コンテンツにスキップ

久米島分屯基地

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

座標: 北緯26度22分30秒 東経126度45分55秒 / 北緯26.37500度 東経126.76528度 / 26.37500; 126.76528久米島分屯基地(くめじまぶんとんきち、JASDF Kumejima Sub Base)とは、沖縄県島尻郡久米島町字宇江城山田原2064-1に所在し、第54警戒隊が配置されている航空自衛隊那覇基地の分屯基地である。久米島北部の宇江城岳にある固定レーダーサイトであり、標高約290m。南西諸島中部や東シナ海の対空警戒・監視を任務としている。分屯基地司令は、第54警戒隊長が兼務。基地の一部はアメリカ空軍第18航空団が使用。

その他、久米島の東部海域には米軍訓練水域として久米島射爆撃場(ハテノ浜など)がある。

所在部隊

[編集]

南西航空方面隊隷下部隊

[編集]

沿革

[編集]
  • 日本海軍海軍方面根拠地電波探信隊 (久米島守備隊) (隊長鹿山正兵曹長) の通信施設や兵舎、また壕などが構築されていた。
  • 沖縄戦で接収され、アメリカ軍の施設 (久米島航空通信施設) として使用されていた。
  • 1972年(昭和47年)
    • 5月15日:沖縄返還
    • 10月11日:臨時沖縄航空警戒管制隊久米島分遺隊新編[1]
  • 1973年(昭和48年)
    • 5月15日:アメリカ軍第623航空警戒管制中隊第2分遣隊(623rd Aircraft Control & Warning Squadron Det2)よりレーダ機材移管、久米島分遺隊を第54警戒群に改編[1][2]
    • 10月16日:臨時沖縄航空警戒管制隊が南西航空警戒管制隊に改編され、その傘下となる
  • 2003年(平成15年)3月27日:第54警戒群を第54警戒隊に改編
  • 2008年(平成20年)10月17日:警戒管制レーダーをJ/FPS-4に更新[3]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]