ダイダイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

?ダイダイ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ムクロジ目 Sapindales
: ミカン科 Rutaceae
: ミカン属 Citrus
: ダイダイ C. aurantium
学名
Citrus aurantium
和名
ダイダイ(橙)

ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium)は、ミカン科ミカン属の常緑樹、およびその果実柑橘類に属する。別名、ビターオレンジ

目次

[編集] 特徴

インドヒマラヤが原産。日本へは中国から渡来した。また、ヨーロッパへも伝わり、ビターオレンジとして栽培されている。

高さ4-5mになる常緑小高木で枝には刺がある。初夏に白い花が咲き、冬に果実が実る。果実の色は橙色(だいだいいろ)と呼ばれる。果実は冬を過ぎても木から落ちず、そのまま置いておくと2-3年は枝についている。ここから「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったとされる[要出典]。果実は春になると再び緑色に戻ることから、「回青橙」とも呼ばれる。

[編集] 利用法

酸味と苦味が強いため、直接食するのには適さない。マーマレードおよび調味料、漢方薬の材料として利用される。

[編集] 風味調味料

果汁は酸味が強く風味がいいことから、鍋料理ポン酢の材料として多用される[要出典]

[編集] 薬効

漢方では、果実の皮を乾燥させものを橙皮(とうひ)といい、去痰薬・健胃薬として用いられたり、香りづけに用いられる。また、未熟果実を乾燥させものを枳実(きじつ)といい、芳香性苦味健胃、去痰、排膿、緩下薬として用いられる。

ダイダイの皮には、シネフリンという化合物を含み、生薬麻黄エフェドラ)に含まれる成分、エフェドリンと類似の構造をして交感神経、副交感神経混合型興奮作用を有していることから、「シトラス」という名称でアメリカでダイエット用の健康食品として使用されている[要出典]。エフェドラと同様の作用を示すことから、副作用報告も出ている[要出典]

[編集] 文化

日本では、名前が「代々」に通じることから縁起の良い果物とされ、鏡餅などの正月の飾りに用いられる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

他の言語