コンテンツにスキップ

琴平駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
琴平駅
駅舎(2017年5月)
ことひら
Kotohira
D14 善通寺 (5.3 km)
(6.4 km) 塩入 D16
地図左は琴電琴平駅
所在地 香川県仲多度郡琴平町榎井字横瀬864番地
北緯34度11分30.85秒 東経133度49分16.66秒 / 北緯34.1919028度 東経133.8212944度 / 34.1919028; 133.8212944座標: 北緯34度11分30.85秒 東経133度49分16.66秒 / 北緯34.1919028度 東経133.8212944度 / 34.1919028; 133.8212944
駅番号 D15
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
キロ程 11.3km(多度津起点)
岡山から64.0km
高松から44.0 km
電報略号 コト
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
1,151人/日(降車客含まず)
-2019年-
乗降人員
-統計年度-
2,348[1]人/日
-2019年-
開業年月日 1889年明治22年)5月23日[2]
乗換 琴電琴平駅
高松琴平電気鉄道琴平線
備考 直営駅
みどりの券売機プラス設置駅
テンプレートを表示

琴平駅(ことひらえき)は、香川県仲多度郡琴平町榎井にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号D15。駅表示パネルのコメントは「こんぴらさんの駅」。

歴史

[編集]
リニューアル前の駅舎(2010年9月)

駅構造

[編集]

2面4線のホーム木造駅舎を持つ地上駅。基本的には単式・島式2面3線(2番線が単式、3・4番線が島式)だが、のちに駅入換要員の無配置化により、駅舎側の単式ホームに切り込みを入れたところを1番線とし、列車が1本発着できるようにした。

みどりの券売機プラス設置駅。早朝・夜間は無人となる(ただし、イベント開催時は終電まで有人となることがある)。駅舎内にはコンビニエンスストアがある(早朝・夜間を除く)。トイレは駅構内にはないが、駅舎の南側に公衆トイレが設置されている。

当駅はJR四国のICOCAエリアの南端となっており、これより先では交通系ICカードが利用できない。また、土讃線の電化区間の終端でもあり、架線は香川県道206号原田琴平線と交差する踏切の先で途切れている。

特急列車を含む全定期列車が停車する。土讃線の近距離輸送列車は当駅を境に運行形態が分けられている。これについては土讃線#地域輸送を参照。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先 備考
1 土讃線 上り 多度津高松岡山方面 当駅折返しのみ
2 - 4 上り 特急は全て2番のりばから発車
※「四国まんなか千年ものがたり」運転日に限り、特急「南風」8号・20号は3番のりばから発車
下り 阿波池田高知中村方面
付記事項
  • 1番のりばが上り折返し線、2番のりばが上り本線、3番のりばが下り本線、4番のりばが上下副本線となっているが、1番のりば以外は両方向の入線・出発に対応している。そのため、特急などで高松・岡山・多度津と阿波池田・高知方面を結ぶ列車は、原則として両方向とも駅舎に面した2番のりばから発着する。3番のりばで夜間停泊がある。
  • 洋風建築の歴史ある駅舎は、2012年、国の登録有形文化財に登録された。

文化財

[編集]
登録有形文化財[14]
  • 本屋
  • 陳列所一号
  • 旅客上屋一号
  • 旅客上屋二号
  • 乗換跨線橋

利用状況

[編集]

1日平均の乗車人員は以下の通り。

年度 1日平均
乗車人数[15]
2006年 1,222
2007年
2008年 1,268
2009年 1,142
2010年 1,143
2011年 1,099
2012年 1,105
2013年 1,137
2014年 1,120
2015年 1,135
2016年
2017年 1,229
2018年 1,226
2019年 1,151

駅周辺

[編集]
琴平駅の位置関係 黒:四国旅客鉄道 琴平駅 赤:高松琴平電鉄 琴電琴平駅 緑:琴平参宮電鉄 琴参琴平駅(廃止) 藤:琴平急行電鉄 琴急琴平駅(廃止)
琴平駅の位置関係
黒:四国旅客鉄道 琴平駅
赤:高松琴平電鉄 琴電琴平駅
緑:琴平参宮電鉄 琴参琴平駅(廃止)
藤:琴平急行電鉄 琴急琴平駅(廃止)

駅前のタクシー会社の建物にはかつてFMこんぴらが入っていた。

バス路線

[編集]

隣の駅

[編集]
四国旅客鉄道(JR四国)
土讃線
快速「サンポート」(予讃線坂出駅まで各駅に停車)
善通寺駅 (D14) - 琴平駅 (D15)
普通
善通寺駅 (D14) - 琴平駅 (D15) - 塩入駅 (D16)

脚注

[編集]
  1. ^ 香川県 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  2. ^ a b c “讃岐鉄道開業120年記念し多彩なイベント/23日”. 四国新聞(四国新聞社).(2009年5月14日)
  3. ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、663頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  4. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 90年版』ジェー・アール・アール、1990年8月1日、175頁。ISBN 4-88283-111-2 
  5. ^ “JR四国 琴平駅改修一部完成し本駅舎での営業を開始”. 交通新聞 (交通新聞社). (2016年12月7日) 
  6. ^ 土讃線琴平駅の本駅舎移転のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2016年11月29日。オリジナルの2016年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20161218134235/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2016%2011%2029.pdf2016年12月18日閲覧 
  7. ^ “JR四国 琴平駅、3代目駅舎開業時の姿に”. 交通新聞 (交通新聞社). (2017年3月21日) 
  8. ^ “香川)JR琴平駅、往年の姿再現 「四国DCの玄関口」”. 朝日新聞. (2017年3月17日). http://www.asahi.com/articles/ASK3J3V88K3JPLXB00C.html 
  9. ^ “JR琴平駅 観光キャンペーンに向け、リニューアル レトロな雰囲気”. 毎日新聞. (2017年3月18日). https://mainichi.jp/articles/20170318/ddl/k37/040/451000c 
  10. ^ 琴平駅列車接近放送メロディー「こんぴら船々」の導入について』(PDF)(プレスリリース)琴平町/四国旅客鉄道、2017年4月24日。オリジナルの2018年11月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20181128075737/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2004%2024%2003.pdf2020年7月28日閲覧 
  11. ^ JR四国の観光地アクセス駅におけるICOCAサービス、2020年3月14日にサービスイン!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2020年1月27日。オリジナルの2020年1月28日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200128080358/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2020%2001%2027%2004.pdf2020年1月28日閲覧 
  12. ^ 観光地へのアクセス駅で新たに「ICOCA」がご利用できるようになります!』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道/西日本旅客鉄道、2019年7月29日。オリジナルの2019年12月23日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191223213927/http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2019%2007%2029%2004.pdf2019年12月29日閲覧 
  13. ^ a b 「みどりの券売機プラス」を16駅に設置します』(PDF)(プレスリリース)四国旅客鉄道、2021年7月26日。オリジナルの2021年7月29日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20210729074010/http://jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2021%2007%2026.pdf2021年8月1日閲覧 
  14. ^ 香川県内の登録有形文化財 香川の文化財一覧 文化遺産の継承 生涯学習・文化財課 香川県教育委員会(2017年9月21日閲覧)
  15. ^ 愛媛県統計年鑑 2008年度以降は会社案内 - JR四国

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]