マスロック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マス・ロックから転送)
マスロック
様式的起源 インディー・ロック, ポスト・ハードコア, ポストパンク, ノイズロック, ミニマル・ミュージック, プログレッシブ・ロック, アート・ロック, フリー・ジャズ
文化的起源 1980年代後半
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
日本の旗 日本
使用楽器 ボーカル, ギター, ベース, ドラムス
融合ジャンル
マスコア
関連項目
ポストロック - ミニマル・ミュージック - インストゥルメンタル
テンプレートを表示

マスロック (Math rock) は、ロックの一種。キング・クリムゾンスティーヴ・ライヒらの影響を受けた複雑で変則的なリズムギターを中心とした鋭角的なメロディ不協和音などが特徴である。

概要[編集]

その独特のリズムを持った音楽性のためか、通常のロックバンドよりドラムの音が際立つ傾向にある。多くのバンドは、ギターをクリーントーンで演奏する場合が多いが、ディストーションが使用される場合もある。マスロックに分類されるバンドの楽曲の多くは歌よりもインストパートを重視し、ボーカルエフェクト同様の扱いをするバンドも多く見られる。ガスター・デル・ソル[1]やトータスなどが代表的なバンドである。

日本では1980年代からルインズボアダムスあぶらだこZENI GEVADOOMといったバンドが活動しており、これらのバンドはLITEZAZEN BOYSをはじめとした以降の日本のマスロックに大きな影響を及ぼしている。

主なマスロック・バンド[編集]

海外[編集]

日本[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]