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2020年2月14日 (金) 22:43時点における版

大田市駅
駅舎(2010年12月23日)
おおだし
Ōdashi
久手 (3.5 km)
(3.0 km) 静間
地図
所在地 島根県大田市大田町大田665-2
北緯35度12分3.26秒 東経132度29分58.58秒 / 北緯35.2009056度 東経132.4996056度 / 35.2009056; 132.4996056 (大田市駅)
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 D 山陰本線
キロ程 417.2 km(京都起点)
電報略号 オオ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
512人/日(降車客含まず)
-2017年-
開業年月日 1915年大正4年)7月11日[1][2]
備考 直営駅
みどりの窓口
* 1971年に石見大田駅から改称
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大田市駅の位置
大田市駅の位置
大田市駅の
位置
大田市駅の位置
駅前ロータリー周辺
駅構内にある跨線橋の鋳鉄製門柱は日本最古のもの
側面には「I.G.R. MAKERS KOBE 1890」の刻印がある
駅構内の様子(2010年9月)
『世界遺産 石見銀山』と書かれた看板(2010年9月)

大田市駅(おおだしえき)は、島根県大田市大田町大田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線である。快速列車・特急列車は全てこの駅で停車する。事務管コードは▲640748[3]

歴史

駅構造

島根県の中央部、世界遺産で有名な石見銀山と大山隠岐国立公園三瓶山への最寄り駅。島式ホーム1本(2・3番のりば)と改札口に直結した単式ホーム1本(1番のりば)の2面3線からなる構造となっており、列車交換や待避・折り返しが可能な地上駅でもある。互いのホームは跨線橋で連絡しており、浜田鉄道部管理の直営駅であるが、窓口閉鎖時間帯のワンマン列車における運賃精算方法は無人駅に準じる。

跨線橋鋳鉄製門柱は1890年明治23年)に建てられたもので、鋳鉄製門柱としては日本最古のものであり跨線橋の上りホーム側に説明板が取り付けられている。

夜間には3番線に1本列車が留置されている。

かつては駅弁も発売されており、駅前にあった駅弁業者の長屋精陽軒が調整した駅弁が発売されていた。大田市の郷土料理の「箱寿司」が好評であったが、調整元の廃業に伴い既に発売を終了している。

のりば

のりば 路線 方向 行先 備考
1 D 山陰本線 下り 浜田益田方面 一部3番のりば
2・3 上り 出雲市松江方面

1番のりばが下り本線、2番のりばが上り本線である。上下副本線である3番のりばは、特急の待ち合わせおよび、出雲市駅 - 当駅間の区間列車の折り返しおよび終電留置に使われている。

駅構内の施設

利用状況

開業当日の乗降客人員716人であった[1]

2017年(平成29年)度の1日平均乗車人員512人である。2004年度は657人、1994年度は883人、1984年度は1,093人だった。

近年の1日平均乗車人員は以下の通り。

乗車人員推移
年度 1日平均人数
1970 1,748[4]
1999 776
2000 753
2001 688
2002 681
2003 650
2004 657
2005 650
2006 653
2007 659
2008 675
2009 638
2010 608
2011 592
2012 572
2013 594
2014 552
2015 524
2016 536
2017 512

駅周辺

大田市の代表駅で、市街地の北端に位置する。

バス路線

大田市駅には石見交通のバスが発着する停留所(停留所名「大田市駅」)がある。

  • 石見銀山号(イワミツアーと共同運行) 大森代官所跡・世界遺産センター・広島バスセンター経由 広島駅新幹線口行
  • 大森・大家線 大森代官所跡経由 世界遺産センター・横谷口・大家回転場・川上行
  • 川本線 大森代官所跡経由 石見川本駅
  • 粕渕線 粕渕駅・酒谷行
  • 三瓶線 三瓶温泉経由 下の町・青少年交流の家行
  • 大田市内・和江線

なお、「大田市駅」バス停に停車するバスは以上であるが石見交通大田営業所・大田バスセンターが大田市駅の向かいにあり以上の路線のほか大田営業所管内のほとんどのバスは大田バスセンターが始発・終着点となっている。

隣の駅

※特急「スーパーおき」「スーパーまつかぜ」・快速「アクアライナー」(以上はいずれも全列車停車)の隣の停車駅については各列車記事を参照のこと。

西日本旅客鉄道
D 山陰本線
久手駅 - 大田市駅 - 静間駅

関連項目

外部リンク

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k 大田市三十年誌, 大田市大田市教育委員会, (1983-06), pp. 311 
  2. ^ a b c “山陰線3駅が開業100周年”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 4. (2015年7月16日) 
  3. ^ 日本国有鉄道旅客局(1984)『鉄道・航路旅客運賃・料金算出表 昭和59年4月20日現行』。
  4. ^ 島根県統計年鑑(昭和45年版) 161.鉄道旅客および貨物輸送状況(駅別)昭和45年度、島根県発行
  5. ^ 大田市三十年誌, 大田市大田市教育委員会, (1983-06), pp. 312