コンテンツにスキップ

PINKY

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。35 41 36.5 N 139 44 59.2 E (会話 | 投稿記録) による 2021年9月19日 (日) 05:26個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (リンク修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

PINKY(ピンキー)は、集英社が発売していた10代後半から20代の女性向けファッション雑誌。毎月23日発売(日祝日の場合は21 - 22日)。

概要

2004年8月23日創刊、2009年12月21日発売の2010年2月号をもって休(廃)刊[1]。ターゲット、出版社が共通し、2015年現在も発売されている「non-no」とともに、「SEVENTEEN」の上位雑誌として創刊された。

前段階のプロト版として2003年に年2回発売された「esty+」(エスティプラス)のメインキャラクターで、ともに「SEVENTEEN」のずば抜けた人気モデルであった徳澤直子鈴木えみのうち、鈴木をアイコンとして起用した。鈴木は創刊号から最終号までの大多数(全65回中42回)の表紙を飾った。

タイトルのPINKYとは『僕の愛しい人』を意味するアメリカ西海岸の言葉で、「SUPER GIRL'S MAGAZINE」をスローガンとしていた。

「non-no」と比べると、ギャル色が強く、赤文字雑誌のひとつとされることもあった。海外芸能人のスナップ記事や欧米ラグジュアリーブランドの商品掲載も多くみられたほか、鈴木えみに限らず、木下優樹菜佐々木希など、モデルのテレビ番組への出演機会が多いのもこの雑誌の特徴であった。休刊後は「non-no」がこの系統を一部引き継いだ。

専属スタイリストはトラ(竹虎恵美)・かお(井関かおり)。

読者モデルとして「ファッションにもビューティーにも恋にも貪欲な専属セレブ読者集団」をキャッチコピーとするSPK(スーパーピンキーズ)が存在した。

モデル

休刊後、誌面に登場したモデルは「non-no」「MORE」など同じ集英社でターゲットが異なる雑誌、または「ViVi」などターゲットを同じくする他社の雑誌に登場している。

レギュラーモデル(休刊時点)

メインキャラクター - 鈴木えみ

過去の専属モデル

プリンセスPINKYオーディション

2005年
2006年
2007年
2008年
2009年

発行部数

発行部数(2008年4月以降)(社団法人日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月
2008年 190,000 部 190,567 部 180,000 部
2009年 186,667 部 163,334 部 193,334 部 193,334 部

脚注

  1. ^ 佐々木希も木下優樹菜もガックリ「PINKY」が休刊へ” (2009年9月9日). 2009年9月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年12月30日閲覧。

外部リンク