ゼルダの伝説 風のタクト
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| ジャンル | アクションアドベンチャーゲーム |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドーゲームキューブ |
| 開発元 | 任天堂 |
| 発売元 | 任天堂 |
| 人数 | 1人(※GBA接続により2人協力プレイ可) |
| メディア | DVDカスタム 8cmディスク1枚 |
| 発売日 | |
| デバイス | ゲームボーイアドバンス (ゲームボーイアドバンスSP) GBAケーブル対応 |
| 売上本数 | |
| その他 | GBAケーブル対応 ドルビーサラウンド(プロロジックII)対応 |
『ゼルダの伝説 風のタクト』(ぜるだのでんせつ かぜのたくと、The Legend of Zelda: Takt of Wind)は2002年12月13日に任天堂から発売されたニンテンドーゲームキューブ用アクションアドベンチャーゲーム。しばしばアクションロールプレイングゲームとも見なされる。英語名は「The Legend of Zelda: The Wind Waker」(訳:ゼルダの伝説 風を起こす者)。
目次 |
[編集] ゲーム概要
『ゼルダの伝説シリーズ』の一つで、さらわれた妹を助けるため、そして世界を守るために主人公リンクが大海原へと旅に出る冒険物語。トゥーンレンダリングといわれる、その独特のグラフィックから、発売前から話題となった。ゲーム専門雑誌ファミ通のクロスレビューにて史上4作目(現在全8作)の40点満点を獲得した。GameSpot's 2003 Game of the YearでGame of the Yearを獲得。直接の続編に『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』がある。
[編集] ゲームの主な流れ
[編集] 受け継がれた基本システム
本作はゲームの基本的な要素という点においては、それまでのシリーズから大きな変化が加えられていない。つまり世界中を冒険するゲームスタイル、ダンジョンと謎解き、それらに付随して発生する副次的な冒険といった要素はシリーズに共通したものである。他にも、崖など飛び越えるべき場所に差し掛かると自動でジャンプするオートジャンプシステムや、対象物をロックオンする注目システムはNINTENDO64版のゼルダの伝説シリーズで採用されたものである。何種類かの主要アイテムも定番のものが受け継がれている。
- 注目システム
- L注目システムはNINTENDO64の『時のオカリナ』や『ムジュラの仮面』の「Z注目システム」に当たる、本作のアクションの根幹をなす仕組みである。プレイヤーはLトリガーボタンを押すことで、対象物をロックオンすることができる。これによって主人公が動き回っても任意の対象物に照準を合わせ続けることができる。
[編集] 新たに追加された要素
上記に示した従来の要素に加えて、いくつかの新しい要素が盛り込まれている。例えば、敵の攻撃を読み、隙をついてカウンター攻撃を仕掛けることができるようになる、敵が持っている武器を奪える(ただし、盾は奪えない)ようになったなど。風の流れを操って謎を解く方法も新しい要素である。カギづめロープなどの新しいアイテムの導入もこれに当たる。
- 風のタクト
- 本作『ゼルダの伝説 風のタクト』では文字通り、風を操る指揮棒(タクト)を使って物語を進める。主人公は秘宝「風のタクト」と呼ばれる指揮棒を使うことで風向きを操ることができる。他にも風のタクトは決められたパターンに従って振ることで様々な効果を発揮する。この効果をうまく利用して謎を解いてゆく。前作でいう「時の(妖精の)オカリナ」に近い存在。
- ゲームボーイアドバンスとの連動
- 『風のタクト』の新たな要素の一つがゲームボーイアドバンスとの連動機能である。ゲームボーイアドバンスをGBAケーブルを使ってニンテンドーゲームキューブに接続することで、主人公をサポートする協力プレイが可能になる。ニンテンドーゲームキューブとゲームボーイアドバンスの内容はリアルタイムで相互に作用しあう。
- 協力プレイヤーはゲームボーイアドバンスをモニターかつコントローラとして操作してメインプレイヤーを補助することができる。例えばゲーム上で様々なアイテムを販売したり、冒険のヒントを出したり、ゲームキューブに表示されるものより詳細な地図を見ることができたり、爆弾を落としたりといったことができる。
- この連動はゲームを進める上で必ずしも必要なものではない。しかし連動をすることで遊びの幅をより広げることができる。またゲーム進行に関係のないあるアイテムを収集するには連動が必要となる。プレイヤーが実際にゲームボーイアドバンス(またはゲームボーイアドバンスSP)を持っていなかったり、接続できない場合にはこの機能を使用することができない。
[編集] 特徴と世界観
[編集] グラフィック
『風のタクト』では「触れるアニメ」というコンセプトが根底に置かれている。このゲームは3DCGで作成されているが、トゥーンレンダリングと呼ばれる技法を用いており、その見た目はまるでアニメ映画のようである。例えば「風」は空中を白線が流れてゆくことで表現され、「煙」は渦を巻くように、「炎」はなめるように動く。またその他にも全体にわたってこのような独特の表現方法が多用され、強力にデフォルメされたエフェクトの数々が「触れるアニメ」をさらに演出している。
ゲームのアニメーションシステムは細部まで開発されている。キャラクター達は大幅にデフォルメされているため、その外見が非現実的なものであるにもかかわらず、まるで生きているかのように違和感のない動作をする。主人公のリンクはセリフをしゃべることはないが、豊かな表情を使い分けることで感情を表現する事に成功している。また彼の目は様々な物や人に反応する。例えばリンクが走っている時などに彼の目が何かを追ったならば、それに対して何らかの働きかけを行うことができるかもしれないということを示している。
ゲーム内の印象的な視覚効果に、独特の遠近法がある。ゲーム内では遠方に存在するものすべてが見えているわけではなく、島が遠くにあるうちはシルエットで島影が映し出される。被写界深度は浅く設定されており、離れた場所にあるものはぼやけて見える。これらの誇張された遠近法はゲームに調和しながら、空間を実際よりも広く見せている。
[編集] サウンド
民族音楽風のBGMが多く採用されている。また特徴的なこととしては、主人公の攻撃が敵に当たるのに合わせてトゥッティによる効果音が鳴る。さらに、主人公の置かれている状況にあわせて曲が変化するような工夫もなされている。
多様な背景音楽や効果音とグラフィックは、あるときは調和し、またあるときは連携してゲームの様々な場面を効果的に盛り上げている。音の面でも「触れるアニメ」のコンセプトが生かされていると言える。
モルド・ゲイラ戦の音楽が人気であり大乱闘スマッシュブラザーズXにも収録されていた。また他にも、「大海原」、「竜の島」のBGMも収録されており、スマブラXに収録されているこのゲームの音楽は全て原曲使用である。
[編集] 冒険の舞台
大海原とそこに点在する島々が冒険の舞台である。これは、過去のゼルダの伝説シリーズの多くが平原を舞台とする物であったことに対比される。主人公は帆船に乗り、風を自在に操って冒険を進めてゆく。航海することになる大海原は非常に広大である。海は縦横7マスずつの格子状に区切られた海域に分けられ、その中に島が点在している。それぞれの島と海あるいは各海域どうしは、途切れることなく連続的な空間として表現されている。
人の住む島には町や村がある。その造りは東南アジアと西洋が混じった独特のもので、オリエンタルな雰囲気を醸し出している。この部分も過去のシリーズが中世ヨーロッパ風の世界観で統一されていたこととの相違点だと言える。
また島によってはダンジョンが存在する。ダンジョンはその多くが地下迷宮になっており、それも自然物であったり人工の建造物であったりと、種類は様々である。本作の迷宮の構造の特徴として、高低差が大きく起伏に富んだ設計となっており、また迷宮の一部が屋外まで連続して存在することがある。ダンジョンでは怪物と戦いながら用意された仕掛けや謎を解き、迷宮を攻略することが主人公の目的となる。
[編集] あらすじ
その昔、神々の力が眠ると言われた緑豊かな王国があった。ところがそれを悪しき者に目をつけられ、神々の力を奪われてしまい、王国は闇に包まれてしまった。その時、緑衣を纏った若者がどこからともなく現れ、退魔の剣を振るって悪しき者を封印し、王国に光を取り戻した。
人々は時を越えて現れた若者を「時の勇者」と呼び称え、彼の活躍は後世に語り継がれていった。 しかし時の勇者の活躍が伝説として語り継がれるようになった頃、王国に再び災いが起きた。時の勇者に封印されたはずの悪しき者が蘇ってしまったのだ。人々は時の勇者が再び現れてくれることを信じていたが、勇者が現れることはなかった・・・。
国の記憶は消えても、時の勇者の伝説は風に乗り、今も息づいでいた。 そして物語は、時の勇者と同じ歳になった男の子に「緑の衣」を着せて祝うという風習のある島から始まる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] 主な登場キャラクター
[編集] 主要人物
- リンク(Link)(声:松本さち)
- 今作の主人公。プロロ島に住む12歳の少年で、妹と祖母の三人暮らし。プロロ島では時の勇者と同じ歳になった男の子の誕生日に、勇者の衣である緑の服を着せるという風習があるため、リンクも12歳の誕生日の日にその緑の服を着ていた(暑苦しい服なので、本人はかなり嫌々だった)。しかしその日に妹アリルが怪鳥ジークロックにさらわれてしまい、海賊のお頭であるテトラに頼んで妹を助けるために魔獣島に向い旅立った。だが妹を助けるための旅が、いつしか世界の命運に関わる旅へとなっていく。後に時の勇者が所持していた「勇気のトライフォース」の持ち主となる。
- 時を越えて世界を救った「時の勇者」とは違い、風と共に大海原を駆け巡った事から「風の勇者」となった。ガノンドロフに「時の勇者」の生まれ変わりと言われている。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではトゥーンリンクとして出演している。『トワイライトプリンセス』のリンクとは『時のオカリナ』のエンディングで時間軸の分岐が発生したことでできてしまった、異なる歴史を歩んだ並行世界の住民同士という関係である。
- テトラ(Tetra)(声:橘ひかり)
- 本作のヒロイン。リンクとは歳が近いが、子分たちのために亡くなった母親のあとを継いで海賊団の頭となった。ある日耳の長い娘をさらっていた怪鳥ジークロックにさらわれ、プロロ島の上空で子分たちが放った投石がジークロックにあたり、島の天辺にある森に落ちてしまう。その時にリンクと出会う。気が強いが心優しい性格で、アリルが自分と間違われてさらわれてしまったことに負目を感じ、リンクを船に乗せることにしたり、その後もリンクに何かと協力したりする。伝説の剣マスターソードを持つ者を探している。
- その正体はゼルダ姫であるが、本人はガノンやハイラル王に告げられるまでその事実を知らなかった。
- ゼルダ(Zelda)(声:橘ひかり)
- 今はもう滅びた伝説の王国「ハイラル」の王家の子孫であり、海賊テトラの正体。亡き母から知恵のトライフォースの欠片を受け継いでおり、ハイラル王が持っていた欠片と合わせることで知恵のトライフォースとなって彼女に宿り、ゼルダとして覚醒した。彼女が所有していた知恵のトライフォースは、『時のオカリナ』のゼルダがガノンドロフとの戦いが終った後にハイラル王家に代々受け継がせ、守らせてきたものである。その後ガノンドロフから身を隠すために海底の底にあるハイラル城の地下に身を隠していたが、ガノンドロフに見つかり捕まってしまう。
- 最終戦ではリンクが持っていた弓と光の矢を使い、リンクをサポートして共にガノンドロフを倒す。エンディングではリンクと共に海の上に帰り、新天地を目指すために彼や子分たちと共に旅に出る。
- ガノンドロフ(Ganondorf)(声:長嶝高士)
- 『時のオカリナ』にて、時の勇者リンク(『時のオカリナ』の主人公)やゼルダたち七賢者によって封印された魔王。時の勇者の伝説では、かつて王国を闇に包み「時の勇者」によって封印された「悪しき者」として語り継がれていた。
- 「力のトライフォース」を持ったまま封印された為、長い時を経て復活し、「時の勇者」が現れなかったハイラルを今度こそ手中に収めようとした。しかし民の願いを聞き入れた神によってハイラルごと封印されてしまい、神は大雨を降らした事でハイラルを海底に沈めた(民は高い山々に逃げ延びた)。そして更に長い時を経て神々の封印も弱まり、再び復活。魔物たちを率いる魔獣島の主として降臨し、トライフォースを完全に手に入れるため、知恵のトライフォースを受け継いでいるはずのゼルダを捜すために、ジークロックを使って耳の長い娘をさらっていった。
- やがてアリルを助けに来たリンクと対峙し、マスターソードが退魔の輝きを失っていたこともあり圧倒的な差で追い詰めるも、テトラの乱入でとどめを差し損ねる。しかしトライフォースの共鳴によって、テトラが現在のゼルダである事を確信した。ヴァルーの乱入で二人を取り逃がしたが、マスターソードを持つリンクが「時の勇者」同様、いずれ「勇気のトライフォース」の持ち主として再び自分の前に現れることを確信し、トライフォースを手に入れるためにゼルダを捕らえ、決戦の時を待ち続けていた。長い時を経たためか、『時のオカリナ』の時に比べて威厳に満ちた落ち着いた雰囲気があり、ハイラルを手に入れようとした理由や、時を越えてなお断ち切れることのない「リンク」や「ゼルダ」との縁に対して複雑な思いを語っている。
- 最終的には全てのトライフォースを手に入れるが、ハイラル王に先にトライフォースを触れられてしまい、彼の願いが叶う事はなかった。そしてリンクとゼルダと戦い、マスターソードに貫かれ石となってハイラルと共に眠りにつく。その最期は『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』のような憎しみに満ちたものではなく、安らかなものであった。
- 赤獅子の王(King of Red Lions)(声:丸山詠二)
- リンクと共に旅をする喋る船。魔獣島でリンクがジークロックに放り出された時に彼を助け、アリルを救うために必要な物を手に入れるために彼の旅を導く。その正体はハイラル王。
- ハイラル王(King Hyrule)(声:丸山詠二)
- 伝説の王国ハイラルの最後の王。本名はダフネス・ノハンセン・ハイラルで、テトラ(ゼルダ)の先祖にあたる。神の命によって、赤獅子の王として新たな勇者となるに相応しい人物を探し続けていた。テトラが持っていた「海賊のお守り」は元々ゴシップストーンを磨いて彼が作らせた物であり、それを通して妹を助けるためにひとり魔獣島に入ったリンクの行動を見て、その勇気に可能性を見出し、彼を新たな勇者として導くことにした。自分がガノン同様に滅びたはずのハイラルに縛られている事を感じており、過去の因果が原因でリンクやゼルダを戦いに巻き込んでしまったことに罪悪感を抱いている。
- トライフォースが完成してしまった時、ガノンドロフより先にトライフォースに触れ、滅びてもなお海の底に眠り続けるハイラルを完全に消し去り、リンクとゼルダに栄光の未来があるようにと願った。そしてガノンドロフを倒した後、リンクとゼルダに希望に向って生きてほしいと語り、海の上に戻っていく二人を見つめながら、ハイラルと共に永遠の眠りについた。
- チンクル(Tingle)(声優:宮田浩徳)
- 自分を妖精だと信じている中年の男(フィギュアの説明より35歳らしい)。トライフォースの地図を解読してくれるが、マップ1つの解読料は398ルピーもする。妖精探しの旅の資金集めをしているらしく、金には少々汚い部分もある。
- GBAとの連動時はボムやチンケルでリンクをサポートする。
[編集] 海賊テトラ一家
- ゴンゾ
- テトラ一家のリーダー的存在。大きな体つきで、ワル知恵がよく働く短気な男。テトラのことが好きで、アリルの話ではテトラがいなくなってからはよく泣いていたらしい。
- セネカ
- 髭が特徴的な巨漢で、海賊船の整備を担当している。おっとりした性格だが話上手で、アリル曰く「お髭は恐いけど、お話はとっても面白い」。
- ナッジ
- オカマ口調の男で、主にテトラの身の回りを世話している。特技は裁縫。実はゴンゾより力持ちである。
- ズコ
- テトラ一家の見張り番。1キロ先の看板の字も読めるぐらい、視力がズバ抜けていい。しかし話下手で上手く伝えられない。むっつりスケベで、アリル曰く「ちょっとイヤらしい」。
- モッコ
- 眼鏡をかけているテトラ一家の知恵者。普段は大人しいが、眼鏡をとろうとすると凄まじい勢いで怒るらしく、ゴンゾでも喧嘩で勝てないらしい。いつも持っている分厚い本の中には、ナイフが隠されているという噂がある。
- ニコ
- テトラ一家の下っ端。主に雑用を行っているが、ゴンゾのパンツを洗うのが嫌いで、早く雑用を卒業したいと思っているいる。リンクが魔獣島に行くために海賊船に乗った時にアニキ態度で課題を出した。アリルが来た時はいつも彼女と遊んでいたらしい。
[編集] プロロ島
- アリル(Aryll)(声:松本さち)
- リンクの妹。心優しい性格で、家族想い。カモメの絵がついた望遠鏡が宝物で、兄のリンクの誕生日の日に一日だけ貸していた。プロロ島のカモメに懐かれているらしく、彼女の周りにはカモメたちが常にいる。ハイリア人の子孫の証である長い耳であったため、海賊テトラと間違えられてジークロックにさらわれてしまい、魔獣島に幽閉されてしまう。後にリンクやテトラたちに救出されるが、プロロ島に戻らずにテトラ一家の船で手伝っていた。
- おばあちゃん
- リンクとアリルの祖母。家族想いの優しい性格。アリルを救うためリンクが旅立った後は具合が悪くなってしまうが、帰郷したリンクが連れてきた妖精によって回復する。その後はリンクの大好物である「特製スープ」を作ってくれる。
- 青ジイ
- 非常に物知りな老人。リンクがプロロ島に戻って来た時には、リンクのおばあちゃんの病を治す方法を教える。真面目で神経質だが、若い頃は弟の赤シャチと共に剣士の道を志していた。
- 赤シャチ
- プロロ島で唯一剣術の心得がある漁師。若い頃は剣士を志していたが、怪我で断念し漁師となった。テトラを助けに向かおうとしたリンクに剣術を教え、勇者の剣を渡す。訓練の度に家を揺らして2階のツボを棚から落として割るため、兄である青ジイとは仲が悪い。
- チャツボ
- 青ジイの孫娘。頭の上にいつも大切なツボを乗せて水汲みをしている。タウラ島で育ったが、祖父が心配で今はプロロ島に暮らしている。
- ジャブー
- 水の精霊。巨大なナマズとアンコウを合わせたような姿をしている。以前は魚の島に住んでいたが、ガノンの侵攻を察知して魚の島の襲撃前に逃げ出し、プロロ島に避難して来た。ハイリア語しか話せない。名前の由来はおそらく「時のオカリナ」のジャブジャブ様から。実際ジャブーに会っている時に流れるBGMは、「時のオカリナ」の「ジャブジャブ様のお腹」で流れるBGMのアレンジとなっている。
[編集] 竜の島
- メドリ
- 竜の島に住むリト族の娘。空の精霊ヴァルーのお付きであり、今の竜の島の住民の中では唯一ヴァルーの言葉がわかる(本人はあまり自信がないらしい)。何事にも真面目であり、暴れ出したヴァルーの所に行くために壁に何度も激突してヒヨコが見えても、決して諦めないという健気さも見せる。羽があるが飛ぶのが苦手。ゾーラ族の賢者ラルトの子孫であり、後に大地の賢者として目覚める。
- ヴァルー
- 空の精霊。竜の島の頂上に居座っている巨大な竜。リト族の守り神のような存在で、リト族はヴァルーの鱗を貰うことによって、翼が生えて空を飛ぶことができるようになる。ハイリア語しか話せず、しかもクセがあるため、今の竜の島の住民の中ではメドリにしかわからない。リンクが再び魔獣島に行った時には、ガノンドロフに追い詰められた彼とテトラを危機から救った。名前の由来はおそらく「時のオカリナ」の炎の神殿のボス、ヴァルバジア。
- コモリ
- リト族の長である親方様の息子。祖母は先代のヴァルーのお付きで、彼女がかつてヴァルーから授かったディンの真珠が宝物。羽を授かる年になったのだが、気が弱く暴れているヴァルーを見て悲観的になってしまった。しかしヴァルーを救ったリンクの行動を見て、勇気を出してヴァルーから羽を授かる決意を固める。後に立派な羽を生やした状態でリンクと再会し、ヴァルーやオドリーと共にリンクたちの危機を救った。メドリのことを姉のように慕っている。
- オドリー
- プロロ島を担当するリト族のポストマン。義理固い性格で、仲間たちからも信頼されている。仕事でプロロ島に来ていた時にアリルがジークロックにさらわれた事件に遭遇し、テトラにリンクに協力するよう進言した。その後も旅の先々でリンクを助ける。
- ラルト
- 先代の大地の賢者。ゾーラ族。ハープを奏でる。大地の神殿でマスターソードへの祈りを捧げていたが、その時ジャイ・ハーラの手によって殺されてしまい、神殿は封印。マスターソードは効力を失った。
[編集] 森の島
- マコレ
- 森の島に住むコログ族の子で、年に一度の儀式の伴奏者である。少々お調子者な性格。コキリ族の賢者フォドの子孫であり、後に風の賢者として目覚める。
- デクの樹
- 大地の精霊。森の島の内部に生えている大木。森の守り神でもある。ヴァルーやジャブーと異なり、普通の言葉を話すこともできる。「時のオカリナ」のデクの樹や、デクの樹の子供との関連性は不明だが、子孫、もしくはデクの樹の子供が成長した姿である可能性が高い。そして皮肉にも「時のオカリナ」のデクの樹同様、敵に寄生されることがしばしばある。
- フォド
- 先代の風の賢者。コキリ族。バイオリンを奏でる。風の神殿でマスターソードへの祈りを捧げていたが、その時モルド・ゲイラの手によって殺されてしまい、神殿は封印。マスターソードは効力を失った。
[編集] 種族
- 人間
- 世界に数多く住む種族。耳が丸い者もいれば、大昔に高い山々に避難してきたハイリア人の子孫である長い耳の者もいる。しかし王国が滅びた後、ハイリア人の血は時代と共に薄れている。
- リト族
- 海の郵便事業を営む鳥のような種族。竜の島に住んでいる。元々リト族には羽はないが、ある一定の年齢に達するとリト族の守る精霊ヴァルーからウロコを授かり、羽を生やすことができる。羽は種族全体で郵便事業を経営しているリト族にとっては生きていく上で欠かせないものである。彼等の先祖は水の民ゾーラ族。恐らく泳ぐ事ができない海では生きていけないのでこのように進化したと思われる。(魚男のような例外もいるが、「風のタクト」の冒険の舞台でもある海には魚はおらず、泳ぐこともままならない。恐らく海底に眠るハイラルの影響と思われる。)
- コログ族
- 木々のような体をした小さな種族。森の島に住んでいる。年に一度の儀式でデクの樹が木の実を生やし、コログたちはそれらを持って海へと旅に出て育てまた森の島に戻ってくる。彼等の先祖は森の民コキリ族。元々は人間の姿をしていたが、海という環境の変化によって今の姿になったらしい。コキリ族はデクの樹から生まれ子供のまま成長しない種族だが、コキリ族のフォドにはマコレという子孫がいるため、恐らくなんらかの形で子孫を残す事ができると思われる。
- ゴロン族
- もともとは山の民だった種族。永い時を経てもなおその岩のような外見は変わっていないが、ゴロン独特の訛りが消え、若干であるが知的な面も見られる。ゲーム内ではゴロン族の集落というものは見られず、海を渡り歩く商人のゴロン族が少数登場するのみである。
[編集] 敵キャラクター
- ボコブリン
- いたるところに生息する鬼のような敵。ボコの棒や徒手空拳で攻撃する青色、海上のやぐらで監視をしている赤色、大きなナタと盾を持つ中ボスクラスの緑色が存在する。爆弾を持って近づくと逃げ惑う。
- モリブリン
- ガノンドロフの手下と思われる敵。リーチの長い槍で攻撃し、槍を失っても強力な鉄拳攻撃を仕掛けてくる。リアクションが非常に多いことで有名。カンテラを持った赤色と持たない青色がいるが、能力に差はない。
- タートナック
- ガノンドロフの手下と思われる敵。重装甲に包まれているが、背中にある繋ぎ目を斬ると装甲が剥がれ落ちる。大剣のみを装備したタイプ、大剣と盾を装備したタイプ、大剣と盾に加えマントを装備した近衛兵と思わしきタイプが存在し、カラーも様々である。兜が違うタイプは他に比べワンランク上の強さを誇る。
- 大剣を落とすと、それにこだわらず落ちている武器ならどんなものでも拾って使用する。
- オクタロック
- 海上や池、川にすむタコ。海上に住むものは姿が大きく、バクダンを吐いてくる。
- チュチュ
- いたるところに生息するゼリー状のモンスター。体を縮め、ジャンプで体当たりしてくる。様々な色が存在し、そのうち赤、緑、青はクスリの材料にもなる。他にも黄色、黒がいる。黄色と青は電気を帯びており、むやみに攻撃するとダメージを受ける。また、黒は一切の攻撃が効かず、光を当てて石化し、投げるかハンマーで叩くなどして破壊することで倒せる。
- カーゴロック
- 大型の鳥モンスター。海上や島に作った巣を基点に行動している。耐久力はあまり高くなく、ブーメランを二発当てると簡単に倒せる。モリブリンやタートナックを移送するものもいることから、力はかなりあると見られる。
- スタルフォス
- 棍棒を所持した骸骨。動きは緩慢だが攻撃力は高い。棍棒を落とすとすぐさま拾いにいくが、リンクに奪われてしまうと体の骨でリンクを攻撃し、棍棒を手放させるといった芸当も行う。攻撃してバラバラにしても頭部が粉砕されない限り何度でも復活する。
- キース
- 蝙蝠。火や冷気に触れると「ファイアキース」、「アイスキース」となってパワーアップする。
- ボコババ
- 巨大な人食い植物。他シリーズに登場するデクババに比べるとより毒々しい色をしている。その茎はボコの棒と呼ばれる即席の攻撃手段にもなる。魔法の植物「ブイババ」に擬態しているようであり、中には倒すとブイババに生まれ変わる固体も存在する。
- リーデッド
- 時のオカリナではゾンビだったが、今回ではアンデッドとして登場。
顔が余計に長い。にらまれると悲鳴をあげ目を光らせながらこちらに歩いてくる。 時のオカリナとほぼ変わりない。
[編集] ボスキャラクター
- ゴーマ
- 第1ダンジョン「竜の島のほこら」のボス。マグマの中に棲む巨大な甲殻虫。鋭い爪や炎の息で攻撃をしかける。
- カーレ・デモス
- 第2ダンジョン「禁断の森」のボス。森の地下に生えている巨大な花。天井からツルでぶら下がり、数多の太い触手を操る。
- ゴードン
- 第3ダンジョン「神の塔」のボス。頭・右手・左手の3つのパーツからなる巨大な石像。それぞれのパーツが独立して動き、空中からパンチやビームを放ってくる。リンクに試練を与えるための存在なので、矢や爆弾などが無くなった場合は顔から新たに供給される。
- ジークロック
- 第4ダンジョン「魔獣島」のボス。仮面を被った怪鳥。テトラやアリルをさらった犯人で、魔獣島の頂上に住むガノンドロフを護衛するために登場する。空からのパワフルな攻撃を得意とする。
- ジャイ・ハーラ
- 第5ダンジョン「大地の神殿」のボス。カンテラを持った巨大な亡霊。呪いや炎を使った特殊な攻撃をする。その正体はたくさんの雑魚キャラ「ポウ」が合体したもので、ジャイ・ハーラを攻撃して分裂させ、構成要素であるポウを全滅させれば勝利となる。
- モルド・ゲイラ
- 第6ダンジョン「風の神殿」のボス。巨大アリ地獄の底に棲む竜。普段は砂の中で獲物を待ち構えているが、空を飛ぶこともできる。
- ガノンドロフ
- 第7ダンジョン「ガノン城」のボス。魔術と剣術に優れ、今作では2本の刀を使った力強い攻撃でリンクを圧倒する。ハイラルで暴虐の限りを尽くして人々を困らせていたが、神々の怒りを買ってハイラルごと海の底に沈められてしまう。
[編集] 登場アイテム
[編集] 装備アイテム
- 勇者の剣
- 物語前半で使用する剣。アリルを助けるために赤シャチから譲り受けた。
- マスターソード
- かつて時の勇者が使っていた伝説の剣で、物語後半で使用する。勇者の剣よりも攻撃力とリーチが高い。入手して間もない頃は退魔の力を失っている。退魔の力を取り戻すと、鍔が開き、宝石と刀身が光るようになる。
- 勇者の盾
- 物語前半で使用する盾。もとはリンクの家に飾られてあったもの。
- ミラーシールド
- 物語後半で使用する盾。光を反射することができる。
- 海賊のお守り
- 魔獣島に潜入するさいにテトラがリンクのポケットに忍ばせておいた不思議な石。石を通して相手の様子がわかる物で、特定のポイントに進むとAボタンのアイコンが変化し、ボタンを押すとテトラや赤獅子の王からヒントを聞くことができる。元々はハイラル王家に伝わるゴシップストーンを磨いてハイラル王が作らせた物であり、赤獅子の王も使うことができるのもそのためである。
- パワーリスト
- 巨大な岩などを持ち上げられるようになる。
- 勇者のお守り
- 敵の残りヒットポイントをメーターで表示する。
[編集] アイテムボタンにセットして使用するアイテム
- 望遠鏡
- 遠くにあるものをはっきりと見ることができる。
- 船の帆
- 船上で使うと、風に乗って海上を進める。
- 風のタクト
- 本作の最重要アイテム。決められた順番に振ることで、様々なことが起こる。
- カギつめロープ
- 特定のポイントにカギつめを引っ掛けて、ロープの反動で離れた場所に着地できる。また敵にL注目して使うと、敵が持つアイテムを奪うことができる。海上ではサルベージクレーンに変化する。
- チンクルシーバー
- GBAとの連動により、チンクルと協力プレイができる。
- 写し絵の箱
- 写し絵を撮ることができる。最初はモノクロだが、条件を満たすと写し絵の箱DXになり、カラーの写し絵が撮れる。
- ヘビィブーツ
- 履くと体が重くなり、強風に押し戻されなくなる。また重みによって作動する仕掛けも存在する。装備中は足がかなり遅くなるので注意。
- マジックシールド
- ダメージを受けなくなるが、使用中は常に魔法力を消費する。
- あきビン
- クスリや妖精を入れて持ち歩くことができる。ゲーム進行時に必ず1つ入手し、最大4つ入手可能。
- ブーメラン
- 投げると遠くへ飛んでいって、リンクの手元に戻ってくる。仕掛けを作動させるほか、敵に当てると一定時間気絶させることができる(弱い敵なら倒せるものもいる)。L注目すれば必ず命中する。本作より最大5つまで狙いを定められるようになった。
- 勇者の弓
- 狙いを定めて矢を放つ。L注目すればほぼ確実に命中する(敵が動いているときは難しい)。ゲームを進める内に炎の矢・氷の矢・光の矢が手に入る(それぞれ使用するごとに魔法力を消費)。炎は離れた場所にある松明に火をつけたりでき、氷は敵を凍らせることができる(凍らせた敵は持ち上げて投げるだけで倒せるようになる)。光はほとんどのザコ敵を一撃で倒すことができる。
- フックショット
- 特定の的木に打ち込むことでその場所まで移動できる。L注目して使うと対象まで正確に飛ぶようになる。敵に当てると軽い敵なら引き付けることができる。しかし、タートナックやモリブリンなどの重い敵に対して使うと自分が飛んでいってしまう。また、さまざまな場所に刺さるため、赤獅子の王に乗った状態で島の木などに刺すと海を泳ぐことなく上陸できる。ひし形段の島に上陸するためにはこれが必要。ちなみに、赤獅子の王自身にも刺すことができる。
- デクの葉
- 地上で使うと風を起こし、敵や物を吹き飛ばす。空中では魔法力を消費し、風に乗って飛行できるが、実際には滑空しているだけなので飛び立った地点より高い場所に行くには上昇気流を利用する必要がある。
- バクダン
- 投げたり置いたりして一定時間が経つと爆発して、敵にダメージを与えたり岩を破壊することができる。海上では大砲に変化する。
- ハンマー
- 武器として使用できるほか、障害物を破壊したり特定のスイッチを押すことができる。両手持ちの武器だが盾と同じようにガードも可能(L注目時)。
- エモノ袋
- 敵を倒したときにもらえるアイテムを保管する袋。特定の場所で別のアイテムに交換することもできる。
- エサ袋
- 動物のエサを入れておく袋。島の上空を飛ぶカモメを操作できるようになる「ヒョイの実」と、さまざまな動物に効果がある「万能エサ」の2種類がある。
- 配達袋
- 人からもらったり、イベント用のアイテムを保管する袋。
[編集] タクトの効果
- 風の唄
- 風向きを好きな方向に変えることができる。
- 疾風の唄
- 特定の場所にワープできる。(船に乗っていないと使えない)
- 操りの唄
- 特定の人や物に乗り移って操作できる。
- 地神の唄
- 大地の賢者の血を継ぐ者を目覚めさせる。
- 風神の唄
- 風の賢者の血を継ぐ者を目覚めさせる。斬ってしまった看板を修復することもできる。
- 昼夜の唄
- 昼と夜を逆転させる。この唄だけは、覚えなくてもゲームの進行上に影響は無い。
[編集] ダンジョン紹介
- 竜の島のほこら(英:Dragon Roost Island)
- 溶岩の煮えたぎる火山のダンジョン。頂上にはヴァルー様という竜の精霊が棲んでいる。内部は灼熱の溶岩で満たされており、水や岩など様々なものを駆使して溶岩を避けながら進む。また山の外壁は足場が悪く、転落の危険性が高い。竜の島ではほこらの頂上まで行ってヴァルー様に羽を授けてもらうのが成人の儀式とされていたが、ゴーマによってヴァルーが正気を失い、山が荒れて儀式を行えなくなっている。
- 中ボス:ボコブリン&モリブリン
- ボス:ゴーマ
- 禁断の森(英:Forest Haven)
- 茨の森で覆われた危険な島。海面から高く突き出すようにそびえている。森の中は獰猛な食虫植物や昆虫の住処になっている。床が抜けて上下の階層が繋がっている部屋が多いため、ブイババや風を利用して空中を移動することが多くなる。地下には毒の沼が広がっているので水上移動の対策も必須。昔は禁断の森にも人が住んでいたが、魔物の侵攻で住処を追いやられて森の島本島へ移住した。それ以降、人々は禁断の森を恐れて近づかないようになった。
- 中ボス:ガモース
- ボス:カーレ・デモス
- 神の塔(英:Tower of the Gods)
- 神が勇者の実力を試す試練の塔。木の枝のように細かく分岐した部屋の構造が特徴。下層部は海中に沈んでおり、波の力で水位が上下するのを利用して進む。後半はタクトを使って3体の石像を中央の部屋に運ぶ。石像を連れている状態では移動能力が制限されるため、かなり頭を使う必要がある。
- 神の塔は北の三角島・東の三角島・南の三角島を繋いでできる正三角形の中心にあるが、神の力によって海に沈められてしまって入ることはできない。だが、3種の宝珠を然るべき場所に収めれば海上に浮き上がってくる。
- 中ボス:タートナック
- ボス:裁定者ゴードン
- 魔獣島
- ガノンドロフに支配された魔の要塞島。島全体が正五角形の形をしている。いつも暗い闇に覆われ、船乗りたちは不気味がって近寄ろうとしない。一時期、ハイリア族の少女たちが魔獣島に連れ去られてしまう事件が起こった。リンクの妹・アリルもその被害者。
- ストーリー上の都合で、魔獣島には作中で2度訪れることになる。1度目の探検ではリンクは剣を落として攻撃手段を失ってしまうため、「敵に絶対見つからないようにして島の奥に進む」という変則ルールでプレイすることになる。2度目の探検では、本格的に中ボスやボスと戦ってアリルを救出する。
- 中ボス:ファントムガノン
- ボス:ジークロック
- 大地の神殿(英:Earth Temple)
- 大地の島の地底深くに眠る神殿。全体的に照明は暗く、ダンジョンアイテム・「ミラーシールド」を使って光を操り、仕掛けを動かして進む。この神殿にはリーデッドやポウなど幽霊のような敵が登場する。こういった敵は光に弱いことが多い。またこのダンジョンは大地の賢者・メドリと共に攻略することになる。メドリは空を飛んだり竪琴で光を反射したりできる。この能力をうまく利用し、リンクとメドリを並行して動かすことが重要。
- 大地の神殿の至聖所で賢者が祈りを捧げることで、マスターソードに退魔の力が宿るという伝説がある。
- 中ボス:スタルフォス
- ボス:封印の守護者ジャイ・ハーラ
- 風の神殿(英:Wind Temple)
- 風の島の内部の洞窟にある神殿。明るいレンガ調の建築が特徴。中は突風が吹き荒れており、床が抜けて上下の階が繋がっている場所が多く、空中移動の機会が増える。そのため風の影響を受けないヘビィブーツ、空中を移動できるデクの葉やフックショットが活躍する。敵もピーハットやウィズローブなど空中戦に対応したものが多い。このダンジョンは風の賢者・マコレと共に攻略することになる。マコレは空を飛んだり木を生やしたりできるので、大地の神殿と同じくこの能力を活かすのが重要。
- 風の神殿の至聖所で賢者が祈りを捧げることで、マスターソードに退魔の力が宿るという伝説がある。
- 中ボス:召喚ウィズローブ
- ボス:封印の守護者モルド・ゲイラ
- ガノン城(英:Ganon's Castle)
- 神々の怒りに触れて海底に沈められた暗黒の城。前半は4つの通路を突破して今までのボスと再戦し、後半はファントムガノンの迷路を抜けて先に進む。ガノン城にはゲーム中に登場した様々な仕掛けが凝縮されているので、今まで使ってきたテクニックを総動員させて攻略する必要がある。
- ガノン城には中ボスだったはずのタートナックが平気でザコ敵として登場する、といった掟破りな一面がある。但し、途中で「どんな敵でも一撃で倒せる」という革命的なアイテムが登場するので問題は無い。
- 中ボス:ファントムガノン
- ボス:クグツガノン、ガノンドロフ
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 主要な受賞歴
- GameSpot's 2003 Game of the Year
- Game of the Year
- 第7回 CESA GAME AWARDS
- GAME AWARDS 2002-2003優秀賞
- 第18回デジタルコンテンツグランプリ
- キャラクター賞
- BAFTA Games Awards 2004
- ADVENTURE
- 7th Annual Interactive Achievement Awards
- Outstanding Achievement in Art Direction
- 2004 Game Developers Choice Awards
- Excellence in Visual Arts
[編集] グラフィック論争
本作におけるトゥーンレンダリング技術の採用は論争の的のひとつである。トゥーンレンダリングによって表現されるアニメに強く影響を受けたグラフィックスタイルは、前作『時のオカリナ』や『ムジュラの仮面』のシリアスな雰囲気とは全く異なる方針であり、世界中で激しい論争を巻き起こした。本作の評価はグラフィックスタイルに関連付けて語られることが多い。
トゥーンレンダリングをシリーズで初めて採用した『ゼルダの伝説 風のタクト』が初めて発表されたのはNINTENDO SPACEWORLD 2001(2001年8月24日)である。1分足らずの映像による紹介だけであったが、これがアニメ調のゼルダの伝説が公開された最初の映像であった。アニメ調のゼルダの伝説の発表は唐突であり驚きをもって迎えられた。なぜなら2000年のE3でニンテンドーゲームキューブのデモンストレーションとして発表された映像は写実的な画風だったからである。
公開当初から意見は賛否両論の二つに分かれた。新しいグラフィックを歓迎する意見とこれを拒否する意見である。反対派の主な主張は新しいデザインに対する反発であった。個性的な画風、特に主人公の釣り目がちに強調された目は、日本では「猫の目の様」、他国では「アジア人の様」と評された。特に日本以外ではゼルダの伝説はdark, cool, mature等と形容される「格好良い、大人っぽいゲーム」と考えるユーザーが多く、ゼルダの伝説の雰囲気、従来の楽しさを損なうのではないか、内容が簡単で退屈な「子ども向け」になってしまうのではないかと危惧した。
一方で、もともとゼルダシリーズには固定のアートスタイルが存在しないとする主張もあった。『時のオカリナ』以前のゼルダの伝説シリーズはキャラクターがアニメ調のデザインであったため、『風のタクト』のデザインは一種の先祖返りではないかとも考えた説、また問題は見た目ではなく内容であり判断には時期尚早であるとした説もみられた。その後、静止画だけでなく、生き生きと動く魅力が伝わりやすい動画による情報が紹介されるようになったことがこの意見を後押しした。しかし、リアル路線の「トワイライトプリンセス」を発売した現在でもゼルダの新作においてのグラフィック論争は、更なる激化を生み、泥沼化から抜け出せていないのも現状である。
- リアル?、トゥーン?、どちらでもない?
この作品以降、本作のようなトゥーン表現と比較するのに、主に代表的に『時のオカリナ』や『ムジュラの仮面』のような方向性をさす言葉としてしばしば「リアル」という表現が使用されるようになった。この表現はそれらの作品が本作と比べて劇画調の方向性を持つことを指して用いられている。本作がいわゆる「リアル」路線を逸した理由としてゼルダと言うゲームのアクションゲーム性、テーマにトゥーンレンダリングがマッチしておりより多くのギミックを詰め込むことが可能であり、主人公の大げさなアクションも違和感なく表現出来ると考えたからだと開発者は語っている。 「風のタクト」以降に見られるグラフィック論争を語る上において言及すべきは、ゼルダ作品で使われる「リアル」路線と言う言葉は、いわゆる内容の現実味と言うようなことではない。むしろ意味は浅く、「「風のタクト」や「トゥーン表現」ではない」くらいの意味合いで使われることが多い。本シリーズにおいてリアルとは、トゥーンのような決定されたイメージとは違いその意味自体はかなり曖昧である。 リアル、トゥーンという言葉自体の、これらの論争自体が「イメージの固定」を招くとして、「トワイライトプリンセス」発売以降、この論争自体を否定する意見も最近では見られる。
[編集] その他
[編集] シリーズ内の時代
シリーズ内の時間の流れとしては、『時のオカリナ』で大人リンクがガノンドロフを封印してから、数百年後の世界である。そのため、『時のオカリナ』でガノンドロフを封印したリンクが7年前に戻った時点から数ヶ月後である『ムジュラの仮面』や、それから百数年後の世界である、『トワイライトプリンセス』とは異なる時間軸に存在することになる。詳しくはゼルダの伝説シリーズのシリーズ内の時代の流れの項や、ゼルダの伝説 トワイライトプリンセスの世界観の項を参照のこと。
[編集] フィギュア(ニテン堂)
今作最大のサブイベント。アイテム、写し絵の箱DXをつかって、冒険に登場する人物、動物、モンスターを撮影し、森の島にあるニテン堂ギャラリーでフィギュアにしてもらうというもの。
[編集] 写し絵の箱DXを手に入れるまで
まず、タウラ島のとある場所で「写し絵の箱」を入手する。が、しかし、これではモノクロの写真しか取れず、ニテン堂に持って行っても、「作る気が起きない」といわれてしまう。そこで、タウラ島にいる写し絵師、ゲンゾーの下で一定の条件を満たし、「写し絵の箱DX」を完成させる必要がある。フィギュアは発注した次の日に完成する。
[編集] フィギュアの種類
フィギアはおおまかに3種類に分けられる。
- いつでも撮れるもの。ほとんどがこれに属する。
- 期限が決められているもの。ボスキャラなどに多い。例えば、ボスキャラのように、倒してしまうなど、ある一定の期限が過ぎると撮影できなくなるものがこれに分類される。
- 伝説の写し絵。ストーリーの進行上、自分では撮影できないものがこれに分類される。タウラ島にいるゲンゾーから50ルピーで譲ってもらう必要がある。セピア色だが、そのまま持っていって問題ない。
[編集] 2周目のプレイ
本作はクリア後にセーブすることにより、2周目をプレイすることが可能である。2周目では以下のような変更点がある。
- リンクが、普段着のまま冒険に出る。(正確には「正直者にしか見えない服」を着ている。)
- ヴァルーやデクの樹、ジャブーの会話が、ハイラル語からカタカナへと変換されている。
- 写し絵の箱DXを最初から所持している。
- ニテン堂が最初からオープンしており、フィギュアは1周目のものを引き継ぐ。1周目に撮り逃した写し絵を再度取得することも可能。
[編集] 特典
『ゼルダの伝説 風のタクト』の発売時、予約・購入特典として非売品ディスク『ゼルダの伝説 時のオカリナGC』が配布された。このディスクにはバージョンの異なる2つの『時のオカリナ』とその他のゲームキューブソフトの宣伝映像が収録されている。
詳細は「ゼルダの伝説 時のオカリナGC」を参照
日本では当初、数量限定の予約特典として発表され、予約すると同時に小売店で特典ディスクを引き渡すという方法が予定されていた。しかし数量の限られた特典を手に入れたいとする熱心なゼルダファンから問い合わせが殺到したり、店側が特典目当てに予約だけして本編を購入しない客が出るとして異議を出すなど混乱が発生した。これを受けて急遽、予約者全員に『風のタクト』のディスクと一緒に配布するという方法に改訂された。
北アメリカでは『風のタクト』の予約特典として、または「The Wind Waker GameCube pack(ゲームキューブプラチナカラー、風のタクト、特典ディスクのセット)」の購入特典として配布された。またヨーロッパでは『風のタクト』の初版分すべてに購入特典として同梱された。
- ゼルダの伝説 時のオカリナGC
- 1998年に発売されたNINTENDO64ソフト『ゼルダの伝説 時のオカリナ』の移植作品。ゲーム内容の記録時など読み込み処理のための一時的なゲームの途切れや、コントローラの操作ボタンの割り振り方など細部にわずかな違いがあるが、その内容はオリジナルの『時のオカリナ』をそのまま忠実に再現している。
- ゼルダの伝説 時のオカリナGC裏
- 『時のオカリナ』の高難易度版。この名称は、シリーズ初代である『ゼルダの伝説』で本編のクリア後に遊べる高難易度版を「裏ゼルダ」と呼んだことに倣ったもの。その内容は『時のオカリナ』のダンジョン部分を変化させたものである。ストーリーなどは同じであるが、ダンジョンは本来のものと全く異なる謎や仕掛けが用意されており、より難しく複雑になっている。
- 『時のオカリナ』の「裏ゼルダ」は元々64DD用に開発されていたものだった。本来は64DDの書き換え可能という特性を生かして、ユーザーが既存ダンジョン内の敵や仕掛けを自由に配置し、新しいダンジョンを作って遊ぶことができるという構想だったとされる。
[編集] 漫画
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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