ジェイコブ・リース

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Jacob Riis 2.jpg

ジェイコブ・リース(Jacob Riis 1849年5月3日-1914年5月26日)は、デンマーク生まれのアメリカジャーナリスト写真家

来歴[編集]

1870年移民としてアメリカにやってきた。移住直後は、雑多な職業を経ながら文字通り喰いつなぐ。この期間が、彼のジャーナリストの方向性を決めることとなった。

1873年職業訓練校の紹介でニューヨーク・トリビューン紙の記者となる。新米のリースに割り当てられた仕事は、ニューヨークの一大スラム街になっていたロワー・イースト・サイド地区の警察番であり、必然的にスラム住民の生活ぶりを追うようになった。取材は、イブニング・サンThe Evening Sun)に籍を移しながらも続き、当時、流行し始めたフラッシュを使用したカメラ(当時は、ネガガラス板時代である)で写真を写し、スラム街の姿を報道するようになると知名度が高まった。1890年には、写真集を出版しスラム街の劣悪な環境と、そこに住まざるを得ない移民の姿をまとめている。

彼の写真は20世紀中頃に発掘され、歴史の貴重な記録として、また、彼自身は草創期のフォトジャーナリストとして再評価を受けている。