ミサイル追跡艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
T-AGM-22 レンジ・センチネル
オブザヴェーション・アイランド T-AGM-23

ミサイル追跡艦(ミサイルついせきかん)とは、大型レーダーを搭載し、弾道ミサイル発射やロケット打ち上げの追跡・監視を行う艦船のこと。ミサイル実験支援艦ミサイル観測艦とも呼ばれる。

敵国の弾道ミサイルの性能を調査するにあたっては、ミサイルやロケットの軌道をできる限り正確に測定する必要がある。それには、大型レーダーを艦船に搭載し、その射場または着弾地付近において、レーダー観測を行うことが有効手段の一つである。

ミサイル追跡艦一覧[編集]

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

アメリカ軍においては、自国および敵国のミサイルの性能を調査するために、ミサイル追跡艦の運用を行っている。自国のミサイル・ロケットの観測のために、アメリカ海軍のみならず、陸軍空軍においてもこの種の船舶を保有していた時期があった。

2013年時点においては、アメリカ海軍は2隻のミサイル追跡艦を運用しており、これらは北朝鮮の弾道ミサイル実験に対する観測可能性に備えて、朝鮮半島近海を遊弋していることがある。

ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦/ロシアの旗 ロシア

フランスの旗 フランス

中華人民共和国の旗 中国

中国におけるミサイル追跡艦は、宇宙開発における衛星追跡の任務を併せて行っている。