「浦安鉄筋家族の登場人物」の版間の差分

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== 漫画で関連する人物 ==
== 漫画で関連する人物 ==
;十三階段 ム(じゅうさんかいだん べむ)
;十三階段 ム(じゅうさんかいだん べむ)
:小鉄たちの知り合いの売れない[[漫画家]]。[[岩手県]]出身。34歳だが年齢以上に老成した風貌の持ち主。「十三階段 ベム」という名前([[13階段]]と[[妖怪人間ベム]]のパロディ)はペンネーム。以前は怪奇系の漫画を描くことを得意としていたため、デビュー作の『恐怖のタンバリン』をはじめ数々のヒット作を世間に流し、“怪奇の巨人”と呼ばれていたほどの凄腕の漫画家だったが、現在は若手漫画家の[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]に回ったりと以前の影すらない。今でも得意ジャンルの怪奇漫画をよく編集部に持ち込むが、その内容がグロすぎるため編集長(通称「王様」)にはよくドツかれる(編集長曰く「古すぎて人気が取れない」とか)。ただ、時折り漫画の仕事を編集長から依頼されている事もあり、評価されていないわけではないとみられる。
:小鉄たちの知り合いの売れない[[漫画家]]。[[岩手県]]出身。34歳だが年齢以上に老成した風貌の持ち主。「十三階段 ベム」という名前([[13階段]]と[[妖怪人間ベム]]のパロディ)はペンネーム。以前は怪奇系の漫画を描くことを得意としていたため、デビュー作の『恐怖のタンバリン』をはじめ数々のヒット作を世間に流し、“怪奇の巨人”と呼ばれていたほどの凄腕の漫画家だったが、現在は若手漫画家の[[アシスタント (漫画)|アシスタント]]に回ったりと以前の影すらない。今でも得意ジャンルの怪奇漫画をよく編集部に持ち込むが、その内容がグロすぎるため編集長(通称「王様」)にはよくドツかれる(編集長曰く「古すぎて人気が取れない」とか)。ただ、時折り漫画の仕事を編集長から依頼されている事もあり、評価されていないわけではないとみられる。
:基本的に善人ではあるが思い込みが非常に激しく、他人の話やら夢に出てきた[[手塚治虫|漫画の神様と思わしき人物]]からのお叱りを聞かない等、小鉄やあかねたちにまで将来を心配されてしまっている。アシスタントに行った先の若手漫画家の仕事場を結果的に荒らしてしまったり、仕事場を提供してもらった小鉄の部屋や菊池あかねの家をめちゃくちゃにしたりと、周囲にかなり迷惑をかけている。小鉄の両親(特に順子)からは「小鉄の友達」という風に扱われているが、あまり快く思われていない。仕事があまり無い為か、漫画を描く道具各種の確保は勿論、着る物にも不自由しているくらいに貧乏。夏にもかかわらず[[手塚治虫|漫画の神様]]を思わせる一張羅を着ており(それしか持ち合わせていない)、眼鏡も壊れている。借家のアパート「大凶荘」の室内は異常に汚くゴミの山と化している。また、そのアパートの室内はきれいに掃除したらしたで、不気味な人形やどくろのレプリカが並べられ、吸血鬼退治用の十字架やニンニクがあちこちに飾られている。子供の頃に吸血鬼に血を吸われている上、浦安市内で吸血鬼を6人発見した、とは本人の弁だが、編集長曰く、吸血鬼ネタによってアシスタントがいつも逃げている、との事。襖や壁に[[スフィンクス]]や西洋の宮廷風の部屋などの落書きを描く事がある。また、名作「ブラック・ジャック」を知らなかったり、愛用のペンと言いつつも、命綱とも言うべき仕事道具の画材をぞんざいに扱っていたりする。
:基本的に善人ではあるが思い込みが非常に激しく、他人の話やら夢に出てきた[[手塚治虫|漫画の神様と思わしき人物]]からのお叱りを聞かない等、小鉄やあかねたちにまで将来を心配されてしまっている。アシスタントに行った先の若手漫画家の仕事場を結果的に荒らしてしまったり、仕事場を提供してもらった小鉄の部屋や菊池あかねの家をめちゃくちゃにしたりと、周囲にかなり迷惑をかけている。小鉄の両親(特に順子)からは「小鉄の友達」という風に扱われているが、あまり快く思われていない。仕事があまり無い為か、漫画を描く道具各種の確保は勿論、着る物にも不自由しているくらいに貧乏。夏にもかかわらず[[手塚治虫|漫画の神様]]を思わせる一張羅を着ており(それしか持ち合わせていない)、眼鏡も壊れている。借家のアパート「大凶荘」の室内は異常に汚くゴミの山と化している。また、そのアパートの室内はきれいに掃除したらしたで、不気味な人形やどくろのレプリカが並べられ、吸血鬼退治用の十字架やニンニクがあちこちに飾られている。子供の頃に吸血鬼に血を吸われている上、浦安市内で吸血鬼を6人発見した、とは本人の弁だが、編集長曰く、吸血鬼ネタによってアシスタントがいつも逃げている、との事。襖や壁に[[スフィンクス]]や西洋の宮廷風の部屋などの落書きを描く事がある。また、名作「ブラック・ジャック」を知らなかったり、愛用のペンと言いつつも、命綱とも言うべき仕事道具の画材をぞんざいに扱っていたりする。
:モデルは作者浜岡賢次の友人の漫画家穂積さん(ペンネームはほづみ・みずほ)。
:モデルは作者浜岡賢次の友人の漫画家穂積さん(ペンネームはほづみ・みずほ)。
;王様(おうさま)
;王様(おうさま)
:(漫画の中で)発行部数6000万部を誇る週刊少年チャンピオンの編集長。毎回十三階段ムの作品を見る度に、ラリアットや金的攻撃などといった打撃系の突っ込みや酷評を入れている。孫が好き。ノブと同じマンションの一室に住んでいる。
:(漫画の中で)発行部数6000万部を誇る週刊少年チャンピオンの編集長。毎回十三階段ムの作品を見る度に、ラリアットや金的攻撃などといった打撃系の突っ込みや酷評を入れている。孫が好き。ノブと同じマンションの一室に住んでいる。
;脳田 達規(のうだ たつき)
;脳田 達規(のうだ たつき)
:十三階段ベムがアシスタントに入ったことのある若手人気漫画家。「少年チャンピオン」にてサッカー漫画「GET!富士丸」を描いている。若く好青年。喋りは南米のノリ。十三階段の仕事で仕事場を荒された上、見開きページを墓場での恐怖サッカーシーンに変えられ気絶してしまう。[[能田達規]]のパロディ。
:十三階段ベムがアシスタントに入ったことのある若手人気漫画家。「少年チャンピオン」にてサッカー漫画「GET!富士丸」を描いている。若く好青年。喋りは南米のノリ。十三階段の仕事で仕事場を荒された上、見開きページを墓場での恐怖サッカーシーンに変えられ気絶してしまう。[[能田達規]]のパロディ。

2009年6月26日 (金) 20:04時点における版

浦安鉄筋家族の登場人物(うらやすてっきんかぞくのとうじょうじんぶつ)は、浜岡賢次原作の漫画、及びそれを原作とするアニメ浦安鉄筋家族』に登場する架空の人物の一覧である(一部、『元祖!』の活躍のところに触れる事がある)。なお『元祖!浦安鉄筋家族』の内容と『元祖!浦安鉄筋家族の登場人物』に登場する人物については元祖!浦安鉄筋家族を参照。

小鉄の家族

大沢木 小鉄(おおさわぎ こてつ)
主人公。大沢木家の次男。愛称は「小鉄っちゃん」(こてっちゃん)。とても元気だが、同時に浦安一の馬鹿(菊池おさむなど一部を除く)でもある。最初の頃は過激ないじめっ子だったが、徐々に友達思いな一面も目立ち始めクラスのリーダー的ポジションに立っている。体育が唯一の成績”5”を取れるほどの得意教科。特にマラソンは、持ち前の持久力を発揮し大得意。図工と音楽は”2”でそれ以外はオール1、しかもテストの点数は常に5点以下。さらに、算数のテストで臨死体験を経験し、教科書を多く入れたランドセルを背負って、それほど重くないにもかかわらず倒れるほど、勉強が大嫌いである。一回だけ算数のテストで21点を取ったが、その時は涙に奇跡と言われた。愛読書はこの漫画が掲載されている週刊少年チャンピオンで、グラップラー刃牙シリーズの大ファンで週間少年チャンピオンの編集部に行って、バキシリーズの作者である板垣啓輔のサインと住所の情報を編集者に聞きたがるほどの大ファン、またこの雑誌に連載されているアクション漫画『京太郎』の大ファンでもある。
最初は学年リレーに抜粋され、最下位から巻き返せるほどの俊足を誇っていたが、途中から小学2年生の平均を下回る程の鈍足という設定に変わってしまった。のり子との競争で圧倒的な差を付けられ、汚名返上のために奈々子先生に指導を頼んだことも(結果は小鉄の反則負け)。その代わり、驚異的なスタミナを手に入れ、一日数時間も走り続けたり、夏休みを全力で遊ぶようになった。
1年中袖と襟に赤いラインの入った半袖のTシャツ[1](初期の頃は胸の部分に太いラインの入ったタンクトップや白の無地のシャツなどを着てた)半ズボン。馬鹿なので風邪をひく事は滅多にないが、作中で1度だけ風邪をひいている。「子供は寒さに強く作られている」と考えている。最初の頃はオーバーオールに長袖のいでたちでいることも多く、またセーターなどの服をたまに着る事もある。夏休みになると力尽きるまで遊び続け(フグオ、涙、仁らを倒れるまでつれまわす等)宿題は一切しない。しかし膝に爆弾を抱えている(後に、のり子のおでこを触った際に治った)など、不安を感じさせる部分もある。
菊池あかねに初めて会った時に一目惚れして以来ずっと恋心を抱いており、彼女に対する口調は他のキャラクターに対する口調に比べ比較的ソフトである。バレンタインデーにのり子にチョコを渡されたが「あかねちゃん以外はいらねーよ」と断わっており、その想いはかなり一途な事が見受けられるがバレンタインデーにはしつこくチョコをねだったり、彼女のリコーダーを満面の笑みで吹いたりなどとスト-カー行為にまで及んでいる。また、時に嫉妬深く仲間以外のキャラクターに彼女が親切にしたりすると相手にライバル心を抱いたり暴力的な態度を取ったりして結局はあかねに嫌がられている。反面、彼女に不幸な出来事が起こっても大爆笑していたりと少々冷酷な面もある。
大のプロレス好きであり、弟の裕太に様々なプロレス技からファッキンポーズまで直伝した。浦安市の地理に詳しく「浦安の裏道王」とも呼ばれ、市内にある公園などにも詳しく、目隠しをしても障害物に接触することなく走り回れる。地雷を踏んでも怪我1つしない。太りやすい体質でもあるが痩せやすい体質でもある。また、そのときは顔まで変わってしまう。
連載初期は現代っ子らしくTVゲームもプレイしていたシーンもあったが。最も得意なジャンルである格闘ゲームでも。大鉄以外のキャラクターにボロ負けしたりすることが多かったため、外遊びを好むようになっている現在ではTVゲームを好んでプレイするシーンがない。
性格の欠点として、大鉄などこの作品の大半の話でボケサイドに立つことが多いキャラクターに言える事だが、他人に対してのイタズラなどの問題行動を起こす際、殆ど罪悪感を持っていないことである、その為、花丸木やフグ夫などの一部の人物が小鉄のいじめやイタズラ行為などの被害にあっている。
小鉄はおじいちゃんっ子でもあり、単純な性格からおじいちゃんに言われた事をすぐに実行に移そうとする。休日でも連続登校記録保持のため毎日学校に通っている。又、母・順子に連れていかれた図書館で手にしたキネスブックの記録を破ろうと様々な挑戦したがいずれも失敗し、さらにはキネスブックをボロボロにしてしまい、貸し出し禁止となってしまった事も。
初期の小鉄は大鉄がタバコを吸うとニオイが好きなのか、寄ってきてニオイをかいだりする。しかし、「姫はそれがキライ」の回で、あかねに「タバコ臭い」と言われて、タバコを吸っていた大鉄を非難したりもした。また、小鉄は生後すぐ大鉄にタバコを手違いで吸わされた。
最初の頃は父大鉄の初期の髪型に似た髪型だったが、転校してきた西川のり子と衝突(小鉄がのり子をバカにしたのが発端だが)してKOされた際に髪を引っこ抜かれ、その髪引っ張りへの対策のために祖父金鉄に頼んで現在の丸刈りに(「丸刈りになってから面白くなった」と作者がコメントしている)。作者は「小鉄は自分自身を映したもの」と語っているため、性格のイメージは子供時代の作者自身と思われ。名前の由来は往年のプロレスラー山本小鉄
大沢木 大鉄(おおさわぎ だいてつ)
小鉄の父。43歳。大沢木家の大黒柱。愛称は「大鉄っつぁん」(だいてっつぁん)。ヘビースモーカーで、ズボンが下がったまま外を出歩き、耳かきさしっぱなし、ボタン掛け違え、靴の上から靴下、靴べらさしっぱなし、腕時計反対等、何でも面倒くさがりで、かなりぐーたらな性格であらゆる事を途中で投げ出してしまう。初期では靴を脱ぐシーンもあったが、物語の途中から家の中でも極度の酷暑でない限り土足で生活し始め(極度の油足で歩いただけで床がはがれてしまうため靴を脱げないから)その結果として靴が足からはがれなくなったりしている、また暑い時期の時は革靴ではなく草履を履くこともあった。ハッチとスタスキーからは嫌われているが、大鉄本人はいじめていると言う自覚が無い(つまり、結果的には、無意識のうちにいじめている事になる)、性格は自己中心で、煙草やそれらの類等の一部を除けばあらゆること鈍感で、例えばオールバックのカツラが頭の上に乗っかっても、小鉄に指摘されるまで気づかないほど、また自分自身の性格をほんの少しも自覚しておらずそれをいいことに晴男などを罵倒するなど自分の性格を棚に上げている所もある。初期では酒を好むシーンもあったが、飲んだ後は何らかのアクシデントに巻き込まれたりまた何かのアクシデントを起こして家族に迷惑をかけることが多く、また職業上の都合などからあまりそれらは見ることはなくなった。
家事を手伝う事がほとんどなく、した時には浦安市に大雪・大雨などの異常気象が起こる。善意が必ず裏目に出るタイプ。職業は個人タクシードライバーだが、乱暴な運転で事故を起こす事が多い。古い日産・スカイラインでデザインや、たまたま通りかかった鑑定士が「昭和40年代に作られたスカイラインですな」といった事から2代目の後期、または3代目をタクシー兼愛車(名前がありダットちゃんと大鉄は呼んでいるが、その割にはボロボロにしたり、また『元祖!』の話になるが、ガソリンの許容容量が5リッター、良くても7リッターにするなど乱暴な運転したりする)として使っていると思われる、また違法扱いされかねないくらいに大掛かりな改造(例えば運転を妨げる客や客を無理やり途中で降ろす際にそれを拒否をする客がいたら客席ごと強制排除できるなど)が施されている、因みにタクシーのデザインは連載が進むにつれて変わっており話によっては車体の横に「大沢木タクシー(個人タクシー)」等と書かれているものなどがある。車の片輪走行をするなど運転だけは神懸かり的センスを持つ。頭髪が薄い事をとても気にしているがよく事件に巻き込まれて抜けてしまう(頭髪が完全になくなると、小鉄たちに嫌がらせの対象となるから)、また髪型も最初は刈り上げただけの髪型だったが、65発目の「脳天」で、脱毛が発覚して以降、脱毛部分を隠すため右櫛型[2]の七三分けするようになった(だだし、脱毛が発覚した後も一時期は髪形を七三にせず初期と同じ刈り上げた髪にしており、また逆に七三分けするようになった後も櫛を入れてない髪形になってた時もある。)。
顔も初期のころは少しいきいきとしてた顔だったが。連載が進むと同時に顔が若返った感じの妻とは逆に、無気力な感じを受ける顔になるなど、ますます中年顔が激しくなっていった。
連載初期は、タバコの1カートンのパッケージごと吸うほど吸ってなかったが(初期は一週間ほど禁煙出来ていた)、中盤から状態はエスカレートしていき現在は、一日460本吸うという超ヘビースモーカーぶり[3](1本吸いきるのにかかる所要時間がたったの2、3秒というデータもある)好きな煙草の銘柄は話によって様々だが特にERキャスト(架空の銘柄で恐らく、キャスターのパロディ[4])を好むことが多い。大沢木家の壁などは彼のタバコのヤニで変色してしまっているほど、また禁煙すると貧乏揺すりするだけで金鉄いわく関東大震災、もしくは阪神大震災級の地震を起こしたり、通常の時よりかなりの無気力な性格になる。更に、生後間もない小鉄を抱こうとしてタバコを吸わしてしまったこともある。また巨人ファンで阪神ファンののり子のお父んと犬猿の仲。小学生の頃はそのいい加減な性格やいじめっ子(隣の席の同級生のパンを強奪するなど。)であった為に友達が一人もおらず、遊び相手は近所の野良猫だった。(元々、鈍感だったため最初の頃は、気にしておらずむしろ、自慢することが多かったが、399発目の「休んでゴメン」で小鉄の代わりに学校に行って自分の子供時代を思い出した際、友達がいないのは自分のせいだと始めて気が付いた)因みに作者の浜岡自身は花丸木や春巻と並んで最も気に入っているキャラの1人と言っており、性格の一部のモデルも作者の作品評で作者が「大鉄って、俺に似ている」と言うコメントから、現在の作者自身と思われる。
大沢木 順子(おおさわぎ じゅんこ)
大鉄の妻で、小鉄達の母。41歳。専業主婦で性格はこの作品の中ではかなりまともな方だが金鉄の為に買った布団の重さに気をとられて、自動車専用の道路に入ったり、青田君を裕太から(青田君がグロテスクな感じの人形とはいえ)無理矢理取り上げてごみ収集所に放棄するなど無茶苦茶な一面を見せることも、春巻に代わって授業をした時にはクラスの生徒から尊敬された。料理上手で子煩悩、小鉄の友達の母親達とも仲がよく、誰に対しても天真爛漫である。しかし、戦闘能力は、本作品中、仁ママや花園勇花(垣ママ)など一部のキャラを除けば最強レベル。特に小鉄・大鉄のバカ行為を止めさせたり裕太を危機から救う時にはそのパワーが発揮され、常識を越した行動をしてしまう。無意識のうちにハイレベルなプロレス技を使ってしまった事すらある。又、松五郎王国の猛獣たちを全滅させたり、グレートジャンボゴリラを一撃でしとめたり、酔って大福星子を倒したりしている。主な仕事は大鉄や小鉄、晴郎を叱る事。作品開始時は年齢相応に老け込んでいる印象だったが、話が進む毎に若々しくなっている(と言うより、若返っている)印象。青田くんを怖がっている。たまに無免許運転をしてしまうが、上手に運転できる。

ちなみに髪の毛の色は黒のベタで塗られているがカラーでは茶髪になっていることが多かった。

大沢木 金鉄(おおさわぎ きんてつ)
大鉄の父で、小鉄達の祖父に当たる。76歳。知的な性格で、小鉄に変なことわざなどを教えるが、小鉄が単純な性格から言われた事をすぐに実行に移そうとするため順子に止められる。よく家族のために頑張る。仕事はハッチの散歩。孫が大好きで、晴郎が幼少の頃、彼のために住民運動を起こして歩道橋を作らせてしまった事もある。特技は小鉄に変装する事。ローリングストーンズが大好き。高齢だが、誤ってタンクローリーを家まで持ってしまうほどの体力もある。息子の大鉄と違い、友人はかなり多く老人会の会合にもよく出かけているが、ここでもやはり無茶をしてしまう。亡き妻の遺影はタンスの上に位牌共々掲げられている。
大沢木 晴郎(おおさわぎ はるお)
大沢木家の長男。19歳。太っていて眼鏡をかけている洋画オタクの浪人生だが、受験勉強やアルバイトは全くしていない。最初の頃は予備校に通っている節もあったが、話が進むたびにそれも無くなっていた。将来の人生設計も「建築士になってカリオストトロの城を作る」「映画監督になってセーラープーンの実写版を製作する」等と言った具合に、どれも破綻しきった物ばかり。洋画だけでなくアニメなども好み、本編中では様々なアニメキャラクターのコスプレしている。ハリウッドスター似の人たちと共に「西部劇を守る会」を結成して仲間からデュークと呼ばれている(浦安のイーストウッド、大佐とも)。洋画やアニメの他にも、「鉄道」や「切手」など様々な分野でもオタクとは小鉄の弁。一時期はやせてニコラス・ケイジそっくりになったり、さらには非常に太りやすい体質で、家を破壊する程太っていた事もある。また、太ったときには高木ブーそっくりの顔立ちにもなる。太った体型になったのは祖父・金鉄が初孫だった晴郎を甘やかしてお菓子などの甘いものを沢山あげたからである。自転車には乗れないが三輪車と一輪車には乗れる。部屋の中はゴミやアニメ系の物の山で、中には米軍基地から盗んできたという本物の地雷などもある。これら”宝物”は時折母・順子や祖父・金鉄の手によって無断でゴミとして処分される事が多い。手先が器用で趣味は改造。その器用さであかねの弟のおさむにエアバッグつきのベビーカーをプレゼントしたりあかねに補助輪つき安全自転車を送ったことも事も。心優しい性格であり弟思いでもあるが、当の弟である小鉄からは軽蔑されている節がある。付き合っている彼女はインターネット上で知り合った宮崎危機(しかし、晴郎は彼女を嫌っている)。「~なり」、「~だっちゃ」など数多くのアニメキャラの口癖をもつ。アニメと同じ事を現実にやって失敗する事もしばしば。作者は「扱いづらい」「晴郎主演作はどれも酷い」コメントしている。名前の由来は水野晴郎。容姿のモデルは担当の編集者"伊藤"さん。
大沢木 桜(おおさわぎ さくら)
大沢木家の長女。おっちょこちょいで、天然ボケ。裕太の面倒を見たり、のり子と遊んであげたりなど、基本的には心優しいが、かなり短気な部分もある(初期の頃はヤンキーな感じだった)。ハエが大嫌いで屁の威力もかなりのもの。連載開始時は中学2年生で、付き合っている彼氏は花丸木。本編ではよく花丸木と一緒にデートしているが小鉄たちに見つかりそのまま災難に巻き込まれる事も多い(桜も、初期は小鉄を殴り飛ばす等の対処していたが、現在は精々軽く注意する程度である)。初期のころは髪にヘアバンドをかけていて、一時期、髪を短めにしていた事があったが、現在は元に戻っている。母・順子ほどではないが象を後ろ蹴りで倒してしまうほどで戦闘力はかなり高め。元・一流プロレスラーである国会議員に立ち向かう程、肝が据わっている。言われなくても家事をする一面も。西川のり子と仲良くなったのは大沢木家では彼女が最初。通っている中学の制服のデザインも最初期の頃はセーラー服だったが、後半になってくるとブレザーに変わっていたりする。彼女が変人である要素は花丸木と付き合っているという部分が多く、彼女と花丸木との話がパターン化してしまった事からその手の話が少なくなった時、彼女の出番は一時期かなり減った。
今では大鉄を非難する面があるが、幼少期は大鉄の適当な行動を逆に好んでいた(大鉄同様、土足生活を送ったり、桜が粗相した布団を車に干してしまったこともある)。
大沢木 裕太(おおさわぎ ゆうた)
大沢木家の三男。同じ幼児からは「ゆーたん」と呼ばれている。天才幼児で、得意技はDDT。大沢木家の子供の中では一番まともだが、同時に強靭な肉体と強大な腕力の持ち主でもあるため、将来が危ぶまれている事には変わりはない。初期のころは周りの幼児たちを率いて色々やっていた。橋友信也の息子まさひろとは仲がいい。青田くんを気に入っている。初期の頃は0歳という設定だったが、途中から成長して保育園に通っている。兄の250億倍頭がいいらしい。髪の毛の色は父と母が純血の日本人であることにもかかわらず何故か赤ん坊の頃から茶髪[5]でカラ-でない時はスクリーントーンは貼られていない。
ハッチ
大沢木家の飼い犬。小さい頃に小鉄がひろってきた。昔は白一色の犬(カラー版では白でない事も)だったが、小鉄にペンキを塗られ、顔の一部が黒くなった。大鉄に餌を踏みつけられるなど無意識のうちにいじめられている(大鉄本人はいじめていると言う自覚が無い)。
スタスキー
大沢木家が飼っているペットのチンパンジー。大鉄に餌のバナナを食われるなど無意識のうちにいじめられている(大鉄本人はいじめていると言う自覚が無い)。一時期、大沢木家から姿をくらませていた。小鉄に似せて作った人形に入り、学校をパニックに陥れた事も。
二匹の名前の由来は、「刑事スタスキー&ハッチ」因みにこの2匹は、最も初期のアイディアに出てきたキャラクターでもある。
青田くん(あおたくん)
大鉄がゴミ捨て場から裕太のプレゼントのため拾ってきたかなり不気味なキモカワ人形、一度は順子に捨てられたが仁とフグ夫の二人が拾って裕太にプレゼントし、現在に至る。裕太はとても大切にしているが、順子はかなり怖がっており、この人形の目を見ると些細なことでもパニックになり思考能力が停止してしまう。モデルは作者の家にある同型の人形。

小鉄の友達と友達の家族

のり子の家族

西川 のり子(にしかわ のりこ)
関西から転校してきた。大阪弁で話し、タフさでは劣るが運動能力の面では小鉄を圧倒している。転校初日に自分を馬鹿にした小鉄と衝突し、その事が小鉄の髪型を変える遠因となった。小鉄の抑え役の一人になっているが小鉄のライバル的な存在でもある。バレンタインデーには小鉄にチョコ渡した事もあるが恋心故の行動かは不明(受け取ってもらえず泣きながら爆走していた)。のり子の住む西川家は大沢木家の隣にあり、それも数日で立てたバラック小屋である。そのためか、何度も倒壊している。やんちゃ娘ではあるがしっかり者で思いやりの有る一面も持つ。土井津家ほどではないが、家が貧乏。朝食がアイスだけだったり、新聞やチラシは隣の大沢木家のものを早起きして勝手に見ていたりする。得意教科は体育で、不得意科目は算数。大沢木家の面々では最初に仲良くなったのは桜で、小鉄たちと桜の彼氏である花丸木を苛めている際にも桜の前ではばつの悪そうな表情をしたことも。彼女のおでこには不思議な力が宿っており、体調不良の人の症状や小鉄の馬鹿を治した事もある。又、髪を結ばずあかねから貰ったお古を着ていた時にあかねと間違えられた事もある。この事を利用して、あかねになりすました事もあったが、結果としては最初のほうは体育で褒められたが、後に散々な目に遭っただけであった(最後は春巻に「3000円貸してちょ」と言われた事にキレた)。卵料理がご馳走で、納豆が大嫌い[6]。基本的に登場初期を除きジャージや体操服でいる事が多いが、結構普通に女の子らしい服装をしている事もある。最近では甚平を着る事もある。作者をして「カンフル剤」と言わしめた存在。
柔道着を着ると運動能力が上がり、小鉄達はおろか、車をも投げ飛ばす怪力が出る。
また、大鉄ほどではないが頭髪がアクシデントなどで無くなることが多い
名前の由来はタレントの西川のりお
のり子のお母ん(のりこのおかん)
のり子の母親。スーパーでも値切るドケチな主婦。かなり非常識な行動をするため、のり子にもあきれられている。弁当屋で働く。大鉄ほどではないがヘビースモーカー。
のり子のお父ん(のりこのおとん)
のり子の父親。タクシードライバー。タクシー兼愛車はフェアレディZ(S30)。ギャンブル好きで、昔住んでいた大阪ではギャンブルで家族に多大な迷惑をかけている。妻同様にヘビースモーカーで常識にも欠けている。阪神ファンであり、同業者でお隣さんでもあり巨人ファンでもある大鉄とは犬猿の仲だが、それでも江戸紫桃代について気をつけるように大鉄に対し忠告をしたりするなど、ケンカ友達でもある。ドカベン全巻を揃えている等、古い漫画が好きという一面あり。

仁の家族

土井津 仁(どいつ じん)
第1巻の、「ドイツ人」で初登場。前髪にある星マークがトレードマーク。特小学生とは思えない強烈な風貌と、低音の声が特徴。握手を求めて来た小鉄をじゃんけんで負かし、ガッツポーズまで決めると言う、顔や性格に似ず意外とお茶目な一面も持つ。学校帰りに仁から逃げようとして走り出した所、タケシにぶつかってしまった小鉄のピンチを、うんこをタケシの顔にぶつけて救うと言った事までしている。その後、うんこを触った手で小鉄と握手をした。家がとても貧乏で、廃屋に住んでいる(自宅の廃屋は何度も倒壊しており、廃墟本の作者から廃墟と間違えられるほどボロボロの家)。自宅住所は「墓地裏6‐6‐6」。母親、仁ママと飼い犬、仁犬と暮らしている。父親は数年前に自殺。かなり無口な性格だが、小鉄の一番の親友。しかし、金銭が絡むとあっさりと裏切る事も。得意科目は算数と図工。特に算数に関しては金銭への執着ゆえに凄まじいものがあり、割り算もこなす。着ているTシャツは、仁ママが二十年前に飛び降り自殺した子供の死体から剥ぎ取ったもの。ジーンズに強烈な憧れを抱いており、全財産を銀行から下ろしてジージャンを買ったり、ノブの捨てたジーパンを拾ってきている。技はピッキング。将来の夢は課長。誕生日は6月6日。春巻からは「星印(ほしじるし)」と呼ばれている。小2の時は小鉄達の中で唯一隣のクラスだったが小3で同じクラスになった、極度の貧困生活の結果腐ったバナナを数個食べても食中毒にならず、また小鉄と一緒に、スギの木の前で大量のスギ花粉を吸ったが小鉄同様、花粉症はおろか鼻もムズムズしていなかった。名前の由来はドイツ人フグオと仁は「ローレル&ハーディ」のコンビをイメージして作ってる。
仁ママ(じん- )
仁の母。仁と二人で貧困や飢えに苦しんでいる。これといった定職にはついていない模様だが、職に就いたら就いたでトラブルを起こしまくる。顔は鬼婆ような顔をしており。相当の奇人変人。短気で、自宅の隣の墓場からお供え物や墓石や卒塔婆を盗んだりしている。そのため寺の和尚から襲われたりすることもしばしば。通信販売が大好きだが、商品の代金はいつも踏み倒している。しかも通信販売でなくても買えるようなあまり実用性のないものを買うことが多い。爪が非常にするどく、鍵が開かないときはその爪を削って加工することで合い鍵を作ることが出来る。犬を悪魔の手先と信じているため仁犬を殆ど可愛がっていない。チンペーさんこと谷村信司のファンだがチンペーさんには気味悪がられている。手先が器用なのか散髪が得意。極度の極貧生活の結果、順子と同様に戦闘能力が高く、吐き出す唾はピストル並の威力を誇り、素手や素足でコンクリートなども簡単に破壊する。和尚とのバトルでは気功砲(のような技)も繰り出した。
仁犬(じんいぬ)
仁の飼い犬。チワワ。元々は「ラブ」という名の別の人に飼われていた犬だったが、元の飼い主と遊んでいた際、坂から落ちてたまたま仁のランドセルの中に入ってしまい、そのまま仁が持ち帰ってしまった。仁ママには殆ど大事にされていない。

フグオの家族

鈴木 フグオ(すずき ふぐお)
太っていて、常に何か食べている。ランドセルの中には常に何か食べられるものが入っており、冷蔵庫に改造されている。食べられる物なら何でも見境なく食べる。好物はカルピスで、帽子の中に入れている。そして、薄めずに原液のまま飲み、万能薬として使用している。又、アイスバーも好物で、彼の歯は当たりバー製造機になっている。実家は青果店で、両親もフグオ同様に大食いでかなりの肥満体型。しかし、フグオ自身に肥満児という自覚はなし。それゆえに小鉄からは「お前の家族は5年後には全滅している」と心配されるほど。デパートの火事を消火させてしまうほどの量の汗をかく。料理は自分の考えたオリジナルラーメンが近所のラーメン屋になるなどセンスがある。得意科目は社会で、苦手な教科は体育。常に帽子をかぶっていて、帽子をとられる事を嫌う。口癖は「~キャプー」など。学校の中に秘密の菜園を作っている。食べ物が絡まない時は基本的に温厚で常識人だがあごを怪我していた花丸木を仁と一緒に逆さ吊りにして椅子にぶつけるなど陰険なところも、食べ物が一旦絡むと非常にキレ易い性格に変貌する(初期はもっと、怒りやすかった)。作中における大食いキャラの代表キャラだが、不二矢ペロには負ける。フグオと仁は「ローレル&ハーディ」のコンビをイメージしている。
浦安鉄筋家族場外乱闘大全究極キャラ集(キャラクターブック)では「鈴木 フグ夫」と誤記された。
鈴木フグオの父(すずき ふぐお の ちち)
フグオの父で、一家の大黒柱で八百屋の主。息子同様に食べる事が好きでかなりの肥満。食べ物が絡んでないときは普通の常識人。最初期には小鉄がフグオを虐めた事から小鉄の家に乗り込んできたことも。アイスはソフト系が好み。
鈴木フグオの母(すずき ふぐお の はは)
フグオの母で、夫と一緒に八百屋を切り盛りしている。とても料理がうまく、小鉄たちからも絶賛されるほどの腕前。勿論、夫や息子同様に大食いであり、食べ物が絡まないときは普通に常識の或る人だったりする。アイスはチョコ系が好き。

あかねの家族

菊池 あかね(きくち あかね)
お金持ちのお嬢様。美少女でクラスのアイドル的存在である。成績優秀で責任感も強く常識もあり教師やクラスメイトからの信頼も厚い反面、短気でけんかっ早く時にとんでもないわがままを言い出したり、思い付きで無茶な提案をしたりする。また、気分が乗ってくると常識では考えられないような行動(山頂から段ボール滑りをするために登山をしたり等)をしたりする。友達思いで弟のおさむを庇ったりなど面倒見の良い一面もある。
髪の色は明るい茶髪(ブロンドっぽい髪色になる事も)になっていてカラーではない場合、小鉄の弟の裕太同様にそのままスクリ-ントーンが貼られない。
大沢木小鉄の教育係でもあり、かなり頭を悩まされてきた経緯から小鉄を軽蔑しており、お互いの意見が食い違うと口喧嘩をすることもある。しかし基本的には仲のいい友達であり行動を共にしており、ツーショットも多い。小鉄が激太りし仲間内での発言力がなくなり、目立たなくなってしまった際には「いつもの馬鹿な小鉄っちゃんがいい」1番に音をあげたり、小鉄の異変にあると誰よりも先に気付いたりと何だかんだと腐れ縁のような関係であるが、小鉄とのキスかうんこ顔面直撃かの2択では後者を選んだり、自分自身が小鉄に思いを寄せるような内容の初夢をみた際にはプライドが許さないのか顔を真っ赤にして嫌がった。片思いしている人がいるらしいが彼女が彼のことを「本命」と言っている以外の詳細は不明。
また、上の名字が初出した「骨がぐしゃぐしゃ」の時の当初の名字は「菊池」ではなくなぜか「美沢」と言う名字だった
何らかのハプニングでよく『最終貝』の回の走灯馬などでフラッシュバックを引き起こすくらいの身体的ダメージを被ったり(ファンブックの浦安鉄筋家族場外乱闘大全究極キャラ集では災難にあった回数は24回と書かれているが、ファンブックの情報に不正確なところがあると同時に、その情報も1巻から当時最新刊だった25巻までのデータだけだった為、もっとかなりの災難にあっている可能性がある)、自宅が欠陥住宅だった上に、時々小鉄を始めとする浦安市民などに家の一部もしくは大半を破壊されその結果31巻収録の「ヘル家」で豪邸が倒壊して、豪邸を造った建築会社カストロフ建設の本社に直接訴えようとするも。その会社もオフィスが倒壊していてそれと同時にもう既に倒産してしまい逃げられるなど、不運な事に巻き込まれる事が一番多い(あかねを作ったきっかけになった、たまたまあかねを書いた際、「こんな美少女キャラが、かなり悲惨な目なったらおもしろいな・・」と言う逸話がある)。
お金持ちが故に小鉄たちのスポンサーになる事が多い。また、小鉄たちや春巻を金で操ろうとする悪い癖もある。その他クーラーを浴びたいために、彼女の家にやってきた小鉄たちをストーブや熱々のおでんを使って妨害しようとするなど非情な面もある、その為見方によっては好き嫌いの激しいキャラである。また旅行(夏休みなどの休日に決行することが多い)で留守になった時は留守泥棒や春巻などに入らないよう家の前で警備員を配置することもある(初期のころは、コジャックの犬小屋の煙突に鍵が隠されていて。警備員も配置されておらず菊池家の鍵の隠し場所を知っている者なら誰にでも入れる状態になっていた)。
春巻に変わり臨時で渋々ながらも代理教師も務める事もあるが、苦手教科の体育の時は小鉄と共に行う。のり子に「東洋一の運動オンチ」といわれるほど極度の運動オンチ。一輪車や三輪車には乗れるが自転車は補助輪が付いてないと乗れない。
デコピンが全く通用せず学校の机を壊すほどの石頭の持ち主(但し、初期の頃はタイガース軍団とのドッジボール対決の際のり子が投げたボールで運悪く頭にあたって頭蓋骨が壊れたり、不注意で柵の鎖に引っかかり頭を打った際、頭からの出血時に気絶していた)。
またお菓子作りが下手のようで、その腕の悪さは彼女のバレンタインチョコを食った(と言うよりたまたま、チョコが口に入った)小鉄いわく「犬のウンコみたいな味」と酷評しているほど。
かなりの嫌煙家で子鉄たちが家に入ってきたさい「タバコのにおいはないわね?」と言うほど。
必殺技は「魔女締め」。
ヨーグルトとにんじんが嫌いで給食に出た際には春巻やフグ夫にあげる等、食べ物の好き嫌いが激しい。
服装は初期のころはお嬢様らしいフォーマルな感じの服装が多かったが連載が進むにつれてカジュアルな服装も多く見られるようになった。初期の頃はボーイッシュな雰囲気の髪型だったが(初登場時はヘアバンドをバンダナ風に着けていた)、回が重なる内に現在の髪形になっていった。
名前の由来は菊地毅からと思われる。
菊池あかね・おさむの母(きくち あかね・おさむの はは)
菊池あかねとおさむの母。かなりの美人。基本的にはロングヘアに眼鏡姿だが、眼鏡をかけていないこともある(登場初期やあかねが赤ん坊だった時は初期のあかねと同じくボーイッシュ系のショートヘアーだった)。おっとりとした性格で温厚な常識人だが、仁ママが作った欠陥ベビーベットを見て、仁ママにブチ切れて仁ママが血を吐き出すほど殴り飛ばしたこともある事もある。初めの頃は小鉄たちを「野人軍団」と呼び、あまり快く思っていない節があった。しかし最近は、春巻が昼寝をしたり小鉄たちが自宅のアパートに破壊行為をしても大らかな態度である。
菊池 おさむ(きくち おさむ)
菊池あかねの弟。9月生まれ。通称おさむちゃん。誕生して間もない頃は普通の赤ん坊で、166発目の「かしわ」の時は1ヶ月笑わないこともあったが(喃語が少なくなったのもこの時から)、イタリアン助介のバナナすべりの応用ギャグに「きゃっきゃっ」と笑うなど、普通なところもあった。しかし、下の名前が初出した「弟人間」の回からアクシデントにあっても泣かなかったり(キムチラーメンを食っても、吐く等拒絶反応が無かったり等)、初期の裕太と比べると喃語(赤ちゃん言葉)を話すのが少なくなるもしくは喃語を話さなくなり、顔も鼻をたらしたり、無表情でボーッとしているなど春巻に「赤ちゃんにしちゃ変な顔」と言われる位、不細工顔になりシュールで変な感じの赤ん坊になり。また一時期は顔にそばかすらしきものが付くなどさらに不細工な顔になっていたが連載が進むと同時にそれらも消えていった、また誕生直後から散々な災難にあっており例えば。誕生して間もない頃に新生児ベットから吹っ飛んだ直後、小鉄に宇宙人呼ばわりされ、花丸木の不手際でスズメバチの大群に襲われかけたり、また髪が生えた頃は彼がベビーベッドの柵に触れたせいで柵が外れベッドから丸裸になりながら皿の上に転げ落ちフグオに食われそうになり、「弟人間」以降はフグオと仁につれてこられた先の春巻に顔を馬鹿にされた上に春巻のあげたキムチラーメンを食べたり、髪形を治すとか言って寝癖直しのヘアスプレーをかけられて鋼鉄級の剛毛になり、その直後に妻木の部屋の天井に突き刺さってぶら下がっていたり、晴郎製作のエアバッグ付きベビーカーでエアバッグの実験台にされ押しつぶされたり、小鉄たちに盥回しにされ仁がおしめを変える際にどぶまみれになり結果的に春巻の家にて危うく死に掛けたり、挙句には春巻にフグオの家の前に置き去りにされたり等の災難(特に「弟人間」以降の災難)によるPTSDトラウマ)等の要因が絡みその結果、369発目の「ウォルフ玩具」の回で1人立ちができるようになっていた時には一年中全裸で歩き回りたがるようになり[7]、路上に生える草を食べたり乳児時代よりも大量の鼻をたらしてそれで遊んだり「めぎー」や「らー」と嘲語の様な奇声ばかりを上げる等の奇癖を持ったとんでもない馬鹿に成り果ててしまうと同時に、それ以降は彼をメインにした話もなくなり更に『元祖!』からはモブ扱いになり、『浦鉄』で最も不遇な扱いを受けたキャラの一人となった。特技は、乳児時代は大盛りウンコ、一人立ちできるようになってからはのり子いわくほっぺたの肉が破れそうになる位の強力な抓り、また身体能力も主婦たちから“つねり魔”と呼ばれるほど、握力が異常に強くなり、自分の身長より高い柵を飛び越えられるようになった(この状態は作者をして”あかねの弟・改訂版”とされている[8])。頭にパンクヘアー風にポマードで尖らせたような独特の髪型のモデルはアトムと思われる事から下の名前のモデルは手塚治虫に由来していると思われる。
コジャック
菊池あかねの飼い犬で、犬嫌いの犬。ファッキンポーズをするなど芸のセンスはあるが性格はかなり悪い。神戸牛を使った餌しか食べない。『浦安』時代に住んでいた犬小屋は大きく、カナダ産の高価な木材が使われておりその中は小鉄があかねの部屋と間違えるほどの豪華さ。犬小屋の煙突には菊池家の合鍵がかくしてあり、そのことを知っているクラスメートや春巻が菊池家に侵入することがあった。鬼豚毒象を倒したハッチを尊敬している。名前の由来は「刑事コジャック」。
あかねの父

あかねやあかねの母の台詞のみに出てくる人物で、あかねが「このチョコはアメリカにいるパパからもらったの」と言ったり。あかねの母が「お父さんもうすぐ帰るんじゃないの」の台詞や菊池家の富裕な暮らしぶりを考えると、やり手のビジネスマンと思われるが詳細は不明で浦鉄(『元祖!』を含む)の中で最も謎多き人物の1人。

ノブの家族

上田 信彦(うえだ のぶひこ、あだ名・ノブ)
小鉄達のまとめ役。いたって普通の真面目な優等生の少年だが、ただ遊びとなると小鉄たちと同様、悪ガキとなる。時々小鉄達の不運に巻き込まれたりしている。人付き合いがいいが、自宅を何度も小鉄達に破壊されているため、小鉄達を出入り禁止にしている。長い付き合いのため、小鉄達の性格をかなり理解している。又、知識が豊富でよく小鉄たちにアドバイスしている。旭川出身。じゃんけんが弱い。バレンタインデーの日にはチョコをたくさんもらっているなど、かなりもてる。最初期の頃はそばかすがあり髪型も異なっていたが、髪形が変わると共にそばかすも消えていった。名前の由来は上田馬之助高田延彦。ちなみにこの本名は1997年の最初の増刊号にて初出したものであり、それまでは浜岡は前作『4年1組起立!』の登場人物の一人「委員長」と呼んでいたという。
ノブの母( -の はは)
ノブのお母さん。主婦。普段はパートタイム労働に出ている。

涙の家族

梅星 涙(うめぼし なみだ)
パ・リーグの千葉ロッテマリーンズの大ファン。年中、Tシャツに半ズボンの元気な野球少年で、Tシャツの「パ」の文字がトレードマーク。野球の事になると性格が変わり、熱血漢になってしまう。しかし、そのピッチングはプロ以上に上手く、50M離れた自動販売機のコイン挿入口に100円玉を入れられるほど。また、山ごもりの特訓の成果で「梅星玉」という魔球を投げる事が出来る。梅星球02(『巨人の星]』の大リーグボール2号のパロディ)、梅星球4号、ティアドロップサンダーといった数々の魔球も投げられるがそのほとんどが打たれている。また、涙自身気付かずに梅星玉を投げている事も多く散々な目に遭っている。ランドセルの中には常に野球道具を入れており、いつでも野球が出来るようにしている。自分専用の球場、涙球場を作ったが今は空き地にマンションが建ってしまい無くなってしまった。元ロッテオリオンズのリー兄弟(レオン・リーレロン・リー)の大ファンでサインをもらっている。父、梅星球道と一緒に長屋に住んでいる。サッカーは大嫌いであるが野球同様に天才的に上手く、シュートすると火を噴く必殺技ももっている。また、一回だけTシャツを破いてしまった際に球道にサッカーのユニフォームを着せられ散々な目にあった。スタミナがまったくなく、マラソンが大嫌い。。素直で礼儀正しく他人に、君、さん付けする。転校して来た直後は自分自身を俺と呼び学校にもほとんどこなかったが、レギュラー扱いになってからは僕と呼ぶようになり、小鉄たちとよく行動をともにするようになった。ノブとは特に仲がよく「ノブしゃん」と呼んでいる。グリーンピースが嫌い。星飛雄馬のパロディ。
梅星 球道(うめぼし きゅうどう)
涙の父。涙と同じくロッテの大ファン。息子にスパルタ教育で野球を教えた。元ロッテの名三塁手と息子には言っているが実は野球はやったことがない。酒と競馬が大好き。息子が挫折して野球をやめたがっているときは決まって折檻を行い、時には自身の酒乱までも利用する。最近では野球よりもサッカーに興味があり、「ベースボール イズ デッド」が口癖になり、涙をサッカー少年にしようとしている。星一徹のパロディ。名前の由来は中西球道(水島新司の漫画『球道くん』より)。

その他の友達

花子(はなこ)
男嫌いで、いつも小鉄達と喧嘩をしている。とても単純な性格。小学生のわりには背が高い怪力女。ヒガンテアンドレ、モアイ、ユリ・マゲー(ユリ・ゲラーのパロディ)等多くのあだ名があり(ほとんどは小鉄が命名)、呼ばれるたびにキレて暴れまわる。実は隠れプロレスファンでもあり、小鉄はそのことを知っている。苦手な教科は算数。算数以外は割と勉強ができる模様。オカルト好き。実家は喫茶店で店の名前は「花子ちゃん」。うっかりビールを飲んでしまうと性格が豹変し、戦闘能力も一気に高くなる。中田と仲がいい(因みに初期の頃に彼女にソックリのキャラが登場しているが、そのキャラが花子と同一人物なのか、プロトキャラなのかは不明)。
田中(たなか)
クラス写真で心霊と間違えられ、その時に花子に紹介されて初めて小鉄たちに知られたほどとても存在感が薄い少女。かくれんぼで行方不明扱いされたりするくらい存在感が薄い。この行方不明事件の後、周りから名前を「中田(なかた)さん」と間違えられ、今でもそう呼ばれている。人に気づかれない事を利用して、病院のカルテを盗み出した事もある。呪術に詳しく。プロレス業界と繋がりがある。将来の夢はインドでゾウ使いになる事。好きなテレビ番組は『大改造!!劇的ビフォーアフター』。知識の豊富さはノブ並だが、彼とは異なり「どうでもいい雑学」のそれだったりする事が多い。花子と仲がいい。

小鉄の初期の友達

本田 スカイ-ウォーカー(ほんだ すかいうぉーかー)
冷静さと冷酷さをあわせ持つ少年。実は数々の凄い特徴を持っている。基本的には無口で礼儀正しく温厚。フグオに「のっぽ」と呼ばれるほどの長身。ハゲ頭をさわるのが好き。父がスター・ウォーズファンだったのでこのような名前をつけられており、小鉄達がその名前を知ったのは最終回での事。2発目より小鉄の大親友として登場していた。しかし、仁が登場してからだんだん登場回数が減り、、全く登場しなくなった(エキストラとして登場することもあったがその時は小鉄たちと関わったことは一度も無い)。最終回に久しぶりに出てきたが、小鉄たちは彼の事をまったく覚えていなかった。その後家族でフィリピンに高飛びした、彼の顔は花丸木の顔のモデルになった。
小枝(こえだ)
本田と同じように初期は小鉄の友達として出ていたがだんだん登場回数が減って出てこなくなったキャラ。まったくしゃべった事がない。最終回のラスト1コマで復活。よくリコーダーを吹いている。本田同様、最終回で転校した。

小鉄の同級生

江戸 五郎(えど ごろう)
校内で殺人事件が起こる事を期待している自称少年探偵。しかし馬鹿。本人によると、転校する前の小学校では週に1度は殺人事件が起こっていたという。小さな事でも事件扱いにするが、解決した事はない。又、転入時の言動の所為であかねから相当嫌われている。苦手な教科は体育。『名探偵コナン』の主人公、江戸川コナンのパロディで下の名前は毛利小五郎をモデルにしている。彼は月刊少年チャンピオンの新連載(当時)「ヤマチャン」の主人公に想定されていたキャラだったが、間に合わずにこちらに登場となった経緯がある。
少林 次郎(しょうりん じろう)
実家の少林寺で修行を受けた、くすぐり拳をはじめとする拳法の達人。気功も使える。物静かで達筆で、手先が器用。礼儀正しいが非常に負けず嫌い。家にたどり着くのに数々の試練が待ち構えており、普通の人がたどり着くのに数時間かかる。その数々の能力を周りから気味悪がられ、一度普通の小学生に戻ろうと試みたが、失敗に終わる。勉強は苦手。容姿のモデルはジェット・リー、名前は少林寺から由来してる。
蛸橋 直子(たこはし なおこ)
とにかく走るのが大好きで授業中や給食の時間でも構わず走り回っており、ゴールに着くまで走り続けるという少女。自宅から学校までの距離は丁度42. 195km。高橋尚子のパロディ。また、このキャラクターの父親も小出義雄のパロディ。
蝶野 虫男(ちょうの むしお)
昆虫が大好きな少年。常に何匹かの虫をポケットの中などに隠し持っている。趣味は昆虫採集で虫のことについて詳しい。唯一の友達は仁。名前の由来は蝶野正洋
花園 垣(はなぞの がき)
人類最強の小学生。何でも破壊できるほどの怪力を持つ。普段は比較的おとなしいが生真面目すぎるのがたまにキズ。肉体を自在にコントロールできるが、脳だけはコントロールできず、勉強ができない。右脳を活性化させる手段を用いてテストに挑んだことはあるが、単純な計算式を解くことで全ての力を出し切り、力尽きている。自分の父親の墓をランドセルにしている。母親(通称「垣ママ」)も同じく怪力で、とてつもない力を持つ。『グラップラー刃牙』の主人公、範馬刃牙のパロディだが容貌は刃牙の異母兄であるジャック・ハンマーのパロディ。
星(ほし)
体も声も書く字も小さい少年。見た目がグレイタイプの宇宙人に似ており、花子からゼータ星人という宇宙人だと思われている。小鉄達と遊んでいることはかなり多い。
米異(よねい)
善良な性格の持ち主だが、乗り物酔いが酷い少年。乗り物に乗るとすぐ吐いてしまう。そのためタケシらに「ゲロ男」と呼ばれいじめられていたが、プロレスラーとの特訓で克服している。バスの中、あかねと乗った自転車、大鉄の運転するタクシーで吐いた事があり、とくに大鉄にはタクシーで学校に乗り込まれたこともある。「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場している。

タイガー軍団

5年5組の中村タケシ率いる浦安第一小で最大のマフィア組織。下記の4人以外のメンバーも存在する。タケシによると、あらゆる修羅場をくぐり抜けてきた精鋭部隊で、それぞれが特殊な能力をもった恐るべき子どもらしい。リトルタイガー軍団という幼い子供だけのチームもいる。最近は人気が無いらしい。

中村 タケシ(なかむら たけし)
幼稚園児の頃、『刑務所を脱獄した幼稚園児』の異名を持ち、様々な悪事を働いていたタイガー軍団のリーダー。小学5年生。小鉄をライバル視しているが、小鉄よりも馬鹿だと言われる。成績は体育が5を取れる以外はみんな2か1というもの。つまらない悪戯をよくひらめくが、最終的に自分自身が一番被害に遭っている。ラリアットが必殺技のプロレスラー、スタン・パンセンを尊敬しているが、実はラリアットが下手で、「日本一安全なラリアット」と呼ばれている。私立中学に入る野望を持っている為に教師に対して危害を加えない。 ジェットという弟(赤ん坊)がいる。また、容姿に似合わずキレイ好きな一面がある。
キツネ
得意技は物隠し。タイガー軍団の副官的存在。タケシを尊敬しているが、タケシのする行動が幼稚すぎるため、ときどき軽蔑している。家で写真現像が出来る。
ラフボーイ
タイガー軍団の旗持係。軍団の遊び場所確保やトイレでの盗撮(男子児童相手で、それで相手を嘲笑うため)が役目。容姿は常に上半身裸で、サングラスに海水パンツ。冬でもこの格好で活動を行っており、風邪をひいたこともある。
リトルX
別称「雑用王子リトルX」。タイガー軍団の中で一番の常識者。性格はクール。キツネとは全く異なり、そしてキツネ以上に、タケシを尊敬していない。何度もタイガー軍団を脱退しようとしたことがある。よくガムをかんでおり、ガム依存症と言う噂もある。特技はガム爆弾。

その他の小学生

穴川 ションジー(あながわ しょんじー)
44マグナム弾と同等の威力を持つ「44浣腸(よんよんかんちょう)」を必殺技とする少年。その技でタイガー軍団を全滅させた事や、病院で国会議員の便秘を治した結果、病院中をうんこまみれにした事もある。44浣腸で学年を征服する野望を持ち、その障害として小鉄達を嫌っている。現在、浦安市教育委員会から人と動物に浣腸をする事を禁止されている。宿命のライバルは同じ浣腸を武器とする直腸太。ちなみに44浣腸は弟の便秘を治すために母がしていたものを参考に編み出したもので、同時に病弱でいじめられっ子だった彼を救ったものでもある。名前は千葉市稲毛区穴川に因む。『浦安』時代は2年5組在籍。
有森 ミサ(ありもり みさ)
214発目にあたる「2・14事件」にのみ登場のタイガー軍団と同級生(つまり5年生)の女子児童。かなり可愛らしい。1、2年の頃、タケシとクラスメイトだったがかなり虐められていた(確認されているのはタケシの回想でスカートめくりとランドセル小便を掛けるのみだが、他にもあると思われる。)。しかしそんなタケシに対してチョコをあげたのだがそれは仕返しのために爆弾仕掛けであり、タケシを吹っ飛ばし長年の恨みを果たした。プラスチック爆弾かは疑問。『エコエコアザラク』の黒井ミサのパロディ、。
陰口(かげぐち)
グレート・ジャンボ・ゴリラの友達。いやみな性格で、何かあるとすぐにGJGを呼ぶ。ただ、相手が詐欺師みたいなテキレツの場合だと、正論を言う存在にもなる。「浦安市民最強を決める格闘技大会」もグレート・ジャンボ・ゴリラの先導役として鞭を持って登場している。『キテレツ大百科』のトンガリ(尖浩二)のパロディ。
角田 弁慶(かどた べんけい、あだ名・カドベン)
自称「野球の大天才」。バッティング能力はプロ以上に上手い。いついかなる時でも、どんな状態でも物が飛んでくれば打ち返す性格で、涙の「梅星球」や鼻水をバットで打ち返したり、硬球をシャーペンの芯で打ち返した事もある。口癖は「~ベーン」。『ドカベン』の山田太郎のパロディ。名前は南海ホークスの名選手門田博光と伝説の僧である武蔵坊弁慶から由来していると思われる。
グレート・ジャンボ・ゴリラ
通称GJG。東洋最大の小学生。体がとても大きく力が強い。ただし極端に頭が悪く、性格も非常に単純なのでカゲグチやテキレツによく騙される。テキレツをいじめている。さみしがり屋。『キテレツ大百科』のブタゴリラ(熊田薫)のパロディ。「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場している。
須賀(すが)
小鉄たちと隣のクラスの児童で、仁のクラスメイト。頬に十字瑕があり、ニット帽をかぶっている。小鉄やノブたちとは顔見知り。性格はあまりよく無く、不快ないじめっ子。仁に終始突っかかっていた。最初期のみの登場ですぐに出番無く消えた。
大福星 金太(だいふくせい きんた)
校内相撲大会に登場した、学校一のデブ。決勝戦まで勝ち進み、土井津仁と対戦、あわやのところまで追い詰められるもののこれに勝利した。サモ・ハン・キンポーのパロディ。
直腸 太(ちょくちょう ふとし)
穴川ションジーのライバル。初登場時は小3。ションジー以上の浣腸の使い手。「ローリングクラッチ浣腸」など、プロレス技を応用した浣腸を得意とする。ションジーとの戦い場になったあかねの家を激戦の末に穴だらけにし、2階のベランダを崩落させたことも。「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場しているが、何者かの攻撃によって…。アフロヘアーが特徴。
敵烈 藤男(てきれつ ふじお)
通称テキレツ。発明を趣味としている胡散臭い少年。毎回奇妙な発明をし、自分を虐めているグレート・ジャンボ・ゴリラに仕返しを試みる。実家は電気店。自身の発明でグレート・ジャンボ・ゴリラを騙したり、周囲に胡散臭い発明品を売りつけていたりするという、詐欺師臭いところがあるとか。菊池あかねと同じ幼稚園に通っていたという縁であり、小鉄達とは通っている小学校が違う。初期の頃は頬が痩せこけ血色も悪かったが、徐々に明るく穏やかな顔つきになった。『キテレツ大百科』のキテレツ(木手英一)のパロディ。
不二矢 ペロ(ふじや ぺろ)
いつもおなかをすかせている少女。甘いものが大好物で、また目の前にある食べ物は何でも食べる。頭のリボンを回すことで食べたものを自由に吐き出せる。限界までリボンを回すと洪水並みの量のゲロを吐く。同じ吐き系キャラである米異とは違って自己中心的ではた迷惑な性格。一時期、肥満が原因で入院して激痩せしたことがあったが、一日で元に戻った。不二家及びペコちゃんのパロディ。ポロというポコちゃんのパロディのボーイフレンドがいる。「浦安市民最強を決める格闘技大会」出場者だが、太りすぎで医者に出場を止められたため、ポロが代わりに出場。ノブの事が好き。

その他の友達の家族

花子の父(はなこ の ちち)
喫茶店「花子ちゃん」を運営する。顔は花子そっくり。
テキレツのオヤジ
テキレツの父親。電気屋を営む。世界で唯一、電化製品と会話をすることができる人。称号は「家電王」。
花園 勇花(はなぞの ゆうか)
垣の母で通称「垣ママ」。垣以上の怪力を持つ人間凶器。垣と山ごもりする時は、山ごもりから逃げ帰っても我が家は無しという意味から、事前に自宅を壊す。家事も人間離れしており、生米を握りしめて瞬時にして炊飯ジャーの如く炊き上げ、包丁代わりに手刀でネギを刻み、牛肉を買いに行く時には牧場で生きた黒毛和牛を生け捕りにして家まで持ってくる。実は息子の垣同様、闘いのこと以外はあまり知らず、運動会の騎馬戦でさえも死闘にしてしまう。垣には「鬼母(ママ)」と呼ばれている。『グラップラー刃牙』の登場人物、範馬勇次郎のパロディ。

小学校教師

イタリア 長介(いたりあ ちょうすけ)
教頭。温和な性格で、体を張った一発ギャグで人を笑わせることが趣味。言葉のギャグは苦手で、毒舌になったことすらある。一番得意とする芸はバナナ滑り。仲本工事のような顔の妻と志村けん加藤茶高木ブーザ・ドリフターズに似た5人の孫がいる。いかりや長介のパロディ。
校長
プライドが高く、典型的なハゲ。常に蝶ネクタイをしている。前作に当たる浜岡の作品『4年1組起立!』にも登場している。問題児が多く担任が頼りない2年2組に頭を悩ましているが、2年2組の児童達の逞しさに感動する一面もある。
前の小鉄達のクラスの担任
春巻以前に小鉄たちのクラスを受け持っていた男性教諭。姿が明らかになるのは西川のり子が初登場した回と水泳授業の時のみ。丸眼鏡をかけた男性で、年齢不詳の風貌。前者の回の時は長髪で奇抜なファッションをしていたが、水泳授業の時は丸刈りになっていた。
これといったエピソードが無いうちに早々と退場となった、謎多き人物。
春巻 龍(はるまき りゅう)
福井県出身。27歳。身長168cm。体重52kg。3巻から登場した小鉄達のクラスの担任(最初は前述した別の男性教諭が担任だった)。小学生時代、いじめられっ子だったらしく、人前で威張れる職業である小学校の教師となった不純な経緯を持つ。好物はキムチ、1人称は「俺」だが後述の口癖が多くなってからはそれをいわないことがほとんどになっていった(登場初期など一部を除く)。
肥満体となった小鉄を嘲笑ったり菊池あかねの弟のおさむを馬鹿にしたりボーナスを落としたショックから全生徒のテストを0点にしたりなど、性格はかなり屈折しきっている。屈折具合が相当な物である事は、自己讃美にも顕著に表れている(書道の授業で「春巻最高」と書かせたりする)。最初の頃は様々な小細工を弄して教え子達を恐れさせたりなど、知能が回る一面も見せていて、顔も少々かっこよかったが、連載が進むたびに知能の方はあきらかに低下、いきつけの中華料理屋の主からは「小学校の教師をやっているのが信じられない」と思われるまでになり、顔のほうもだんだんと間抜けっぽくなる。しかし持ち合わせている大人としての狡さや本人のいい加減さで相変わらず教え子や周囲の人たちを混乱させている。
貧乏で、家庭訪問と称し、自分の受け持つ生徒の家に行き、食べ物を貰おうとする。教え子である菊池あかねに幾度と無く借金している。ただでさえ貧乏なのに頻繁に財布を紛失し(注意散漫の為ポケットに財布を入れることができず、最初に遭難した回からお約束となっている)、さらに状況を悪化させている。度々「通信簿の成績を上げる」見たいな事を言うが、口約束でしかない。最初期の頃は「オメェーら全員、通信簿オール1だ!!」が決め台詞だった。
夏休みや冬休みなどには必ずと言っていいほど遭難し、デデニーランド(東京ディズニーランドのパロディ)(秘密の穴から無料で潜入しようとするもアトラクションから出られなくなる)や使われていない野球場(野球場に入った瞬間、ドアの前に鉄材が倒れ出られなくなる)、高速道路の中央分離帯(飛んでいった千円札を追いかけていたらそこに入り出られなくなる)、学校の屋上(日光浴をしようと屋上へ行くがドアを閉めた瞬間ドアノブがはずれ出られなくなる)、冬のドブ川、サファリパーク(自転車で迷い込み逃げようとするが熊に睨まれ、そこから一ヶ月近く死んだフリをすることに)、浦安富士(吹雪で前が見えなくなり浦安富士をアンデス山脈と勘違いし彷徨うことに)、近所の河川敷(小鉄達と共ダンボールですべるが逆に河川敷を上れず、出られなくなる)、市民プール(自分の腰にはまった大きなイルカの浮き輪がつっかえ向こう側へ渡る橋が渡れず出られなくなる)などさまざまな場所で遭難したことがある(一番遠い遭難場所はペルシャ湾と思われる)。最初に住んでいたアパートはゴキブリが出るほどのごみ屋敷になっており、そのアパートは初めて遭難した「野良ミャオ」で放火による火事で失い、その次のアパート「ドヌーブ荘」では下の部屋にいる凶暴な女レスラー・ボボコングに脅えながら暮らす(このときの家賃は月4千円)。このアパートもやはり火事で失い、その次のアパートは冬場は外より寒い上に風呂とトイレが無く、さらに家賃も1万円代と格段に値上がりと生活環境は悪化の一途。日々の食生活にも事を欠き、カップ焼きそばやキムチラーメンだけでなく、自ら釣上げたザリガニなどを食している(ただし、化学工場のそばのドブに住んでいるものである為、汚染されている)。運転免許を持ってない為通勤手段は自転車或いは徒歩。時々、学校の中で勝手に暮らしている。「少年時代は天才だったが宇宙人に脳みそ手術をされ馬鹿になった」という嘘の記憶をつくりあげている程、あまりにも過酷な少年時代を過ごしてきたと思われる。個性的な様々な口癖を持つが、ほとんどは香港映画の俳優の名前である(例・「~ちょー」、、「~キンポ」、「~ホイ」、「~ツィー」等)。初期は独特の口癖はあまり無かったが、口癖がでてきてからも性格の悪さといい加減さは変わっておらず、逆に悪化の一途をたどっている。地味ながらも住居不法侵入、窃盗、器物損壊、過失傷害(あやうくあかねの弟おさむを殺しかけたこと)などの犯罪行為を幾度と無く重ねている。同僚である長崎屋奈々子に好意を抱くが、彼が引き起こした様々な厄介ごとに巻き込まれてきた彼女からは当然嫌われている。
腕力も貧弱で、教師としての指導力も皆無。重要連絡事項を伝えなかったことさえザラであるなど、業務能力も最悪。病弱ゆえに無断欠勤も多く、出勤していてもあかねに代理教師をやらせて自身は教室の隅っこに寝転がっているなど担任放棄すら平気で行う事も。その人柄、性格、教師としての勤務態度や能力などから児童や同僚からは勿論、保護者からの信頼も壊滅的。普段の生活においても、前述した多くの犯罪行為や注意力散漫な所、一般的常識の欠如や使えそうなゴミを勝手にもってきては住処や教室をゴミだらけにしてしまうなど問題行動が後を絶たず、やはり周囲からは煙たがられている。しかし、坂上欽一が臨時教員としてやってきた時はその退屈さのあまり、小鉄達が復帰を望んだりと少しは人望がある。ブルース・リーのパロディで、本作品中に出ているパロディキャラで最も登場回数が多い。
長崎屋 奈々子(ながさきや ななこ)
浦安第二小学校2年5組の担任として登場。真面目で優秀な教師。春巻龍を嫌っているが、春巻からは好かれている。通勤の際は軽自動車スクーターを使っていた。学校にいるときの服装は、ジャージ姿が多い。自分のクラスの児童ではない小鉄やのり子、あかねや仁相手でも分け隔てなく接したり、学級閉鎖のときに小鉄たちのクラスの代理教師を務めたり小鉄の特訓に付き合ったりと面倒見がよく、彼等のクラスの無法状態に頭を悩ませながらも自分のクラスの児童よりのびやかに育っている事を認めたりと心も広い、但し鳥野兄弟の相談に乗らずに家に帰してしまうなど、少し問題もあることも[9]。実は前作に当たる浜岡の作品『4年1組起立!』に登場しているが、その時はラリアットを得意技とする暴力教師で、下の名前も決まっていなかった。もともと、『4年1組起立!』の長崎屋先生と本作の奈々子先生は全く別の人物だったが、『4年1組起立!』の単行本未収録エピソードで長崎屋先生主役の「君にさようなら」が増刊に掲載された際に長崎屋先生を奈々子先生と同一人物として紹介してから、彼女たちが同一人物となったと思われる。後半では「片付けられない女」のキャラになる(「野良ミャオ」等、初期のころの彼女の部屋は小奇麗な感じの部屋だった)。
銭高(ぜにだか)
子供を叱ることに喜びを感じている生活指導担当のスパルタ教師。しかし2年2組の逞しさに感動する一面もある。今の小学校での宿命のライバルは大沢木小鉄。以前の小学校でも悪い生徒(漫画の絵を見るとルパン三世の登場人物らのパロディ)を追いかけ回していたらしく、小鉄はその悪い生徒と同じニオイがするという。追い掛け回している時は疲れ知らずで、何時間小鉄を追いまわしていても疲れを見せる様子がなかった。整理整頓が大好きでかなり几帳面。銭形警部のパロディ。
坂上 欽一(さかがみ きんいち)
臨時教員。どんな"オイシイ"状況でも決してボケない「日本一おもしろくない男」。あまりに普通すぎて冗談が通じずおもしろくないため、生徒の人気は高くない。あだ名は「欽ちゃん」。実はハゲでカツラを着けており、そのことを指摘されるとキレる。55歳(コント55号に由来)。萩本欽一のパロディ(苗字は相方坂上二郎に由来)。
梅王子 辰夫(うめおうじたつお)
小鉄の学校の2年の教師として赴任してきたが、出された給食の味に立腹して自ら給食の料理長に就き、助手達と共にその腕を振るった美味かつ超高級な給食を出して児童からは喜ばれるが、あまりにも高級かつ高カロリーすぎたがために給食費の高騰や児童の肥満化を招いたが為に(恐らく、PTAからの圧力によって)解任された。料理人としての腕はかなりのものだが、度を越した食通で不味い料理を徹底的に嫌い、自分が不味いと思った料理には金を払わないなど社会常識が欠如したところがある。梅宮辰夫のパロディで、助手達もパロディキャラ。本来は本編にも登場予定があったが、最終的には増刊の特別編『あんな』のみにしか登場しなかった。

鳥野一家

158発目『東芝』にて初登場した某国民的人気アニメの主要人物をパロディーにした一家。凶暴主婦、鳥野ねぎまによって一家全員が虐待されているが、ねぎまがいない時は平和な仲良し家族である。ねぎまを含めて一家7人で小さい家に住んでいる事や著しい常識欠如の部分など、一般的に観ればねぎま以外の面々もまともとは言い切れない所がある。いうなれば、ねぎまに暴行されている事によって、ねぎま以外がかろうじてまともな人物として扱われていると言えよう(ねぎまよりはまともである。)。

鳥野 ねぎま(とりの ねぎま)
兄弟、親、子、夫を虐待する凶暴主婦。29歳。その他にも目の合った人を襲う習性がある。「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場しており、一回戦で大巨人と戦ったのだが、しかし大巨人の記憶が戻って帰ってしまったので、代わりに市長と戦うことになる。市民に手を出せないと悩む市長だったが、実際は東京女囚刑務所を脱獄して浦安にいるので東京都民である事をなんこつやつくねから教えられ、それで吹っ切れた市長によって見事に倒されて敗北。その後刑務所に収監されたと思われる。 知性や理性がないように見えるが、「浦安市民最強を決める格闘技大会」では履いている下駄を使って攻撃することを観客にアピールしたり、わざわざ自分の家族のいるところを狙ったりなど、いくらか存在している事は伺える。特技は毒ツバ。何度も刑務所に入れられ、人生の3分の1は刑務所の中で過ごしたらしい。一家で小さな家に住む(デザインは、サザエさんのエンドロールに出てくる家そっくり)。家の中はそのままトイレと台所と風呂場と子供部屋が一緒になったような感じで、訪れた小鉄たちを驚かせた。また、ねぎまによって幾度となく破壊されている。ねぎまを除けば鳥野家は幸せな家族。おでこに梅干を付けると気絶する。作者曰く、サブキャラの中では一番のお気に入りでアニメに登場させたかったのだが、他のパロディキャラと同様、著作権の関係で出す事が出来なかったのだとか。『サザエさん』の主人公、フグ田サザエのパロディ。弟のなんこつ、妹のつくね、子のたん、夫のしろ、その他の家族もサザエさんのパロディキャラ。
鳥野 しろ(とりの しろ)
鳥野ねぎまの夫と思われる(婿養子の可能性あり)。たんは息子。妻だと思われるねぎまからいつも虐待されている。初登場のときは後頭部にラリアットを喰らった後にストンピングを受けていた。また、アニメブック収録の特別編では元ネタを連想させる叫び声と共に鯖折を喰らっていた。何故、彼がねぎまみたいな存在と結婚したのかは不明。『サザエさん』のフグ田マスオのパロディ。
鳥野 すなぎも(とりの すなぎも)
鳥野家の大黒柱で、ねぎま、なんこつ、つくねの父親で、たんの祖父。後述する元ネタとは異なって頭の毛は3本。煙草を吸っているとねぎまから暴行を受けるという。アニメブック収録の特別編ではねぎま脱獄の情報を受けて逃亡する際にトイレットペーパーをお尻に挟んだままあかねの家に逃げ、それがあかねの家にねぎまを導いたりした。やはりその回でもねぎまに一撃で潰された。親の威厳と言う言葉の無い父親。あの小さい家に一家で住もうと考えているあたり、まともな神経の持ち主とは言いがたい。『サザエさん』の磯野波平のパロディ。
鳥野 はつ(とりの はつ)
ねぎま、なんこつ、つくねの母親で、たんの祖母。家事をしっかりこなしているあたり他の家族に比べるとまともな人物のようである。特別編でやはりねぎまに暴行を受けてしまった。『サザエさん』の磯野フネのパロディ。
鳥野 つくね(とりの つくね)
鳥野家の次女で、ねぎま、なんこつの妹で、たんの叔母。やはり姉から暴行を受けており、本編では元ネタを連想させる叫び声を揚げながら姉に暴行を受けていた。学校の中では常に兄や甥と行動を共にしているが、学年が兄・なんこつと同じかどうかは不明。初対面のときの影響か、小鉄たちとは知り合いになったものの、災難に巻き込まれる事を恐れた小鉄たちからは煙たがられている。『サザエさん』の磯野ワカメのパロディ。
鳥野 なんこつ(とりの なんこつ)
鳥野家の長男で、ねぎまの弟でつくねの兄でたんの叔父。いつもねぎまから暴行を受けているが、とっさの機転でねぎまを気絶させる事が出来る。小鉄たちの事を気に入ってはいるのだが、当の小鉄たちからは災難に巻き込まれる事を恐れてか、煙たがられている。『サザエさん』の磯野カツオのパロディ。
鳥野 たん(とりの たん)
ねぎまとしろの息子でなんこつとつくねの甥。家に居ると母親から暴行を受けるので、叔父達と共に小学校に行っている。そのため、小鉄やのり子からは常に何者だと問われている。左目には眼帯をしている。無口であり、あまり話さない。あの母親の存在だけでなく、あの環境に住み続けているところからして、最も将来を心配させる登場人物の一人。因みに彼が母・ねぎまから直接暴行を受けるシーンは本編には登場していない。勿論、『サザエさん』のタラちゃんのパロディ。

晴郎の彼女と仲間

宮崎 危機(みやざき きき)
大沢木晴郎のガールフレンド。見た目はかわいいが相当な不思議っ子で何をしでかすかわからない。食い逃げ、窃盗など数多くの犯罪行為を何度も行なっている。晴郎とはネットで知り合った。やせた晴郎を躊躇なく殴ったあたりデブ好きと思われる。『魔女の宅急便』の主人公、キキのパロディ。
東陽町のジェンマ(とうようちょうのじぇんま)
「西部劇を守る会」のメンバーで晴郎の友達。ジュリアーノ・ジェンマのそっくりさん。
富田(とみた)
晴郎の友人の一人でドールハウスの天才。一人称は「ボキ」で語尾には「ナッス」とつけている。怪しい風貌からか小鉄からは「ナス男」と呼ばれる。
妙典のオハラ(みょうでんのおはら)
「西部劇を守る会」のメンバーで晴郎の友達。自身のハリウッド行きをのたまった晴郎に呆れていた。ボブ・ウォールのそっくりさん。
船橋のコバーン(ふなばしのこばーん)
「西部劇を守る会」のメンバーで晴郎の友達。ジェームズ・コバーンのそっくりさん。
行徳のブロンソン(ぎょうとくのぶろんそん)
「西部劇を守る会」のメンバーで晴郎の友達。無職。チャールズ・ブロンソンのそっくりさん。見た目はかなり老けて見えるが、それ以上に年をとっている。

桜の彼氏と友人たち

桜の彼氏
最初期に登場した桜の彼氏。桜と一緒にデートで映画鑑賞していた所を大鉄らと遭遇し、それを見た大鉄は映画館に車ごと突撃する。作者である浜岡は恐らく彼をプロトタイプに花丸木を創造したと思われる。
花丸木(はなまるき)

下の名前は不明。

大沢木桜のボーイフレンド。露出狂ではないが、ドタバタやアクシデントに巻き込まれてなぜか裸になっている事が多い。また、本人は気づかない事が多く、気づいたら気づいたで隣にいる桜を責めるパターンが多い(但し、最初に丸裸になった時は。桜が彼のズボンのベルトを引っ張りその結果、丸裸になっているまた初期のころは、フグオや、スタスキーにズボンを脱がされている)。そのくせファッションセンスだけはかなり高く私服は星印が付いた物を身につけることが多く(但し175発目『ちくちく』の時は制服にも星印のバックルが付いたベルトを付けている)またズボンの下にはパンツをはかなかったり(時々、下に紙おむつを履く事がある)穴の開いたジーンズをはくのなら何もはかない(当然下半身は何も着ていない)などの妙なこだわりを持つ。上記の性格と気の弱さが災いし、小学校時代から空前絶後のいじめられっこで、現在でも常にクラスメート[要出典]エラー: タグの貼り付け年月を「date=yyyy年m月」形式で記入してください。間違えて「date=」を「data=」等と記入していないかも確認してください。や小鉄達にも桜とのデート中、レストランで小鉄たちに自分の口癖を言うことを強要されて以来いじめられているので小鉄達のグループを恐れ、「ちびっこギャング」、「悪魔っ子軍団」などと呼んでいる。大鉄や桃子などの花丸木を嫌う人物からは、軟弱な性格の上非常識な所と桜とつき合っているため嫌われ、オカマと言われたりオカマ野郎と呼ばれている。彼のおしりはなんでもはさんでしまう不思議な力をもっており普段の歩行の際は突き指(小指を突き指することが多い)をしながら順子いわくタコのように体を左右にくねらせながら動く。口癖は「~らむー」など。最初期の頃の顔はオカマくさかった顔だったが(唇に黒のベタが塗られていた)性格の変化に合わせるように、可愛らしい赤ちゃん顔風の童顔になっていった、また顔のデザインが変わった後も残っていたそばかすも連載が進むごとに消えていった。また、最初期の頃は性格や喋り方は気分の高揚時や肉体的ダメージを受けた時を除いて普通であったものの、大鉄や小鉄に理不尽な暴行を受けた事を桜に抗議した際に逆ギレされてしまった(この時点で正論、理不尽問わず、捨て台詞に桜にだけ抗議する、作品中のキャラの中では最弱というキャラ設定はこの時点で確立している)。しかし再登場時、桜が捨てた国会議員のウンコが詰まったゴミ袋を桜が制止しているにも拘わらず見ようとして桜に殴られ、(この時もしゃべり方は初登場時と同じだった)その後も再登場を重ねるうちに桜の友人・桃子やあかねやのり子をして「赤ん坊がそのまま大人になった」様なキャラへと変貌した。性格自体は小鉄のグループを除く小学二年生に動き方や口癖を真似されるくらい親しまれたり、足を怪我した松五郎のカンガルーを動物病院に運んだりなど基本的に善良だが、あまりにも常識や知能に事欠け過ぎている上にしばしば桜に対して理不尽に責めたり(『桜ちゃんの〇〇~』と言うことが多い)など、かなり厄介な人物。またこのような人間と付き合っている所からして、桜の人の良さと変人振りを表す存在。一時期は彼単独で小鉄たちと共演するエピソードが幾らか作られたが、現在は桜との共演前提の印象が強い(単独だとあまりにも救えないからだろう、最も桜と付き合っている時も悲惨な結果にあうことが多い)、因みに彼は大鉄と並んで作者が最も気に入っているキャラクターでもある。名前の由来は、初登場時に大鉄が「ミソか?」と罵倒したことから味噌製造会社のハナマルキと思われる。
桃子(ももこ)
桜の友人。男っぽい性格をしていて、大のプロレスファン。花丸木をオカマ呼ばわりしていて、彼と付き合っている桜を心配しているところもあるが、プロレスを観戦時、レスラーのハンセンにいきなり席を取り上げられ、対戦はおろかプロレス観戦に素人の花丸木に桜が「花丸木君の椅子が取られたじゃないの」言ってるのに対し彼女は「パンセンに取り上げられるなんてラッキーじゃない」と言う等プロレスバカなところもある。

漫画で関連する人物

十三階段 ベム(じゅうさんかいだん べむ)
小鉄たちの知り合いの売れない漫画家岩手県出身。34歳だが年齢以上に老成した風貌の持ち主。「十三階段 ベム」という名前(13階段妖怪人間ベムのパロディ)はペンネーム。以前は怪奇系の漫画を描くことを得意としていたため、デビュー作の『恐怖のタンバリン』をはじめ数々のヒット作を世間に流し、“怪奇の巨人”と呼ばれていたほどの凄腕の漫画家だったが、現在は若手漫画家のアシスタントに回ったりと以前の影すらない。今でも得意ジャンルの怪奇漫画をよく編集部に持ち込むが、その内容がグロすぎるため編集長(通称「王様」)にはよくドツかれる(編集長曰く「古すぎて人気が取れない」とか)。ただ、時折り漫画の仕事を編集長から依頼されている事もあり、評価されていないわけではないとみられる。
基本的に善人ではあるが思い込みが非常に激しく、他人の話やら夢に出てきた漫画の神様と思わしき人物からのお叱りを聞かない等、小鉄やあかねたちにまで将来を心配されてしまっている。アシスタントに行った先の若手漫画家の仕事場を結果的に荒らしてしまったり、仕事場を提供してもらった小鉄の部屋や菊池あかねの家をめちゃくちゃにしたりと、周囲にかなり迷惑をかけている。小鉄の両親(特に順子)からは「小鉄の友達」という風に扱われているが、あまり快く思われていない。仕事があまり無い為か、漫画を描く道具各種の確保は勿論、着る物にも不自由しているくらいに貧乏。夏にもかかわらず漫画の神様を思わせる一張羅を着ており(それしか持ち合わせていない)、眼鏡も壊れている。借家のアパート「大凶荘」の室内は異常に汚くゴミの山と化している。また、そのアパートの室内はきれいに掃除したらしたで、不気味な人形やどくろのレプリカが並べられ、吸血鬼退治用の十字架やニンニクがあちこちに飾られている。子供の頃に吸血鬼に血を吸われている上、浦安市内で吸血鬼を6人発見した、とは本人の弁だが、編集長曰く、吸血鬼ネタによってアシスタントがいつも逃げている、との事。襖や壁にスフィンクスや西洋の宮廷風の部屋などの落書きを描く事がある。また、名作「ブラック・ジャック」を知らなかったり、愛用のペンと言いつつも、命綱とも言うべき仕事道具の画材をぞんざいに扱っていたりする。
モデルは作者浜岡賢次の友人の漫画家穂積さん(ペンネームはほづみ・みずほ)。
王様(おうさま)
(漫画の中で)発行部数6000万部を誇る週刊少年チャンピオンの編集長。毎回十三階段ベムの作品を見る度に、ラリアットや金的攻撃などといった打撃系の突っ込みや酷評を入れている。孫が好き。ノブと同じマンションの一室に住んでいる。
脳田 達規(のうだ たつき)
十三階段ベムがアシスタントに入ったことのある若手人気漫画家。「少年チャンピオン」にてサッカー漫画「GET!富士丸」を描いている。若く好青年。喋りは南米のノリ。十三階段の仕事で仕事場を荒された上、見開きページを墓場での恐怖サッカーシーンに変えられ気絶してしまう。能田達規のパロディ。
樋口 和彦(ひぐち かずひこ)
少年チャンピオンにて「京太郎」を連載している若手人気漫画家。かつては十三階段ベムが人気作家だった頃のアシスタントだった。師匠の十三階段をかなりバカにしている。十三階段にお菓子(何故か下呂まんじゅう)を送られるが賞味期限が10年前に切れていたためにスタッフともども食中毒で倒れ、さらには十三階段の手で自身の作品を怪奇漫画風に代筆されてしまう。それ以降は師弟の縁を切った模様。樋田和彦のパロディで、樋田は作者浜岡賢次のアシスタントでもあった。
ほずみさん
作者浜岡の友人の漫画家ほずみ・みづほ。漫画にたびたびチョイ役で登場するが、悲惨な目に遭うことも多い。かなりの天然ボケで単行本の余りページ漫画でその実態が語られている。

警官

大谷 暑司(おおたに あつし)
熱血警官。前職は教師(教師として『4年1組起立!』に登場している)で、小鉄達に仕掛けた危険なゲームを以前にも行ったことが原因で懲戒免職になった。爆発物に詳しい。有刺鉄線によくからまる。大仁田厚のパロディ。
愛ちゃん(あい-)
ボボ代こと江戸紫桃代と一緒に組んでいる若い婦人警官で、桃代の後輩。桃代とは違って常識人。
江戸紫 桃代(えどむらさき ももよ)
通称・ボボ代。ミニパトに乗って交通違反を取り締まる婦人警官。凶暴でタクシー運転手から恐れられている存在だが、後輩には優しい。短気で、駐車違反のベンツのエンブレムを叩き潰したり、自分を馬鹿にしたタクシーの運転手をタクシーごとパイルドライバーにかけて重症を負わせたことも。濃厚牛乳を飲むと更に凶暴化し、身体能力も大きく上昇。時速60キロで逃げる車にさえ追い付いた。彼女もアジャ・コングのパロディで、名前は海苔の佃煮の江戸むらさき桃屋からとったもの。ボボ・コングとの関係は明らかになっていない。

ベビーファイトの関係者

野呂井 死郎(のろい しろう)
柳梅が主催するベビーファイトで大関の赤ん坊。6月6日の6時に生まれた事から「ダミアン」と呼ばれている。目つきが悪く、大抵は一睨みで相手を泣かせてきたが、裕太ににらまれて泣き出して敗退。悪魔をイメージした帽子を被っている。母親も目つきが悪い。
丸山 千秋(まるやま ちあき)
柳梅が主催するベビーファイトのキングだった赤ん坊。生後8ヶ月でありながら体重22kgの体格を有する上に二足歩行をし、声も赤ん坊のものとは思えないほど低い。また、首には住所と電話番号の書かれたカードがぶら下がっている。裕太と戦い、DDTと腕ひしぎ逆十字固めの連続コンボの前に敗れ去った。
柳梅(やなぎうめ)
赤ちゃんを戦わせるベビーファイトの会長。かなり毒舌で意地の悪いところがあるが、基本的には常識のある人。裕太をやたらと気に入っている。
暮石 ひろみ(くれいし-)
埼玉県在住。400戦無敗を誇る最強の三歳児。花子をいとも簡単に打ち負かすも、あかねの弟・おさむに瞼を抓られあっけなく敗れる。ヒクソン・グレイシーのパロディ。
ガニガニ六兄弟(がにがに ろくきょうだい)
動いているものを襲う習性のある、凶暴な赤ちゃん六兄弟。全員それぞれの額に1~6の数字が描かれている。「がにーがにー」と気味の悪い鳴き声を喋る。仁ママがベビーシッターとして仕事をするはずだった家にいた。なぜか仁にはなつく。一時期ジェンマ託児所という託児所を支配していたが、裕太に倒される。苗字は「ウナ」。

プロレスラーや力士

アブドラー・ザ・ブッちゃん

初期のころ、大鉄が海水浴場で、のり子の父とスイカ割り対決した際たまたま、日光浴をしていた巨人レスラー、アブドラー・ザ・ブッチュのパロディ。

大巨人(だいきょじん)
身長2m8cm、足のサイズ16文の大男。常に上半身裸で、記憶を失っているが、とりあえず小鉄達の命令で子分として行動している。小鉄がリコーダーを吹くとすぐに駆けつける。頭を強打すると記憶が戻りかけることがあるがすぐ忘れる。御主人様である小鉄からはあまり大事にされていない。もとは人気のプロレスラーで、試合中に対戦相手からパイルドライバーを喰らい、記憶喪失になり現在に至る。口癖は「~ババー」、ジャイアント馬場のパロディ。
影武者 喜明(かげむしゃ よしあき)
プロレスラーのそっくりさんが多数いる「新日本接骨院」の院長。患部を爆発させる、ウォッカで火をつける、などの危険な治療を行う。藤原喜明のパロディ。
橋友 信也(はしとも しんや)
息子の「まさひろ」が大好きな親バカプロレスラー。一時期、ライバルの小田輪に負けてプロレスラーを引退し、保育士になるが、後にプロレス界に復帰する。1WGPヘビー級王者で、身分証の呈示を要求されたときチャンピオンベルトを見せるほど自分がチャンピオンであることに誇りを持っている。よく号泣する。「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場している。まさひろの通う保育園の運動会でトラブルを起こして以来、保育園の父兄からは煙たがられている節があり、2度目の保育園の運動会のエピソード(300発目)にて早くから場所取りにやってきてそこで寝ているときには保護者父兄一同の総意で大鉄の車で港に運ばれた事もある。橋本真也のパロディ(因みに「新日本接骨院」の医師の中に「はしとも」と言う人物がいるがこの橋友とは別人で、彼はこのキャラをベースに作られた可能性がある)。
ボボ・コング(ぼぼ こんぐ)
新日本女子の女レスラー。短気ですぐキレる。住んでいたところは、春巻も住んでいたアパート「ドヌーブ荘」の一階だったが、ある日突然、本人の部屋から出火。そのままアパートは全焼しボボ・コング自身も出てこなくなった。アジャコングのパロディ。
小田輪(おだわ)
橋友と対決してそれを破ったレスラー。その後保育士をやっていた橋友の下を訪れるも、橋友と子供たちの攻撃に敗れた。小川直也のパロディ。
ボギー 愛子(ぼぎー あいこ)
プロレス技(除霊ボム・ボギーボム)で除霊する武闘派霊能力者。降霊、悪魔祓い、姓名判断、透視など多くの能力を持つ。たくさんの霊を召使いのように使っており、彼らを使って遠隔操作する「ボギーモービル」という秘密兵器を所持している。昔は色々な霊が透視できたが最近は動物霊しか透視できなくなってきている。口癖は「あ~コワイ」。宜保愛子のパロディ。アニメでは「三途野川霊子」という名前でデザインが異なっている。1942年生まれと思われる(1960年に高校卒業をしているため)。
玉子山(たまごやま)
たまたま買出しにでていたところを小鉄たちとじゃれあっていた力士。語尾に「~のハナ」とつける。しかし「自分を倒したら百万円あげる」と言ってしまったのが運の尽きで、小鉄のクラスメイト全員に襲われた末に、田中さんに爆弾を抱えた膝を攻撃されたり、さらには呪いの人形で膝を攻撃されてしまい、洒落にならない結末を迎えてしまった不幸な力士。
スタン・パンセン
ラリアットを得意とするアメリカ人プロレスラー。タケシが尊敬している。かつてリングに乱入してきた花丸木やファッキンポーズを決めたタケシに対して得意技のラリアットをくらわせた。現在市川市で日本人の奥さんと幸せに暮らしている。スタン・ハンセンのパロディ。
力士(りきし)
17巻242発目『ノド輪』に登場した力士。大柄である上に見るからに暑苦しい。おやつに牛丼を70杯購入して車の中で平らげてしまう健啖家。言動や所業などに無頓着。浦安駅から両国国技館に行こうと大鉄のタクシーに乗ったものの、その体格のでかさや重量だけでなく、場を考えない言動や所業などで大鉄を災難に巻き込んだだけでなくその愛車をパンクさせたり半壊させたりした。

様々な職人

難波 湾(なんば わん)
日本一の布団叩き屋さん。1という数字をこよなく愛し、何事も1番でないと気がすまないため、1という数字を得るためなら手段を選ばない。逆に、3という数字は大嫌い。愛称は「湾ちゃん」。王貞治のパロディ。
鬼豚 毒象(おにぶた どくぞう)
かなり強引な読裏新聞の新聞勧誘員。ほとんど脅迫まがいの手方で新聞を契約させている(しかも一日何百部もの枚数を取るよう契約させる)。これまでに大沢木家や菊池家、上田家に新聞勧誘に行っているがいずれも失敗している。
ザトペックじいさん
手作りぬいぐるみのお店「ピノチオくん」を営む老人。彼の作るぬいぐるみの鼻は、なぜかみんな異常に鼻が長い。晴郎の知り合い。鼻が赤い。ピノキオのゼペットのパロディ。
ヒゲじーさん
子供しか知らない浦安のあるところで秘密の理髪店を営む子供好きの元理髪店主人。たったの50円(水曜日は10円、木曜日は1円)で散髪してくれるのでお小遣いを増やしたい子供がよく集まる(多い日には4時間も並ぶ)。
「北米タッグ」の店長
カレーショップ「北米タッグ」の店長で、其処のチャンピオンであるフグオと橋友のカレー対決を見届けた。
水野 ピカデリー(みずの ピカデリー)
映画館「浦安ステラ座」の社長。子供を拉致して自分の好きな映画を見せる、恐怖の映画魔でもある(あかねにはグロテスク映画で、仁には男はつらいよ全48作を3日間徹夜で見せた)。彼の中では日本映画はいまいちらしい。晴郎の知り合い。水野晴郎のパロディ。
アパートの大家
本名不明。春巻の現在のアパートの大家。ガラの悪い雰囲気の男で、奇行の多い春巻に対してキレていた。特別編「馬鹿春」のみ出演。

その他

加藤さん・志村さん(かとうさん・しむらさん)
仲のいい老人二人組。常に二人で行動している。2人で動いたりしゃべったりするだけでコントになってしまう。『4年1組起立!』に登場した加藤茶太郎と志村健吉と似ている。加藤茶志村けんのパロディ。
稲川 ジューン(いながわ ジューン)
怪談を話すことを仕事としている不気味な男。怪談のネタを探すために1週間廃墟に住んだり、墓荒らしをしたこともある。しかし人間を幽霊と見間違えたり(仁ママを幽霊と間違えることが多い)と、勘違いが多い。妻とは離婚し、淳子という娘がいる。稲川淳二稲村ジェーンパロディである。
古代 亀(こだい かめ)
近所では「亀ばあさん」の名で親しまれている大人しそうな老婆。92歳。しかし実際はとても執念深くて行動力も高い。あることが発端となり大鉄に対して恨みを抱き、彼ばかりでなく小鉄を襲ったり、大沢木家にシロアリをすまわせたりと悪質なストーカー行為をしたりしている。彼女の家族も鳥野家同様『サザエさん』のパロディであるが、彼女自身はサザエさんの登場人物のパロディキャラではない。
国会議員(こっかいぎいん)
日本コブラ党所属の国会議員。超新日本プロレスの会長でもある。便秘がちで、一度に大量の糞を噴射する。オムツをした事もあるが失敗に終わる。浦安各地に出没しその度に常識では考えられない量の糞を噴射し、ノブの住んでいたマンションのエレベーターやデパート、遊園地の観覧車や電車(東京地下鉄東西線がモデル)、飛行機、屋形船などを破壊している。糞だけでなく屁や足の匂いも危険。「浦安市民最強を決める格闘技大会」に出場している。アニメではデザインが異なっている。また、一日駅長を務めた事もあったが、一日運転手を志願する無茶な要求をした。アントニオ猪木のパロディ。
コルチャック
ポセイドン笠原の飼い犬で、激怒神社の番犬。飼い主同様に獰猛。ハッチとは仲がいいらしい。
佐茂飯 禁子(さもはん きんこ)
大福星子とは姉妹。普段の性格は温厚だが、短気でキレると豹変する。姉と喧嘩すると姉のほうが強い。サモ・ハン・キンポーのパロディ。
大福 星子(だいふく せいこ)
身近な生活の雑貨を使って戦いをするおばさん。どんなに高い所から落ちても死なない。佐茂飯禁子とは姉妹で、よく喧嘩はするが実は近くの家に住んでいるほどの仲良し(後に、同じマンションに引っ越した)。新聞配達・出前・タクシー運転手などの仕事をしていたこともあった。名前の由来は、チェンの主演映画『大福星』。彼女は現在と過去では設定が違っており、登場当初は2児の母で夫とは半年前に離婚、というものだった。
中村 ジェット(なかむら じぇっと)
タイガー軍団リーダーの中村タケシの弟。あまり賢くない赤ん坊。柳梅たちからはかなり酷評されている。名前の由来はタイガー・ジェット・シン
橋友 まさひろ(はしとも まさひろ)
橋友信也の愛息で、裕太と同じ保育園に通う。裕太と仲がいい。チャンピオンである父を誇りに思っているものの、彼の奇行の所為で肩身の狭い思いをすることも。
畑 松五郎(はた まつごろう)
大沢木家の隣に住んでいる自称動物愛好家。そのわりには時々動物を虐待していて、動物たちから仕返しされることもある。自宅を「松五郎王国」とし、草食動物から猛獣まで様々な動物を飼っている。年下から命令口調で喋られることを嫌う。人間嫌いで人間の友達がいない。独身。60歳。畑正憲のパロディ。アニメでは「牛松虎五郎」という名で登場しており、デザインも顔の唇を厚くされていたりと一部変更されている。
ブリーデン(ぶりーでん)
中村タケシの飼い犬。チワワ。虎のような縞模様を体にペイントされており、柳梅たちからは「虎」と呼ばれている。裕太にブルドッキング・ヘッドロックを喰らった。名前の由来は元阪神タイガースハル・ブリーデン
星野 虎吉(ほしの とらきち)
ウエットスーツを着て、河川敷でダンボールに乗って土手を滑る『丘サーフィン』をしている青年。小鉄らと出会い、長年の目標である浦安フジでの丘サーフィンを実行するも、偶然花丸木と一緒に居た桜と共に大鉄のタクシー に飛び込み、大鉄と一緒にガソリンスタンドに突っ込む。
ポセイドン 笠原(ポセイドン かさはら)
浦安一恐いと言われている激怒神社の神主。しかし小鉄達にはよく怒るハゲと馬鹿にされている。怒ると「ダーミーアーン」「オーメーン」など怪奇な大声で叫びながら箒を使って攻撃してくる。賽銭箱に小銭を入れると激怒したり、敷地に入った金は問答無用で賽銭箱に入れる(お札なら足の指で神飛行機状に折り、箒で打ち上げて賽銭箱に入れる)など、異常にけちで短気で金にがめつい。そっくりな孫がおり、孫にはやたら甘い。孫が現れると『孫パワー』と呼ばれる力を発揮し、怒りや痛みを完全に忘れ、ドロップキックなどを喰らっても微動だにしなくなる。賽銭箱を常に大切にしている。しかしその賽銭箱にお金を入れた人は酷い災難を被ってしまう。その賽銭箱にはカウンターが付いており、賽銭の金額が一目で分かるようになっている。入れ歯は超高級品を着用。名前の由来は漫画家の笠原倫。アニメ本編には登場しなかったが、オープニングアニメの冒頭で巨大ロボットに扮した彼が登場している。
春巻のおばあさん(はるまき-)
春巻の祖母。福井県で暮らしている。春巻と同じく個性的な数多くの口癖をもつ。たまに春巻に贈り物を贈ったりする。
谷村 信司(たにむら しんじ)
仁ママの好きな歌手。通称「チンペー」。ファン層は主に、主婦。浦安によくやって来る。突然襲いかかったり、生爪や髪の毛を送ってきたりする仁ママを気持ちわるがっているが、チンペー自身もけっこう変人である。主な歌は「スバルレオーネ」(「昴」のパロディ)、「少年チャンピオン」(「チャンピオン」のパロディ)など。谷村新司のパロディ。
一茂(いちも)
プロ野球選手。よくエラーをするので、球団のお荷物と言われている。長嶋一茂のパロディ。

外部リンク

脚注

  1. ^ ただしATC(秋田書店のコンビニ漫画)等ではラインの色が緑などになっていることもある(アニメでもTシャツのラインの色が緑になっている)
  2. ^ 但し256発目の「生クリスマス」などの一部の話では左櫛型(っぽい)七三分けにしている事もある
  3. ^ タクシードライバーは、一般成人男性より煙草の使用量が多いというデータがある、禁煙タクシーも参照のこと。
  4. ^ 但し、この作品にも、キャスターが登場しているのでERキャストは浦鉄世界のキャスターという事ではない。
  5. ^ ただし日本人もハーフでなくとも髪の色が茶髪(の様な髪に)なることがある
  6. ^ 余談だが、関西地方の人は、関東地方の人と比べると納豆嫌いが多いというデータもある
  7. ^ 但し、368発目の登場時には、パーカーと黒く塗られた長ズボンをはいていた
  8. ^ また、ファンブックやATCの「奇人変人編」の企画では、”一人立ちできるようになってからは野生化した”と書かれているいるがそれは、乳児時代の災難が原因によるものなのかについては説明はされていない。
  9. ^ 但し、この相談シーンがある「東芝」の初掲載時は家庭内の児童虐待が一般的ではなかったために良いほうでも相談を聞くだけと言うケースが多かった