マッドチェスター

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マッドチェスター (Madchester) とは、音楽のジャンルのひとつ。イギリスの都市の名前であるマンチェスターManchester)と「狂った」という意味のマッド(Mad)を合わせて作られた造語。1980年代後半から1990年前後にかけてマンチェスターを中心に起こったムーブメントに由来する。マンチェスター・サウンドとも呼ばれ、ダンサブルなビートとドラッグ文化を反映したサイケデリックなサウンドが特徴とされるロックのスタイルを指す。

解説[編集]

当時のダンス音楽のレイブ文化とエクスタシー(MDMA)などの多幸感をもたらすドラッグの流行とあいまって、それまでのイギリスにはなかったオープンで享楽主義的な音楽とオーディエンスが大量に発生した。レイブ同様に共同体意識のもと、アーティストと観衆の上下関係や垣根を取り払うことを目指し、「これからは(ステージの上のバンドではなく)オーディエンスの時代だ」とも言われた。セカンド・サマー・オブ・ラブと呼ばれるムーヴメントの影響を受けており、ハウスを中心としたダンス・ミュージックの発展とも大きく関わっている。音楽的には伝統的なロックのフォーマットを取りながらも、ハウス音楽的な4つ打ちのビートを導入し、それまでのリスナーにとっての受身のロック音楽と異なり「オーディエンスが踊れるかどうか」をという機能性を重視した。この系統の有名なレーベルとして、ファクトリー・レコードなどがある。

ストーン・ローゼズの2ndアルバムの大幅な方向転換や他のムーヴメントの台頭などにより存在は薄れ、当時低迷していたUKシーンをメディアが誇張し持ち上げたという印象をリスナーに与えてしまい、短命に終わったムーヴメントではあったものの、現在UKシーンで大御所として活躍するバンドオアシスブラーレディオヘッドなどは ちょうど世代的にこのムーヴメントをくぐりぬけてきたミュージシャンが多く、後継のバンドに絶大な影響を与えたとも言われる。

代表的なミュージシャン[編集]

関連項目[編集]

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