テレタビーズ

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テレタビーズ
ジャンル 子供番組
放送時間 (25分)
放送期間 1997年3月31日 - 2001年1月5日(オリジナル)
放送国 イギリスの旗 イギリス
制作局 Ragdoll Productions
BBC
製作総指揮 Anne Wood
Andrew Davenport
プロデューサー David G Hiller
Vic Finch
出演者 Dave Thompson
 (初代 Tinky-Winky)
Mark Heenehan
 (2代目 Tinky-Winky)
Simon Shelton
 (3代目 Tinky-Winky)
John Simmit(Dipsy)
Nikky Smedley(Laa-Laa)
Pui Fan Lee(Po)
音声 Tim Whitnall
Toyah Willcox
Eric Sykes
オープニング 『Teletubbies Say Eh-Oh!』(『"エッオー!"〜テレタビーズとあ・そ・ぼ〜』)
エンディング 同上

特記事項:
・総制作本数:365話(日本放送本数:156話)
・第24回 日本賞受賞
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テレタビーズ』 (Teletubbies) は、イギリスBBC1997年3月31日から放送され、120カ国以上の国で視聴されている幼児向けテレビ番組である。番組名の由来は、キャラクターの特徴の1つとなっているお腹のテレビ(television)と、ずんぐりした体型(tubby)の合成語である。

概要[編集]

4人のキャラクター、ティンキーウィンキー、ディプシー、ラーラ、ポーが、テレタビーランドという世界で、様々な遊びやダンスなどを繰り広げる物語。それぞれのキャラクターは背の高さや肌の色が異なり、人種の差を表現している。

制作は(英)ラグドール社クリエイティブ・ディレクターのアン・ウッドとアンドリュー・デボンポート。BBC放送局より「今ある子供向け番組よりも、さらに低い年齢層向けの子供番組を」と依頼を受けテレタビーズを制作する。

製作予算は800万ポンド(1ポンド150円換算で約12億円)が組まれ、1995年~2001年にかけて全365話が制作された。撮影地はラグドール本社の所在地であるイギリスミッドランド地方のストラトフォード・アポン・エイヴォン郊外で、農場の一角にテレタビーランドの屋外セットが作られ、屋内シーン、屋外シーン共にそこで撮影が行われた。尚、番組の設定でテレタビーズのキャラクターはテレタビーランドにだけ存在するとされていたため、いかなる公式イベントにも実物のキャラクターが現れることは無く、またこの撮影地の所在も極秘にされた。全365話の撮影が終了すると撮影地は農場に返された。

番組[編集]

テレタビーズは番組を通じて自然に身につく教えや、押しつけがましくない教育を目指して作られている。このため子供たちが自然に番組に引きつけられるよう要所に工夫がされている。例えばナレーションとキャラクターとの会話で、言葉と言葉の間隔を十分にあけることで、ナレーションの問いかけに対して、キャラクターよりも視聴している子供たちに先に答えさせようと仕掛けていることや、キャラクターの話す言葉や発音をたどたどしくすることで、同世代の友達と遊んでいるような感覚を演出し緊張感を無くしている。

また、テレタビーズはファンタジーな世界の物語だが、見ている子供たちに「テレタビーズは本当にいるんだ」という現実感を持たせるよう、番組中に実世界の子供たちの生活などをテーマにしたショートフィルムを流して、現実とのつながりを表現している。尚、このショートフィルムはテレタビーランドの丘にある魔法の風車が回ると、キャラクターの頭部のアンテナが映像を受信してお腹のテレビ画面で映し出す仕組みだが、この時全く同じ映像が2回繰り返して流されるため、制作の手抜きに思われている節がある。しかし実はこれも番組の工夫の1つで、同じ内容の映像を繰り返すことにより、子供たちに次に起こることの予測がしやすいよう仕掛け、予測力を養っているのである。この他にも、同じ動物が2頭並んでやってきたり、同じ船が3艘並んでやってきたりと、ところどころに数の概念が盛り込まれており、数えることを養う工夫もされている。

このような内容から、番組は乳幼児の視聴者層を狙ったものだったが、平和なテレタビーランドでキャラクターたちが愛嬌を振りまくその姿が癒しの効果を生み、乳幼児のみならず世界の大人たちの心をも捉えることになった。1997年には、「テレタビーズ〜あめあめふれふれ〜」のストーリーで、第24回 日本賞NHK1965年より開催されている教育番組国際コンクール)を受賞している。他にも主題歌の『Teletubbies Say Eh-Oh!』(邦題:『"エッオー!"〜テレタビーズとあ・そ・ぼ〜』)のCDは、1997年12月にイギリスでは国民的スター、ロビー・ウィリアムズの『Angels』を抑えて全英シングルチャート1位、累計売上130万枚を記録している。日本でもフジテレビの深夜に放送されていた音楽番組BEAT UK』で1997年最後のシングルチャートNo.1を獲得した。

反面、本国イギリスではティンキーウィンキーのキャラクター性について、紫色・頭の三角マーク・女性らしい赤いハンドバッグという特徴がドラァグ・クイーンを彷彿とさせ、乳幼児向け番組には相応しくないと騒動があった。しかし逆にこの騒動でアメリカの男性同性愛者にテレタビーズが人気となり、ティンキーウィンキーのグッズ売り上げが伸びるという皮肉な結果にもなった。

10周年記念[編集]

2007年3月に放送開始10周年を迎え世界各地で記念イベントが行われた。この時イギリスで行われたプレス向けのキックオフイベントで、制作者のアン・ウッドとアンドリュー・デボンポートよりテレタビーズの4人にテレタビーランド製のパスポートが発行された。このことでテレタビーズはテレタビーランドの外に出ても良いという設定に変わり、実物のテレタビーズがイベントに参加出来るようになる。

一般向けの10周年記念イベントでは主にニューヨークで大きなものが行われた。この時初めてテレタビーズが一般に姿を見せ、ニュース番組への生出演や、ニューヨークの街を歩くパフォーマンスを行った。期間限定でグッズなどを販売するショップもオープンし、ニューヨーク市長は2007年3月29日を「テレタビーズデー」と制定した。また、イギリスで行われているCbeebies Live!(BBC放送のキャラクターショー)にも10周年を境にテレタビーズが出演するようになる。2009年9月~10月には新しい世代へのアピールと称し、DVDやグッズの発売と共にイギリス各地のショッピングセンターで、テレタビーズの生出演する無料のライブイベントが行われた。

テレタビーズがイベントで訪れた国と場所[編集]

イギリスロンドン
シティ・ホールビッグ・ベンロンドン・アイ
アメリカニューヨーク
グランド・セントラル駅タイムズスクエア自由の女神アポロ・シアター
オランダアムステルダム
ダム広場、NH グランド ホテル クラスナポルスキー
フランスパリ
エッフェル塔凱旋門シャンゼリゼ通りコンコルド広場
シンガポール(シンガポール)
ラッフルズ・ホテル

キャラクターと設定[編集]

テレタビーズ[編集]

ティンキーウィンキー (Tinky Winky)
色のテレタビーズ。逆三角型のアンテナ。男の子。1番背が高い。赤いハンドバッグがお気に入り。
ディプシー (Dipsy)
色のテレタビーズ。真っ直ぐのアンテナ。男の子。2番目に背が高い。地に黒い斑模様の帽子がお気に入り。
ラーラ (Laa-Laa)
黄色のテレタビーズ。1回渦を巻いているアンテナ。女の子。2番目に背が低い。オレンジのボールがお気に入り。
ポー (Po)
色のテレタビーズ。丸型のアンテナ。女の子。最も背が低い。ピンクのスクーターがお気に入り。

その他のキャラクター[編集]

ヌーヌー (Noo-noo)
色の掃除ロボット。テレタビーズの住むドーム内で活動する。
ベビーサン (Baby Sun)
赤ちゃんの顔をした太陽。番組の始まりで登り、終わりに沈むが、テレタビーランドに夜という設定は無い。

テレタビーランドの設備[編集]

タビースライド (Tubby Slide)
スーパードームの上には入口があってテレタビーズがそこから入ってくる時はこのすべり台で降りてくる。
タビーマジックウィンドミル(Tubby Magic Windmill)
テレタビーランドの丘に立つ風車。風車が回ると色々な不思議なことが起こる。
タビーボイストランペット(Tubby Voice Trumpets)
テレタビーランド、またはタビートロニックスーパードームの地下に格納されているスピーカー。生えるように地上に現れる。オープニングコール、エンディングコール、音楽などが流れる。
タビートーストマシン(Tubby Toast Machine)
テレタビーズの主食であるタビートーストを製造する機械。本体横の赤いボタンを押すことで起動。
タビーカスタードマシン(Tubby Custard Machine)
テレタビーズのおやつであるタビーカスタードを製造する機械。本体上部の緑色のスイッチで起動。
タビーコントロールパネル(Tubby Control Panel)
タビートロニックスーパードーム内の中心部にあるハイテク機器群のこと。テレタビーズが体を洗う時に使うタビースポンジもここに格納されている。
タビーテーブル(Tubby Table)
主に食事の時に使うテーブルで4脚の椅子も一緒になっている。椅子はテレタビーズが座ると音がするが、椅子が鳴っているのではなくテレタビーズのオシリから出ている音である。
タビーベッド(Tubby Beds)
テレタビーズのベッド。それぞれのキャラクター用にサイズの異なったものが4台設置されている。

放送[編集]

日本では地上波テレビ東京1999年4月から2000年9月と2001年1月から2001年3月)および系列局などが放映。
※系列局によっては放送時間が異なった。たとえばテレビ大阪では1999年4月〜2000年9月には土曜日8:30 - 9:00に放送、2001年1月〜2001年3月は放送そのものがされなかった。
衛星放送ではBSジャパンキッズステーション(第156話まで)が放映した。

放送局[編集]

放送地域 放送局 放送日付 放送時間 系列 遅れ
関東広域圏 テレビ東京(TX) 1999年4月5日 - 2000年9月(第1期)
2001年1月 - 9月(第2期)
月曜~火曜 朝8時00分 - 朝8時30分
月曜~水曜 朝8時00分 - 朝8時30分
テレビ東京系列 同時ネット
大阪府 テレビ大阪(TVO) 1999年4月10日 - 2000年9月(第1期のみ) 土曜 朝8時30分 - 朝9時00分 不明
北海道 テレビ北海道(TVH) 金曜 朝8時00分 - 朝8時30分
愛知県 テレビ愛知(TVA) 金曜 朝8時00分 - 朝8時30分
岡山県 テレビせとうち(TSC) 月曜 朝8時05分 - 朝9時05分
福岡県 TVQ九州放送 水曜 朝8時00分 - 朝8時30分

日本語版の情報[編集]

脚本・演出[編集]

声優[編集]

マウスプロモーション所属の声優の出演が多い。

各国のサイト(外部リンク)[編集]

テレビ東京 月 - 火曜日8:00 - 8:30枠
前番組 番組名 次番組
テレタビーズ(第1話 - 第156話)
(1999年4月5日 - 2000年9月26日)
モーニングテレショップ
(2000年10月2日 - 12月26日)
※8:00 - 8:55
テレビ東京 月 - 水曜日8:00 - 8:30枠
モーニングテレショップ
(2000年10月2日 - 12月27日)
※8:00 - 8:55
テレタビーズ(第157話 - 第192話)
(2001年1月8日 - 3月28日)
モーニングテレショップ
※8:00 - 8:55