ザ・ホワイト・ストライプス

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ザ・ホワイト・ストライプス
Jack & Meg, On The Bus.jpg
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ミシガン州
デトロイト
ジャンル ガレージロック
ブルースロック
オルタナティブ
インディー・ロック
パンクロック
活動期間 1997年 – 2011年
レーベル Universal Records
Sympathy for the Record Industry
V2レコード
Third Man Records
XLレコーディングス
ワーナー・ブラザーズ
共同作業者 ザ・ラカンターズ
The Upholsterers
ザ・ゴー
公式サイト whitestripes.com
メンバー
ジャック・ホワイト
メグ・ホワイト

ザ・ホワイト・ストライプスThe White Stripes)は、アメリカロック/ブルース・デュオ/バンド。アメリカ合衆国デトロイト出身。1997年にデビュー。ストロークスと共に、ガレージロック・リバイバルのバンドとして有名である。 2011年解散までにリリースしたアルバム"Elephant", "Get Behind Me Satan", "Icky Thump"の3作は全てグラミー賞を受賞しており、2000年代のロックを語る上で最も重要なグループの一つ。特にギタリストのジャック・ホワイトによる、ロックの初期衝動を彷彿させる激しいギタープレイは近年の他のギタリストとは一線を画すと評されている。

ジャック・ホワイトはローリングストーン誌の「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に於いて17位を獲得、また、同バンド代表曲「Seven Nation Army」は「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング100」に於いて21位を獲得している。ランキング上位のほぼ全てがロック黄金期又はそれ以前(1930~1970年代)のアーティスト・曲が連ねる中、近年のアーティストとして唯一選出された。

バンドのイメージカラーは赤・白・黒の3色であるが、これはメグ・ホワイトの好きなペパーミント・キャンディからインスピレーションを受けたもので(バンド名もこれから名づけられた)、ジャックによれば「ナチからコカ・コーラまで通じる、最も強力な色の組み合わせ」であり、アルバムのジャケットやメンバーの衣装でもこれらの色が使用されている。

2011年2月2日にHP上にて解散を発表した。解散理由は、音楽性の違い・体調不良又はバンドを続けたくないからではなく、"今まで築き上げてきた自分たちの音楽・アートを最高の形で残したいため"としている。


目次

[編集] メンバー

[編集] 経歴

1997年、デトロイトにて姉弟デュオとしてデビュー。インディー・ロックシーンにてスリーター・キニーなどと行動を共にする。

1999年、インディースで1stアルバム『The White Stripes』をリリース。

2000年、インディーズ2ndアルバム『De Stijl』をリリース。

2001年、メジャーに移籍し3rdアルバム『White Blood Cells』をリリース。まずイギリスで人気が広がり、やがてアメリカでもガレージロック・リバイバルの旗手として名を馳せる。レゴブロックを用いた「フェル・イン・ラブ・ウィズ・ア・ガール」(Fell in Love with a Girl)のプロモーションビデオも話題となった。2002年フジ・ロック・フェスティバル出演のため来日。

2003年、4thアルバム『Elephant』をリリース。初の単独来日公演を行う。ジャック・ホワイトは同年の「Rolling Stone」誌で"The 100 Greatest Guitarists of All Time"の17位に選出される。

2004年Seven Nation Armyグラミー賞ベスト・ロック・ソング賞(この曲は、サッカーW杯2006年ドイツ大会にて、優勝したイタリアチームが決勝戦終了後に合唱したことでも有名)、『Elephant』でベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞を受賞するなど、21世紀の初頭における最重要バンドの一つとしての地位を確固たるものとした。同年には再びフジ・ロック・フェスティバル出演のため来日している。

2005年6月、イギリスのグラストンベリー・フェスティバルGlastonbury Festival)にヘッドライナーとして出演する。7月、5thアルバム『Get Behind Me Satan』をリリース。

2006年に『Get Behind Me Satan』で再びグラミー賞ベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞受賞。同年1月に2度目の単独来日公演を行った。

2007年3月、ホームページにて6thアルバム『Icky Thump』を発表。リリースは6月27日。

2008年2月、『Icky Thump』で自身3度目のグラミー賞ベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞を受賞。

2010年3月、ドキュメンタリーフィルム『Under Great White Northern Lights』を発表。カナダ各地でのライブ(路線バス内・船上・ボウリング場・老人ホーム等でのライブ)を収めた映画。同フィルムに収録されている「1音だけのライブ(One Note Show)」はロック史上最も短いライブ(1秒弱)とされている。

2011年2月2日、HP上で、正式に解散すること、これ以上の新しいレコーディングやライヴ・パフォーマンスを行わないことを発表。

[編集] 音楽性

ジャック&メグ・ホワイト

ブルースカントリー・ミュージックハード・ロックをベースにしたガレージロック。ギターとドラムだけというロックバンドとして最小と言える構成だが、その乏しさを全く感じさせない60年代~70年代のロックの初期衝動を彷彿させる激しいロックを奏でる。ギターのジャック・ホワイトはアナログに対する徹底的な拘りを持っており、レコーディング機材や楽器は殆ど70年代以前のアナログ製品を用いている。またライブでは、サポートミュージシャンや打ち込みは用いず、会場の大小に関係なくすべてジャックとメグの2人だけで演奏している。

ライブではセットリストを一切用意しておらず、曲目はライブの演奏中にジャックとメグが言葉を交わさずに意思疎通を行いながら、ジャックを主体として演奏される。これは、一つ一つのライブで常に新しい事象と創造を生み出したいというジャックの希望によるものである。

音の柱は、原則的にボーカル・ギター・ドラムの3種で構成されている。ジャックはギター以外にオルガン、アナログシンセサイザー、ピアノやマリンバなどを演奏するマルチプレーヤーであり(元々はドラマー)、『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』ではロックに留まらない懐の深い音楽性を伺わせる。またライブでは、ギター・アナログシンセ・ボーカルの3要素を同時に演奏する事ができる技術を持つ。映画「コールド マウンテン」では、ミュージシャン役の出演者としてマンドリンの弾き語りを披露している。対照的にメグのドラミングスタイルは非常にシンプルなもので、そのために彼女のドラマーとしての能力は、映画『スクール・オブ・ロック』でもネタにされている。

レコーディングに時間をかけないことでも有名であり、アルバム『Elephant』『Get Behind Me Satan』『Icky Thump』ではレコーディングに約2週間しかかけていない。

同じガレージロック・リバイバルの旗手であるストロークスと並び称されることが多いが、ストロークスの都会的で洗練された演奏、曲調に対して、ストライプスはいい意味で泥臭い、芯の太い演奏、曲調を得意とする。そういったプレイスタイルもあってか、欧米では非常に高い評価を受けているにも関わらず、日本における知名度はストロークスのそれよりも一歩劣る。

ジャックがリスペクトしているアーティストとして、ボブ・ディラン(デトロイトでの公演にジャックが出演したことがあり、メグも非常に熱心なファンである)やロバート・ジョンソン、ブルース歌手のサン・ハウスが挙げられることが多い。また、ジャックは最近、同じデトロイト出身のアリス・クーパーに影響を受けた扮装をしている。彼は、地元デトロイトのミュージシャンが音楽的土壌を作ってくれたのを感謝しており、特にイギー・ポップのファンで、ストゥージズのアルバム『ファンハウス』を「今までに作られた最高のロック・アルバム」と言っている。特に、サン・ハウスを敬愛しており、ジャックのボーカルスタイルは彼の影響によるところが大きい。

ジミー・ペイジはインタビューで、興味のある若手バンドとしてホワイト・ストライプスを挙げており、ジャックを近年のギタリストの中ではNo.1の存在である、と語っている。ジェフ・ベックもジャックをギタープレイヤーとして高く評価している。

[編集] バンド外での活動

2人で

ジャック・ホワイト

  • 俳優として映画『コールド マウンテン』に出演。歌手としての彼を知らない人にも強い印象を与える。また、同映画のサウンドトラックに曲を提供している。また、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のパロディー映画『Walk Hard』(2007年公開)ではエルヴィス・プレスリー役を演じている。
  • カントリー・ミュージックの大御所の1人であるロレッタ・リンが2004年にリリースしたアルバム『Van Lear Rose』をプロデュースし、デュエット曲「Portland, Oregon」にはボーカルとしても参加。アルバムは2005年のグラミー賞でベスト・カントリー・ミュージック・アルバム賞、「Portland, Oregon」はベスト・カントリー・ボーカル・コラボレーション賞を受賞した。
  • ベックとは友人であり、2005年のアルバム『グエロ』にはベースで参加している。また、ベックはストライプスの「ザ・ハーデスト・ボタン・トゥ・ボタン」(The Hardest Button to Button)のプロモーションビデオに出演している。
  • 2005年にブレンダン・ベンソンらと結成したバンドであるラカンターズではギター、ボーカル、シンセサイザーを担当。デトロイト時代の親友と演奏できるのが大変嬉しいらしい。ブラーデーモン・アルバーンが参加しているゴリラズのように、ストライプスとは完全に別のプロジェクトである。

メグ・ホワイト

[編集] ジャックとメグの関係

ジャック・ホワイトとメグ・ホワイトは公式には姉弟ということになっているが、インターネット上に2人の婚姻届・離婚届(1996年9月21日 - 2000年3月24日)が流出し、実際は元夫婦であると指摘された。ジャック自身、2人は元夫婦であったことを認めており、自身を姉弟と設定した経緯もインタビューで語っている。しかし、ライブやインタビュー等でホワイト・ストライプスとして活動する際は、あくまで姉弟として振舞っている。

ジャックはブラジルで2005年6月1日にモデルのカレン・エルソンと結婚しており、2006年に娘が生まれている。エルソンはストライプスの「ブルー・オーキッド」(Blue Orchid)のプロモーションビデオに出演もしている。

またメグも、2009年にパティ・スミスの息子ジャクソンと結婚した。なお挙式は、ジャックの豪邸の庭園にて行われた。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] スタジオ・アルバム

  • ザ・ホワイト・ストライプス - The White Stripes1999年
  • デ・ステイル - De Stijl2000年
  • ホワイト・ブラッド・セルズ - White Blood Cells2001年
  • エレファント - Elephant2003年
  • ゲット・ビハインド・ミー・サタン - Get Behind Me Satan2005年
  • イッキー・サンプ - Icky Thump2007年

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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