長者原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動
長者原駅
駅舎(北口)
駅舎(北口)
ちょうじゃばる
Chōjabaru
所在地 福岡県糟屋郡粕屋町長者原東一丁目
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
電報略号 チハ
駅構造 地上駅橋上駅)・高架駅
ホーム 1面2線(地上)
1面1線(高架)
乗車人員
-統計年度-
3,975人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1988年昭和63年)3月13日
乗入路線 2 路線
所属路線 JC篠栗線福北ゆたか線
駅番号 JC  04 
キロ程 19.4km(桂川起点)
JC05 門松 (2.0km)
(0.7km) 原町 JC03
所属路線 JD香椎線
駅番号 JD  11 
キロ程 19.2km(西戸崎起点)
JD10 伊賀 (1.0km)
(1.4km) 酒殿 JD12
備考 直営駅
みどりの窓口
テンプレートを表示
改札口
香椎線ホームからの眺め
篠栗線から香椎線ホームを見上げる

長者原駅(ちょうじゃばるえき)は、福岡県糟屋郡粕屋町長者原東一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)の。粕屋町の代表駅であるが、粕屋町の他の駅である柚須駅の方が利用客が多くなっている。駅番号は篠栗線がJC04、香椎線がJD11

篠栗線所属線[1]とし、香椎線を加えた2路線が乗り入れ、接続駅となっている。また篠栗線は愛称の「福北ゆたか線」の区間に含まれている。

歴史[編集]

香椎線ホームから見下ろした篠栗線ホーム(1993年)

篠栗線の前身九州鉄道と、香椎線の前身博多湾鉄道は、どちらも1904年(明治37年)にこの付近の路線を開通させた。双方とも当初の目的は石炭の港への搬出であり、異なる会社が異なる港へ輸送することを目的としていたこともあり、立体交差となる地点に駅は設けられなかった[2]。地元から立体交差地点に乗換駅を設置することを要望されつつも、国鉄時代には建設が実現しなかった。当駅が設置されたのは国鉄分割民営化がなされJR九州が成立した直後の1988年(昭和63年)3月13日のことであった。なお、現在の長者原駅は駅(停留場)名としては3代目であり、初代は現在の伊賀駅(1904年1月1日開業、1908年10月1日改称)で、2代目は1935年2月5日伊賀 - 酒殿間に設置された停留場(1942年に廃止)であった。

開設当初は、どちらの路線も単線1面の構造であった。2001年(平成13年)に篠栗線(愛称福北ゆたか線)の電化工事が行われた際に、篠栗線の列車交換が可能となるように1面2線にする工事が完成し、合わせて橋上駅舎も供用開始された[2]

年表[編集]

将来構想[編集]

また2017年(平成29年)9月21日福岡市営地下鉄空港線福岡空港駅から当駅までを地下鉄もしくはモノレールで延伸を促進する協議会が粕屋町に発足した[4]

香椎線ホームにある駅名標。音符のイラストは粕屋町のシンボルマーク[5]

駅構造[編集]

篠栗線(福北ゆたか線)用の島式ホーム1面2線の西端上を、香椎線用の単式ホーム1面1線の高架がほぼ直角に立体交差している。篠栗線ホーム上に橋上駅舎を備える。以前は篠栗線側も1面1線であったが、2001年平成13年)10月6日の福北ゆたか線電化にあわせて交換設備が設置された。狭い土地に交換設備を設置したために曲線がきつく、駅構内は一線スルー方式を採用しているが、2番線は60km/h、1番線は博多側の制限速度は40km/h、篠栗側の制限速度は50km/hに制限されている。

基本的に篠栗・直方方面は1番のりば、柚須・博多方面は2番のりばを使用するが、構造上はどちらのホームからも発着出来る。通過列車は2番のりばを通過していく。特にラッシュ時には、博多方面に向かう利用客が非常に多く、当駅から非常に混雑する。

駅員の人数は少ないものの、JR九州の社員が直接配置される直営駅である。これは篠栗線と香椎線の乗換駅としての位置づけから、一方の列車の遅れの際にどの程度まで他方の列車を待たせるかを判断し、指令とやり取りを行う必要からである。このために、JR九州の駅で唯一接続表示灯という列車を待機させるための設備を持つ[2]自動改札機およびみどりの窓口が設置されている。また、駐輪所と階段を利用した自由通路がある。

のりば[編集]

のりば 路線 方向 行先
1 JC福北ゆたか線 上り 篠栗直方方面
2 下り 吉塚博多方面
3 JD香椎線 上り 香椎西戸崎方面
下り 須恵宇美方面

利用状況[編集]

2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員3,975人である[6]

年度 1日平均
乗降人員[7]
1日平均
乗車人員
2006年 5,000 -
2007年 5,500
2008年 5,700
2009年 5,900
2010年 6,300
2011年 6,600
2012年 6,700
2013年 6,900
2014年 7,000
2015年 7,200
2016年 7,400 3,774[8]
2017年 3,891[9]
2018年 3,975[10]

駅周辺[編集]

篠栗線、香椎線の立体交差部に後から設置された駅であるため、住宅地の中のややわかりにくい場所にある。

  • 粕屋町役場
  • 駕与丁(かよいちょう)公園(駕与丁池)
  • 福岡県立福岡魁誠高等学校
  • 粕屋町立粕屋中央小学校
  • サンレイクかすや
  • 福祉センター(粕屋町)
  • 粕屋町総合体育館(かすやドーム)
  • 粕屋町立総合図書館(粕屋フォーラム)
  • 粕屋警察署 粕屋交番
  • 長者原郵便局

バス停は西鉄バス・ふれあいバス(粕屋町福祉巡回バス)ともに当駅から約300m離れた周辺部に点在しており、当駅前に発着するバスはない。

隣の駅[編集]

九州旅客鉄道
JC福北ゆたか線(篠栗線)
快速
篠栗駅 (JC06) - 長者原駅 (JC04) - 柚須駅 (JC02)
普通
門松駅 (JC05) - 長者原駅 (JC04) - 原町駅 (JC03)
JD香椎線
伊賀駅 (JD10) - 長者原駅 (JD11) - 酒殿駅 (JD12)

脚注[編集]

  1. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
  2. ^ a b c d 鶴通孝「日本縦断各駅停車 第5章 門司港から下る2」『鉄道ジャーナル』第492号、鉄道ジャーナル社、2007年10月、 68 - 81頁。
  3. ^ 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2009年3月3日) 
  4. ^ 長者原駅と接続目指す、福岡空港駅…促進協発足-讀賣新聞平成29年9月21日
  5. ^ 福岡県粕屋町公式ウェブページ 町のあらまし・シンボルマーク
  6. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
  7. ^ 粕屋町 町勢要覧 JR各駅別利用状況
  8. ^ 駅別乗車人員上位300駅(平成28年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道 (2017年7月31日). 2017年8月7日閲覧。
  9. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2017年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
  10. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2018年度) (PDF)”. 九州旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]