津軽富士見湖

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津軽富士見湖
津軽富士見湖(tsugarufujimiko) - panoramio.jpg
所在地 青森県北津軽郡鶴田町
位置
面積 281 km2
周囲長 12 km
貯水量 11,000 km3
水面の標高 19.7 m
成因 人造湖
淡水・汽水 淡水
Project.svg プロジェクト 地形
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津軽富士見湖(つがるふじみこ)または廻堰大溜池(まわりぜきおおためいけ)は、青森県北津軽郡鶴田町に存在するため池である。 2010年(平成22年)3月25日農林水産省ため池百選に選定された[1]

特に堤長は延長4.2 km日本最大の長さである。

岩木山(津軽富士)の見晴らしが良いために、古くから「津軽富士見湖」の愛称で親しまれる岩木山を水源とする自然流水の貯水池で、青森県下最大の人造湖である。廻堰大溜池は、この貯水池の正式名称である[2]

津軽富士見湖には、タンチョウヅルが飼育されている湖畔の丹頂鶴自然公園と、富士見湖パークとを結んでいる「鶴の舞橋」とよばれる橋が架かっている[2]

歴史[編集]

  • 1660年(万治3年)、津軽藩津軽信政により、西津軽の新田開墾灌漑用水源として築造された。
  • 1943年(昭和18年) - 1969年(昭和44年)に実施された国営西津軽一期農業水利事業によりかさ上げおよび改修工事がなされた。
  • 1989年(平成元年)度 - 1994年(平成6年)度には、県営つがる富士見地区農業水利施設高度利用事業で「鶴の舞橋」等を整備した[3]

周辺[編集]

  • 周辺は鳥獣保護区に指定され白鳥ガンカモ渡り鳥越冬地となっている。かつては、タンチョウヅルも飛来したといわれている[2]
  • 湖畔には津軽富士見温泉があり、町で飼育する丹頂鶴も見る事が出来る。
  • 湖には樹齢150年以上の青森ヒバを使用した日本一長い木造のアーチ橋鶴の舞橋」(全長300 m)がある。3連の木造太鼓橋で、アーチの中間2箇所には高床式の休憩所が設けられている[2]。名の由来は、「鶴が舞うごとくに美しい」という意味が込められており、休憩所を鶴の胴体に見立てると、アーチ状の橋梁部が鶴が羽を左右に広げているようにも見えることが特徴である[2]
  • 毎年つるた祭り開催時には、全国へら鮒つり大会が行われ、全国各地から釣人が集まっている。

その他[編集]

  • 5月5日には「富士見湖一周マラソン」が開催される。
  • 8月16日にはつるたまつりのイベントとして「富士見湖花火大会」も行われる。

アクセス[編集]

道路[編集]

路線バス[編集]

  • JR五能線五所川原駅陸奥鶴田駅から弘南バス「五所川原~鶴田線(廻堰経由)」で「廻堰十文字」バス停下車後、徒歩10~15分。
  • 2016年6月23日から特定日に限り、陸奥鶴田駅前⇔富士見湖パーク駐車場間に有料の連絡バスが運行される。詳細は下記外部リンク『青森県鶴田町観光ウェブマガジン「メデタイ・ツルタ」』を参照。

脚注[編集]

  1. ^ 廻堰大溜池
  2. ^ a b c d e ロム・インターナショナル(編) 『道路地図 びっくり!博学知識』 河出書房新社〈KAWADE夢文庫〉、2005年2月1日、83-84頁。ISBN 4-309-49566-4
  3. ^ 先人が残した歴史的水利施設・廻堰大溜池

外部リンク[編集]