せとか

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せとかは、ミカン科の常緑樹で柑橘類の一種である。

[編集] 概要

タンゴールの「清見」と「アンコール」を掛け合せたものに、晩生の高糖タンゼロマーコット」を交配し、農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人果樹研究所)で育成されたのがせとかである(系統は異なるが同じ交配パターンで別の品種として登録された柑橘として「麗紅」がある)。

トゲの多少は多で、収穫期は長崎県で2月上旬〜2月下旬。品種登録は2001年10月18日(有効期限25年)。

トゲが多い品種のため、果実の表面に傷が付きやすい。栽培にあたって高品質の果実収穫を目指すために、枝のトゲを切り取ったり果実の袋掛けが行なわれる場合もある。果皮およびじょうのう膜が薄く、食べやすいことから、大玉の傷の無い果実は贈答用として高値で店頭に並んでいる。長いトゲによる果実の潰瘍病や作業時にトゲが当たって痛いなどの障害になるため、トゲなし系統の選抜が2001年より進められており2010年頃より「トゲ無しせとか」の苗も発売されている(但しトゲなしとは言っても若木の間はトゲが出る)。

[編集] 特徴

果実の大きさは200〜300g程度で、タンゴールタイプとしては比較的大玉である。果面はなめらかで美しく、果皮は非常に薄く色も赤橙色を呈している。浮き皮の発生も少ない。アンコールの親品種である「キング」マンダリンに似た香りがある。果汁糖度も13〜14度と極めて甘味が強い果実で食味が良い品種である。年明け以降出荷される中晩柑として「はるみ」、「しらぬひ(不知火、デコポン)」とともに市場の評価が高く、海外からも注目されている。近縁種の「麗紅」よりも(木に生らせたまま)収穫時期を遅らせることができ、収穫後の長期保存性も良いとされる。

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