高知運転所
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高知運転所 | |
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![]() 高知運転所。画像一番左の本線の先が布師田駅。
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基本情報 | |
鉄道事業者 | 四国旅客鉄道 |
所属略号 | 四コチ、知 |
配置両数 | |
気動車 | 72両 |
合計 | 72両 |
備考 | 2017年4月1日現在のデータ |
高知運転所(こうちうんてんしょ)は、高知県高知市にある四国旅客鉄道(JR四国)の車両基地である。
概要[編集]
土讃線布師田駅 - 土佐一宮駅間に位置する。土讃線の高知県内で使用される気動車が配置されているほか、運転士・車掌も所属している。かつては高知駅構内に併設されていたが、同駅の高架化事業に伴い、現在地に移転した。
配置車両[編集]
2017年4月1日現在の配置車両は以下のとおり[1]。所属略号は国鉄型車両が「四コチ」(四=JR四国、コチ=高知の電報略号)、機関車・JR型気動車が「知」(=高知)である。なお、「高」としないのは、高松運転所との重複を避けるためである。
気動車[編集]
- 2000系気動車
- 2000形9両(2002 - 2004,2006, 2007, 2009 - 2011, 2030)・2100形12両(2102 - 2104, 2109 - 2114, 2118, 2119, 2130)・2200形12両(2202, 2203, 2205, 2206, 2209, 2210 - 2213, 2219, 2230, 2231)の計33両が配置されている(2008, 2108は土佐くろしお鉄道宿毛駅衝突事故により廃車になった)。
- 2000形・2100形・2200形の1両ずつ(2007, 2104, 2212)が「アンパンマン列車」(グリーン)となっている。また、2000形1両(2006)は予備車扱いとなっており、「アンパンマン列車」の代走を中心に使用される。
- また、上記のうち2000形1両(2030)・2100形1両(2130)・2200形2両(2230, 2231)は土佐くろしお鉄道所有車である。運用も含めJR四国に委託されており、「アンパンマン列車」(オレンジ)として運用されている。
- 特急「南風」・「しまんと」・「あしずり」で運用される。
- 1000形気動車
- 33両(1001, 1002, 1008 - 1028, 1033, 1034, 1036 - 1043)が配置されている(一部の車両は徳島運転所からの転属車)。
- 土讃線・土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)で運用される。
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キハ54形に記された略号(現在は松山運転所に転属)
歴史[編集]
- 1924年(大正13年)3月:須崎機関庫として発足。
- 1975年(昭和50年)3月:高知気動車区に改組。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、四国旅客鉄道に移管。
- 1989年(平成元年)4月1日:高知運転所に改組。
- 2002年(平成14年)3月23日:高知駅の高架化工事に伴い、同駅構内から現在地へ移転。
脚注[編集]
関連項目[編集]
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