2016年のバレーボール
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2016年のバレーボールでは、2016年のバレーボール関連の出来事をまとめる。
できごと
1月
3月
- 12日・13日 - Vリーグのプレミアリーグはプレーオフ決勝が行われ、12日に行われた女子は久光製薬スプリングスが日立リヴァーレをセットカウント3-1で破って優勝[3]。翌13日に行われた男子は豊田合成トレフェルサがパナソニックパンサーズをセットカウント3-2で破って優勝[4]。
5月
- 5日 - 第65回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会の決勝戦が行われ、JTがアベック優勝を飾る。男子はJTサンダーズがジェイテクトSTINGSを3-0のストレートで下し12年ぶり3回目、女子はJTマーヴェラスがNECブルーロケッツをフルセットの末3-2で下して2年連続4度目の優勝[5][6]。
- 21日 - リオ五輪女子世界最終予選で、日本はイタリアにセットカウント2-3で敗れたが、勝ち点1を獲得し4位以内が確定。4大会連続の五輪出場が決定した[7]。
6月
- 2日・3日 - リオ五輪男子世界最終予選で、日本は2日に行われたVSオーストラリア戦でセットカウント0-3のストレートで敗戦し、リオ五輪の出場権を逃したことが確定[8]。この責任を取って男子強化委員長である小田勝美が翌3日に辞任を表明した[9]。
- 27日 - 日本バレーボール協会はリオ五輪に派遣する女子代表を発表。主将を務める木村沙織ら12名を選出したが、代表候補の一人に挙がっていた古賀紗理那はチームの方針により落選した[10]。
- 29日 - リオデジャネイロオリンピックから国際ルールが変わるのに備え、日本バレーボールリーグ機構がビデオ判定(チャレンジシステム)に関して、7月のV・サマーリーグでの試験導入後に、バレーボール2016/17Vプレミアリーグの男女全試合とV・チャレンジマッチの一部試合での正式導入を予定していることを発表した。「ボールのイン・アウト」と「ブロッカーのボールコンタクト」のみが対象で、要求は各チーム1試合に2回失敗するまで可能[11]。
10月
- 25日 - 日本バレーボール協会は、東京都内で理事会を開き、日本代表の監督人事を一新することを決めた。女子は8年務めた眞鍋政義の後任に中田久美(久光製薬スプリングス監督)、男子は南部正司の後任に中垣内祐一(堺ブレイザーズ部長)をそれぞれ選出したと発表[12]。これを受け久光は中田氏を「総監督」に退け、後任として堺で中垣内とも関係が深かった酒井新悟を招聘した[13]。
12月
- 22日 - 日本バレーボールリーグ機構は、次期男子日本代表監督で11月9日に広島県内で重傷人身事故[14]を起こした中垣内祐一をけん責処分に、また中垣内が所属する堺ブレイザーズ社長の藤田倫之を厳重注意とした[15]。
その他
リオデジャネイロオリンピックからインドアで国際ルールが本格的に見直された形での運用を開始した。
- チャレンジシステムの導入(前述)
- 第4セットまでの8点・16点先取時自動的に取られたテクニカルタイムアウトを廃止(1セットあたり2回まで任意にタイムアウトを取れる仕組みに戻される)
結果
国際大会
国内大会
日本
- 第68回全日本バレーボール高等学校選手権大会(春高バレー)
- 2015/16プレミアリーグ
- 男子決勝 豊田合成トレフェルサ 3 - 2 パナソニック・パンサーズ(初優勝)
- 女子決勝 久光製薬スプリングス 3 - 1 日立リヴァーレ(2年ぶり5回目)
- 2015/16チャレンジリーグ
- 男子優勝 - 富士通カワサキレッドスピリッツ
- 女子優勝 - JTマーヴェラス
- 男子チャレンジⅡ優勝 -VC長野トライデンツ
- 女子チャレンジⅡ優勝 -トヨタ自動車ヴァルキューレ
- 黒鷲旗全日本選抜
- 男子決勝 JTサンダーズ 3 - 0ジェイテクトSTINGS(12年ぶり3回目)
- 女子決勝 JTマーヴェラス3 - 2NECブルーロケッツ(2年連続4回目)
死去
出典
- ^ “東福岡、サッカー部員も応援に駆けつけた! 2連覇達成/春高バレー”. サンケイスポーツ. (2016年1月10日) 2016年1月11日閲覧。
- ^ “女子、下北沢成徳が3大会ぶりV 男子は東福岡連覇 春高バレー”. 産経新聞. (2016年1月10日) 2016年1月11日閲覧。
- ^ “2015/16V・プレミアリーグ女子大会 V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ”. Vリーグ. (2016年3月12日) 2016年3月12日閲覧。
- ^ “2015/16V・プレミアリーグ男子大会 V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ”. Vリーグ. (2016年3月13日) 2016年3月13日閲覧。
- ^ “JTが男女アベックV 黒鷲旗バレー”. 朝日新聞デジタル. (2016年5月5日) 2016年5月5日閲覧。
- ^ “男女ともJTが制覇 バレー全日本男女選抜”. スポニチアネックス. (2016年5月5日) 2016年5月6日閲覧。
- ^ “サオリン、リオ切符!伊に敗戦も2セット奪取で4大会連続五輪”. スポニチアネックス. (2016年5月22日) 2016年5月22日閲覧。
- ^ “男子バレー、日本は五輪出場できず 豪にストレート負け”. 朝日新聞. (2016年6月2日) 2016年6月2日閲覧。
- ^ “男子バレー:小田強化委員長が辞任へ リオ五輪逃し引責”. 毎日新聞. (2016年6月3日) 2016年6月3日閲覧。
- ^ “20歳エース古賀は落選…課題はディフェンス力”. スポニチアネックス. (2016年6月27日) 2016年6月27日閲覧。
- ^ ビデオ判定システム(チャレンジシステム)の導入について - バレーボール Vリーグ オフィシャルサイト、2016年6月29日
- ^ 【バレーボール】中田久美、中垣内祐一両氏の代表監督選出を発表 産経ニュース 2016年10月25日
- ^ 『久光製薬スプリングス総監督、新監督就任のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)久光製薬スプリングス、2016年10月25日 。2016年10月30日閲覧。
- ^ 次期男子代表監督・中垣内氏「深く猛省」当面は個人の活動を自粛 - スポニチアネックス、2016年11月12日配信、2016年12月23日閲覧
- ^ 中垣内氏にけん責処分 来春男子バレー代表監督就任予定 - スポニチアネックス、2016年12月23日閲覧
- ^ 『【訃報】元全日本女子バレーボールチーム監督 船山浩志さん(81歳)逝去』(HTML)(プレスリリース)日本バレーボール協会、2016年9月11日 。2016年9月15日閲覧。