ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスの登場キャラクター一覧

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ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスの登場キャラクター一覧では、Wiiニンテンドーゲームキューブ用ソフト、ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスに登場する架空のキャラクターを記述する。

主要人物[編集]

リンク (Link) (声優笹沼晃
本作の主人公で、山羊追いを生業とする牧童の青年。また、プレイ開始時に好きな名前を登録することができる。
剣術と馬術が得意で、左手(Wii版では右手)に聖なる紋章を宿した神に選ばれし力を持ち、影の領域に足を踏み入れてしまうも、狼の姿に変えられるだけに留まるが、その証拠に影の世界では勇者は神獣の姿で現れると伝えられており、後に神の力に覚醒し、緑衣の勇者の服を身にまとうようになる。また、ゼルダの伝説シリーズの主人公としては比較的細かな設定が付与されており、少々やんちゃであるという多少の性格付けがなされている(敵と対峙したとき剣を回す動作などがこれにあたる)。
Wii版では利き手が右手となっている。これは、今作ではWiiリモコンを振ることによりリンクが攻撃するため、多くのユーザーが右利きであることを考慮しゲームの操作性を優先した結果である。GC版では従来通り左利きとなっている。
今回のリンクは16歳であることがプロデューサーである青沼の発言から判明している[1]。また「ハイラル・ヒストリア」では、冒険の途中で奥義を教えてくれる骸骨の剣士(=『時のオカリナ』のリンク)の子孫であると書かれており、本編でも骸骨の剣士からは「勇者の血を引く者」と呼ばれていた。
本作のリンクの声は『時のオカリナ』で大人リンクの声を担当していた檜山修之に代わり笹沼晃が担当している。これは「今までのリンクと区別をつける」、「少しやんちゃで不良っぽい雰囲気を出したかった」との理由から。
なお、やんちゃで挑発的な仕草等のモチーフとなっているのは映画ウエスト・サイド物語』のジョージ・チャキリスである[1]
ゼルダ姫 (Princess Zelda) (声優:水沢潤
ハイラルの王女で、リンク同様に神に選ばれた力を持つ。
ザントがハイラル城に攻めて来た時には自ら剣を構える姿が見られるものの、圧倒的な力を前に敗北、民を守るために降伏の道を選び、トワイライトの領域となったハイラル城の塔に幽閉されている。今作では黒いローブを身に纏っている姿が見られるが、スタッフによれば、この服はザントの率いる影の世界の軍勢からハイラルの民を守れなかったことに対するゼルダ姫なりの哀悼の意を示す喪服であるという。また、ミドナからは「黄昏の姫」と呼ばれている。
リンクの活躍ですべての地方に光が取り戻されたが、ハイラル城は未だに深い闇の中に捕らわれており、後に瀕死のミドナに力を与えて救うも、彼女はリンクたちの前から姿を消してしまった。その後、力を失った肉体はガノンドロフの手中に堕ちたハイラル城に残されており、ラスボス戦の前半でガノンドロフに憑依され、リンクに襲い掛かるが、力を取り戻したミドナによって救われ、リンクと共にガノンドロフとの決戦に挑む。
ミドナ (Midna) (声優:河本明子
リンクと共に冒険をする、仮面(影の結晶石の1つ)をかぶった魔物の少女。一人称は「ワタシ」で、男口調で話す。ザントに反発しており、トワイライトの領域で狼となったリンクを見つけ、ザントを倒す為に必要な影の結晶石を探すためにリンクと協力し合うようになる。また、カエルや虫などの生き物が苦手。
かつて聖地を乗っ取ろうと魔力を用いてハイラルを襲った為、神と精霊たちによって影の世界へ堕ちた一族の末裔で、当初は力が足りず光の世界では実体化できなかったが、ザントによって本体のまま光の世界に戻されたことで瀕死に陥ってしまい、ゼルダ姫の力を与えられたことによって助かり、以後光の世界でも実体化が可能になった。
その正体は、トワイライトの世界の王家の姫、つまり黄昏の姫で、ザントの謀反によって力を奪われ、本来の姿から少女のような姿になってしまい、ザントを倒し影の世界の民を救う為に影の結晶石を求め、当初は勇者であるリンクを利用しようとしており、光の世界のことには関心がなかった。しかし、リンクとゼルダの行動を見ていくうちに、光と影二つの世界を救いたいと思うようになり、エンディングでは、ザントに奪われていた力が戻ったことで、本来の姿に戻り、「陰りの鏡」で影の世界に帰る際に、これ以降光と影の世界の争いを阻止するため、「陰りの鏡」を粉々にし、二つの世界を繋ぐ道を閉ざした。
ザント (Zant)
影の世界の実質的な支配者。トワイライトの王を僭称、影の使者達を従え、己が信じる神のためハイラルをトワイライトに飲み込ませようと画策する。
かつては影の世界の王家に仕えていた臣下だった。しかし、野心家であり、かつての祖先たちと同じ過ちを繰り返すことを危惧した影の世界の王により、失脚させられるが、そのショックの最中にガノンドロフと出会い、その怨念と憎悪が宿り、力を授かって謀反を起こすと、影の世界の住民たちを影の使者に変え、ミドナの力を奪い、影の世界の王となった。しかし、選ばれた真の長ではなかった為、光と影を繋ぐ陰りの鏡を完全に破壊することはできなかった。
一見落ち着いたような雰囲気を持つが、本来の性格はかなりヒステリックで、常に発狂したような奇抜な言動をとる。物語終盤で影の世界に乗り込んできたリンクに敗れ、最期はミドナによって完全に止めを刺される。

トアル村の住民たち[編集]

エポナ (Epona)
リンクの愛馬で、性別はメス。リンクの事を強く慕っており、狼となったリンクの姿を見ても自分の主人であると見抜いている(狼状態で話しかけると確認できる)。なお、本作ではプレイヤーが好きな名前をつけることが可能(エポナはデフォルト)。
イリア (Ilia) (声優:滝田樹里
トアル村の村長であるボウの娘で、リンクの幼馴染で、エポナを可愛がり世話もよくしてくれる、優しい少女。
エポナの事となると誰も逆らえないが、リンクやエポナの身をいつも案じており、物語の序盤でハイラル城に向かうリンクの為に馬笛を作り、彼を見送ろうとするが、その直後に子供たちと共に魔物にさらわれ、トワイライトの領域に連れて行かれてしまった。その後、彼女だけは忘れられた里に連れて行かれて幽閉されていたが、同じ監禁場所にいたインパルによって逃がされ、逃げる際に馬笛をお守りとしてインパルに託した。しかし、逃亡中に記憶喪失になってしまい、城下町に辿り着くも自分の名前すら思い出せず、テルマの下に引き取られていたが、後にラルス王子を助けようとした時にリンクと再会し、記憶を取り戻すためにカカリコ村に滞在するようになった。物語終盤でリンクの持ってきた手作りの馬笛を見て記憶を取り戻し、その後は手作りの馬笛をプレゼントしてくれる。
ちなみに、記憶を失っているときに話しかけるとリンクのことを「リンクさん(または○○○)」と呼ぶ。そのため、名前にアルファベットをつけていると、「abc」のようになる。
コリン (Colin)
リンクを慕う気が弱く内向的な少年で、タロにも苛められていた。物語の序盤でイリアや他の子供たちと共に魔物によってさらわれ、イリア以外の子供たちと共にトワイライトの領域化したカカリコ村に辿り着き、レナードに匿われていた。物語の中盤でブルブリンに襲われそうになったベスを助けたことでタロとも和解し、大きく成長を見せた。エンディングではイリアや他の子供たちと共にトアル村に帰った。
マロとタロ (Malo & Talo)
トアル村に住んでいる兄弟で、イタズラ好きのタロが兄で、冷静で鋭いマロが弟だが、物語の序盤でイリアたちと共に魔物にさらわれてしまう。
タロは当初はコリンを苛めていたが、コリンがベスを助けた事件で和解し、カカリコ村での見張りに精を出している。マロは影の魔物たちの襲撃で無人となったよろず屋の跡を継ぎ、カカリコ村で店を始める。
ベス (Beth)
トアル村に住んでいる少女で、都会と大人なリンクに憧れる、少々ませた女の子。
物語の序盤でイリアたちと共に魔物にさらわれてしまい、カカリコ村に流れついた。物語中盤でブルブリンに襲われるが、コリンに助けられた。
ボウ (Bo)
トアル村の村長で、イリアの父親である、見かけは厳ついが、愛娘には頭が上がらない。カカリコ村のレナード牧師とは古い友人である。
モイ (Moi)
コリンの父であり、トアル村で唯一の剣士にしてリンクの剣術の師匠。リンクを弟のように可愛がっている。
驚異的な滞空時間を誇る金色のコッコが相棒である。実はレジスタンスの一員である。
ウーリ (Uli)
コリンの母で、モイの妻。第二子を身ごもっている妊婦だが、そそっかしい性格で、よく落とし物をするらしい。
セーラ (Sera)
トアル村で雑貨屋を営んでいる、ベスの母親。主人公と同じ名前の猫を飼っており、非常に可愛がっている。
ハンジョー (Hanjo)
ベスの父親。臆病者で気が弱く、妻であるセーラには頭が上がらない。
ジャガーとキュリー (Jaggle & Pergie)
マロとタロの両親。ジャガーはトアルカボチャを栽培しており、粗末に扱うと怒る。
ファド (Fado)
トアル牧場でトアル山羊の世話をしている。よく失敗して山羊を逃がすが、山羊たちには懐かれている。
トアル山羊 (Orbon Goat)
トアル牧場で飼われている山羊。体が青く、左右の角が繋がっているが、時々脱走する。
なお、脱走した個体はハイラルの城下町で見ることができる。

フィローネの森の人[編集]

キコル (Coro)
カンテラの油売りで、鳥の巣にもなっているアフロヘアーが特徴。ゾーラ川上流にいるリズ・ヘナは姉だが、魚釣りは姉たちと異なり下手なようだ。なお彼の作る「まずいスープ」は瓶ですくって飲む事が出来るが、その効果は回復したり逆に体力が減ったりとその時によって変わる。また、狼リンクを可愛がる唯一の人物(狼よりも姉の方が恐いらしい)。
サル (Monkey)
本来フィローネの森の奥にある「森の神殿」に群れをなして住んでいるはずだが、最近はトアル村まで下りてきて、様々な悪戯を行う。実はボスのウークがおかしくなってから森の異変を感じ取り、村の人間たちに知らせようとしていた。頭に花を身に着けているサルは、自分たちを助けてくれたリンクに好意を抱いている。
ウーク (Ook)
森に住むサル達のボス。影の力に飲み込まれて理性を失い、仲間のサル達を襲うようになってしまう。リンクによって影の力を取り払われた後は、ポケット爆弾虫を武器にボス・ババラントとの戦いに加勢する。

トワイライトの者たち[編集]

影の世界の民
ミドナと同じく影の世界へ堕ちた一族の末裔の住民。かつての先祖と違い、平和を愛する穏やかな者が多い。
ザントの魔力に侵された結果、幾人かがザントの操る影の使者になってしまった。残された民は影の使者になりつつある中で姫(ミドナ)の帰りを待ち続けていたが、後にリンクが影の宮殿から取り戻した、影の世界の太陽の力に当たる『ソル』の光によって我を取り戻す(しかし、彼らと話ができるのはゲーム中ではミドナのみのようで、リンクとは言葉を交わさない)。

カカリコ村の人たち[編集]

レナード (Renado)
カカリコ村の牧師で、医術の心得もあり、人間以外にもゴロンやゾーラの治療も行える。村が影の魔物達の襲撃を受けた時に、トアル村からカカリコ村に流れ着いた子供たちを教会に匿う。ボウとは古い知人である。
ルダ (Luda)
レナードの娘。父と共に村に残り、村に来たコリン達と友達になる。また、しっかり者で礼儀正しい性格。
バーンズ (Barnes)
爆弾屋を営んでいる。見た目に反して意外と小心者だが、店では爆弾を売る時と買い取る時とでそれぞれ口調と態度を変えるなどとお茶目な一面も見られる。爆薬庫を離れに構えていたが、影の魔物の襲撃の際に跡形もなく壊されてしまった(正確にはリンクがトワイライトの領域化したカカリコ村で光の雫を集めていた際、誤って爆発させてしまった)。また、店内でのカンテラ使用は厳禁で、使うと頭から水をかけられる他、マロマートでも彼が作った爆弾を販売している。

デスマウンテンのゴロンたち[編集]

ゴロン族は、岩のように固い体と強い力と生命力を持ち、力を正義と信じる温厚で誇り高い種族である。族長のダルボスが魔獣化した際には人間を山に近づけさせないようにあえて人間達とのつながりを断ち切ろうとし、リンクがデスマウンテンに入ろうとしても幾度となく追い返すが、事件解決後は人間と和解し、仲良く暮らすようになる。また、温泉と相撲が好きで、これまでの作品同様、語尾に「ゴロ」と付けて話し、子供の場合は「コロ」と付けて話す。

ダルボス (Darbus)
ゴロンの族長。プライドは高いが義理堅く、それでいて繊細な所もある。影の結晶石に触れてしまい、「覚醒火炎獣 マグドフレイモス」へと変貌してしまうが、リンクによって元の姿に戻された。その後は忘れられた里への道を切り開くのに協力してくれる。
ドン・コローネ & ドン・シーゲル & ドン・エビーゾ & ドン・レゲーヌ
ゴロンの長老たちで、コローネは相撲が強く、トアル村のボウと知り合いである。ドン・エビーゾとドン・レゲーヌは後にカカリコ村でマロに協力する。
ダンゴロス (Dangross)
ゴロン鉱山で勇者の弓を守る番人で、鎧を纏っている。最初はリンクを敵視し、戦いを挑んでくるが、敗北後は彼の強さを認め、勇者の弓をリンクに託す。

ハイラル城及び城下町の重要人物[編集]

テルマ (Telma)
居酒屋を営んでいる女主人。非常に面倒見がよく甲斐性のある女性で、記憶を失ったイリアの面倒をみていた。レジスタンスの協力者であり、酒場はレジスタンスのアジトも兼ねている。また、リンクやイリアとの縁で出会ったレナード牧師に好意を寄せる。
ルイーズ (Louise)
テルマの飼い猫。普段はぶすっとしているが勘が鋭く、狼リンクが以前店で見かけたリンクだと見抜き、彼を助けた。また、イリアをテルマの元に連れてきた薮医者が、イリアから何かを盗んだことにも勘付き、取り返そうとしていた。
ラフレル (Rafrel)
ハイラルの異変に気付いたレジスタンスの一員である老人。かつてはゼルダ姫の教育係であり、荒れ果てたハイラル城の様子を気にかけている。主にゲルド砂漠周辺を調査している。
アッシュ (Ashei)
レジスタンスの紅一点。父親から騎士としての厳格な教育を受けたため、口調がかたく、本人もそれを自覚している。スケッチが得意で、主にスノーピークの異変を捜査している。
シャッド (Shad)
レジスタンスの一員で、父親の跡を継いで天空都市のことを研究している学者でもある。戦闘は苦手らしいが、独自に古代語を解読し、自らの足で調査に赴くなど、非常に研究熱心である。
ジョバンニ (Jovani)
金に目が眩み、悪魔に魂を売った男。悪魔の呪いで金の人形になってしまった。また、家の前は猫の集会場になっている他、家の前の路地付近に居る子供に話しかけると彼をからかったジョバンニの歌を聞くことができる。
ゲンゴロウ (Gengle)
ジョバンニの飼い猫で、ハイラル城下町に住む猫たちのリーダー的存在だが、ジョバンニと共に呪われてしまう。また、飼い主の呪いを完全に解くと無限にルピーを貰うことができる。
アゲハ (Agitha)
金色の虫を集めている少女で、自称「虫さん王国のプリンセス」。ツインテールで、いわゆるロリータ風の服装をしている。金色の虫が放つフェロモン臭を感じ取る事ができる。キコルと同様に狼リンクを怖がらない。
金色の虫に対して並々ならぬ執着心を持っているため、初めて金の虫を見せると600ルピー入る財布を、それ以降は、1匹につき50ルピー、♂♀のペアを揃えると、100ルピー、全部集めると、1000ルピー入る財布をくれる。
ダンチョー (Purlo)
スタアゲームを主催している男性。クリアするにはクローショット、ダブルクローショットが必要、クリアすると、スタアの称号と矢立がもらえる。
料金は1回につき10ルピーだが、少々嫌味のある発言をする。また、犬アレルギー体質である。開発者によると別名は「リアルチンクル」。
占い師
当たる事で評判のいい占い師。「仕事運」では今行くべき場所を教えてくれ、「恋愛運」では未入手のハートかけらの在り処を教えてくれる。
なお、占いの際に発する呪文は、逆さ言葉になっている。

ゾーラの里とその周辺の人たち[編集]

ゾーラ族は、主に水の中で生活する半魚人の種族。陸上でも活動できるが、長時間の渇きに耐えることはできない他、水中でも長時間活動できないらしく、両生類に近い種族と考えられる。

ラルス (Ralis)
ゾーラの王子。ゾーラの里がトワイライトの侵攻を受けた時に、事態をゼルダ姫に伝えるためにハイラル城に向かったが、その道中で魔物に襲われて瀕死の重傷を負い、城下町で力尽きて倒れていたところをイリアに発見された。その後、カカリコ村に運ばれてレナード牧師の治療によって一命を取り留める。生死の境目をさ迷っていた時に夢で母の死を知り、暫くはカカリコ村の墓地で塞ぎこんでいたが、後に母の意志を継いで王位を継ぐ決心をし、里に戻った。その後、イベントで重要になるニオイマスを捕るのが上手く、リンクに母親の形見であるニオイマスの匂いが付いた耳飾をあげた。
ルテラ (Rutela)
ゾーラの女王で、ゾーラの里の長。トワイライトに侵攻された際、彼女は一族への見せしめとして処刑されたが、彼女の魂は息子と同胞への想い故に成仏できず、リンクの前に霊となって現れ、息子を助けて欲しいと懇願した。リンクの活躍でラルスが救われた事を見届けた後、「ゾーラの服」を渡し、消えていった。
登場時のBGMに、『時のオカリナ』におけるオカリナ曲「水のセレナーデ」のアレンジが使われている。
キングゾーラ (King Zora)
ゾーラので、ルテラの夫。既に他界しており、カカリコ村の墓地の奥に彼の墓がある。また、いつか現れる勇者のために、生前に「ゾーラの服」を作っていた。
リズ (Iza)
ゾーラ川で川下りのアトラクションを営んでいる女性で、弟のキコルと同じくアフロヘアーが特徴。また、怒らせると恐い。
ヘナ (Hena)
ゾーラ川で釣り堀を営んでいる女性で、リズの妹で、キコルの姉でもある。
かつてハイラルにいた伝説の釣り師に並々ならぬ尊敬の念を抱いており、自らが彼の子孫だと思っている。また、たまに脇をかいたりする。
ピロロちゃん
ヘナのペットの黄緑色の鳥で、可愛らしい外見とは裏腹に意外と毒舌である。

ハイリア湖とその周辺の人たち[編集]

トビー (Tobias)
元はラッカと共にサーカス一座のメンバーを務めていたが、現在はハイリア湖の観光客を目当てに、大砲で飛ばすアトラクションを営んでいる。また、大砲の専門家で、大砲の修理も受け持っている。ラフレルにはかつて助けてもらった恩があるので頭が上がらず、後に彼の頼みを聞き入れてリンクをゲルト砂漠に行く手伝いをした。
ラッカ (Geremias)
トビーと同じく観光客を目当てに、コッコで滑空して降りるアトラクション(トリトリップ)を営んでいる。
幼児向けの番組やショーの司会者の様な口調で話し、リンクの事を「大きいお友達」と呼ぶ。
スモモ
ゾーラ川の川上りの案内をしている桃色の鳥で、素直ではない性格。また、獣姿で行くとミニゲームができる。

スノーピークの人たち[編集]

ドサンコフ (Yeto)
雪山の廃墟に住む雪滑りが大好きな獣人(雪男)で、体も声も大きい。病気の妻のためにスープを作ろうとゾーラの里まで「ニオイマス」を取りに行く優しい夫でもある。
マトーニャ (Yeta)
ドサンコフの妻。「陰りの鏡」によって、病気を患っている。後に鏡の魔力によって「覚醒大氷塊 フリザーニャ」に変身するが、リンクによって救われる。元に戻った後は病気が完治し、ドサンコフとの愛が更に深まった。
なお、雪山の廃墟クリア後に遊べる雪滑りではかなり無理なコースを進むなど、高いテクニックを見せる雪すべりの名人である。

天空都市の人たち[編集]

太古の時代からハイラルに存在した温和な種族。優れた技術によって天空都市を築き、地上を離れた後には選ばれた使者を通してハイリア人や他種族と交流を結んでいた。しかし、交流が途絶えた後には使用する機会が無い為か、多くの天空人はハイリア語(人語)を話すことが出来ない。天空人の容姿はマウリッツ・エッシャーの版画『球面鏡のある静物』の人面鳥に酷似している。

おばちゃん
神殿内で出会うミステリアスな容姿の女性。その正体は天空人で、故郷である天空都市へ帰るための方法を探すため旅をしている。
行動的であり、またハイリア語を理解し、流暢に会話することもでき、旅先で彼女を見つければ同行して協力してくれるが、なぜか多くの場合、壷に入って出られなくなっているが、人を空間転送する不思議な力を持つ。
名前が「おばちゃん」となったのは「スクリプト担当がおばちゃん語で書いていたからいつの間にかこう呼ばれるようになった」[2]からだという。
おばちゃんの息子(ぼくちゃん)
おばちゃんと共に旅をしており、アイテムにもなる良くできた息子でもある。おばちゃんと同様に人を空間転送する不思議な力を持つ他、まだ幼いながらもハイリア語を流暢に話し、リンクの事を「ニータン」と呼び慕う。
ショップの店員
天空にあるショップで店を営んでいる天空人で、カタコトではあるが、ハイリア語を喋ることができる。ショップには矢や爆弾なども売っているが、曰く矢は「仕入れた後に天空人は誰も弓を持っていないことに気づいた…」とのことで、爆弾についても似たような状況に陥っている。

不明・未分類[編集]

ガノンドロフ(ガノン)(Ganondorf/Ganon) (声優:宮田浩徳
神に選ばれた力を持つ魔盗賊。百数年前に聖地を治めようとハイラルの支配を企むが、7年後の自身を倒し、本来の時代に戻ってきた『時のオカリナ』のリンクやゼルダ姫らによって、その野望は未然に阻止される。後に賢者らにより影の世界に追放されるも、彼の持つ憎悪は長い時を経て怨念となってザントへ宿り、彼を利用し復活する。復活した後はハイラル城を拠点にし、城を結界で閉ざした。なお、彼の持つ剣は処刑場で賢者から奪ったものである。
ポストマン (Postman)
手紙があるかぎりどこでも城下町から配達しにくる男で、事あるごとにハイラル平原にいるリンクへ手紙を届ける。
平原以外にもテルマの酒場、カカリコ村のホテル「オル・デイン」のストーブ前、トアル牧場のヤギ小屋の中、ゾーラ川の岸辺、ゾーラの里の玉座の裏、試練の洞窟最深部、更にはエンディング(ノーミスクリア)に出没している。
インパル
天空都市への使いの伝説を信じて、忘れられた里で一人待ち続けていた老婆で、記憶喪失となったイリアを助けた。
キングブルブリン (King Bulblin)
ハイラルを荒らしまわるブルブリンの親玉で、ストーリー中何度も戦うことになる。また、ブルブリンたちと違い、人語を話すことができるため、最後には「自分は強いものにしか従わない」と明かしている。
骸骨の戦士/金色の狼 (Golden Wolf)
旅の先々でリンクに己の奥義を授ける、骸骨の姿をした謎の人物。金色の狼の姿にもなれる他、リンクと同じく左利き(Wii版では右利き)である。彼の正体は『時のオカリナ』での戦いを終えて本来の子供時代に戻った『ムジュラの仮面』のリンクであり、本作のリンクの先祖にあたる。勇者として生まれながらも、自らの奥義を後世に伝えられなかった無念と、勇者として名を馳せる事無く生涯を終えた未練故に現世に留まっており、子孫であるリンクに「息子よ」と語りかけ[3]、彼に奥義の全てを伝え終え姿を消した。本作でディレクターを務めた青沼英二は、インタビューで “僕自身は、ゲームの中に「これがオレだ」というのを入れたいところがあって、あの奥義を教える骸骨戦士のスクリプトは僕が書きました。今回は彼が僕の分身なんです(笑)。” と回答している[1]
光の精霊 (Light Spirits)
かつて神が魔力で聖地を治めようとした人々を封印し、世界を見守らせるために派遣した4体の精霊。
リンクと出会った時はラトアーヌ以外の精霊は力を奪われており、影の蟲となって各地に散ったハイラルの光を取り戻すように頼んでくる。
ラトアーヌ
トアル村の外れの泉に住む山羊(トアルヤギに酷似)のような姿を持つ精霊で、唯一影の者達からの襲撃を逃れている。
フィローネ
フィローネの森の泉に住むオナガザルのような姿を持つ精霊。
オルディン
カカリコ村の泉に住む蝶か、あるいは蛾のような姿を持つ精霊。
ラネール
ハイリア湖の祠に住む蛇のような姿を持つ精霊(ハイラル城下町の人間からも明確に蛇の精霊と言われている)で、リンクにハイラルの成り立ちについて語ってくれる。
賢者 (Sages)
「陰りの鏡」を守護し、世界の秩序を守る賢者達で、それぞれの衣装には「時のオカリナ」の賢者と同じ光、森、炎、水、闇、魂の紋章が刻まれている。
かつて砂漠の処刑場でガノンドロフを処刑しようとするが、彼が「神に選ばれし力」を持っていたため力及ばず、ガノンドロフを影の世界へ追放する結果となったが、その時の騒動で1人が殺されてしまい、人数も6人から5人になってしまった。
ガノンドロフを影の世界に追放したせいで、それまでは平穏だった影の世界の秩序が乱れてしまった事に対しゼルダは罪悪感を抱いており、後に「黄昏の姫」であるミドナに謝罪を示した。

脚注[編集]

  1. ^ a b c 青沼英二ロングインタビュー完全版
  2. ^ 青沼英二インタビュー 『ニンテンドードリーム』Vol.154、毎日コミュニケーションズ、2006年
  3. ^ ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全 118P、179p