遠藤武文

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遠藤 武文
(えんどう たけふみ)
誕生 (1966-02-08) 1966年2月8日(52歳)
日本の旗 日本長野県東筑摩郡明科町(現・安曇野市
職業 小説家推理作家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
教育 学士
最終学歴 早稲田大学政治経済学部政治学科卒業
活動期間 2009年 -
ジャンル 推理小説
主な受賞歴 江戸川乱歩賞(2009年)
信毎選賞(2010年)
デビュー作 『プリズン・トリック』
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遠藤 武文(えんどう たけふみ、1966年2月8日[1] - )は、日本小説家推理作家、政治家。2017年10月に安曇野市議会議員に当選。長野県東筑摩郡明科町(現・安曇野市)出身、在住。長野県松本蟻ヶ崎高等学校[2]早稲田大学政治経済学部政治学科卒業[1]

経歴[編集]

中学生の頃からアーサー・コナン・ドイルエラリー・クイーン推理小説を読み漁り、作家への夢を抱いてきた。大学卒業後、広告会社郷土史出版社を経て、損害保険会社に勤務。警察共済組合の保険代理店「たいよう共済」の担当だったことがあり、その時の人脈が警察の描写に役立っているという[3]

2007年11月に放送された松本清張原作のテレビドラマ点と線」に触発されて小説の執筆を始める[4]。2009年、初めて書いた小説『プリズン・トリック』(応募時のタイトルは「三十九条の過失」)で第55回江戸川乱歩賞を受賞。選考委員の大沢在昌は「厳しい点をつけた」「作者の都合が目につきだすところが苦しい」と否定的な評価をしたが、恩田陸は「描こうとしている絵の大きさ、やろうとしていることのハードルの高さに惹かれた」、天童荒太は「小説に対する志は、この候補者が最も高いと感じた」、東野圭吾は「このトリックに挑んだところに志の高さを感じた」と評し受賞が決まった[5]2010年、信毎文化事業財団が主催する第15回信毎選賞を受賞[6]

安曇野市の少子化に懸念を抱き、2017年10月15日投開票の安曇野市議会議員選挙に立候補し、1,334票を獲得し最下位当選[7][8]

作品リスト[編集]

単行本[編集]

警察庁情報分析支援第二室〈裏店〉シリーズ[編集]

  • 炎上 警視庁情報分析支援第二室〈裏店〉(2012年3月 光文社
    • 収録作品:消失 / 黒猫 / 窃盗犯 / 炎上
  • フラッシュモブ 警視庁情報分析支援第二室〈裏店〉(2014年7月 光文社)
    • 収録作品:フラッシュモブ / 場違いな男 / 祝福されない結婚 / 検案 / 密室の熊

警部補城取圭輔シリーズ[編集]

  • 天命の扉(2012年7月 角川書店 / 2014年4月 角川文庫
  • 原罪(2013年12月 祥伝社
  • 龍の行方(2014年3月 祥伝社)
    • 収録作品:被害者は八面大王 / 鬼女の殺意 / 狒狒を許さない社会 / 怨讐の白駒池 / 龍の行方

その他[編集]

  • プリズン・トリック(2009年8月 講談社 / 2012年1月 講談社文庫)- 「三十九条の過失」改題
  • トリック・シアター(2010年6月 講談社 / 2013年7月 講談社文庫)
  • パワードスーツ(2011年8月 講談社 / 2014年8月 講談社文庫)
  • デッド・リミット(2011年9月 集英社
  • 現調(2014年10月 講談社)

アンソロジー[編集]

「」内が遠藤武文の作品

  • ザ・ベストミステリーズ 2010 推理小説年鑑(2010年7月 講談社)「レッド・シグナル」
    • 【分冊・改題】Logic 真相への回廊 ミステリー傑作選(2013年4月 講談社文庫)
  • デッド・オア・アライヴ(2013年12月 講談社 / 2014年9月 講談社文庫)「平和への祈り」
  • ベスト本格ミステリ2014(2014年6月 講談社ノベルス)「フラッシュモブ」

脚注[編集]

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外部リンク[編集]