SEGA-AM2
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | SEGA-AM2 |
本社所在地 |
日本 〒144-0033 東京都大田区東糀谷二丁目12番14号 |
設立 | 1983年10月1日 |
事業内容 | 家庭用・携帯用・業務用等ゲームソフトウェアの開発委託 |
代表者 | 片岡洋(代表取締役社長) |
資本金 |
1億275万円 (2004年3月31日現在) |
従業員数 |
182人 (2004年3月31日現在) |
主要株主 | 株式会社セガR&Dホールディングス 100% |
特記事項:2004年7月1日に株式会社セガR&Dホールディングスに吸収合併。 |
株式会社SEGA-AM2(登記上の商号:株式会社セガ・エイエムツー、SEGA-AM2 Co.,ltd.)は、かつて存在したセガの開発子会社。
概要
[編集]1983年10月1日設立。セガの体感ゲーム専門開発チーム[1]として発足。開発分室「スタジオ128」[2]、「第八研究開発部」[3][4]、を経て「第2AM研究開発部」、後に「第2ソフトウェア研究開発部」通称「AM2研」(エイエムにけん)・「AM2」と呼ばれていた一部署だった。発足当初から『アウトラン』、『スペースハリアー』、『バーチャファイター』シリーズなど数多くのヒット作を生み出し、『アウトラン』に登場するヤシの木をモチーフにしたロゴマークとともにゲームファンの間で広く知られていた。
2000年2月18日に、セガ分社化の一環として、第2ソフトウェア研究開発部はCSK総合研究所(CRI)に組織統合されるという形で独立した。この時期に発売された『シェンムー 第一章 横須賀』のクレジットはセガではなくCRIになっていた。
2001年8月1日に、社名をSEGA-AM2と変更。代表取締役社長に鈴木久司、代表取締役に鈴木裕が就任する。後に、鈴木裕は2003年10月1日に新設されたデジタルレックスの社長に就任する。
2004年7月1日に、セガの他の開発子会社であるセガワウ、ヒットメーカー、アミューズメントヴィジョン、スマイルビット、ソニックチーム、デジタルレックスとともに再びセガに統合され、『セガ第二研究開発本部』となった[5]。子会社時代に最後にリリースした作品は『アウトラン2』、『アフターバーナー クライマックス』だった。しかしその後も「AM2」のヤシの木マークは作品に使われ続けている。2006年に株式会社セガR&Dホールディングスに合併し解散。2015年4月1日のセガグループ再編に伴い、『セガ第二研究開発本部』は『セガ第一研究開発本部』共々株式会社セガ・インタラクティブへ継承され、『セガ・インタラクティブ第二研究開発本部』となった[6][7][8]。
作品リスト
[編集]現在の「セガ・インタラクティブ第二研究開発本部」開発作品も含む。
アーケードゲーム
[編集]- アウトトリガー
- アウトラン (『ターボアウトラン』、『アウトラン2』、『2SP』も)
- アフターバーナー (『クライマックス』、『II』(en:After Burner II)も)
- アラビアン・ファイト (en:Arabian Fight)
- エイティーン・ホイーラー
- F355チャレンジ (『2』も)
- F1エキゾーストノート
- F1スーパーラップ
- Quest of Dシリーズ
- ゴーストスカッド
- ザ・キングオブルート66
- GP RIDER (en:GP Rider)
- G-LOC: AIR BATTLE
- シャイニング・フォース クロス
- スカッドレース (en:Sega Super GT)
- ストライクファイター(『アフターバーナー』、『G-LOC』の続編)
- スペースハリアー
- セガネットワーク対戦麻雀MJシリーズ
- ソニック・ザ・ファイターズ
- それいけ!!ココロジー (『2』も)
- ダイナマイトダックス (en:Dynamite Dux)
- CHARGE'N BLAST
- デイトナUSA(『2』(en:Daytona USA 2)も)
- デザートタンク (Desert Tank)
- 初音ミク Project DIVA Arcade
- バーニングライバル
- バーチャコップシリーズ (『1』から『3』まで)
- バーチャストライカーシリーズ(『1』から『2 ver.'98』まで)
- バーチャファイターシリーズ (『リミックス』以外のマイナーバージョンアップを含むシリーズ全て)
- バーチャレーシング
- ラッドモビール
- パワードリフト
- ハングオン (『スーパーハングオン (en:Super Hang-On)も)
- ビーチスパイカーズ (en:Beach Spikers)
- ファイティングバイパーズ (『2』も)
- R-TUNED:Ultimate Street Racing
- ボーダーブレイク
- 艦これアーケード
- ソウルリバース
マスターシステム
[編集](全て他の部署開発)
- アウトラン
- アフターバーナー
- スペースハリアー
- スペースハリアー3D
- ダイナマイトダックス
メガドライブ
[編集]- アウトラン(シムス開発((株)ヘルツが孫請け)
- アフターバーナーII(電波新聞社開発)
- G-LOC(他部署開発)
- スペースハリアーII (en:Space Harrier II)他部署開発)
- バーチャファイター2
- バーチャレーシング
- ヴァーミリオンen:Sword of Vermilion (A.K.A. Vermilion in Japan)
- レンタヒーロー
スーパー32X
[編集]- アフターバーナーコンプリート(ゲームのるつぼ開発)
- スペースハリアー(ゲームのるつぼ開発)
- バーチャファイター
- バーチャレーシングデラックス
ゲームギア
[編集]- G-LOC
- アウトラン
- スペースハリアー
セガサターン
[編集]- 安室奈美恵 デジタルダンスミックス
- ファイターズメガミックス
- ファイティングバイパーズ
- セガエイジス :『アフターバーナーII』、『アウトラン』、『パワードリフト』
- セガエイジスVol.2: 『スペースハリアー』
- バーチャコップ (1,2)
- バーチャファイター (1、2、キッズ、CGポートレートシリーズ)
ドリームキャスト
[編集]- アウトトリガー
- エイティーン・ホイーラー
- F355チャレンジ
- シェンムー (一章横須賀、II)
- バーチャコップ2
- バーチャファイター3tb(GENKI開発)
- ファイティングバイパーズ2
- プロペラ・アリーナ (発売中止、en:Propeller Arena)
Xbox
[編集]- アウトラン2
- アウトラン2006
ゲームキューブ
[編集]- エイティーン・ホイーラー
- バーチャファイター サイバージェネレーション 〜ジャッジメントシックスの野望〜
- ビーチスパイカーズ
PlayStation 2
[編集]- アウトラン2006
- エアロダンシング4: New Generation
- エイティーン・ホイーラー
- F355チャレンジ
- ザ・キングオブルート66
- バーチャコップ リバース
- バーチャファイター4 (無印、Evolution)
- バーチャファイター サイバージェネレーション 〜ジャッジメントシックスの野望〜
- 超時空要塞マクロス
PlayStation Portable
[編集]Wii
[編集]PlayStation 3
[編集]- バーチャファイター5
PlayStation 4
[編集]- ボーダーブレイク
Xbox 360
[編集]- バーチャファイター5 Live Arena
ニンテンドー3DS
[編集]- 初音ミク and Future Stars Project mirai(2012年)
- 初音ミク Project mirai 2(2013年)
Nintendo Switch
[編集]- 初音ミク Project DIVA MEGA39's(2020年)
PCゲーム
[編集]- アウトラン2006 (en:OutRun 2006: Coast 2 Coast)
- バーチャスカッド (『バーチャコップ』移植)
- バーチャスカッド2 (『バーチャコップ2』移植)
- バーチャファイター (1,2)
スマートフォンアプリ
[編集]脚注
[編集]- ^ 「アストロシティミニ」発売目前! Hiro師匠&光吉猛修氏に聞く,FM音源に彩られた1980~1990年代セガ・サウンドの裏側
- ^ Hiro師匠&光吉猛修インタビュー2/4回 Page1(GA-COREより)
- ^ 『週刊ドリームキャストマガジン』2000年10月13日号92頁
- ^ ビデオゲームの語り部たち 第2部:「バーチャファイター」のプロトタイプに込められた石井精一氏の人生
- ^ R&Dスタジオ分社再編(当社統合)に関するお知らせセガ 2004年5月18日
- ^ セガグループの再編及び新会社設立のお知らせセガプレスリリース 2015年2月12日
- ^ グループ内組織再編とそれに伴う一部子会社の名称変更に関するお知らせセガサミーホールディングス 2015年2月12日
- ^ セガグループ再編により,セガを分社化して新会社3社を設立。コンシューマ事業部門はセガネットワークスを吸収合併してセガゲームスへ4Gamer.net 2014年2月12日