アントキの猪木

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アントキの猪木
本名 小松原裕
生年月日 (1973-06-08) 1973年6月8日(50歳)
出身地 日本の旗 日本茨城県新治郡千代田村(後の千代田町、現・かすみがうら市
血液型 B型
身長 183cm
言語 日本語
方言 共通語
最終学歴 専門学校中央工学校建築科
芸風 コントものまね
事務所 マセキ芸能社
活動時期 2004年 -
現在の代表番組 燃える男 中畑清の1・2・3絶好調
配偶者 既婚
公式サイト オフィシャルサイト
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アントキの猪木(アントキのいのき、1973年6月8日 - )は日本お笑いタレント(ピン芸人)。本名、小松原 裕(こまつばら ゆたか)。

茨城県新治郡千代田村(後に千代田町を経て現在はかすみがうら市)出身。マセキ芸能社所属。

芸風

  • パンツ姿で肩にタオルを掛けて現れ、芸名通りアントニオ猪木の物真似を行う。「元気ですか!!元気ですよ!!」、「元気があれば、○○にもなれる」のフレーズから始める。○○の中身は「コンビニの店員」、「タクシードライバー」など職業であることが多い。そして、『アントニオ猪木が○○だったら』という内容のネタを始める。
  • 衣装であるパンツやガウンの後ろには「顎人(「海人(うみんちゅ)」になぞらえて「あごんちゅ」と読むと思われる)」と書かれており、タオルも自分のキャラクターが描かれたタオルを使う場合もある。
  • その他の持ちネタは「元気ですか!?」と掛けた「現金ですか!?」など。例えばとんねるず石橋貴明に「今日のギャラ振り込みですか?」と振られると「現金ですか!?」と応答し、問いかけに問いかけで答えてどうするんだと突っ込まれると「現金ですよ!」と微調整する。
  • 猪木本人同様に、ビンタを行う。
  • ネタの中にはゴミの分別や後部座席のシートベルト義務化等、メッセージ性があるものも多い。前述のタクシードライバーのネタでは、3点式シートベルトになぞらえ「1,2,3点式ダー」という。

人物

来歴

かすみがうら市立下稲吉東小学校[1]、かすみがうら市立下稲吉中学校[1]茨城県立土浦工業高等学校建築科卒業。専門学校中央工学校建築科卒業。中学・高校時代は野球部に所属。

中央工学校卒業後、当時の千代田町[2]に職員として採用され、町役場に勤務する。建築課・土木課を経て、23歳の時、福祉課に異動。二級建築士の資格を持ちながら福祉課へ配属されたことに本人は不満だったが、高齢者の話相手を続けるうちその仕事が楽しくなり、やがて敬老会、カラオケ大会などイベントの司会も務める。またこの時期「アントニオ猪木に似ている」と言われたことをきっかけに、司会などで余興ながらものまねを始めるようになった。しかし、上司や市民との喧嘩などが問題視され、主に草刈りなどが仕事の施設管理業務に異動となった後、28歳で退職した[2][3]

退職後3年半の間パチプロとして生活しており、他にも合コンのセッティングなど多くの職業を経験。その後、地元・茨城県内のショーパブでスタッフとしても働いていたが、ある時に物真似もやってみるように勧められ、本格的に物真似も始めるようになる。自身は当時、物真似に対して乗り気ではなく、渋々と始めた[4]

笑っていいとも!』の期間限定コーナー「身内自慢コンテスト」にて、猪木のそっくりさんとして出場し関係者の目に止まったことをきっかけとしてデビュー。以後、『笑いの金メダル』『爆笑レッドカーペット』などで活躍。また、そのかたわら2007年7月11日ハッスルハウスvol.26においてプロレスデビューも果たす。ニックネームは『燃える合コン』。

2007年、飲み会がきっかけで30代実業家と意気投合。1年半に及ぶ交際の末、結婚。自身のネタ「1、2、3ダァーッ!」に引っ掛け2009年123婚姻届を提出した[5]

2015年に、自らが代表を務める「偽ジャパン」(いつわりジャパン)という団体を設立した。他のスポーツ選手のモノマネを得意とするタレントを集め、スポーツを通じた青少年育成やボランティア活動を行う慈善団体として活動している。また、「偽ジャパン」として、茨城県境町の観光親善大使にも任命されている。2017年からはニッポン放送ショウアップナイター応援ユニット、有楽町ベンチーズ監督に就任。背番号は「123」[6]

2019年4月、同年からベースボール・チャレンジ・リーグのリーグ戦に参加する茨城アストロプラネッツの「球団公認選手兼PRアンバサダー」(登録選手外のスタッフ)として入団[7]。4月6日におこなわれたシーズン開幕戦(ひたちなか市民球場)ではマイクパフォーマンスを披露した[8]

出演

テレビ

ドラマ

映画

ミュージックビデオ

ゲーム

  • デキる男のモテライフ 昼のモテ講座編・夜のモテ実戦編(タカラトミー) 声の出演

CM

なおこのCM、翌2012年にアントニオ猪木本人に取って代わられている。

Web

脚注

  1. ^ a b いずれも卒業当時は千代田村立、なお千代田町が町制施行したのは1992年で自身が中学を卒業してからである
  2. ^ a b かすみがうら市の市制施行は2005年3月で、当時31歳なので自身の退職後のことである
  3. ^ 光文社FLASH』2007年12月4日号
  4. ^ 日経ムック『日経エンタテインメント! お笑いスペシャル』(2008年8月発行)より
  5. ^ なお同じくアントニオ猪木の物真似を行うアントニオ小猪木は自身が結婚した際123婚姻届を提出している
  6. ^ https://pbs.twimg.com/media/DAO2lPNV0AAW8FN.jpg
  7. ^ “アントキの猪木さん入団 茨城アストロプラネッツ 観客動員増に意欲”. 茨城新聞. (2019年4月4日). https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15542868755010 2019年4月7日閲覧。 
  8. ^ “ひたちなかでBCリーグ 茨城アストロプラネッツ 開幕戦に観客沸く”. 茨城新聞. (2019年4月6日). https://ibarakinews.jp/news/newsdetail.php?f_jun=15545467512754 2019年4月7日閲覧。 

外部リンク