掃海母艦

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掃海母艦(そうかいぼかん)は、掃海作戦時に海域の安全を図るため、掃海用航空機や掃海艇の母艦として、燃料や物資の補給などを行うと共に、それらの司令塔としての機能を果たす艦船。武装が付いたものは、掃海部隊を防護対象とした防空・直衛も行う。

日本[編集]

日本では海上自衛隊うらが型を運用している。時に国内外への災害派遣にも活用され、その際は救援物資の輸送や被災者への支援などを担う。

東日本大震災では被災者支援の為に、「ぶんご」が大量の物資を輸送した。現地では被災者の入浴支援などを行った。この他にも行方不明者捜索のために尽力した。

参考文献[編集]

  • 「うらが」型掃海母艦の建造」『海上自衛隊五十年史』海上自衛隊 50年史編さん委員会、防衛庁海上幕僚監部、2003年。
  • 「海上自衛隊全艦艇史」『世界の艦船』第630号、海人社、2004年8月、 1-261頁、 NAID 40006330308。

関連項目[編集]