エクスペディア

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エクスペディア
Expedia Inc
種類 Inc.(株式会社
市場情報
NASDAQ EXPE
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
98004
ワシントン州ベルビュー
設立 1996年
代表者 Barry Diller(Chairman)
Dara Khosrowshahi (CEO)
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エクスペディア: Expedia)は、ホテル航空券等の、旅行に関するオンライン予約を扱うウェブサイト。また、Expedia, Inc.は、アメリカ合衆国ベルビューに本拠地を置く、同サービスを運営するオンライン・トラベル・エージェンシー(OTA)である。

Expedia Inc(運営企業)[編集]

ワシントン州・ベルビューの本部ビル(2008年竣工)

ウェブサイト「エクスペディア」の運営企業であるExpedia, Inc.NASDAQ:EXPE)は、1996年マイクロソフトの旅行予約システム部門の一部門として設立された。1999年に同社から独立したが、その背景には、ソフトウェア事業に注力したいと考えるマイクロソフトと、エクスペディアの事業内容にズレが生じたためといわれている。その後2002年に、InterActiveCorpの一員となるが、2005年以降は独立した企業として運営が続けられている。本拠地のベルビューは、ワシントン州シアトル近郊に位置する。

Expedia, Inc.は、ウェブサイト「エクスペディア」を運営するほか、ホテルズドットコム(本社:ダラス)、Hotwire.com(本社:サンフランシスコ)、trivago(本社:デュッセルドルフ)、Venere.com(本社:ローマ)、e龍(本社:北京)など、アメリカ国外を含む多くのオンライン・トラベル・エージェンシー(OTA)を、グループの一員としている。なお、旅行口コミサイト運営会社のトリップアドバイザーは、2005年8月からグループの一員であったが、同社は2011年12月に分離独立した。

2013年度のユーロモニターの集計では、Expedia, Inc.グループ総体(ホテルズドットコムなどを含む)の取扱額は、旅行業者として、世界第1位となっている。同世界第2位のプライスライングループブッキングドットコムなどを含む)と異なり、グループ総体では、アメリカにおける収入の比率が半分以上となっている[1]

ウェブサイト「エクスペディア」は、宿泊・航空券・レンタカーの各予約機能を兼備したサイトとしては世界最大の規模を持っており、「世界最大の旅行予約サイト」とされている[2]

海外展開[編集]

北米をはじめとして、ヨーロッパアジアなど、世界24カ国に運営サイトを持っている[2]

日本の旅行会社では、2013年2月にJTBとの包括的業務提携を発表し[3]、この結果、2013年7月から、エクスペディアの日本向けサイトで、るるぶトラベル提携の旅館が予約可能となったほか、2013年11月からは、JTBのウェブサイトで、エクスペディア取扱の約10万軒のホテルが予約可能となった[4]

日本の航空会社では、日本航空(JAL)全日本空輸(ANA)が、エクスペディアを利用した宿泊施設予約により、マイルが貯まるサービスを行っている(航空券予約に関してはマイル加算対象外。詳細は外部リンク参照)。

Expedia.co.jp (エクスペディア)[編集]

日本語に対応したサービスとして、2006年11月にExpedia.co.jpが開設されている。Expedia, Inc.が、日本語によるウェブサイトの運営、ならび日本国内電話による予約、問い合わせなどの日本語によるカスタマーサポートを行っている。ネット予約が基本であるが、電話予約も可能で、24時間対応のオペレータが、利用者の代わりに検索しシステムに入力する。以下のサービス内容と特徴を持つ[5]

ホテル予約[編集]

ホテル検索

24時間、ウェブサイト上で宿泊したい都市、期間、人数を入力して検索できるのは多くのホテル予約サイトと同じで、条件を示すと予約可能な情報だけが表示されるが、それでも料金帯、クラス、地区などで絞り込みしないと候補が多すぎる場合もある。部屋のサービスやアメニティの情報も比較的しっかりしている。電子地図上で、位置確認ができ、周辺のホテルも表示されるが、空き室がないなど予約ができない周辺ホテルも表示されるなど、使い勝手が悪い点もある。

予約申し込み

海外ホテルも基本的に日本円建てで表示され、予約日の為替レートで料金が表示される。ただし、税、サービス料なしの料金が示されるため、いざ予約しようとすると、2割近く高くなってしまうこともある。2週間以内の場合、直前予約という割安なホテルを検索できるシステムもある。基本的に前払いで、クレジットカードで支払う。前払いの場合、ホテル代、税、サービス料の合計額の領収書(円建て)は別途郵送を依頼することができるが、依頼しないともらえない。予約が成立しても、バウチャーの発行は無く、心配な場合、参考としての予約成立メールのコピーを持参するしかない。キャンセル可否、期限についてはホテル毎に対応が異なるが、キャンセル不可で、前払い金が一切もどらない場合もある。

なお、各種免責事項が、ウェブサイト内の利用規約に明記されている[6]。これらの免責事項に属する事柄(オーバーブッキングに由来する予約内容の変更・取消など)に関しては、基本的には、利用者各自が、直接ホテルと適切な交渉を取り解決することになる。

最低価格保証サービス

Expedia.co.jp(エクスペディア)でホテルを予約後、翌営業日の営業時間内に、他のホテル予約サイトにおいて、全く同じ予約条件でより安い料金で売り出されている場合、Expedia.co.jpに連絡すれば、差額の他、5000円のクーポンを発行するサービス。2013年4月8日より、日本のホテルに対しても、この制度を導入した[7]。ただし、条件を満たしている必要がある[8]

航空券予約[編集]

ウェブサイト上で搭乗区間、日時、人数を入力して検索すると、予約可能な複数の航空会社の便名、時刻、所要時間、乗り継ぎ回数と、各種空港利用料、および燃油サーチャージを含めた建ての価格が表示されるため、実際の支払額やおよその利便性を把握しやすい。直行便だけでなく、当該航空会社の公式予約サイトで表示されない、乗り継ぎによる割引便や、複数の航空会社を組み合わせた乗り継ぎ案も提示されるため、価格優先でさがす場合[9]、直行便がない場所に行く場合、各地を周遊したい場合などに適している。座席クラス、オープンジョーストップオーバー、払い戻し条件などを指定して検索することも可能で、残席数がわずかな場合は、具体的な残席数も表示される。満足ゆく条件が見つからない場合は、出発地、目的地周辺の別の空港を表示させて、再検索することも可能。

航空券は全てeチケット(電子航空券)で発券され、自動的に電子メールで通知されるため、直前の予約も可能で、余計な送料などが発生することもないが、eチケット番号と旅程表が通知されるだけで、eチケットの内容を搭乗者に通知、印字させるシステムにはなっておらず、予約時にオプション表示される英文の内容を別途保存しておかないと、運賃や空港利用料などの内訳、変更払い戻し条件、有効期限などの詳細把握が難しい。また、航空券の領収書はウェブサイトからの発行依頼ができず、別途電話で依頼をし、電子メールでpdfファイルを受け取るしかない。

その他[編集]

ホテル予約や送迎を組み合わせたツアーの予約や、海外で使用できるWi-Fiルーターの予約も可能。

メールマガジン(メルマガ)による情報発信も行っている。

Expediaの予約システム[編集]

最低価格保証や大量の旅行に関する情報が検索できる背景に、Amadeus CRSSabreといったグローバルで展開されているコンピューター予約システムが採用されていることがある。また、米国のデルタ航空ノースウェスト航空トランス・ワールド航空等が自社で所有するホテルや航空券の空き在庫をバルク価格で旅行代理店に販売するために開発されたWorldspanやPegasus等も参照し、候補として表示できるシステムとなっている。これらを比較して、最低価格を表示しているものと考えられる。

脚注[編集]

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  1. ^ 2013年度 世界旅行業取扱額 上位企業”. JTB総合研究所. 2014年10月19日閲覧。
  2. ^ a b Expedia.co.jp について” (日本語). Expedia, Inc.. 2012年1月8日閲覧。
  3. ^ エクスペディア×JTB 包括的な業務提携を発表 - JTBグループ”. ジェイティービー. 2014年10月19日閲覧。
  4. ^ JTBとの業務提携、第2弾スタート!”. Expedia.co.jp. 2014年10月19日閲覧。
  5. ^ エクスペディア(Expedia)の航空券・ホテルの予約方法・利用方法 - 旅日記.com(2013年4月11日閲覧)
  6. ^ エクスペディア利用規約”. Expedia, Inc.. 2014年2月17日閲覧。
  7. ^ “国内ホテルも「最低価格保証」=米旅行サイトのエクスペディア”. ウォール・ストリート・ジャーナル. (2013年4月8日). http://jp.wsj.com/article/JJ11497638403874584023717077098850430170679.html 2013年4月9日閲覧。 
  8. ^ 適用条件に関しては、以下を参照。最低価格保証 Expedia.co.jp”. Expedia.co.jp. 2014年10月19日閲覧。
  9. ^ 直行便が満席に近い場合など、乗り継ぎによって時間は余計にかかっても、料金が半額以下に抑えられることもある。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]