伊野駅

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伊野駅
Ino Station.png
土讃線伊野駅駅舎(2019年1月)
いの
Ino
所在地 高知県吾川郡いの町
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国・駅詳細
とさでん交通駅詳細
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駅前風景

伊野駅(いのえき)は、高知県吾川郡いの町にある、四国旅客鉄道(JR四国)土讃線である。駅番号K07。土讃線の志国土佐 時代の夜明けのものがたりを除く全特急列車が停車し、高知方面からの普通列車の一部が当駅で折り返す[1]

駅前にあるとさでん交通伊野線伊野駅前停留場(いのえきまえていりゅうじょう)についてもここで記述する。

歴史[編集]

伊野には土佐電気鉄道(とさでん交通の前身)の伊野線が1907年に開業しているが[2]国鉄伊野駅が開業したのはそれより後の1924年のことである。須崎から延びてきた高知線(現在の土讃線)が高知まで開通した際に、土佐電気鉄道伊野停留場とは別の場所に開業した。伊野駅前停留場は国鉄伊野駅開業と同時に設置されたものの1944年に一旦廃止され、1958年に再度設置されている[2]

  • 1924年大正13年)11月15日:国鉄の伊野駅、土佐電気(のちの土佐電気鉄道)の伊野駅前停留場が開業[2][3]。伊野駅前停留場については当初「郡役所前」という停留場名だったともされる[3]
  • 1944年昭和19年)4月1日:伊野駅前停留場が廃止[2][3]
  • 1958年(昭和33年)2月13日:伊野駅前停留場が再開業(新設認可)[2][3]
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、伊野駅がJR四国に移管。
  • 2008年平成20年)3月15日:ダイヤ改正により、すべての特急列車が停車するようになる。それまでは朝夕のみ停車していた。
  • 2009年(平成21年)3月:伊野駅に設置されていたキヨスクが閉店。
  • 2014年(平成26年)10月1日:土佐電気鉄道が高知県交通土佐電ドリームサービスと経営統合し、とさでん交通が発足[4]。伊野駅前停留場はとさでん交通の停留場となる。
  • 2020年(令和2年)3月14日 - ダイヤ改正により永らく高知駅発で須崎駅まで運転されていた最終列車の運転区間を当駅までに短縮。
  • 2021年(令和3年)3月13日 - 当駅までの最終列車を廃止。

駅構造[編集]

JR四国 伊野駅[編集]

JR 伊野駅
いの
Ino
K06 枝川 (1.8 km)
(1.5 km) 波川 K08
所在地 高知県吾川郡いの町1419-3
北緯33度32分50.96秒 東経133度25分48.50秒 / 北緯33.5474889度 東経133.4301389度 / 33.5474889; 133.4301389座標: 北緯33度32分50.96秒 東経133度25分48.50秒 / 北緯33.5474889度 東経133.4301389度 / 33.5474889; 133.4301389
駅番号 K07
所属事業者 四国旅客鉄道(JR四国)
所属路線 土讃線
キロ程 138.0 km(多度津起点)
電報略号 イノ
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
936[5]人/日
-2019年-
開業年月日 1924年(大正13年)11月15日
備考 直営駅
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ホームが地面に接して置かれる地上駅。ホームは南北に2面あり、北側のホームは片側にのみ線路が接する単式ホーム、南側のホームは両側に線路が接する島式ホームである[6]列車交換が可能。のりばは北から1・2・3番のりばと割り当てられ[6]、1番のりばがある単式ホームと2・3番のりばがある島式ホームとの間は構内踏切によって連絡する。駅舎は単式ホーム側にある。

有人駅で窓口や自動券売機が設置されている。2009年3月まではキヨスクも設置されていた。

トイレは駅舎高知方に隣接して建てられている。改札内外双方に設置されており、どちらも男女別の水洗式であるが、多機能トイレは改札外側にのみ設置されている。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
1 土讃線 上り 高知土佐山田高松岡山方面 一部の普通列車は3番のりば
2・3 土讃線 下り 須崎窪川中村方面 特急はすべて2番のりば

特急は上りが1番のりば、下りが2番のりばからの発車となる。上り普通列車は1番のりばが基本であるが、特急の待避を行う列車および当駅始発の列車は3番のりばを使用する。下り普通列車は2番のりばが基本であるが、待避の有無に関係なく3番のりばに入る列車もある。

とさでん交通 伊野駅前停留場[編集]

とさでん交通 伊野駅前停留場
いのえきまえ
Inoeki mae
鳴谷 (0.2 km)
(0.2 km) 伊野
所在地 高知県吾川郡いの町
所属事業者 とさでん交通
所属路線 伊野線
キロ程 11.0 km(はりまや橋起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面1線
乗降人員
-統計年度-
53[7]人/日
-2019年-
開業年月日 1958年(昭和33年)2月13日*
備考 * 再開業日
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乗り場は2面あり、東西方向に伸びる単線の軌道を挟み込むように配される[6]。ただし互いの乗り場の位置は東西方向にずれていて、東に伊野方面行きの乗り場、西にはりまや橋方面行きの乗り場がある[6]。はりまや橋方面は簡素ながらも屋根を備えた安全地帯ホーム)が設けられているが、伊野方面には何もない[8]

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先 備考
南側 伊野線 下り 伊野行き  
北側 伊野線 上り はりまや橋方面 後免線桟橋線直通含む

駅周辺[編集]

駅の北、駅前広場の先の国道33号を渡るととさでん交通の停留場がある[8]

バス路線[編集]

  • 土佐市観光
    • 土佐市ドラゴンバス
      • ド3:音竹・高岡・竜経由宇佐方面行き
      • ド3:音竹・高岡経由宇佐方面行き
      • ド2:音竹・高岡・波介経由市野々方面行き
      • ド1:音竹・高岡経由高知リハビリテーション学院行き
      • ド1:音竹経由高岡営業所行き
  • 県交北部交通
    • Z4・い4:長沢行き
    • Z3:土居行き
    • Z2・い2:柳野経由北浦橋行き 
    • い1:柳の瀬行き
    • G1:北はりまや橋経由高知駅行き
    • い3・い4:すこやかセンター伊野行き
  • いの町営バス
    • 池ノ内経由天王行き
    • 波川経由天王行き
    • すこやかセンター伊野行き

隣の駅[編集]

四国旅客鉄道
土讃線
普通
枝川駅 (K06) - 伊野駅 (K07) - 波川駅 (K08)
とさでん交通
伊野線
鳴谷停留場 - 伊野駅前停留場 - 伊野停留場

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ 志国土佐 時代の夜明けのものがたりは当駅では運転停車扱いのため、乗降は不可
  2. ^ a b c d e 土佐電鉄の電車とまちを愛する会『土佐電鉄が走る街 今昔』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2006年、99・156-158頁。ISBN 4-533-06411-6
  3. ^ a b c d 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』11 中国四国、新潮社、2009年、58-60頁。ISBN 978-4-10-790029-6
  4. ^ 上野宏人 (2014年10月2日). “とさでん交通:「再出発」 「便利な市民の足に」高知で設立式 新デザインの車両披露”. 毎日新聞 (毎日新聞社) 
  5. ^ “[opendata-web.site 高知県 駅乗降客数]”. 2021年3月11日閲覧。
  6. ^ a b c d 川島令三『四国・九州ライン 全線・全駅・全配線』第2巻 四国西部エリア、講談社〈【図説】 日本の鉄道〉、2013年、45頁。ISBN 978-4-06-295161-6
  7. ^ “[opendata-web.site 高知県 駅乗降客数]”. 2021年3月11日閲覧。
  8. ^ a b 川島令三『全国鉄道事情大研究』四国篇、草思社、2007年、121・288頁。ISBN 978-4-7942-1615-1

関連項目[編集]

外部リンク[編集]