ、アルダ、セルチ、エルム、ラミン
マコレやニヤトと同じコログ族。儀式の後森を育てに世界各地へ飛んで種を植える活動を始める。
デクの樹 (Great Deku Tree)
大地の精霊で、森の島の内部に生えている大木の森の守り神だが、正体は「時のオカリナ」のデクの樹の子供である。他の精霊と異なり、ハイリア語だけでなく普通の言葉も喋れる。
フォド (Fado)
先代の風の賢者であるコキリ族の男性で、マコレの先祖。演奏ではバイオリンを奏でる。風の神殿でマスターソードへの祈りを捧げていたが、その時にモルド・ゲイラの手によって殺されてしまう。
ツクルハジメ
森の島でニテン堂と言う店を営んでいるフィギュアの造型師。写し絵を渡すとその写し絵の人物のフィギュアを作ってくれる。
マニー・A
ニテン堂にいるフィギュアが大好きな青年。元々はタウラ島に住んでいた。

種族

ハイリア人
長い耳が特徴的である伝説の王国ハイラルに存在していた種族。大昔に王国が滅びる時に高い山々に避難して生き残った者達もおり、長い耳はハイリア人の血を引く証である。現在は王国が滅びてから長い時を経たためか、混血が進んで世界全体のハイリア人の血は薄くなっている。
リト族
鳥のような姿をした種族。竜の島に住み、海の郵便事業を営んでいる。元々リト族には羽はないが、ある一定の年齢に達するとリト族の守る精霊ヴァルーからウロコを授かり、羽を生やすことができる。また、彼等の先祖は水の民ゾーラ族である。
コログ族
木々のような体をした小さな種族。森の島に住んでいる。年に一度の儀式でデクの樹が木の実を生やし、コログ達はそれらを持って海へと旅に出て育てまた森の島に戻ってくる。また、彼等の先祖は森の民コキリ族である。
ゴロン族
元々は山の民だった種族。永い時を経てもなおその岩のような外見は変わっていないが、ゴロン独特の訛りが消え、若干であるが知的な面も見られるようになった。また、ゲーム内ではゴロン族の集落というものは見られず、海を渡り歩く商人のゴロン族が少数登場するのみである。

敵キャラクター

ボコブリン (Bokoblin)
いたるところに生息するガノンドロフの配下の下級戦闘員と思われる鬼のような敵。ボコの棒や徒手空拳で攻撃する青色、海上のやぐらで監視をしている赤紫色、大きなナタと木製の盾を持つ中ボスクラスの緑色の3種が存在する。緑の持つ盾は手放させることはできない。爆弾を持って近づくと逃げ惑う。
モリブリン (Moblin)
ボコブリンと同じくガノンドロフの配下の下級戦闘員と思われる大柄な敵。リーチの長い槍で攻撃し、槍を失うと強力な鉄拳攻撃を仕掛けて槍を取り戻そうとする。カンテラを持った赤色と持たない青色がいるが、能力に差はない。リアクションが非常に多く、プレイヤーの操作によっては同士討ちになって倒すことができたりと、どことなく憎めない敵キャラである。ジークロックが拐った娘の一人であるマギーと仲良くなった「モ」という個体もいる。
タートナック (Darknut)
鎧を纏ったガノンドロフの配下の上級戦闘員と思われる中ボスクラスの敵で、鎧が剥がれ落ちてからのスピードは速く、こちらに向かって走り出したところに攻撃すると、後ろジャンプで避けてからこちらに強力なジャンプ斬りを仕掛けてくる。また、回転斬りをすると、同じように回転斬りを仕掛けてくる。ブーメランや氷の矢で動きを止めても、少しの間しか止めることが出来ない。甲冑を装備している状態では外見は分からないが、剣で装備を剥がすとアヌビス型の獣人戦士だと言う事が分かる。
また、大剣を落とすと、それにこだわらず、落ちているものなら他人の武器(モリブリンの槍やボコブリンの大ナタ、ボコの棒など)であっても構わず拾って使用する。
盾タートナック
盾を装備しているため攻撃があたりにくくなったタートナック。金色の鎧を纏ったもの、ハイラル城にいる銀と赤の鎧を纏ったものの2種類が存在する。緑のボコブリン同様、盾は手放させることはできない。
タートナック(マント)
マントを羽織った隊長格のタートナック。マントを斬るか燃やさないと鎧を剥がせない強敵。赤と黒の2種類が存在するが、頭の甲冑の違い以外には、特にこれといった違いはない。
オクタロック (Octorok)
海上や池、川にすむタコ。池、川に住むものは縦長のた体型で、石を吐いてくる。海上に住むものは体が大きく刺々しい丸形の体型で、バクダンを吐いてくる。
チュチュ(Chuchu)
いたるところに生息するゼリー状のモンスター。体を縮め、ジャンプで体当たりしてくる。5色存在し、そのうち赤、緑、青の落とすチュチュゼリーはクスリの材料にもなる。他にも黄色、黒がいる。黄色と青は電気を帯びており、むやみに攻撃するとダメージを受ける。しかし、出現直後は電気を帯びておらず、出現と同時に攻撃すれば即倒すことができる(他にはブーメランで気絶させるなど)。また、黒は一切の攻撃が効かず、光を当てて石化した後(一定時間経過すると元に戻ってしまう)、投げるかハンマーで叩くなどして破壊することで倒せる。石化した状態の黒チュチュを謎解きに利用する場合もある。
カーゴロック (Kargoroc)
大型の鳥モンスター。海上や島に作った巣を基点に行動している。耐久力はあまり高くなく、ブーメランを二発当てると簡単に倒せる。モリブリンやタートナックを移送するものもいることから、力はかなりあると見られる。
ヒョイの実で操るカモメにも襲いかかってくる。
マグテイル (Magtail)
大きな顎を持つ一つ目のムカデのモンスター。ダメージを2回与えるとダンゴムシのように丸まり、持ち運ぶことができるが、溶岩に落ちると復活してしまう。
スタルフォス (Stalfos)
棍棒を所持したガイコツ。動きは緩慢だが攻撃力は高い。棍棒を落とすとすぐさま拾いにいくが、リンクに奪われてしまうと体の骨でリンクを攻撃し、棍棒を手放させるといった芸当も行う。攻撃してバラバラにしても頭部が粉砕されない限り何度でも復活する。
キース (Keese)
コウモリ。今までの作品では火や冷気に触れると「ファイアキース」、「アイスキース」となってパワーアップしていたが、今作ではファイアキースのみである。
グース (Rat)
ネズミ。穴に潜んでおり、リンクが近づくと穴から出て来る。ルピーが好きで、早く取り返さないとまた穴の中へ逃げてしまう。爆弾を投げてくるボムチュウもいる。穴の前にエサをまくと、エサやクスリを売ってくれる。ただし、値段が通常よりもかなり高い。
ボコババ (Boko Baba)
巨大な人食い植物。丸呑みにされると少しずつライフを奪われていってしまう。その茎はボコの棒と呼ばれる即席の攻撃手段にもなる。魔法の植物「ブイババ」に擬態しているようであり、中には倒すとブイババに変化する個体も存在する。
落とす種は青いチュチュゼリーと同様に青いクスリの材料として使える。
ガモース (Mothula)
一つ目の巨大な。羽を持つ個体は中ボスクラスだが、羽根を持たないタイプもある。
両者共に(羽のある個体は羽を失うと)尻からモースを発射してくる。
モース
一つ目のウニのようなモンスター。リンクにまとわりつき、動きを鈍らせる。回転斬りで振り払うことが可能。ニテン堂のフィギュアの解説によるとガモースの幼虫とのこと。
ピーハット (Peahat)
本作では妙な謎の生物として登場。デクの葉でプロペラを止めるか、ブーメランで切断して剣で攻撃するか、矢を用いると一発で倒せる。しかし、どこへ逃げてもしつこく追いかけてくる。
ウィズローブ (Wizzrobe)
鳥人のような姿の魔法使い。炎を飛ばして攻撃してくる。黄色はザコ敵を召喚してくる。かなり距離が離れてもL注目できる。七星島の海上やぐらでは白色の個体が登場するが、通常の赤色と強さはほとんど変わらない。
ウィズローブ(中ボス)
タートナック、召喚ウィズローブ、モリブリンのうち2体を召喚してくる。また、風の神殿にしか出現せず、撮影のチャンスはこの時しかない。
バブル(Bubble)
今回は炎に包まれた頭ガイコツのモンスターとして登場。青バブルは触れると剣が触れなくなる。
アモス (Armos)
石像。背中が弱点。持てる物に擬態していることもある。
デグアモス
アモスより大きな石像モンスター。リンクに突進し、時々口を開けて停止し、その隙に口に爆弾を投げ込むと、暴走した後に爆発する。
プチブリン (Miniblin)
フォークのような武器を持ったサルと子悪魔が合体したような姿のモンスター。動きが素早く、壁を登ることが出来、無限に出現することが多い。何故か水に入ると即死する。
リーデッド (Redead)
ゾンビ。一定範囲に近づくと不気味な悲鳴をあげこちらの動きを封じて目を光らせながらこちらに歩き、接触されるとライフをどんどん奪われてしまう。
光を当てると、一時的に動きを封じることが可能。
ポウ (Poe)
幽霊。今回では鬼火のような姿である。普段は半透明で実体を持たず無敵だが、光が弱点であり、長時間光を当て続けると実体化し、攻撃できるようになる。
グヨーグ (Gyorg)
サメのようなモンスター。前作ではボスだったが、本作ではザコ敵に降格している。赤獅子の王に乗った状態だと、避けようが海域が変わろうがしつこく追いかけてくる。
シーハット(seahat)
プロペラと大きく裂けた口を持つ、タマネギ型の体型の巨大な魚のモンスター。プロペラがあるときは低空飛行で、プロペラを切り取られると泳いで突進してくる。
ビーモス (Beamos)
リンクを見つけるとレーザーを撃ってくる監視モンスター。このモンスターは写し絵でフィギュアにすることが出来ず、むしろモンスターというよりはトラップといったものである。青色と赤色が存在し、どちらも矢かバクダンで倒せる。
フロアマスター (Floormaster)
特定のダンジョンに現れる、地面に生成した闇の空間から生えた手のモンスター。フロアマスターの出現場所付近に行くと、地面から手が伸びてきてリンクや冒険に同行している者を掴んでさらおうとする。さらわれるとダンジョン内の特定の場所に戻されてしまう。攻撃すれば倒せないこともないが、掴まれると大変なので掴まれないよう避けて通るのが賢い方法。稀に近づいても反応しない場合もある。
ファントムガノン
魔獸島やガノン城で中ボスとして登場する、大剣を持った影のモンスター。
剣(または空きビン)で跳ね返せる光弾を放ち、その光弾をテニスやバドミントンのように跳ね返し合って戦うことになる。
このモンスターとの戦いのみ、他の中ボス戦とは異なる専用のBGMが流れる。
ダイオクタ
特定の海域に出現する、沢山の目を持つ巨大なイカのモンスター。渦潮を起こしてリンクを引き寄せ、捕まるとどこか遠くへ飛ばされてしまう。
たくさんの目が弱点で、全て潰さないと倒すことができない。

ボスキャラクター

ゴーマ (Gohma)
第1ダンジョン「竜の山のほこら」のボスで、ヴァルーにいたずらをしかけていた犯人で、マグマの中に棲む巨大な甲殻虫。鋭い爪や炎の息で攻撃をしかける。
カーレ・デモス (Kalle Demos)
第2ダンジョン「禁断の森」のボスで、森の地下に生えている巨大な花。天井からツルでぶら下がり、数多の太い触手を操る。
裁定者 ゴードン (Gohdan, The Great Arbiter)
第3ダンジョン「神の塔」のボスで、頭・右手・左手の3つのパーツからなる巨大な石像。それぞれのパーツが独立して動き、空中からパンチやビームを放ってくる。リンクに試練を与えるための存在なので、矢や爆弾などが無くなった場合は顔から新たに供給される。
大怪鳥 ジークロック (The Monstrous Helmaroc King)
第4ダンジョン「魔獣島」のボスで、仮面を被った怪鳥。テトラやアリルをさらった犯人で、魔獣島の頂上に住むガノンドロフを護衛するために登場する。空からのパワフルな攻撃を得意とする。
封印の守護者 ジャイ・ハーラ (Jalhalla, Protector of the Seal)
第5ダンジョン「大地の神殿」のボスで、カンテラを持った巨大な亡霊。呪いや炎を使った特殊な攻撃をする。その正体は15匹の雑魚キャラ「ポウ」が合体したもので、ジャイ・ハーラを攻撃して分裂させ、構成要素であるポウを全滅させれば勝利となる。
封印の守護者 モルド・ゲイラ (Molgera, Protector of the Seal)
第6ダンジョン「風の神殿」のボスで、巨大アリ地獄の底に棲む竜。普段は砂の中で獲物を待ち構えているが、空を飛ぶこともできる。
ガノンドロフ (Ganondorf)
第7ダンジョン「ガノン城」のボスで、魔術と剣術に優れ、今作では2本の刀を使った力強い攻撃でリンクを圧倒する。ハイラルで暴虐の限りを尽くして人々を困らせていたが、神々の怒りを買ってハイラルごと海の底に沈められてしまう。

その他

テリー
海上の至る所でテリーショップを経営する男。物語中盤に貰える「テリーマップ」で居場所を確認することができる。
魚男
各島々の周りの海でジャンプをしている魚。万能エサを与えることで、冒険に必要な情報を教えてくれる。
フーチン
カエルのような姿をした風の神様で、竜の島の風のお社に石碑がある。風の唄を習得すると現れる。
ライチン
フーチンと同じく風の神様。フーチンの弟で、自分の石碑を壊された事に怒り海上で竜巻を起こしている。勇者の弓を手に入れた後、イベントをクリア後に疾風の唄を教えてもらう事ができる。

アイテム

装備アイテム

勇者の剣 (Hero's Sword)
物語前半で使用する剣。アリルを助けるために赤シャチから譲り受けた。
マスターソード (Master Sword)
かつて時の勇者が使っていた伝説の剣で、物語後半で使用する。勇者の剣よりも攻撃力とリーチが高い。入手して間もない頃は退魔の力を失っている。退魔の力を取り戻すと、鍔が開き、宝石と刀身が光るようになる。
勇者の盾 (Hero's Shield)
物語前半で使用する盾。もとはリンクの家に飾られてあったもの。
ミラーシールド (Mirror Shield)
物語後半で使用する盾。光を反射することができる。
海賊のお守り (Pirate's Charm)
魔獣島に潜入するさいにテトラがリンクのポケットに忍ばせておいた不思議な石。石を通して相手の様子がわかるというもので、特定のポイントに進むとAボタンのアイコンが変化し、ボタンを押すとテトラや赤獅子の王からヒントを聞くことができる。
元々はハイラル王家に伝わるゴシップストーンを磨いてハイラル王が作らせた物であり、赤獅子の王も使うことができるのもそのためである。
パワーリスト (Power Bracelet)
巨大な岩などを持ち上げられるようになる。
勇者のお守り (Hero's Charm)
敵の残りヒットポイントをメーターで表示する。

アイテムボタンにセットして使用するアイテム

望遠鏡 (Telescope)
遠くにあるものをはっきりと見ることができる。
船の帆 (Sail)
船上で使うと、風に乗って海上を進める。
快速の帆
Wii U版で追加されたアイテム。船の移動速度が2倍にアップし、常に追い風になる。
またWii U版ではアイテムボタンにセットする必要が無くなった。
風のタクト (Wind Waker)
本作の最重要アイテム。決められた順番に振ることで、様々なことが起こる。
カギづめロープ (Grappling Hook)
竜の島のほこらの中ボス戦後に手に入る。特定の棒などに引っ掛けて、足場から足場へ渡ったり、ロープを伝って上にのぼるのに利用する。また、L注目して使えば、敵から特定のアイテムなどを奪い取ることができる。船上でつかうとサルベージ用のクレーンになる。
チンクルシーバー (Tingle Tuner)
ゲームボーイアドバンスとの連動により、チンクルと協力プレイができる。
なお、Wii U版ではゲームボーイアドバンスとの連動機能が無い為、下記のアイテムに変更される。
チンクルボトル (Tingle Bottle)
ゲームボーイアドバンスとの連動機能が無いWii U版でチンクルシーバーから変更されたアイテム。
ボトルに手紙を入れ、海へ流す形でMiiVerseに投稿でき、投稿されたMiiVerseは他のユーザーの遊んでいるゲーム内の海岸に流れ着く。
写し絵の箱 (Picto Box)
写し絵を撮ることができる。最初はモノクロだが、条件を満たすと写し絵の箱DXになり、カラーの写し絵が撮れる。
GC版では写し絵を最大3枚まで保存できたが、Wii U版では12枚に増えた。また、リンク自身を撮影したり、撮影した写し絵をチンクルボトルでMiiVerseに投稿することもできる。
ヘビィブーツ (Iron Boots)
履くと体が重くなり、強風に押し戻されなくなる。また、重みによって作動する仕掛けも存在する。装備中は足がかなり遅くなるので注意。
マジックシールド (Magic Armor)
ダメージを受けなくなるが、使用中は常に魔法力を消費する。ただし、あくまでHPが減らなくなるだけでありそれ以外の副作用(例えば溶岩に落ちた際に気絶して直前の地点からやり直しになるなど)を防ぐ効果はない。Wii U版ではダメージを受ける度にルピーを消費するように変更された。
あきビン (Empty Bottle)
クスリや妖精を入れて持ち歩くことができる。ゲーム進行時に必ず1つ入手し、最大4つ入手可能。
ブーメラン (Boomerang)
投げると遠くへ飛んでいって、リンクの手元に戻ってくる。仕掛けを作動させるほか、敵に当てると一定時間気絶させることができる(弱い敵なら倒せるものもいる)。かなり精度が高く、L注目かロックオンができればほぼ命中する。本作より最大5つまで同時に狙いを定められるようになった。
勇者 (Hero's Bow)
狙いを定めて矢を放つ。L注目すればほぼ確実に命中する(ブーメランと違い、敵を追跡するわけではないので外れることもある)。
ゲームを進めるうちに炎の矢・氷の矢・光の矢が手に入る(それぞれ使用するごとに魔法力を消費)。炎は離れた場所にある照明に火をつけたりでき、氷は敵を凍らせることができる(凍らせた敵は持ち上げて投げるだけで倒せるようになる)。光はほとんどのザコ敵を一撃で倒すことができる。
フックショット (Hookshot)
特定の的木に打ち込むことでその場所まで移動できる。L注目して使うと対象まで正確に飛ぶようになる。敵に当てると軽い敵なら引き付けることができる。しかし、タートナックやモリブリンなどの重い敵に対して使うと自分が飛んでいってしまう。また、さまざまな場所に刺さるため、赤獅子の王に乗った状態で島の木などに刺すと海を泳ぐことなく上陸できる。ひし形段の島や高台の島に上陸するためにはこれが必要。ちなみに、赤獅子の王自身にも刺すことができる。
デクの葉 (Deku Leaf)
地上で使うと風を起こし、敵や物を吹き飛ばす。空中では魔法力を消費し、風に乗って飛行できるが、実際には滑空しているだけなので飛び立った地点より高い場所に行くには上昇気流を利用する必要がある。
バクダン (Bomb)
投げたり置いたりして一定時間が経つと爆発して、敵にダメージを与えたり岩を破壊することができる。海上では大砲に変化する。
Wii U版では、大砲使用時に砲弾の放物線や着弾点が表示されるようになった。
ハンマー (Skull Hammer)
武器として使用できるほか、障害物を破壊したり特定のスイッチを押すことができる。両手持ちの武器だが、盾と同じようにガードも可能(L注目時)。
エモノ袋 (Spoils Bag)
敵を倒したときにもらえるアイテムを保管する袋。特定の場所で別のアイテムに交換することもできる。
エサ袋 (Bait Bag)
動物のエサを入れておく袋。島の上空を飛ぶカモメを操作できるようになる「ヒョイの実」と、さまざまな動物に効果がある「万能エサ」の2種類がある。
配達袋 (Delivery Bag)
人からもらったり、イベント用のアイテムを保管する袋。

タクトの効果

風の唄 (Wind's Requiem)
風向きを好きな方向に変えることができる。
疾風の唄 (Ballad of Gales)
特定の場所にワープできる。船に乗っていないと使えない。
操りの唄 (Control Melody)
特定の人や物に乗り移って操作できる。
地神の唄 (Earth God's Lyric)
大地の賢者の血を継ぐ者を目覚めさせる。
風神の唄 (Wind God's Aria)
風の賢者の血を継ぐ者を目覚めさせる。斬ってしまった看板を修復することもできる。
昼夜の唄 (Song of Passing)
昼と夜を逆転させる。この唄だけは、覚えなくてもゲームの進行上に影響は無い。

ダンジョン

  1. 竜の山のほこら(英:Dragon Roost Cavern
    溶岩の煮えたぎる火山のダンジョン。頂上にはヴァルー様という竜の精霊が棲んでいる。内部は灼熱の溶岩で満たされており、水や岩など様々なものを駆使して溶岩を避けながら進む。また、山の外壁は足場が悪く、転落の危険性が高い。竜の島ではほこらの頂上まで行ってヴァルー様に羽を授けてもらうのが成人の儀式とされていたが、ゴーマによってヴァルーが正気を失い、山が荒れて儀式を行えなくなっている。
    中ボス:ボコブリン&モリブリン
    ボス:ゴーマ
  2. 禁断の森(英:Forbidden Woods
    茨の森で覆われた危険な島。海面から高く突き出すようにそびえている。森の中は獰猛な食虫植物や昆虫の住処になっている。床が抜けて上下の階層が繋がっている部屋が多いため、ブイババや風を利用して空中を移動することが多くなる。地下には毒の沼が広がっているので水上移動の対策も必須。昔は禁断の森にも人が住んでいたが、魔物の侵攻で住処を追いやられて森の島本島へ移住した。それ以降、人々は禁断の森を恐れて近づかないようになった。
    中ボス:ガモース
    ボス:カーレ・デモス
  3. 神の塔(英:Tower of the Gods
    神が勇者の実力を試す試練の塔。木の枝のように細かく分岐した部屋の構造が特徴。下層部は海中に沈んでおり、波の力で水位が上下するのを利用して進む。後半はタクトを使って3体の石像を中央の部屋に運ぶ。石像を連れている状態では移動能力が制限されるため、かなり頭を使う必要がある。魔獣島とガノン城以外のダンジョンで唯一ワープツボが存在しない。
    神の塔は北の三角島・東の三角島・南の三角島を繋いでできる正三角形の中心にあるが、神の力によって海に沈められてしまって入ることはできない。だが、3種の宝珠を然るべき場所に収めれば海上に浮き上がってくる。
    中ボス:タートナック
    ボス:裁定者ゴードン
  4. 魔獣島(英:Forsaken Fortress
    ガノンドロフに支配された魔の要塞島。島全体が正五角形の形をしている。いつも暗い闇に覆われ、船乗りたちは不気味がって近寄ろうとしない。一時期、ハイリア族の少女たちが魔獣島に連れ去られてしまう事件が起こった。リンクの妹・アリルもその被害者。
    ストーリー上の都合で、魔獣島には作中で2度訪れることになる。1度目の探検ではリンクは剣を落として攻撃手段を失ってしまうため、「見張りに見つからないようにして島の奥に進む」という変則ルールでプレイすることになる。2度目の探検では、本格的に中ボスやボスと戦ってアリルを救出する。
    中ボス:ファントムガノン
    ボス:ジークロック
  5. 大地の神殿(英:Earth Temple
    大地の島の地底深くに眠る神殿。全体的に照明は暗く、ダンジョンアイテム・「ミラーシールド」を使って光を操り、仕掛けを動かして進む。この神殿にはリーデッドやポウなど幽霊のような敵が登場する。こういった敵は光に弱いことが多い。また、このダンジョンは大地の賢者・メドリと共に攻略することになる。メドリは空を飛んだり竪琴で光を反射したりできる。この能力をうまく利用し、リンクとメドリを並行して動かすことが重要。
    大地の神殿の至聖所で賢者が祈りを捧げることで、マスターソードに退魔の力が宿るという伝説がある。
    中ボス:スタルフォス
    ボス:封印の守護者ジャイ・ハーラ
  6. 風の神殿(英:Wind Temple
    風の島の内部の洞窟にある神殿。明るいレンガ調の建築が特徴。中は突風が吹き荒れており、床が抜けて上下の階が繋がっている場所が多く、空中移動の機会が増える。そのため、風の影響を受けないヘビィブーツ、空中を移動できるデクの葉やフックショットが活躍する。敵もピーハットやウィズローブなど空中戦に対応したものが多い。このダンジョンは風の賢者・マコレと共に攻略することになる。マコレは空を飛んだり木を生やしたりできるので、大地の神殿と同じくこの能力を活かすのが重要。
    風の神殿の至聖所で賢者が祈りを捧げることで、マスターソードに退魔の力が宿るという伝説がある。
    中ボス:召喚ウィズローブ
    ボス:封印の守護者モルド・ゲイラ
  7. ガノン城(英:Ganon's Tower
    神々の怒りに触れて海底に沈められた暗黒の城。前半は4つの通路を突破して今までのボスと再戦し、後半はファントムガノンの迷路を抜けて先に進む。ガノン城にはゲーム中に登場した様々な仕掛けが凝縮されているので、今まで使ってきたテクニックを総動員させて攻略する必要がある。
    ガノン城には中ボスだったはずのタートナックが平気でザコ敵として登場する、といった掟破りな一面がある。ただし、途中で「どんな敵でも一撃で倒せる」という革命的なアイテムが登場するので問題は無い。
    中ボス:ファントムガノン
    ボス:クグツガノン、ガノンドロフ

評価

評価
総計レビュー
評価者 点数
TopTenReviews 3.87/4[2]
GameRankings 95%[3]
Metacritic 96%[4]
ゲームレビュー
評価者 点数
Electronic Gaming Monthly 9.83/10
Game Informer 10/10 [5]
IGN 9.6/10[6]
Nintendo Power 5/5stars[7]
週刊ファミ通 40(10,10,10,10)/40[8]
主な受賞
  • GameSpot's 2003 Game of the Year
    • Game of the Year
  • 第7回 CESA GAME AWARDS
    • GAME AWARDS 2002-2003優秀賞
  • 第18回デジタルコンテンツグランプリ
    • キャラクター賞
  • BAFTA Games Awards 2004
    • ADVENTURE
  • 7th Annual Interactive Achievement Awards
    • Outstanding Achievement in Art Direction
  • 2004 Game Developers Choice Awards
    • Excellence in Visual Arts

スタッフ

ゼルダの伝説 風のタクト HD

ゼルダの伝説 風のタクト HD
The Legend of Zelda: The Wind Waker HD
ジャンル アクションアドベンチャー
対応機種 Wii U
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1人
メディア 専用12cm光ディスク
ダウンロード
発売日 アメリカ合衆国の旗 2013年9月20日(DL版)
日本の旗 2013年9月26日
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 2013年10月4日
オーストラリアの旗 2013年10月5日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRB:E10+(Everyone 10+)
デバイス Wii U GamePad、Wii U PROコントローラー
アスペクト比 16:9
売上本数 日本の旗 9万本[9]
世界の旗 162万本[10]
その他 セーブデータ数:3
©2002-2013 Nintendo
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ゼルダの伝説 風のタクト HD』(ゼルダのでんせつ かぜのタクト エイチディー、英題:The Legend of Zelda: The Wind Waker HD)は、2013年9月26日に発売されたWii Uアクションアドベンチャーゲーム。ゲームキューブ版をHD化し、リメイクした作品である。

時のオカリナ 3Dと同様に期間中にクラブニンテンドーにポイントを登録した人を対象に、サウンドセレクションCDがプレゼントされた。

追加、変更点

グラフィックの向上、HD化
  • グラフィックが1080pのフルHDになり、ゲームキューブ版より画質が綺麗になった為、表現出来る幅が広がった。
ジャイロセンサー
  • 狙いを定めて使用するアイテムや主観視点などは、Wii U GamePadを動かす事により、ジャイロセンサーでの操作を行う事が出来る。
アイテムの追加、変更
  • システムの向上により、船の速度をゲームキューブ版の2倍にする事ができる「快速の帆」が登場している。
  • 「タクト」を振るムービーが短縮されている。
  • チンクルから貰えるアイテムが「チンクルシーバー」から「チンクルボトル」に変更される。
  • 「写し絵の箱」は、DXにアップグレードするためのイベントが短縮。一度に保存できる写真の枚数が12枚に増えている。その上、撮った写真がフィギュアに適しているかどうか判別が付く。また、主人公を撮影出来るようになった。
  • 「弓矢」「ブーメラン」を使う際、主観視点での移動が出来るようになった。
  • 「帆」「タクト」「サルページアーム」「大砲」の4つのアイテムはアイテムボタンにセットせずに使用出来るようになった。
  • 「かぎづめロープ」が杭に巻き付くムービーや、サルベージのムービーが短くなっている。
  • 「森の水」の効果が持続する時間が延長されている。
  • 「マジックシールド」はMPでなくルピーを消費するよう変更がなされた。
音楽
  • Wii Uの音源に合わせて全て打ち込み直されている。
本編での変更点
  • 「辛口モード」の追加。仕様は『スカイウォードソード』と同様で、一周目から選択可能。ファイル画面でノーマルと辛口をいつでも切り替えられる。
  • 一部ムービーが置き換えされていたり、新しいものが挿入されていたりする。
  • Wii U版は日本国外版を元にHDリメイクされた為、オリジナルの日本版とは異なる箇所がある。
  • 一部のセリフがWii Uの仕様に合わせて変更されている。
  • トライフォース集めのイベントが簡略化されている。
  • 一部の宝箱の中身やアイテムの入手場所が変更されている。
  • 魚男からの情報を海図画面で確認できる。

スタッフ(HD版)

その他

シリーズ内の時代

シリーズ内の時間の流れとしては、『時のオカリナ』で大人リンクがガノンドロフを封印してから、数百年後の世界である。そのため、『時のオカリナ』でガノンドロフを封印したリンクが7年前に戻った時点から数か月後である『ムジュラの仮面』や、それから数百年後の世界である、『トワイライトプリンセス』とは異なる時間軸に存在することになる。詳しくはゼルダの伝説シリーズシリーズ内の時代の流れの項や、ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス世界観の項を参照のこと。

フィギュア

本作最大のサブイベント。アイテム「写し絵の箱DX」を使って人物・動物・モンスターを撮影し、森の島にあるニテン堂ギャラリーでフィギュアにしてもらうというもの。

フィギアはおおまかに3種類に分けられる。

  • いつでも撮れるもの。ほとんどがこれに属する。
  • 期限が決められているもの。ボスキャラなどに多い。例えば、ボスキャラのように、倒してしまうなど、ある一定の期限が過ぎると撮影できなくなるものがこれに分類される。
  • 伝説の写し絵。イベントシーンでしか登場しない人物など、ストーリーの進行上自分では撮影できないものがこれに分類される。タウラ島にいるゲンゾーから50ルピーで譲ってもらう必要がある。セピア色だが、そのまま持っていって問題ない。

2周目のプレイ

本作はクリア後にセーブすることにより、2周目をプレイすることが可能である。2周目では以下のような変更点がある。

  • ファイル表示の背景色が金色に近い。
  • リンクが、普段着のまま冒険に出る(正確には「正直者にしか見えない服」を着ている)。[11]
  • ヴァルーやデクの樹、ジャブーの会話が、ハイラル語からカタカナへと変換されている。

以下は、1周目である条件を満たしているときのみ。

  • 写し絵の箱DXを最初から所持している。
  • ニテン堂が最初からオープンしており、フィギュアは1周目のものを引き継ぐ。1周目に撮り逃した写し絵を再度取得することも可能。

特典

『風のタクト』発売時に予約キャンペーンを実施することとなり、『ゼルダの伝説 時のオカリナGC』、『ゼルダの伝説 時のオカリナGC 裏』、新作情報を収録した特典ディスクが用意された。

新作情報に収録されたタイトルは以下の通り。

なお、北アメリカでは『風のタクト』の予約特典として、または「The Wind Waker GameCube pack(ゲームキューブプラチナカラー、風のタクト、特典ディスクのセット)」の購入特典として配布された。またヨーロッパでは『風のタクト』の初版分すべてに購入特典として同梱された。

関連商品

ゼルダの伝説風のタクト リンクの4コマ航海記(ÖYSTER双葉社2003年
唯一の公式コミック。ニンテンドーキッズにて連載された。4コマ漫画で、絵柄は原作に忠実に描かれている。
ゼルダの伝説~風のタクト~オリジナル・サウンド・トラックス
本作の音楽が全曲収録されたサウンドトラック。2枚組み。2003年3月31日サイトロン・デジタルコンテンツより発売された。

出典

  1. ^ Wii U|ゼルダの伝説 風のタクト”. 任天堂 (2013年1月23日). 2013年1月24日閲覧。
  2. ^ The Legend of Zelda: The Wind Waker Reviews”. TopTenREVIEWS. 2010年4月3日閲覧。
  3. ^ The Legend of Zelda: The Wind Waker Reviews”. GameRankings. 2010年4月3日閲覧。
  4. ^ The Legend of Zelda: The Wind Waker Reviews”. Metacritic. 2010年4月2日閲覧。
  5. ^ Reiner, Andrew. “Legend of Zelda: The Wind Waker review”. Game Informer. 2010年4月2日閲覧。
  6. ^ Casamassina, Matt (2003年3月21日). “Legend of Zelda: The Wind Waker”. IGN. 2010年4月2日閲覧。
  7. ^ “Now Playing”. Nintendo Power 167:  132. (April 2003). 
  8. ^ "Zelda Scores Big". IGN. 2002-12-11
  9. ^ 2013年度 第74期 (2014年3月期) 決算説明会資料” (PDF). 任天堂 (2014年5月8日). 2014年5月10日閲覧。
  10. ^ 株主・投資家向け情報:販売データ - 主要ソフト販売実績 Wii U専用ソフト”. 任天堂. 2015年12月22日閲覧。
  11. ^ ケイブンシャ『緊急レポート スーパーファミコン』(1990年12月25日初版)には1991年発売予定とされるシリーズ作品(時期的に『神々のトライフォース』と推測される)についての予想漫画が掲載されている。その漫画には「良い心を持った人だけが見える真実のヨロイ」という予想が確認されるが、実際のところ『風のタクト』でこのネタがシリーズ作品にようやく反映された形となっている。

外部リンク