アーティチョーク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
チョウセンアザミ
W artichoke4071.jpg
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : アザミ亜科 Cynareae
: アザミ連 Carduoideae
: チョウセンアザミ属 Cynara
: チョウセンアザミ C. scolymus
学名
Cynara scolymus L.
和名
チョウセンアザミ
英名
ArtichokeGlobe artichoke
アーティチョーク、調理済み、加塩
100 gあたりの栄養価
エネルギー 220 kJ (53 kcal)
10.51 g
糖分 0.99 g
食物繊維 5.4 g
0.34 g
2.89 g
ビタミン
チアミン (B1)
(4%)
0.05 mg
リボフラビン (B2)
(7%)
0.089 mg
ナイアシン (B3)
(1%)
0.111 mg
(5%)
0.240 mg
ビタミンB6
(6%)
0.081 mg
葉酸 (B9)
(22%)
89 μg
ビタミンC
(9%)
7.4 mg
ミネラル
カルシウム
(2%)
21 mg
鉄分
(5%)
0.61 mg
マグネシウム
(12%)
42 mg
リン
(10%)
73 mg
カリウム
(6%)
276 mg
亜鉛
(4%)
0.4 mg
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。
出典: USDA栄養データベース(英語)

アーティチョーク(Artichoke、Globe artichoke、学名Cynara scolymus)は、キク科チョウセンアザミ属多年草。和名はチョウセンアザミ(朝鮮薊)。若いつぼみを食用とする(花菜類)。地中海沿岸原産。


特徴[編集]

高さは1.5-2mで、葉は50-80cmに達し、つぼみは8-15cmに達する。

元は野生のアザミであったが、古代ギリシャローマ時代以降、品種改良が進んで今日の姿となった。近縁種のカルドン学名C. cardunculus)はとげが鋭いが、同様に食用になる(こちらは茎も食用とする)。

日本には江戸時代オランダから渡来した。

ちなみに、英米ではキクイモチョロギArtichokeと称する。エルサレムアーティチョーク(キクイモ、英語: Jerusalem artichoke)とアーティチョーク(英語: ArtichokeGlobe artichoke)は、別の種類の植物でエルサレムアーティチョークは、キク科のヒマワリ属キクイモ種で、アーティチョークは、キク科のチョウセンアザミ属チョウセンアザミ種である。

利用[編集]

食用とするには、まずつぼみをレモンなどと共に茹でるか、蒸す。そして、花及び果実の冠毛になる繊毛を取り除き、蕚状の苞片を外から剥き、苞片基部の肉質部分を歯でしごくように食べ、最後に花托部分を切り分けて食用とする。食用部分はでんぷんに富んでおり、食感はいもに似ている。水溶性食物繊維に富む。葉にはシナリンを含み、肝臓の解毒に効果がある[1]

ヨーロッパアメリカでは広く食用とされている他、インドでも二日酔いの防止のために飲酒の後に茶に混ぜて飲まれている[2]が、日本では栽培条件が合わないこともあって野菜としてはあまり普及していない(観賞用が多い)。イタリア料理では、イタリア語由来のカルチョーフィ(carciofi【複】)またはカルチョーフォ(carciofo【単】)と呼ばれ一般的な野菜として前菜などに使用される。ベトナムでは乾燥させてお茶のように飲む。

なお、放屁の回数と臭いを抑える効果があるとされる[1][2]

アーティチョーク 
アーティチョークの前菜 
刻んだアーティチョーク入りピッツア 
 

脚注[編集]

  1. ^ 佐々木・46P
  2. ^ 佐々木・46P

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]