ザ・ホワイト・ストライプス

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ザ・ホワイト・ストライプス
基本情報
出身地 アメリカ合衆国 ミシガン州
デトロイト
ジャンル ガレージロック
ブルースロック
オルタナティブ
インディー・ロック
活動期間 1997年 –
レーベル Universal Records
Sympathy for the Record Industry
V2レコード
Third Man Records
XLレコーディングス
ワーナー・ブラザーズ
共同作業者 ザ・ラカンターズ
The Upholsterers
ザ・ゴー
公式サイト whitestripes.com
メンバー
ジャック・ホワイト
メグ・ホワイト
  

ザ・ホワイト・ストライプス (The White Stripes) は、アメリカロック/ブルーズ・デュオ/バンド。アメリカ合衆国デトロイト出身。1997年にデビュー。ストロークスとともに、ガレージロック・リバイバルのバンドとして有名である。バンド名の由来は赤に白い縞の入ったペパーミント・キャンディから。

目次

[編集] メンバー

[編集] 経歴

1997年、デトロイトにて姉弟デュオとしてデビュー。インディー・ロックシーンにてスリーター・キニーなどと行動を共にする。

1999年、インディースで1stアルバム『ザ・ホワイト・ストライプス』をリリース。2000年には2ndアルバム『デ・ステイル』をリリース。

2001年、メジャーに移籍し3rdアルバム『ホワイト・ブラッド・セルズ』をリリース。まずイギリスで人気が広がり、やがてアメリカでもガレージロック・リバイバルの旗手として名を馳せる。レゴブロックを用いた「フェル・イン・ラブ・ウィズ・ア・ガール」 (Fell in Love with a Girl)のプロモーションビデオも話題となった。2002年フジ・ロック・フェスティバル出演のため来日。

2003年、4thアルバム『エレファント』をリリース。初の単独来日公演を行う。ジャック・ホワイトは同年のRolling Stone誌で"The 100 Greatest Guitarists of All Time"の17位に選出される。2004年には「セブン・ネイション・アーミー」 (Seven Nation Army)でグラミー賞ベスト・ロック・ソング賞(この曲は、サッカーW杯2006年ドイツ大会にて、優勝したイタリアチームが決勝戦終了後に合唱したことでも有名)、『エレファント』でベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞を受賞するなど、21世紀の初頭における最重要バンドの一つとしての地位を確固たるものとした。同年には再びフジ・ロック・フェスティバル出演のため来日している。

2005年6月、イギリスのグラストンベリー・フェスティバル(Glastonbury Festival) にヘッドライナーとして出演する。7月、5thアルバム『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』をリリース。

2006年に『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』で再びグラミー賞ベスト・オルタナティブ・ロック・アルバム賞受賞。同年1月に2度目の単独来日公演を行った。

2007年3月、ホームページにて6thアルバム「Icky Thump」を発表。リリースは6月27日。

[編集] 音楽性

ジャック&メグ・ホワイト

パンク・ロックブルーズカントリー・ミュージックをベースにしたガレージロック。ギターとドラムというロックバンドとして最小と言える構成だが、それを感じさせない激しいロックンロールを奏でる。作詞作曲はジャック・ホワイトが行っている。バンドのイメージカラーは赤・白・黒の3色であるが、これはメグ・ホワイトの好きなペパーミント・キャンディからインスピレーションを受けたもので、ジャックによれば「ナチからコカ・コーラまで通じる、最も強力な色の組み合わせ」であり、アルバムのジャケットやメンバーの衣装でもこれらの色が使用されている。

音の柱も原則的にボーカル・ギター・ドラムの3種で構成されている。しかしながら、ジャックはギター以外にオルガンやピアノ、マリンバなども演奏し、特に『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』ではそれだけにとどまらない懐の深い音楽性をうかがわせている。対照的にメグのドラミングスタイルは非常にシンプルなもので、そのために彼女のドラマーとしての能力はしばしばファンの間でも議論となる(映画『スクール・オブ・ロック』でもネタにされている)。インタビューなどでほとんど喋らないことともあいまって、一部で「メグは実はロボットではないか」と囁かれたこともある。

レコーディングに時間をかけないことでも有名であり、『エレファント』はレコーディングに約2週間しかかけなかった。次のアルバムである『ゲット・ビハインド・ミー・サタン』も同じく約2週間でレコーディングされた。ジャックのこだわりで、レコーディングに使用する機材は1960年代周辺に作られたものが多い。

同じガレージロック・リバイバルの旗手であるストロークスと並び称されることが多いが、ストロークスの都会的で洗練された演奏、曲調に対して、ストライプスはいい意味で泥臭い、芯の太い演奏、曲調を得意とする。そういったプレイスタイルもあってか、欧米では高い評価を受けているにもかかわらず日本における知名度はストロークスのそれよりも一歩劣る。

ジャックがリスペクトしているアーティストとしてボブ・ディラン(デトロイトでの公演にジャックが出演したことがあり、メグも非常に熱心なファンである)やロバート・ジョンソン、サン・ハウスが挙げられることが多い。また、ジャックは最近、同じデトロイト出身のアリス・クーパーに影響を受けた扮装をしている。彼は地元デトロイトのミュージシャンが音楽的土壌を作ってくれたのを感謝しており、特にイギー・ポップのファンで、ストゥージズのアルバム『ファンハウス』を「今までに作られた最高のロック・アルバム」と言っている。

ジミー・ペイジは最近のインタビューで、興味のある若手バンドとしてホワイト・ストライプスを挙げている。


[編集] バンド外での活動

二人で

ジャック・ホワイト

  • 俳優として映画『コールド マウンテン』に出演。歌手としての彼を知らない人にも強い印象を与える。また、同映画のサウンドトラックに曲を提供している。また、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のパロディー映画『Walk Hard』(2007年公開予定)ではなんとエルヴィス・プレスリー役を演じている。製作中で日本での公開は未定。
  • カントリー・ミュージックの大御所の1人であるロレッタ・リンが2004年にリリースしたアルバム『Van Lear Rose』をプロデュースし、デュエット曲「Portland, Oregon」にはボーカルとしても参加。アルバムは2005年のグラミー賞でベスト・カントリー・ミュージック・アルバム賞、「Portland, Oregon」はベスト・カントリー・ボーカル・コラボレーション賞を受賞した。
  • ベックとは友人であり、2005年のアルバム『グエロ』にはベースで参加している。また、ベックはストライプスの「ザ・ハーデスト・ボタン・トゥ・ボタン」 (The Hardest Button to Button)のプロモーションビデオに出演している。
  • 2005年にブレンダン・ベンソンらと結成したバンドであるラカンターズではギター、ボーカル、シンセサイザーを担当。デトロイト時代の親友と演奏できるのが大変嬉しいらしい。ブラーデーモン・アルバーンが参加しているゴリラズのように、ストライプスとは完全に別のプロジェクトである。

メグ・ホワイト

[編集] 元夫婦説

ジャック・ホワイトとメグ・ホワイトは公式には姉弟ということになっているが、インターネット上に2人の婚姻届・離婚届(1996年9月21日 - 2000年3月24日)が流出し、実際は元夫婦であると指摘されている。最近の雑誌のインタビューでは、本当は姉弟ではないのでは?と書かれることもあるが、あくまで姉弟としてインタビューを受けている。

ジャックはブラジルで2005年6月1日にモデルのカレン・エルソンと結婚しており、2006年に娘が生まれている。エルソンはストライプスの「ブルー・オーキッド」 (Blue Orchid) のプロモーションビデオに出演もしている。

またメグも、2009年にパティ・スミスの息子ジャクソンと婚約したとデトロイトの新聞により発表された。

[編集] ディスコグラフィー

[編集] スタジオ・アルバム

  • ザ・ホワイト・ストライプス - The White Stripes1999年
  • デ・ステイル - De Stijl2000年
  • ホワイト・ブラッド・セルズ - White Blood Cells2001年
  • エレファント - Elephant2003年
  • ゲット・ビハインド・ミー・サタン - Get Behind Me Satan2005年
  • イッキー・サンプ - Icky Thump2007年

[編集] 関連項目

  • ミシェル・ゴンドリー - 「フェル・イン・ラブ・ウィズ・ア・ガール」をはじめ、ストライプスのいくつかのプロモーションビデオを監督している。
  • デ・ステイル - 2ndアルバムのタイトルの由来となった、20世紀始めのオランダの美術・建築雑誌およびグループ・様式。

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ