スズカマンボ
スズカマンボ | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 鹿毛 |
生誕 | 2001年4月28日 |
死没 | 2015年2月20日(14歳没) |
父 | サンデーサイレンス |
母 | スプリングマンボ |
生国 | 日本(北海道静内町) |
生産者 | グランド牧場 |
馬主 | 永井啓弐 |
調教師 | 橋田満(栗東) |
競走成績 | |
生涯成績 | 19戦4勝 |
獲得賞金 | 2億9206万8000円 |
スズカマンボとは日本の競走馬、種牡馬である。おもな勝鞍は2005年の天皇賞(春)、2004年の朝日チャレンジカップ。近親にはダンスパートナー、ダンスインザダーク、ダンスインザムードなどがいる。
戦績
2歳
スズカマンボは2003年8月、札幌でデビューした。新馬戦は4着だったが、2戦目の未勝利戦で勝ち上がった。
3戦目の札幌2歳ステークスで重賞に初挑戦したが9着に敗れた。それでも、スズカマンボは続く萩ステークス(オープン特別)をレコードタイムで勝利し、暮れの2歳牡馬チャンピオン決定戦・朝日杯フューチュリティステークスに出走した。しかし、レースでは直線で失速し13着と大敗した。
3歳
2004年、スズカマンボの春初戦は年明けの京成杯だったが4着に敗れた。それでも、皐月賞トライアルの若葉ステークスで2着に入り、スズカマンボは皐月賞の優先出走権を得た。しかし、本番の皐月賞では終始後方のまま17着と大敗を喫した。
このままだと収得賞金が足りず日本ダービー出走が危うくなったスズカマンボは次走に京都新聞杯を選択。このレースで2着に入ったスズカマンボは収得賞金を増やし、ダービー出走に漕ぎ着けた。ダービー本番では単勝15番人気と低評価だったが、5着と健闘した。
休養後、スズカマンボの秋初戦は初の古馬相手となった朝日チャレンジカップ。1番人気に推されたこのレースで見事に勝利、重賞初制覇を遂げるとともに菊花賞へ向けて好スタートを切った。しかし、本番の菊花賞では後方待機から猛然と追い込んだが6着に敗れた。
菊花賞後、スズカマンボは鳴尾記念に出走。1番人気に推されたが2着に終わり、この年を終えている。
4 - 5歳
2005年、4歳になり古馬になったスズカマンボの初戦は天皇賞(春)の最終ステップレース・大阪-ハンブルクカップ(オープン特別)だったが、ビッグゴールドに逃げ切りを許し、3着に敗れた。
この敗戦で本番の天皇賞(春)ではスズカマンボは13番人気と低評価だった。だが、レースでは道中中団待機から直線で鋭く伸び、先頭で懸命に粘っていたビッグゴールドを豪快に差し切って優勝、GIを初制覇した。
GI馬になったスズカマンボだったが、秋になると一転して不調に陥り、天皇賞(秋)13着、ジャパンカップ9着、有馬記念10着と掲示板すら載れずに終わった。
2006年、5歳になったスズカマンボは天皇賞(春)連覇を目指して、初戦の大阪杯に出走。このレースで3着に入り、復活の狼煙をあげたかに見えたが、レース後に左後繋靭帯不全断裂を発症。競走能力喪失と診断されたため、引退した。
競走成績
- 2003年(5戦2勝)
- 萩ステークス
- 2004年(8戦1勝)
- 朝日チャレンジカップ、2着 - 京都新聞杯、鳴尾記念
- 2005年(5戦1勝)
- 天皇賞(春)
- 2006年(1戦0勝)
- 3着 - 大阪杯
種牡馬時代
引退後は、新ひだか町のアロースタッドで種牡馬として繋養され、2008年に初年度産駒が誕生した。2010年に産駒がデビューし、地方競馬ではホクトが6月1日門別競馬第7競走ルーキーチャレンジで、産駒初勝利を挙げた。中央競馬ではマルタカシクレノンが6月19日福島競馬第5競走2歳新馬で、産駒の初勝利をあげている。2013年にはメイショウマンボがフィリーズレビューを勝ち産駒のJRA重賞初制覇を飾ると、同馬が優駿牝馬(オークス)も制し、産駒のGI級競走初勝利となった。
2015年2月20日、心不全により死亡[1]。
主な産駒
強調表示はGI/JpnI競走、*は地方競馬の主催者別重賞
- 2008年産
- マンボビーン(のじぎく賞*、園田クイーンセレクション*、ル・プランタン賞*、兵庫サマークイーン賞*。GRANDAME-JAPAN2011 3歳シーズン優勝)
- 2009年産
- イッシンドウタイ(サンライズカップ*)
- サンビスタ(チャンピオンズカップ、JBCレディスクラシック、レディスプレリュード、ブリーダーズゴールドカップ、TCK女王盃[2]、マリーンカップ[3])
- スズカウインダー(園田クイーンセレクション*、クイーンカップ*、MRO金賞*)
- ユーロビート(東京記念*、マーキュリーカップ)
- 2010年産
- ピッチシフター(ライデンリーダー記念*、園田クイーンセレクション*、MRO金賞*、秋桜賞連覇*、東海桜花賞*、名港盃*)
- メイショウマンボ(優駿牝馬、秋華賞、エリザベス女王杯、フィリーズレビュー)
- サンバビーン(ノースクイーンカップ*、ビューチフルドリーマーカップ*)[4]
- ミナレット(ターコイズステークス<オープン特別>)
- 2011年産
- スタンドアウト(王冠賞*)
- 2012年産
- グッドギアー(あやめ賞*)
血統表
スズカマンボの血統サンデーサイレンス系(ヘイルトゥリーズン系) / (Northern Dancer 5×4=9.38%、Raise a Native 4×5=9.38%) | (血統表の出典) | |||
父 *サンデーサイレンス Sunday Silence 1986 青鹿毛 |
父の父 Halo1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to | |
Nothirdchance | ||||
Cosmah | Cosmic Bomb | |||
Almahmoud | ||||
父の母 Wishing Well1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | ||
Pretty Ways | ||||
Mountain Flower | Montparnasse | |||
Edelweiss | ||||
母 スプリングマンボ 1995 鹿毛 |
Kingmambo 1990 鹿毛 |
Mr.Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
Miesque | Nureyev | |||
Psadoble | ||||
母の母 *キーフライヤーKey Flyer 1986 鹿毛 |
Nijinsky II | Northern Dancer | ||
Flaming Page | ||||
Key Partner | Key to the Mint | |||
Native Partner F-No.7 |
母の母キーフライヤーはダンシングキイの全妹である。
半妹のスプリングサンダー(2007年生、父・クロフネ)は2011年の阪神牝馬ステークスで3着、2012年の阪急杯とCBC賞で2着の実績を挙げている。
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、JBISサーチ、Racing Post エラー:
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が未定義です。(参照1・参照2) - スズカマンボ - 競走馬のふるさと案内所
脚注
- ^ 天皇賞馬スズカマンボが心不全で急死 14歳サンケイスポーツ 2015年2月20日閲覧
- ^ TCK女王盃競走優勝馬南関東4競馬場公式 2015年2月2日閲覧
- ^ マリーンカップ競走優勝馬 - 南関東4競馬場公式 2015年4月16日閲覧
- ^ “サンバビーン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2015年9月5日閲覧。