阿部芙蓉美

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阿部芙蓉美
基本情報
出生 1983年2月20日(31歳)
出身地 日本の旗 北海道稚内市
ジャンル J-POP
職業 シンガーソングライター歌手
担当楽器 アコースティックギター
活動期間 2004年 -
レーベル HIP LAND MUSIC(2006年
3rd Stone Records(2007年
FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT2007年 - )
事務所 3rd Stone Records(2006年 - 2010年)
FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT(2010年 - )
共同作業者 谷本新
島田昌典
公式サイト http://www.abefuyumi.com/

サラ・マクラクランコールドプレイMr.Children

阿部芙蓉美(あべ ふゆみ、1983年2月20日[1] - )は、日本のシンガーソングライター歌手北海道稚内市出身[2]。身長170cm。

概要[編集]

略歴[編集]

2001年、単身上京し、音楽の専門学校へ入学[3]2003年に学校の講義で作曲家として活動する谷本新と出会い、デモテープの制作を開始する[4]

2004年8月東京都内のライブハウスやストリートライブで活動を開始。2005年4月新宿駅西口へストリートライブの場所を移し、アコースティックギター弾き語り演奏スタイルを始める。当時自主制作で販売していた6曲入CDは、11月末までに1,000枚を手売りで完売する。

2007年3月ミニアルバム『ミニアルバム』で3rd Stone RecordsからCDデビュー6月シングル「群青」でFOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENTよりメジャーデビュー

2008年、楽曲「開け放つ窓 〜piano version」がハウスメイト企業CMソングに起用され、注目を集める[5]3月に3枚目のシングル「開け放つ窓/なみだは乾かない」、4月に初のフルアルバム『ブルーズ』をそれぞれ発表。8月にはフジテレビ系音楽番組『僕らの音楽』の未公開総集編においてテレビ番組初出演し、「trip -うちへかえろ-」のスタジオライブを披露[6]

2009年、コンセプトミニアルバム『Birthday』を発表。2010年8月発表の5枚目のシングル「空に舞う」のPVでは、ウクライナのサンドアーティスト(砂絵画家)であるクセニア・シモノヴァとのコラボレーションにより、砂絵パフォーマンスを取り入れて制作された。

2011年、デビュー5年目を迎え、8月にメジャー2枚目のミニアルバム『町』を発表。

音楽性[編集]

幼い頃から身近に流れている音楽に触れたのが音楽に興味を持ったきっかけ[4]

サラ・マクラクランコールドプレイルーファス・ウェインライトなどを好きなアーティストとして挙げている[3]

ウィスパーボイス歌声が特徴。もともと声量が小さく腹式発声が苦手なため、谷本のアドバイスによって現在の歌い方を確立させた[4]楽曲は、全ての曲において自ら作詞を行っている。シンガーソングライターとして作曲も行っているが、谷本と共同での作曲もしくは谷本からの楽曲提供の場合が多い。また、2008年にはCMソングとして「moon river」で初めてカバー曲を発表した。「群青」や「trip -うちへかえろ-」など、楽曲によってはPVにおいて自らアコースティックギターを弾きながら歌うこともある。

音楽性について以下のような評価がある。映像作家の牧鉄馬は『黄桜』のCMソングのスキャットに阿部を起用して以降は自らがPVの監督を手掛けており、また広告クリエイター集団である「風とバラッド」に在籍するコピーライター箭内道彦やシングル「青春と路地」の制作にも携わった中村聖子らにも評価を得ている[7]。広告業界以外にも、作家石田衣良は阿部の歌声を「多くの人の心を結ぶ、細いけれど強くしなやかな懸け橋のよう」[8][出典無効][9]とコメントしており、アルバム『ブルーズ』発売時には女優永作博美も「美しいアルバム」[9]とコメントを寄せている。阿部自身が作品を愛読している漫画家ジョージ朝倉からは、ウェブサイトでの対談企画を通してアルバム『ブルーズ』の評価を受けた[10]。その他、スタイリストのソニア・パークからも支持を受け[要出典]、2009年には『GINZA』誌上にモデルとして抜擢され、掲載されている。

ディスコグラフィー[編集]

シングル[編集]

タイトル 発売日 規格品番
配信限定 あたためてやるよ[11] 2006年3月22日
1st 群青 2007年6月20日 FLCF-7136
2nd 青春と路地 2007年11月7日 FLCF-7141
3rd 開け放つ窓/なみだは乾かない 2008年3月5日 FLCF-7151
4th ワン ナイト トリップ EP 2008年9月10日 FLCF-4252
配信限定 私たちの望むものは 2009年4月28日
配信限定 tell me (you make me feel better) [japanese ver.] 2010年8月11日
5th 空に舞う 2010年8月25日 FLCF-4344
会場限定 世界[12] 2010年12月17日・12月18日[13]
配信限定 町 (ドラマバージョン) 2011年8月10日

アルバム[編集]

タイトル 発売日 規格品番
インディーズミニ ミニアルバム[11] 2007年3月7日 JHCA-1006
1stフル ブルーズ 2008年4月30日 FLCF-4232(期間限定生産盤)
FLCF-4233(通常盤)
1stミニ Birthday 2009年12月23日 FLCF-4314
2ndミニ 2011年8月24日 FLCF-4401
2ndフル 沈黙の恋人 2012年3月7日 JHCA-1008
3rdフル HOW TO LIVE 2013年4月3日 JHCA-1014

参加作品[編集]

  • 大友良英『大友良英サウンドトラックス Vol.0』(2010年6月12日)
  • 大友良英『『胡桃の部屋』大友良英サウンドトラックス Vol.1』(2011年8月20日)
    • 「町」「胡桃の部屋 A」「桃子のワルツ -ヴォーカル・バージョン-」「町 -アルタナティブ・バージョン-」収録

タイアップ[編集]

曲名 タイアップ
planetary 黄桜小林繁江川卓対談篇」CMソング
開け放つ窓 〜piano version ハウスメイト企業CMソング
moon river NEXCO中日本企業CMソング
journey (english version) うごく!プロジェクト『うごく!岐阜<生>』キャンペーンウェブサイト使用曲
trip -うちへかえろ- ヘキサゴン・ピクチャーズ配給フランス映画『ベティの小さな秘密』日本公開版イメージソング
TBS系『CDTV』2008年9月度エンディングテーマ
lullaby 興和『新キャベジンコーワS』CMソング
Birthday 花王アジエンス』「輝き続けるために」篇CMソング
その街のこども NHK総合阪神・淡路大震災15年特集ドラマ『その街のこども』主題歌
私たちの望むものは リトルモア配給映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』エンディングテーマ
空に舞う 北海道テレビ放送夢チカ18』2010年9月度エンディングテーマ
ABCテレビスタンダップ』2010年9月度エンディングテーマ
ABCテレビ『MUSIC FILE』2010年9月度エンディングテーマ
NHK総合ドラマ10向田邦子ドラマ・胡桃の部屋』エンディングテーマ

CM音楽[編集]

  • 黄桜「小林繁・江川卓対談篇」(2007年)
  • ハウスメイト(2008年)
  • NEXCO中日本(2008年 - )
  • 興和『新キャベジンコーワS』(2009年 - )
  • 花王『アジエンス』「輝き続けるために」篇(2009年)
  • 小田急電鉄小田急ロマンスカー』(2010年 - )
  • 佐川急便「ビジネスに染まる篇」[14](2010年 - )

出典・脚注[編集]

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  1. ^ 内本順一 (2010年5月24日). “阿部芙蓉美、KUMAMI、倉品翔@渋谷・BYG。|「怒るくらいなら泣いてやる」”. Ameba blog. 2010年8月15日閲覧。
  2. ^ タナカヒロシ (2008年4月30日). “阿部芙蓉美 インタビュー”. So-net Music. 2008年9月17日閲覧。
  3. ^ a b 阿部芙蓉美 - Amazon.co.jpメッセージ”. Amazon.com. 2013年1月3日閲覧。
  4. ^ a b c 平賀哲雄 (2008年4月30日). “hotexpress 阿部芙蓉美 インタビュー”. hot express music magazine. 2008年9月17日閲覧。
  5. ^ 〈ハウスメイト〉のCMソング“開け放つ窓”で注目を集める阿部芙蓉美が4月30日に『ブルーズ』をリリース”. oops (2008年3月17日). 2011年8月25日閲覧。
  6. ^ 阿部芙蓉美、『僕らの音楽』に破格の扱いで初出演”. BARKS (2008年8月8日). 2011年8月27日閲覧。
  7. ^ 阿部芙蓉美、各界の著名人をとりこに”. BARKS (2008年3月23日). 2008年9月17日閲覧。
  8. ^ excite MUSIC 音楽関連ニュース 直木賞作家から支持されるシンガーとは?”. excite MUSIC (2008年3月6日). 2008年9月17日閲覧。
  9. ^ a b アルバム『ブルーズ』CDパッケージ貼付シール記載コメント文より。
  10. ^ 森朋之 (2008年9月10日). “特別対談 阿部芙蓉美×ジョージ朝倉 "ワン・ナイト・トリップ" トーク”. CDJournal. 2011年8月27日閲覧。
  11. ^ a b インディーズ活動時代による発表作品。
  12. ^ ワンマンライブ『阿部芙蓉美ワンマンライブ2010』東京・仙台両公演物販限定。楽曲は後にミニアルバム『町』(2011年)に収録。
  13. ^ ★2010年ワンマンライブ 東京〜仙台 乾杯!”. FOR LIFE MUSIC ENTERTAINMENT (2010年12月20日). 2011年8月25日閲覧。
  14. ^ 永野亮(APOGEE)とのコラボレーションによる。

外部リンク[編集]